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第1問です*)問1のほうが複雑です.ベンズアルデヒドの構造をもつのか、加水分解でギ酸ができるのかで試行錯誤で考えます。メタセシス反応は聞きなれないですが,補足説明があるので,問題ないでしょう.*)問1は北大やや難,問2は北大標準レベルです.
こんにちは!ウーパーです。いきなりですが、アセトアミノフェンについて知っていますか?有機化学を学習している人は、問題でアセトアミノフェンという言葉を見かけたことがあると思います。また化学を学習していない人も、頭痛薬を買った際に、箱に表記されているのを見たことがあると思います。今回は、アセトアミノフェンについて説明します。①アセトアミノフェンとは熱を下げる「解熱」と、痛みを緩和する「鎮痛」という2つの作用を持つ解熱鎮痛剤の代表的な成分の1つです。風邪やインフ
ベンゼンをNaやLiで還元して1,4-シクロヘキサジエンを得る反応をBirch還元(バーチかんげん)という。下に反応機構を示した。まず、一回目の一電子還元によりラジカルアニオンが生じる。ラジカルアニオンは18個(!)の共鳴構造式で表すことができる(書くのが大変なので以下の議論ではすべての共鳴構造式をいちいち書かないことにする)。このラジカルアニオンは、系内に存在するアルコール(多くのケースでt-BuOHが使用されるがエタノール等でもよい)によりプロトン化され、ラジカル種を与える。さらに二回目の
2023/08/26第3問です.構造決定は見慣れない構造のものです.11~15の評価は河合塾:標準、標準,やや易,標準,やや難駿台:標準,やや易,やや易,やや難,やや難代ゼミ:(標準)東進:標準,標準,やや易,標準,やや難です.2025/02/0515の構造式を訂正しました.*)15A(上図のY)の構造式は下記になります