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こんにちは、マティです。今回は、私がここ数ヶ月でやってきた大学有機化学の勉強を見つつ、その反省・振り返りをしていこうと思います。初めに、使用している教材について触れておきます。<使用教材>ブラウン有機化学(上・下)これを使っている理由はただ一つ。大学(京大)でこれを使うからです。説明は分かりやすいです。ただ、本当に困ったことに(独習に向かないことに)、答えがありません。例題の答えのみです。なので、説明に舞い戻ったり、例題と照らし合わせてみたり、ネ
感想記事続きますよ!今回は1日講座ですので。8/29:50-12:4013:40-16:30有機化学演習(黒澤)お茶の水2号館というわけで。市谷ではSC〜SDが黒澤先生かな?通期で受けてたら&友達のススメで、構造決定問題を得意になるにはこの講座だ!!!と言われました。そして黒澤先生も勧めてたので取りました笑(日程的に被ってて、どうせ電磁気だからラスト1日はやめて有機化学演習出ようって思ってたらやっぱり出たくなって苑田受けにいったので午前は私うけてません、その上での感想です
高校の同級生(国立理系コース)の中に、ポッターと同じ最寄り駅の男子が2人います。先週は横国の子に、今日は電通の子に偶然会ったみたい横国の子は朝だったから電車で少ししか話せなかったけど、電通の子は帰りだったので駅で30分くらい話し込んだらしい(^^)どちらの大学も、忙しくて大変そうです。やっぱり理系はどこも、課題が多いんですね電通は、物理の授業が多いみたい。数学の授業も多く、内容も難しくて聞いててもよくわからないと言ってたらしい。やっぱり、高校とは全然違いますね~ポッタ
こちらは強い風は吹いていますが、雨も降っていなく、晴れています。大きな被害が出ませんように…まだ夏休みの大学が多いようですが、敬老の日である今日もめーこちゃんの大学はお休みではありません。1限から4限まで講義です💦しかも月曜日の1限は1番遠い講義棟なので、いつもより1本早い電車で行きました🚃𓈒𓂂𓏸(デカリン)頑張れ、めーこちゃん
本日私は予定通り、持ち家一戸建ての方に帰ってきているので、そらの勉強の様子はわかりませんが、さっき電話した時は寝てなかった取り敢えずは良かったです。次元低い話ですみません。今日そらは昼ごはんを食べた後、鉄緑の自習室に行って四時まで勉強したそう。もう少し長くいたらいいのに、、と思いますが、まぁ自習室に行くだけでそらにしたら凄く成長したので良しとします。次元低い話ですみません。来週、学校で有機化学のテストがあるそうです。そらは「こんなけ化学やってるから、ここでは結果を残したい!」と意気
第1問が有機化学です。Ⅱは,知る人ぞ知る、シクロヘキサンです。Ⅰ、Ⅱの難度は,駿台やや難、やや難河合やや難、やや難代ゼミやや難、やや難東進難、標準の評価です。アやや易,イ標準,ウやや易,エ標準,オやや難カやや易,キやや易,ク標準,ケやや難,コやや難,サやや難有機化学入門で学ぶ内容なので,入試に出すなら出すで,予告するのが親切だと思います。
本日は機嫌よく起きたそら。(いつもより1時間くらい遅かったが)良かった昨日の夜は疲れと眠たさで今日の予定が立てられなかったので、起きてすぐ立てていました。相変わらず不完全んな予定表ですが、取り敢えず立てる心意気だけはヨシとします。さて、化学が思ったより進んでいない様子。河野ISMの無機化学講座は取り敢えずインプットにのみ活用しているので、次はアウトプットするのにもう一度見直す予定だけど(講座内で問題をとく時間があります。)一回目の視聴すらまだまだ終わらず、、9/32しか終わってないよ
◎化学特講Ⅲ担当:増田重治[概要]駿台化学科特講シリーズの一つ。有機化学の芳香族までの範囲を扱う。有機化学は増田先生の十八番なので受講価値は非常に高い。[テキスト]おそらく関西作成のテキスト。要項、EXERCISE、演習問題、自習問題から成る。演習問題は国公立を中心に10題あるが、悪問が入っていることもある。また自習問題は多すぎてやりきるのは困難を極めるので余裕のある人以外は過去問を解くべき。個人的な意見だが、配布プリントの方が説明も詳しく(電子論の話はテキストにあまりない)
regio選択性その3Diels-Alder反応の基礎9で述べた下式のようなregio選択性は、フロンティア軌道相互作用を使っても説明できる。この反応で重要な役割を果たしているフロンティア軌道は、ジエンのHOMOとアルケンのLUMOである。それぞれの分子軌道を作っている元の原子軌道部分(蝶ネクタイのような部分)を分子軌道のローブと呼ぶ。ジエンのHOMOやアルケンのLUMOの各ローブの大きさは、すべてが同じ大きさ(下図A)になっているわけではない。実際には、BやCに示したように、異なる
regio選択性(位置選択性)その1Diels-Alder反応においてジエンとアルケンが反応する際の「向き」に関する選択性は、regio選択性(regioselectivity)と呼ばれる選択性の一種である。たとえば、一番上の反応式のようにジエンとアルケンは反応し、2番目の式のような反応は不利である。regioselectivityの日本語訳は、1986年の「文部省学術用語集(南光堂)」によれば、「レギオ選択性」である。丸善の「第2版標準化学用語辞典(2005年)」でも「レギオ選択性
英語で論文を書いたり、英語の発表スライドを作成したりするときに、文字の間の「スペース」の空け方を意識してください。2ミリリットルを表すときは悪い例:2mL良い例:2mL24時間を表すときは悪い例:24h良い例:24h数字と単位の間には半角スペースが必要です。例外は%です。良い例:95%ただし%については、他の単位と同様にスペースを入れるべきだ、という考え方もある、ということは知っておいてもいいかもしれません。有機化学の分野では、%の前にスペース
PPh3などのホスフィンによって酢酸パラジウム(Pd(OAc)2)などのPd(II)が還元されて、Pd(0)になる。反応機構:palladiumacetatephosphine関連文献Buchwald,S.L.etal.Org.Lett.2008,10,3505.
化学反応に用いる試薬を、触媒量ではなく、1当量以上用いる場合、その反応を化学量論的と言い、「化学量論量の試薬を用いる」などの表現をする。化学量論的の英語はstoichiometricである。この化学量論量という言葉の代わりに、当量という言葉が使われている例をしばしば目にする。例えば「この反応では当量の酸化剤を用いた」などの言い方である。当量という言葉はもちろん通常は「1当量」とか「2.5当量」というように、量の単位として使用されているし、実際の使用例を見ても、数字の後ろに置かれる形で頻繁に使用
(1)同じ色の線は平行に描く。(2)アキシアルの3本を平行に描く。(3)下の方のアキシアル3本も平行に描く。(4)エクアトリアルの2本を、赤いC-C結合と平行に描く。(5)同様に、エクアトリアルの2本を、赤いC-C結合と平行に描く。(6)残りのエクアトリアルの2本を、赤いC-C結合と平行に描く。できあがり。chairconformation立体配座有機化学勉強会大学生向けの有機化学の基礎です。大学に入って初めて有機化学を学ぶと、イメージしにくいトピ
SN2置換が起こるsp3炭素が不斉炭素であるような求電子剤は、反応が起こるときに立体配置の反転が見られる。例として、(R)-2-ブロモオクタンと硫化水素イオンとのSN2反応を上に示した。置換が起こる不斉炭素は、あたかも傘が反転しておちょこになるように、SN2反応の過程で立体配置の反転を起こす。この反転の現象はWalden(ヴァルデン、あるいはワルデン)反転と呼ばれる。
アニリン塩酸塩はニトロベンゼンの還元(酸素を失い、水素を得ること)により生成します。反応式は2C6H5NO2+3Sn+14HCl→2C6H5NH3Cl+3SnCl4+4H2Oとなります。この式を覚えてもいいんですが、忘れます。なので、半反応式を使った反応式の作り方を紹介します。ニトロベンゼンによって、アニリン塩酸塩が生成する反応は、ニトロベンゼンの還元反応と、スズ(還元剤)の酸化反応によって、行われます。ニトロベンゼンの半反応式は
共鳴を表す矢印には、両端に矢がある「両矢印」を使う。これを、平衡を表す矢印(2本の矢印を互いに逆方向に書く)と混同しないようにしたい。図の、上の式が共鳴であり、下の式が、平衡である。共鳴では、原子の位置は動かない。
結合を波線で書くことがある。(図中、青矢印で示した。)以前は、これは、立体異性体の混合物であることを示していた。つまり、上に示したひとつ目の例では、波線は、「くさび型結合」と「破線結合」の両方を意味している。ふたつ目の例では、波線によって、「トランス」と「シス」の混合物であること示している。ただし、混合比が1:1であるとは限らない。現在も、混合物であることを示している場合が多い。しかしIUPACの2006年の推奨では、波線は「立体が不明」であるときに使う、とある。したがって、混
分子をひっくり返したときの「実線くさび形」と「破線くさび形」の関係【ルール1】左側の構造式を“裏側”から見たような構造式が、右側のものである。縦方向の軸の回りに180度回転したことになる。このとき置換基AとBの左右関係は当然入れ替わる。さて、CとDはどう変わるか?手前にあった(up、つまり実線くさび形結合の)Cは向こう側に(down、つまり破線に)なり、向こう側にあったDは、手前になる。【ルール2】左側の構造式を上下ひっくり返したような構造式が、右側のものである。横方向の軸の回
Diels-Alder反応は「立体特異的」に進行する。立体特異的であるとは、出発物質の立体異性体の種類によって、生成物の立体化学が決まる、ということである。上の(a)(b)の例のように、アルケンの(E)体からは、2つの置換基がtransとなるシクロヘキセンが生成する。逆に、アルケンの(Z)体からは、2つの置換基がcisとなるシクロヘキセンが生成する。(c)(d)のように、ジエンの立体化学も、生成物の立体化学に反映される。ジエンの2つの二重結合の立体化学が(E,E)なら、生成物の2つの
電荷をもつラジカル種を「ラジカルイオン」といい、「ラジカルカチオン」や「ラジカルアニオン」がある。しかしこれらの化学種の表記に関して、いくつかのパターンが文献上で混在しており、混乱を招いている。例えば用語については、「ラジカルカチオン」「ラジカルアニオン」でなく、「カチオンラジカル」「アニオンラジカル」という表記もたびたび目にする。また、化学式の表記では、以下のような、数種類の表記法が出回っている。そこで、IUPAC(国際純正・応用化学連合)ではどのような表記を推奨しているかを調べ
reference:Rudisill&Stille,J.Org.Chem.1989,54,5856.Pdpalladiumchloridecyclizationofalkynylanilideindole
について、動画にしてみた。無料で構造式を描けるmolview(https://molview.org/)の使い方無料で構造式を描いて、画像としてダウンロード保存等ができるmolviewの使い方です。実に有用でしかも無料。使わない手はありません。molviewhttps://molview.org/中高生、化学系職種必須です・・・多分。【この動画に登場する操作】0:16画面のクリア0:23ビューの変更###0:35モデ...youtu.beという表題の通りです。ああ、おは
複数個の不斉炭素原子等のキラル中心をもつ分子において、そのうちの一つのキラル中心の立体配置だけが逆になっているジアステレオマーを「エピマー」という。ある分子が、そのエピマーに変わる反応を「エピマー化」という。英語がepimerizationであるため、日本語でつい「エピメリ化」と言ってしまうが、「エピマー化」が正しい。有機化学勉強会大学生向けの有機化学の基礎です。大学に入って初めて有機化学を学ぶと、イメージしにくいトピックにたくさん出会うと思います。そんなときに気軽に見てみ
t-BuLiを用いるLi-Br交換では、生じるt-butylbromideが脱離反応を起こしやすいので、2当量のt-BuLiが必要となる。lithium-bromineexchangewitht-butyllithium
acidchlorideDMFoxalylchlorideVilsmeierreagent
SN1反応とSN2反応における反応座標・エネルギー相関図を上に示した。(a)SN1反応は、カルボカチオン中間体を経由する。中間体は、ある程度の寿命を持ち、エネルギー極小(エネルギー「最小」ではない)の状態である。(b)SN2反応は、図に示したような遷移状態を経由して、一段階で進行する。「遷移状態」と「中間体」とを混同しないように。遷移状態とは、反応の途中に現れるエネルギー極大の状態であり、直接観察はできないほど短寿命である。参考:SN1反応SN2反応
エンド則その2下に示したDiels-Alder反応では、エンド体が優先して生成する。エンド体が優先して生成する理由は、二次軌道相互作用にある、と考えられている。二次軌道相互作用とは、結合生成はしないが、遷移状態の安定化には寄与する、軌道間の相互作用のことである。下図のように、エンド体を与える遷移状態では、ジエンの2番目の炭素のπ軌道と、アルデヒドのカルボニル炭素の位置のπ軌道との間に二次軌道相互作用がある。その二次軌道相互作用のため、遷移状態が若干安定化され、反応が速くなる。一方、エ
化学用語に頻繁に出てくる「てんい」という語の漢字には、「転位」と「転移」があります。クライゼン転位、コープ転位、シグマトロピック転位などは「転位」ですが、アシル基転移、転移RNA、転移酵素などは「転移」です。相転移も「転移」です。英語のrearrangementに相当するのが「転位」で、transferやtransitionに相当するのが「転移」ということになりそうです。
今回は化学の選定教材についてのブログ.そもそも高校化学では3つの分野に化学を分けている.それは,理論化学,無機化学,有機化学の3分野だ.まず,理論化学は大学になると物理化学という分野になる.よって,この分野は物理的な思考を多く要すので生物選択者には多少取り組みにくい分野でもある.しかし,物理選択者にとっても物理ほどの体系性を持っていないので,苦手意識を感じる生徒も意外と多い.しかし,化学反応の理論を扱っている分野であるので,この分野のマスターは必須である.次に,無機分野は,無機物の