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中島哲也監督作品は好きで、「X'smap~虎とライオンと五人の男~」(2004)以降、単独監督作品は全部見ているのですが、どちらかというと映像で魅せる監督と感じていたので、今回の重厚なドラマ演出はちょっと驚きました。嫌われ者の探偵・米本(佐藤二朗)が殺されました。彼を知る大手探偵社オーナー・寺西(役所広司)はこの事件の調査に乗り出し、元部下でフリーランスの探偵・佐竹(西島秀俊)に依頼します。バディとして探偵スクールの生徒・聡子(満島ひかり)が付けられました。佐竹は優秀な探偵ですか酒
今日こそは面会にくると思ったけどママだけだった。8歳のボクは血液抗体欠落症。ガラスに囲まれた無菌室で黒いゴム手袋越しにママと握手。ハグもキスもガラス越し。犬の毛並み、触り心地ってどんなだろう?動物園のシロクマはどんな風に動くの?暖炉の炎もみたことがない。だけど一番のお願いは…クリスマスを家族ですごすこと。ラスト・クリスマス1978年フィリップ・オットーニ監督スヴェン・ヴェルサッチクリストファー・ジョージゲイ・ハミルトンラウラ・トロッター70年代に次
まずは「映画ちいかわ人魚の島のひみつ」を観た感想を書きます。アニメ化として100点満点じゃないかと思います。ナガノ先生の世界観を忠実に再現しつつ、アニメでしかできないたくさんの描写が加わり、原作を読んでいて何が起こるかわかっていてもなお拍手をしたくなる内容になっていました。アニメ化して初めてわかったニュアンスもありましたし…。(ナガノ先生脚本なので、正真正銘の公式見解です。)歌が多い作品でもありますから、IMAXのスクリーンで観て良かったです。セイレーンの歌が綺麗ながらなんとなく不
監督・木下麦、脚本・此元和津也、制作・CLAPというアニメやコミックの新しい才能が力を出し合った作品です。主人公の阿久津実は死期の近い無期懲役の囚人で、空き缶に植えられたホウセンカが話しかけてきました。ホウセンカは、生まれたばかりの赤ん坊と死にかけている人間と話すことができると言います。阿久津は若き日のことを話し始めました。1987年、チンピラヤクザの阿久津は、ほれ込んだ那奈と庭にホウセンカの咲く家で暮らし始めます。那奈には生まれたばかりの赤ん坊・健介もいました。ちょうど日本のバブ
「あの女はやめておけ」姉は弟ラリーに忠告した。だが、当の本人は彼女にゾッコン。「彼女は繊細な人形みたいで守ってやりたくなるんだでもベッドでは火山みたいなんだ!彼女は僕のゴールデンガールさ。結婚するよ」しかし……花嫁の投げたブーケに誰も手を出さない。誘う女ガス・ヴァン・サント監督1995年ニコール・キッドマンホアキンフェニックスマット・ディロンウェイン・ナイトイリアナ・ダグラスケイシー・アフレックダン・ヘダヤジョージ・シーガルティム・ホッパーデ
『8番出口』を観ました。何の前情報もなく観始めたら、息子と娘が「これ、もともとゲームやで」と教えてくれた。個人制作のインディーズゲームでストーリーらしいストーリーはない。地下通路を歩いて異変を探す。異変があったら戻る。なかったら進む。それを繰り返して8番出口から脱出する。……。よくこれ映画にしようと思ったな。ところがですよ。これが見始めたら、なかなかに気になってくる。同じ通路を歩いているだけなのに「え?今の何?」「どっち?どっちなの?」
遂に観ました❗️『ロッキー・ホラー・ショー』カルトムービー扱いされながらも、人気で2005年にアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録された映画❗️もとはミュージカルなんです。なんとなく内容は知っていたのですがホラーとかグロいのとか苦手で見れなかったんです。…でも私の好きな青春映画『ウォールフラワー』でちょこっと出ていて。面白そうだなーって思ったんです。Amazonプライムにあったので、見付けて即効、鑑賞いたしました。1975年、イギリスアメリカのミュージカル・ホラー映画です。試
この作品は、実を言うとテレビアニメ版がハマらなかったので、見るかどうか迷いました。まあ劇場版だと印象も変わってくるかな、と考えて見ることにしたのですが、やっぱり自分には合わない作品でした。ヒロインの幽鬼は、デスゲームの賞金で生活する職業ゲーマーです。ゲームでこれまでの最多クリアは98回ということで、幽鬼は99回クリア達成を目標としています。幽鬼にとって44回目のゲームとなる今回は、孤島で7日間を過ごすというもので、参加者8人は、皆ある程度の経験者が集められていました。水
宇賀那健一監督作品は、これまでに「悪魔がはらわたでいけにえで私」(2023)と「ザ・ゲスイドウズ」(2024)を見ています。この2作は、ストーリーの細部にこだわらないシュールな展開ですが、悪魔だって売れないバンドだって、いいじゃないかという大らかさが魅力でした。今回の主人公は真逆で、自分以外は全く許容せずに殺し続ける殺人鬼です。世界の浄化を標榜(ひょうぼう)したりもしますが、とにかく自分の気に入らない人間=ほぼ他人全てを惨殺しまくります。主人公の九条新介は自称椅子職人で、SNSに自作
「プレイボーイ」と並ぶ成人雑誌「ペントハウス」の創刊者ボブ・グッチョーネが、当時としては異例の高予算1750万ドルを投じて制作したエログロ史劇大問題作の究極版です。監督は「サロン・キティ」(1976)やルキノ・ヴィスコンティ監督の「夏の嵐」(1954)をリメイクした「秘蜜」(2002)で知られ、エロス映画界のヒッチコックの異名を持つティント・ブラス、脚本は「去年の夏突然に」(1959)や「パリは燃えているか」(1966」)のゴア・ヴィダル、音楽はエンニオ・モリコーネの指揮者として活躍し
スパイダーマンのいろんな映画を息子と毎日観てます。それでふとMCU版(新しいシリーズ)に登場するMJ(松潤ヒロイン)がこれまでと随分イメチェンしたなーと思いまして。で、ちょっと調べてわかったのが、イメチェンとかじゃなくてそもそも別のMJだということ😀呼び名こそ新旧オマージュなのか「MJ」で統一されてはいるものの、【旧】メリー・ジェーン【新】ミシェル・ジョーンズで別人😀MCU版はてっきり旧作の焼き直しなのかと思っていたのでびっくりしました🫢🫢
実の所、鑑賞前の期待度は低かったです。というのも本作は公開延期しており、そういう作品は必ず問題を抱えているものです。そして私の予想通り本作は問題のある作品になっています。その上で楽しめた部分もあったので、そこそこという平凡な結果となりました。逆に長年待たされたファンには酷な内容だったかもしれません。なので、先ずは問題点を列挙して、その後に評価部分などを書ければと思っています。私が最も不満に思ったことは完結しなかったことです。明らかにラストが不明な状態で終わり、エンドロール後に続編の
『虹色はちみつ』(2021)監督・脚本梅木佳子音楽岡田春菜主題歌・挿入歌奥田さやか、舞子辻千恵、鈴木咲、森恵美、山下ケイジ、品田誠、大久保藍、深堀久美子、伊藤敬行、他。うどん屋を営む愛情あふれる両親(母・陽子:森恵美/父・伸介:山下ケイジ)に育てられた高校生の高木彩瑛=さえ(辻千恵)。大学は東京へ行こうかと考えている。ある日、彩瑛は街中で男(品田誠)に夢中で子供愛未=あみ(鈴木咲)を邪険気味にしている母親理沙(大久保藍)の親子を見かける。最初は理沙の手を探っていた愛未は
自閉スペクトラム症の兄とその妹を中心に描いた人情ドラマです。兄の大貴は清掃の仕事をしながら独立して暮らし、妹の希(のぞみ)はカウンセラーとして働いています。希は恋人の大貴からプロポーズされるのですが、大貴の病気を聞いた雅也の両親は、兄も同行して挨拶に来てほしいと希望しました。大貴は日常の生活には問題ないのですが、変化には弱くて毎週水曜日の食事会に希が3分遅れただけで混乱してしまいます。また無口と言うか、言葉で表現するのが苦手で、自分の感情や状況を説明したりすることは困難です。
ハヤカワミステリマガジンのミステリベスト10で堂々1位となった前作「ハウスメイド」。刊行当初からシリーズ化が予告され、ミステリファン界隈をざわつかせていた待望の続編がついに登場しました。本作の舞台は前作から4年後。裕福なギャリック家のハウスメイドとして雇われたミリーは、雇い主のダグラスから「何があってもゲストルームには入らないこと」を強く言い渡されます。「静養中の妻ウェンディを煩わせないため」という説明に納得したミリーでしたが、ある日、血に染まったガウンを見つけたことで夫の虐待を疑い始め
<ネタバレなし>Netflix映画TOP10(日本)で7位になってた!😳台湾映画が熱いんです‼️Netflixでは『大濛』(だいもう)のタイトルになってます。邦題は「霧のごとく」で日本でも上映。タイトルの「だいもう」とは台湾語で「濃い霧」「深く立ち込める霧」のこと。台湾映画界最高峰の映画賞である第62回金馬奨にて最多11部門にノミネートされ、大ヒットした映画です。台湾映画来てるのよ‼️以前に紹介した台湾ドラマ👇で主演のツェン・ジンホアが兄役で出演し
今日は祝日だし、水曜日のレディースデイだし、ということで、映画3本はしごして観てきました。広島市のミニシアター、八丁座とサロンシネマには、もともとはしご割引というのがあって、同じ日の2本目は1100円で鑑賞できるんです。ま、今日は水曜日でレディースデイ❗️1100円で観れました。ただし、特別上映の場合は除外です。1️⃣一本目の『かもめ食堂』これはリバイバル特別上映、ということで1600円。何回も観てるし、迷ったんですが、スクリーンで観たことはなかったのと、私自身が"癒し"を求めて
1996年の熊本を舞台に不知火伝説をテーマとした36分の短編アニメーションで、監督はこれが商業アニメデビュー作だそうです。不知火は干潟の埋め立てなどにより、近年見ることが困難になっているということらしいので、この時代設定がなされたのかもしれません。主人公の湊は母親が出て行ってしまったため、父親のマサルと二人暮らしです。マサルは酒に溺れ、死んだ目つきをして廃人同様の生活を送っています。奥さんが出て行ったためにそうなったのか、あるいは昔からそうだったのかは描かれません。いずれにしても自分の
久しぶりに観ました。トム・クルーズ&ニコール・キッドマン主演、ロン・ハワード監督の1992年のアメリカ映画です。ワクワクするし、好きな映画です。映画史上初のパナビジョン・スーパー70mm方式での撮影やエンヤの歌でも話題でした。トム・クルーズ&ニコール・キッドマンは『デイズ・オブ・サンダー』で共演し、トムはミミ・ロジャース離婚し、ニコール・キッドマンと結婚しました。結婚後、初共演した映画なんで、初々しさと息ぴったりでラブラブな雰囲気が出ています。それでは、軽くあらすじ紹介と感想です。
以前から観たかったロシアのファンタジー映画です。Amazonプライムでロシア映画を観た時にお勧めされました。ロシアで大ヒット❗️とあります。今年は午年だし、立春の日に、早速視聴。19世紀につくられたロシア童話の「せむしの仔馬」を元につくられた作品です。「せむしの仔馬」はロシア民話の「金色の馬」「火の鳥」「イワンの馬鹿」をまとめて一つの作品にしたもので、作者は詩人のピョートル・パーヴロウィチ・エルショーフ。ロシアではアニメやバレエ作品として親しまれているようです。子供の頃、東映まんが祭で
半年ぶりぐらいに観ました。前回は確か『教皇選挙』を観た後にこっちも観たくなって鑑賞した覚えが。何回みてもイッキに観てしまいます。小説はこれがラングドン教授シリーズの一作目ですが、映画は『ダ・ヴィンチ・コード』の後に作られたことからその続きっぽくなっています。私は小説は『天使と悪魔』が一番面白いと思ってます。もう読んだのは何十年も前ですが。しかし映画『天使と悪魔』はそれより劣る気がして…なんかちょっとグロいし、苦手なシーンも…でも、登場するベルニーニの彫刻は美しいし、登場する人物も皆好
公式サイト映画『私はあなたを知らない、』オフィシャルサイト8.28(金)全国公開|主演・坂口健太郎×監督・中野量太(『湯を沸かすほどの熱い愛』)10年ぶりの完全オリジナル脚本で描くテーマは、人を愛するということ。そして人を赦すということ。watashiramovie.comこの秋は洋画も邦画もどんどん公開されていきますね、色々と楽しみが増えます。坂口健太郎さん主演のこの映画、観てきました。大変恐縮ですが、暴言吐きます。クソ女↑こいつのせいで巻き込ま
予告編を見た時からミニオンズでクトゥルフ神話?とすごく気になっていました。描かれるのはエピソードゼロ的な内容だった「ミニオンズ」(2015)よりもさらにずっとさかのぼって、メインとなるのは1920年代後半、映画がサイレントからトーキーに変わっていくハリウッドが舞台となっています。ハリウッドの映画博物館で説明員がが観客たちにミニオンズの偉業を語るという構成にとっています。今回はパロディがすごく増えていて、ミニオンズ版最終絶叫計画かと思うほどでした。ただ極めて古い映画のパロディ
中里はるです🎵小さなすきをたくさんみつけて自分の人生をもっと楽しもうご訪問ありがとうございます。2024年に7ヶ月の沖縄生活を終えたら見えてる世界が変わってきましたいまは仕事も楽しくて毎日暮らしてます❤️クリスマスの時期になるといつも観てしまうのが『ラブ・アクチュアリー』でも今年は、こちらを選びました。『奇跡をつむぐ夜』ケンタッキーの小さな町で暮らすシャロンは、気性の激しい、過去に傷を持つ美容師。妻を亡くし2人の娘のために奮闘する男エドと出会ったことで、彼女は新たな
『いつか読書する日』(2005)監督緒方明原作・脚本青木研次田中裕子、岸辺一徳、仁科亜希子、渡辺美佐子、上田耕一、香川照之、杉本哲太、鈴木砂羽、左右田一平、神津はづき、田根楽子、馬渕英里可、山田辰夫、柳ユーレイ、堀部圭亮、江口のりこ、石井洋輔、奥田佳菜子、山口信人、諏訪ひろ代、諏訪太朗、藤田傳、儀間悠吾、相澤滉希、他。すでに両親を失った齢50になる大場美奈子(田中裕子)はずっと地元を離れず、毎朝坂だらけの街を牛乳を配達して回る。それが終わるとスーパーのレジ打ちとして働く。
Amazonプライムでみつけて、暇潰しに観てしまいました。主人公が私のイケメンリサーチ眼にビビッときて✨(表現が昭和過ぎてスミマセン💦)イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの作品です。知らなかったけど。主人公ニコラス・ニクルビーは父親を亡くし、叔父を頼って19歳でロンドンに妹、母と共に出てきます。しかし、叔父さんは裕福ではあるけれども、いい人ではなく。ニコラスと妹ケイトは苦労します。しかし正義感もあり、善良なニコラスとケイト。大変な目に合いながらも、味方をつけて悪い奴らには屈しないので
江戸川乱歩没後60周年記念作品として作られた3作のうちの2作目として公開されました。原作について乱歩自身は「私の一番悪い癖を寄せ集めた様な小説である。」とか「力作には相違ないけれども、下手な力作に終わっている。」というように書いています。まあ、乱歩はめったに自作を誉めないので、割り引いて受け止める必要があって、全体の完成度はともかく、乱歩らしい世界観の作品に仕上がっていると思いました。原作の前半はストーカー殺人のような展開で、GPSも盗聴器もない時代なので、連れ込み宿のふすまを開けて
マイケル・ジャクソンの伝記映画を家族と見てきました。私のマイケル・ジャクソンとの出会いは、中学生の頃。当時好きだったアイドルのメンバーが彼の大ファンでした。背伸びして聴いた洋楽からMTVを知り、ミュージック・ビデオ(たぶん”BlackorWhite”)をTVで見たのが最初だったと思います。そこから遡って、”Thriller”などを見て「すごい!カッコいい!でも、肌が白くなっていくのは何故?」と思った記憶あり。映画、とても面白かったです。マイケル、カッコいい😍私みたいに彼の人生のひと
オーストラリアとニュージーランドによって1982年に製作されたインディーズ・ホラーです。タランティーノが「シャイニング」(1980)に匹敵する唯一の作品と言ったというのがキャッチコピーですが、そこまでの作品とは感じられませんでした。リンダの母親は、邸宅を維持するために養老院を営んでいました。その母親が亡くなり、リンダが帰郷するところから物語が始まります。冒頭で立ち寄る昔なじみの店が終盤でのポイントとなって効果を上げています。リンダは養老院の廃業を考えていますが、一方では新たな入居者
今回はラストも含めて自分なりに解釈したストーリーと設定を記述します。先入観なしに見た方がいい作品と思いますので、見る予定のある方は鑑賞後の閲覧をお勧めします。東映のホラーシリーズを連想させる邦題ですが、登場するのは、まともな建造物は教会だけ、他はテントと板で囲った小屋というカルト集団のコミュニティで、村と呼べるほどの規模ではありません。ほぼセリフなしで描かれるので、ストーリーの背景などは見る者の想像に任せられています。ある意味究極の考察系作品と言えるかもしれません。深い森の中