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「マーブル館殺人事件」著者:アンソニー・ホロヴィッツ出版社:創元推理文庫(2025/9/12)創元社HPより引用ギリシアでの生活に区切りをつけ、ロンドンに帰ってきたわたし、スーザン・ライランド。フリーランスの編集者として働いていたところ、予想だにしない仕事が舞いこんできた。若手作家が名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズを書き継ぐことになり、その編集を依頼されたのだ。途中までの原稿を読んだわたしは、作者が新作に自分の家族関係を反映しているのを感じる。ということはこ
「終止符には早すぎる」著者:ジャドスン・フィリップス出版社新潮社(2025/11/28)新潮文庫の「海外名作発掘」シリーズの1冊です。参加した読書会の課題本でした。読書会のおかげで本邦初訳の名作に巡りあえました。先日紹介した『吸血鬼ハンターたちの読書会』を読んで、私も“読書会”というものに参加してみたくなり…人生初の体験をしてきた次第です。少人数でアットホームな雰囲気の中、自由に意見交換を楽しめました。ゲストの編集者さんから、普通は聞けない“本の発掘の経緯”という貴
好きな推理作品はある?>ぜひブログを見てください!▼本日限定!ブログスタンプ「スパイダー・ゲーム」著者:ジェフリー・ディーヴァー出版社:文春文庫(2025/9/3)国家安全保障省の捜査官カーメン・サンチェスの妹が何者かに襲われた。犯人は前日にも男性を殺害しており、事態は連続殺人の様相を呈する。サンチェスは、蜘蛛のタトゥーから「スパイダー」と呼ばれる犯人を、ハッキングや権利侵害事案のエキスパートであるジェイク・ヘロン教授とともに追いつめていく。連続殺人をつな
重い作品なのだろうと予測はしていた。きついシーンもあるだろうと。キャストは特別ファンではないが、惹かれるものがあって、先週より公開中の映画を観てきた。259回目は「愚か者の身分」闇ビジネスに手を染めた3人の若者の運命を描いた3日間の話。永田琴監督は全く知らなかったが女性と分かって少し驚く。西尾潤氏の同名小説が原作。「ある男」の向井康介氏が脚本。タクヤ(北村匠海)とマモル(林裕太)は、戸籍売買で報酬を手に入れていた。パパ活をする希沙良(山下美月)に加担してもらい、事
京都からの帰りは毎度の映画館へで、今回3回目のMOVIX京都にてファーストキス1STKISS予告編ではうんざりしていたが、評判がいいことも気になっていた出会って1ヶ月で結婚して早15年のカケルとカンナの夫婦、今ではすっかり倦怠期に入っていてお互いの存在を消すような生活だそんなある日、会社帰りに夫のカケルが人助けのために線路上で死亡する衝撃の結末だが世間はもてはやし、取材やドラマ化の話もくるが、別れようとしていた妻は複雑だおまけに3年待
「真犯人はこの列車のなかにいる」著者:ベンジャミン・スティーヴンソン出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン(2025/9/25)ハーパーコリンズ・ジャパン社HPより引用ぼくはアーネスト・カニンガム。まだ駆け出しのミステリー作家だが、きたる推理作家協会主催の50周年イベントになぜか招待された。豪華列車でいく3泊4日の旅には錚々たる作家たちが招かれていて、ぼくは肩身の狭い思いだったが、そのうちの一人が旅の最中、殺害されてしまう。作家陣はもちろん、一般客も誰もが怪しく、何やら秘密
今月初めてのホットヨガ〜からの、グランドシネマサンシャイン池袋ペリリュー楽園のゲルニカ昭和19年のペリリュー島、漫画家になりたい青年田丸はなかなか要領を得ずに叱られてばかり今日も上官から殴られて炊事係に回されたが、隊長から呼ばれ漫画好きなら文章が書けるだろうと功績係を任されることになった戦死した兵隊の家族に状況を知らせる手紙を書く、事実そのものではなく家族が安堵するような、お国のために立派に散ったことを書くそれが功績係の仕事だった戦況
かなり重たい作品を観てからの、引き続き同じスクリーングランドシネマサンシャイン池袋にて君がトクベツかなりの母数の上での高評価だったのでついつい…高校時代にイケメンから手痛く振られた経験を持つさほ子はそれがトラウマとなってすっかりイケメン嫌いになっていたそこへ偶然、手伝っている実家の食堂に今をときめくアイドルグループ、LiKELEGEND、ライクレの一人、桐ヶ谷皇太が立ち寄るすぐに気づいたさほ子はうっかり皇太の綺麗さに見惚れるが自分を戒め