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ガザ地区が大変なことになっている。私の通っている河川敷のゴルフ場の1番ホールにガザ地区と呼ばれる一角がある。1打目、ティーショットをミスって引っかけると丁度いい具合に入ってしまうヘビーラフ地帯。たった10坪程度なんだが。左側に引っ掛けるミスなんて普段は余りしない人でも何故か吸い込まれて行く謎のバミューダトライアングル。みんなで葦をかき分けガサガサとボールを探しに行くことからいつしかガザ地区と呼ばれ恐れられるようになった。とか、冗談言ってる場合じゃねーぞ!ま、いつものヤツど
PIXIV更新しました。今回のPIXIV更新はイラスト:Ladywithaheartofgoldです。星新一先生のショートショート『外見』と『凍った時間』をつなぎ合わせたようなイメージストーリーです。それにあわせて、金ピカボディにサイボーグ化された女社長に見えるイメージ画をブログにあげておきます(手を怪我してしばらく新しい絵が描けないので、ImageCreatorで出力したAI絵のみです)。【AI絵】サイボーグ女社長
星新一気まぐれレビュー31~星新一ショートショート15~本編の前に我が家のプチネタ。今日のお題は「ももたの旅アルバム17」。ここはどこでしょう?と言っても、今日はあまり問題と言えるほどの問題になってない。なぜなら答えがバーンと出ちゃってるから。これです。ちょっと寒いすよもう「OMAEZAKI」って出ちゃってるからね。気を取り直して、正解は「御前崎」でした。正確には「御前埼灯台(おまえさきとうだい)」の下んとこ
3分読書、読んで頂き、ありがとうございます。これまで書いた作品も、読んで頂ければと思います。都市伝説探偵↓都市伝説探偵時間を失うビル消えゆく文字のタイプライター忘れられたSOS影を潜む真実の都市伝説消えたペットを探して消えた建築家の邸宅終わらない夜の物語記憶を食べるカフェ時間を売る店愛するペットへの天空の手紙忘却のカフェ百年目の訪問者忘れられた地下道の住人午前三時の子守歌影を失った男迷子の時間を探す時計屋星空の下で運命のベンチ毒ガ
アマゾン・プライムで「W3(ワンダースリー)」が無料で見られたので第1話と最終話をみた。放送されたのは1965年。アニメも白黒である(^◇^)。原作は、手塚治虫。むかし、「W3」のマンガを読んだことがあってその終わり方に結構ショッキングなものを感じていた。その終わり方がどんなものだったのか忘れてしまったがその終わり方のショッキングさだけが記憶に残っているという、奇妙な感覚だけがあった。幸い、漫画版の「W3」の最終回も読むことが
ボッコちゃん(新潮文庫)Amazon(アマゾン)616円★★★★★久々に読みました、星新一作品。氏の作品の中でも有名なもののひとつ「ボッコちゃん」、ざっくりしたあらすじくらいは知っているけど、ちゃんと読んでおきたいなと思って読んでみました。思いのほかブラックな内容でしたね、それでいてラストはどこかせつなくて。余韻の残る作品でした。しかし、星新一、どの収録作品も一様にクオリティが高い。いや、もちろんショートショートの神様であることは充分承知していますけれど、本当にさす
3分読書、読んで頂き、ありがとうございます。これまで書いた作品も、読んで頂ければと思います。地球の選択-二つの未来チャットオペレーターの秘密逆さの日常選択の木真紅の花では、「百の声を持つ家」を読んでみてください。新しい家を買ったのは、ずっと前からの夢だった。静かな郊外、緑豊かな庭、そして何よりもその歴史を感じさせる重厚な造り。初めてこの家を訪れたとき、何か特別なものを感じた。それはまるで家自体が、自分を迎え入れるかのように温かく感じられたのだ。しかし、引っ越してきてからの
今日は国語塾の授業がありました。小学2年生の生徒さんが、授業の時に私に「すごく面白い本があるんだ!」と紹介してくれたのが、コチラ。きまぐれロボット(角川文庫)Amazon(アマゾン)337円星新一の「きまぐれロボット」(単行本)です。ショートストーリーのため読みやすいようで、「ここまで読んだ!」と目を輝かせながら教えてくれました。この生徒さん、小2の秋以降、ぐっと読書力があがり、学年上の本をよく読むようになりました。先日は、「銭天堂を読みたい!」と言い、小2では読め
ある年のクリスマス・イブ一人の青年が部屋の中にいた。彼は平凡な会社に勤め、平凡な地位にいた。社交的な性格ではなく、恋人も友人もいなかった。それで、クリスマス・イブだというのに一人ヒマを持て余し、退屈そうにしていた。世間ではメリークリスマスだと騒いでるが、俺にとっては少しもメリーなんかではないな……そんなことを考えながら眠りに落ちようとしていた時だった。ふと人の気配を感青年は顔を上げた。そこには、サンタクロースの格好をした見知らぬ老人が立っていた。しかし、言うまでもなく青
ショートショートの神様である星新一の創作法の一つに、二つの異質なものを組み合わせてアイデアを膨らませる、というものがあります。たとえば、『きまぐれロボット』(角川文庫、2006年)所収の一編「花とひみつ」は、「もぐら」と「ロボット」の組み合わせから生まれた物語です。話のあらすじは次のとおり。花が大好きなハナコちゃんは、もぐらをならして花をたくさん咲かせたいと思い、その願望を絵に描く。ところが、絵を偶然手にしたある人物は、勘違いが原因でロボットもぐらを作りはじめてしまい、事態は思わぬ方向に…。
3分読書、読んで頂き、ありがとうございます。これまで書いた作品も、読んで頂ければと思います。地球の選択-二つの未来チャットオペレーターの秘密逆さの日常選択の木真紅の花では、「夢の館」を読んでみてください。日々の仕事に追われる佐藤由紀子は、最近よく悪夢に悩まされていた。夢の中で、彼女は毎晩、同じ邸宅に迷い込む。その館はどこか古びた洋館で、朽ちた木の床板がきしむ音、埃の積もった家具が並ぶ様子が、彼女の不安を掻き立てる。邸宅には無数の部屋があり、由紀子はそのどれもが異様で奇妙な
星新一13冊目。著者にとっては5冊目のSF短編集。未来の世界では、地球人は宇宙の開発に勤しみ、また他の星から地球にやってくるものもいる。地球より進んだ文明をもつ異星人も存在し、そこには不気味な戦いがある。特に印象に残ったのが、『宇宙の男たち』。火星の基地から地球へと向かうロケットに乗っているのは、長年宇宙で活躍していた老人とこれからも宇宙で活躍したいと願う青年。宇宙に憑りつかれた者同士であるが、老人は最後に地球で暮らすことを望んだ。しかし、途中で隕石にぶつかり、ロケットは
3分読書、読んで頂き、ありがとうございます。これまで書いた作品も、読んで頂ければと思います。地球の選択-二つの未来チャットオペレーターの秘密逆さの日常選択の木真紅の花では、「夢のヒーロー」を読んでみてください。田中隆一は内向的な高校生だった。教室の隅に座り、授業が終わるのを待つ日々。クラスメートとの会話もほとんどなく、昼休みは一人で弁当を食べるのが常だった。そんな隆一の唯一の楽しみは、ヒーロー映画や漫画に没頭することだった。彼らのように強く勇敢な存在に憧れながら、自分の平凡
星新一さん風のショートショートの試作(いや、完パクリ?笑)の素案をなんとか一篇は完成しました。わずか3.5枚の作品です。でも、4/7に読解分析を開始して以来、新年度の仕事準備でバタバタしていたせいか、すごく時間がかかってしまいました。一応は、読めば、わかる人には一目瞭然で、星作品のエッセンス満載です。が、肝心のアイデアやオチはもちろん完全オリジナルな新規ものです。応募にはまだ日があるので、ひと月ぐらい置いて、再改稿して3枚に納めます。まだまだショートショート研究は続けますから。
星新一気まぐれレビュー29~星新一ショートショート13~今日も本編の前に我が家のプチネタ行きまっす。「ももたの旅アルバム09」です。ここはどこでしょう?まあ「ああ、あそこか!」となるところではあると思います。ノーヒントで、どうぞ。天気はよくなかったはい、正解は「元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)」です。山口県長門市になります。2015年、アメリカのCNNニュースが発表した「日本の最も美しい場所36選」に取り上げられたこ