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チャンネルNECO9月放送舟木一夫が青春歌謡路線から離れて、本格的文芸作品に取り組んだ意欲作。根強い因習と迫害に傷つきながらも、身分の違う愛を貫いた男女の美しい悲恋物語。封建的な大地主の一人息子・順吉と山番の娘・小雪は恋に落ち、両家の反対を押し切って一緒に暮らし始める。だがそんな幸せな時間も束の間、戦争が始まり、順吉は出征し、小雪も病魔に冒される。1966・日活監督:西河克己原作:大江賢次脚本:西河克己出演:舟木一夫和泉雅子太田雅子志村喬花沢徳衛山本勝
舟木一夫出演映画全リスト【31作品】大映1963.11高校三年生舟田高田美和・倉石功・姿三千子・高橋昌也日活1963.12学園広場船田一夫山内賢・松原智恵子・田代みどり・阿部徹東宝1964.2ジャイアンツ勝利の旗舟木一夫ゲスト出演長嶋英雄・王貞治
舟木さんが髪を切ったのは映画「絶唱」に挑むためだ。断髪式が行われたのは、調布に有る日活撮影所の中。共演する和泉雅子さん。そして日活青春スターの山内賢さんと松原智恵子さん。丁度この時にTV映画「雨の中に消えて」が撮影最中で、放送もされていたが、突然舟木さんの出番が無くなったのを思い出す。本来は秋田から出て来た三人娘の、松原智恵子さん、広瀬みささん、伊藤るり子さんの三人のそれぞれの恋愛問題や生活する姿が描かれる。広瀬さんは上司の菅原謙次さん、同僚の川地民夫さんとの恋心が描かれ、松原さん
テレビドラマでも人気のあった『青年の樹』と『青春とはなんだ』は、テレビより先に石原裕次郎の主演で映画化されています。『青年の樹』(1960年・日活/監督:舛田利夫)は、石原慎太郎の原作を弟・裕次郎で映画化。ヤクザの組長の息子が、混迷した社会に自ら行く道に悩み、苦闘の末に組の後継者になる波乱万丈の青春物語。大学に入学したヤクザ和久組の跡取り・武馬(石原裕次郎)は、生きる道を正しく選べるような学問を身につけたいと思っています。赤坂の料亭の娘で武馬と同じ悩みと目的を持った学友の明子(芦川いづみ)は
本日(7/17)は、昭和の大スター、石原裕次郎の命日である。石原裕次郎は、1987(昭和62)年7月17日、享年52歳という若さで、この世を去った。国民的大スターの、あまりにも早すぎる逝去に対し、日本中の裕次郎ファンが、彼との別れを惜しんで涙を流したが、それから、32年の月日が流れた。なお、上の写真は、石原裕次郎の葬儀でのものであり、マイクを持ち、参列者に挨拶しているのが、裕次郎の兄の石原慎太郎、位牌を持ち、涙を流しているのが、裕次郎の妻のまき子夫人(元女優の北原三枝)、
星と俺とできめたんだ(1965年日本日活)※古い映画なのでネタバレ多めです!ストーリーを知りたくない方は、読まずに閉じてください60年代の「歌謡映画」のブームの波は大波小波、いろいろあってこちらはビッグウェーブ~♪ドドーン!バシャ×2!デビューまもない大型新人2人の青春映画!若き西郷輝彦さんと渡哲也さんの二大競演!若すぎて、誰が誰だかわかんないですね。青山学院大学空手部キャプテンの銀幕デビュー。彼の名前は渡哲也左側手前の縞々の
ランクBの上幼馴染の男女が性の目覚めに戸惑いながら心を通わせていく映画です。何といっても、ラストシーンでの新人だった丘みつ子の体当たり演技に驚かされました。(まさか、まさかの・・・映画を観てね!)今から、50年以上前の映画です。日本人の性の価値観に対する考え方が大きく揺らぎ始めた時代でした。(深夜の日本TV、読売TV番組「11PM」で性解放が堂々と語られ始めていたなあ・・・。親に隠れ
前回に続き映画の話です。1960年にスクリーンデビューし、わずか5年の活動で引退された、日活の女優さんである笹森礼子さん。私が生まれた時にはすでに銀幕の世界にはおらず、もちろんリアルタイムでの活動は知る由もありませんが、その後彼女の出演作を観てその容姿とキュートな演技に魅きつけられました。個人的にはこの時代の女優さんの中ではイチ押しです。当時の女優さんとしては、20歳でのスクリーンデビューは遅いほうではないかと思います。共演もあった吉永小百合さん(写真右から2番目)のちょっと上の世代にな
「刑事物語・東京の迷路」1960年49分日活作品監督・小杉勇出演・益田喜頓、青山恭二古い日本映画で面白そうな作品はないかと探していたら昔、テレビ放送を録画しておいたこの作品が出て来た。東映の「警視庁物語」と同じで、一時間足らずのSP作品。カラーワイドのメインの作品にくっついて、二本立て様に作られていた。この日活の作品、主人公の刑事二人が親子という設定。演じているのは、益田喜頓と青山恭二。ユニークなのはこの親子という設定だけ。内容は「警視庁物語」ほど、練
一宮市開明名古羅(かいめいなごら)にある大人の映画館シネラマパワー。西尾張中央道沿いにあり、独特のブルーの建物がシュールな雰囲気を醸し出し存在感が半端ない!子どもウケしそうなてんとう虫の看板に日活封切館って…ディープすぎる駐車場にはたくさんの車が停まっていました。建物はかなり色褪せて老朽化しているように見えますが、日活ロマンポルノ絶賛上映中のまだまだ現役の映画館造りや建物内部に好奇心を掻き立てられますが、残念ながら入る勇気は持ちあわせておらず断念…2007年3月に閉館した三重県の『元