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雨の中の慾情(2024日本・台湾)監督/脚本:片山慎三原作:つげ義春企画:中沢敏明脚本協力:大江崇允撮影:池田直矢美術:磯貝さやか編集:片岡葉寿紀音楽:高位妃楊子出演:成田凌、中村映里子、森田剛、足立智充、中西柚貴、松浦祐也、梁秩誠、李沐薰、伊島空、李杏、竹中直人①夢のような不思議な世界大雨のバス停で女を犯す夢を見て目覚めた漫画家の義男(成田凌)は、大家の尾弥次(竹中直人)に引っ越し手伝いに駆り出され、福子(中村絵里子)に出会います。艶かしい福子に惹かれる義男ですが、彼女
2024年の大晦日になりましたから、例年通り「キネマ旬報」の読者のベストテンに投票するためにまとめた「マイ・ベストテン」を公開します。その前に12月のまとめですが、12月の後半に見た映画は以下の11本で、12月は月間で24本の劇場鑑賞となりました。2024年の1年間でスクリーン鑑賞した映画はトータル257本です。@伏見ミリオン座『お坊さまと鉄砲』(2023年、監督/パオ・チョニン・ドルジ)『太陽と桃の歌』(2022年、監督/カルラ・シモン)@シネマスコーレ『わたしのかあさん天
4月末、季節外れの雪が降る宵。名家の座敷で、白無垢の花嫁がはにかみ微笑む。花婿は固い表情で迎え、三々九度の盃をかわす。「ともに白髪まで幾久しく添い遂げられますように」祝詞の数時間後、新郎新婦は真っ赤に染まっていた。「本陣殺人事件」高林陽一監督1988年中尾彬、田村高廣高沢順子、村松英子常田富士男、東野英心(画像お借りしました)横溝正史原作の「本陣殺人事件」昔に観たきりだったのでうろ覚えでしたが、これほど独特の映像美だったとは。市川崑監督の映像美はエンターティメント
2022年5月13日公開150分5/15(日)鑑賞2020年本屋大賞受賞「流浪の月」凪良ゆう私のオススメ原作を既読してから、映画鑑賞!初見の人は、細かな描写をスルーしないで、気付けるのかな?と最初に感じましたわかりやすく進んでいく原作は、するすると読んでしまえるのもあります撮り方について子供時代と現在を行ったり来たりします子供の更紗から→大人の更紗へと、時系列どおりでない描写で、迷子にならないかと思いました原作小説を読んでから観ると細かいシーンが作り込
10/29公開ロングラン上映中“追いバトン”する、リピーターがいる作品1回目10/30に鑑賞12/13興行収入15億円を突破しました!!みぃたんの「〇〇」この時の一言が…!あらすじ血の繋がらない親に育てられた森宮優子は、料理上手な義理の父森宮とふたり暮らし。将来や友人関係に悩んでいたその一方で、夫を何度も変えて来た梨花は、愛娘を置いて姿を消した。ある日、優子に届いた1通の手紙をきっかけに、ふたりの物語が交差していく相関図感想血の繋がらない娘を、母となり、父となっ
望月峯太郎が書いた漫画を映画化した作品。一目ぼれした女の子の気を引くためにあっさりとバイク仲間との縁を切り、女の子と同じ水泳部に入部し、その子の気を引くためにオリンピック出場を目指して猛特訓する話だった。面白いのは、オリンピックに出なくても、同じ部活に入部しなくても、バイク友達と縁を切らなくても、その子にアピールする方法は色々あるのに、それらの無駄なことを主人公のカオルがしないわけにはいかないところだ。自分の世界に酔っていて、「愛している」というような気障なセリフを好み、好きであるが故に、相手
2023年11月に香港に行ってきました。観光の一つとして、ハリウッド映画のトランスフォーマー・ロストエイジ(Transformers:AgeofExtinction、2014年)、日本映画のコンフィデンスマンJPロマンス編(2018)のロケ地として、数々の作品に登場して有名になった、モンスターマンションを見てきましたよ。香港らしい、空の仰ぎ方よ。。Monsterbuilding·YickCheongBuilding,King'sRd,QuarryBa
若い頃の加賀まりことザ・スパイダースのリーダー兼ドラマーの田辺昭知(のちの田辺エージェンシーの田邊昭知社長)のグラビア記事。〈撮影の合い間に〝昭坊〟〝まりこ〟と呼び合う二人に、やはりただの共演者同士という以上の何かが感じられた。〝愛の復活〟と見るのは穿ちすぎだろうか〉。〈わらの上でロマンチックな愛の交歓田辺の両手がなんとも気になる〉。…確かに(笑)
零落(2023日本)監督:竹中直人脚本:倉持裕原作:浅野いにお製作:西村信次郎、横山一博、岡本順哉、MEGUMI製作総指揮:福家康孝、栗原忠慶撮影:柳田裕男編集:古川達馬音楽:志磨遼平(ドレスコーズ)主題歌:ドレスコーズ「ドレミ」出演:斎藤工、趣里、MEGUMI、山下リオ、土佐和成、永積崇、信江勇、宮崎香蓮、玉城ティナ、安達祐実①清々しいまでのクズ男モノ漫画家の深澤薫(斎藤工)は最近人気が下降気味。連載も終了し、イラついています。編集者である妻のぞみ(MEGUMI)は人
映画『ミスミソウ』後編■タエちゃんは…🔻優しいドメおに唇を許す野咲。🔺卒業したら東京へ出て、一緒に住みたい娘がいると、一緒に住んでいる婆ちゃんに報告するドメお。🔻山でA子達の死体を見つけたおイモ🍠は自分達も殺されるとタエちゃんに電話。「何でタエちゃんは、あそこまで皆に野咲をイジメさせたの?」🔺「タエちゃん……まさか……」。タエちゃんに「死ねよ!」と言われて電話を切られたおイモ🍠は、自分で描いた似顔絵を全て破り捨てます。■本当は野咲のことが🔻バスの停留所で話す2人。野咲「なんでこ
映画「世界の中心で、愛をさけぶ」あらすじ・ネタバレ感想と実話なのか考察!無料視聴する方法も紹介『世界の中心で、愛をさけぶ』は、2004年に公開された日本映画で、白血病を患う女子高生・亜紀と彼女を支え続ける恋人・朔太郎の純愛を描いた感動的なラブストーリーです。片山恭一のベストセラー小説を原作に、監督・行定勲による美しい映像と演技で広asobiba77.biz映画「世界の中心で、愛をさけぶ」あらすじ・ネタバレ映画「世界の中心で、愛をさけぶ」は、愛と喪失をテーマにした感動的なストーリーで
m(__)m関係者の皆様、DVD/BD化に向けて何卒よろしくお願い致します。1位「誘拐」1997年。監督:大河原孝夫…(鑑賞済)この作品、何故ビデオ化しているのに、DVD/BD化はしないのでしょうか?シナリオの出来が抜群、圧倒的な群衆シーン、結末の見事さ、公開時ヒットしなかったのが不思議です。渡哲也としても、代表作です。石原プロの力で、何卒お願い致します。★と、ここまで書いていたら、DVD-東宝DVD名作セレクションにて、2016年7月13日発売、を知りました。本日、購入
©映画『家出レスラー』製作委員会©WorldWonderRingSTARDOM“スターダムのアイコン”岩谷麻優の半生を描く『家出レスラー』にスターダムの向後桃が重要な役で出演している。岩谷にあこがれ、スターダムに参戦後は岩谷のユニットSTARSに加入。現役レスラーながらも映画のオーディションには、一般応募と同じ条件で参加した。そして勝ち取ったGM役のポジション。そんな向後に話を聞いた。――向後選手はオーディションに応募して『家出レスラー』への出演が決まりました。プロレスラーの向後選
【90点】1987年。監督:原田眞人(脚本も)今見ても、手に汗握るガン・アクションの傑作です。10年ぶりに再見。(^o^)英語題:HEARTBREAKYAKUZA暴力団大東連合の若手幹部である早坂修史(郷ひろみ)、闘竜会の会長・木内(安岡力也)殺害でとどめを刺さずに情けをかける。会長の新田(高品格)は修史に目をかけているが、闘竜会との和平工作をすすめる兄貴分の加東(柄本明)は、彼を煙たがっていた。そんな折、新田の娘の結婚披露宴が行なわれ、修史は初恋の相手のメイド・海
まる(2024日本)監督/脚本:荻上直子企画/プロデューサー:山田雅子撮影:山本英夫美術:富田麻友美編集:普嶋信一音楽:.ENDRECHERI./堂本剛出演:堂本剛、綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、戸塚純貴、おいでやす小田、濱田マリ、柄本明、早乙女太一、片桐はいり、吉田鋼太郎、小林聡美①暗くダウナーな精神世界にどっぷり自分の創作を諦め、人気美術家のアシスタントとして働く沢田(堂本剛)は事故で右手を骨折し仕事をクビに。戯れに左手で描いた「まる」がネットで拡散され、いつの間にか彼は
🛫『俺は、君のために死にいく』🛩2007年5月12日日本公開140分🇯🇵日本映画(戦争)監督新城卓脚本石原慎太郎キャスト岸恵子徳重聡窪塚洋介筒井道隆多部未華子渡辺大中村倫也(中村友也)少しの出番ですがじっくり見たら向井理さん出てます映画解説・あらすじ第二次大戦末期、特攻隊基地のあった鹿児島県で隊員たちと交流を持った女性の体験をドラマ化した感動巨編。製作総指揮は東京都知事で作家の石原慎太郎。隊員から母のように慕われた鳥濱トメ本人の口から若者たちの真の姿を聞か
ナミビアの砂漠監督/脚本:山中瑶子製作:小西啓介、崔相基、前信介、國實瑞惠撮影:米倉伸編集:長瀬万里音楽:渡邊琢磨出演:河合優実、金子大地、寛一郎、新谷ゆづみ、中島歩、唐田えりか、渋谷采郁、澁谷麻美、倉田萌衣、伊島空、堀部圭亮、渡辺真起子①一人の女性の生態を捉えるライブカメラ21歳のカナ(河合優実)は不動産会社に務めるホンダ(寛一郎)と同棲中だが、映像クリエイターのハヤシ(金子大地)と浮気中。脱毛サロンで働きながら、特にやりたいこともないカナは毎日を無為に過ごしていましたが、ホン
刃向かう者を斬るのが新撰組。その血の匂いにつられて若者が集まってくる。「剣の腕だけで入隊させるのは反対だ」危惧する声を無視して、美少年を採用。若さと美貌、魔性を秘めた彼をめぐり、隊士たちが色めき立つ。衆道(男色)の嵐が吹き始めた!徐々に噂話や嫉妬が濃くなり、連続殺傷事件にまで発展する。はたして真犯人は?嵐を鎮めるのは誰?「御法度」大島渚監督1999年松田龍平、ビートたけし、武田真治、崔洋一、浅野忠信、的場浩司トミーズ雅、坂上二郎、吉行和子(画像お借りしました)
わたしの幸せな結婚2023年監督:塚原あゆ子あらすじ概要のみ古来から人に害をなす妖怪などを退治してきた異能者と呼ばれる人々が治める世界。異能者の家系でありながら能力を持たない斎森美世は幼い頃に母を亡くし後添いとして斎森家に来た継母と異母兄弟の妹に蔑まれて育ってきた。ある日、妹の婚約を期に美世も名門である久堂家へ嫁に行くことに。ところが久堂家の清霞は変わり者で何人もの嫁候補を追い出しているという。評価★★★☆☆感想昨年、見てるのですが、印象が薄くてあまり覚
どもです!今日(25日)まで、横浜元町は「チャーミングセール」忙しい日々でしたが、9日間のうち6日も雨に降られ、少しも「チャーミング」ではなかったですねえ~今日は、久々の日本映画の紹介!最近はテレビで放映される時代劇が少なくなりましたね。自分が子供の頃は、テレビドラマや東映の時代劇をよく見た記憶があります。時流と言われればそれまでですが少し寂しい気がします。今日の映画は、公開してすぐ海老名の映画館で観ております。その後、レンタルで数回!余韻の残る素晴らしい映画でした〜〜
✳2019年8月6日に投稿したブログを加筆修正したものです。🍀🍀🍀🍀🍀モーリス・ベジャールも、ジョルジュ・ドンも、黒澤明が大好き。私も大好きです。機会があれば、なるべくスクリーンで観たいと思っています。『七人の侍』は、何度観に行ったことか。(近年は午前十時の映画祭で何度か上映されました)でも、ベジャールもドンも残念ながら、黒澤明と深いご縁はなかったようです。横尾忠則さんが、二人と一緒に仕事をしていた時の事を語っていました。二人(ドン、ベジャール)は、いつも一緒で、そこに横尾さん
いつもは韓国ドラマを紹介していますが、今日は日本のドラマを紹介します。まず、ひとつめ、『ライオンの隠れ家』自閉症スペクトラム、児童虐待、DVなど、複雑な問題を一つのドラマに練り込んでいます。柳楽優弥さんをはじめとしたキャストが素晴らしかったです。個人的には尾野真千子さん。安定の演技力でした。好きな女優さんの1人です。https://www.netflix.com/jp/title/81927743ライオンの隠れ家|Netflix自閉スペクトラム症の画家の弟と、そんな弟を
今年、年始の「映画音楽総選挙」のまとめやレビュー(3回)を終え、安心したせいかドッと疲れが出て夜はひっそり映画ばかり見ておりました。健康にはかなり自信があるのですが無理はするなということなのでしょうねたまにコメントやメッセージで「日本映画は見ないのですか?」とか「邦画もレビューしてください」というリクエストやら問い合わせをいただきますが、邦画も洋画同様よく観ますしレビューもしています。レビューが少ないのは単に忙しくてヒマがないだけです(笑)今日の映画は、当時雑誌社に勤めていた知人に招か
昨年は生涯で最高の本数を映画館で観た。本数を観れば、いいというのものでもないとは思う。でも質の大切だけど量も大切だと思う。結果340本以上観たのは映画が面白かったから。特に日本映画は昨年も質の高い作品が揃った。プロモーションの仕方がもっと効率的になったら、カンヌ、ベネチア、ベルリンなどでも大きな賞が獲れるレベルだと思う。さて、その日本映画。個人的なベスト10。1位は「侍タイムスリッパー」昨年のサプライズヒット作。予算がないのに(お金のかかる)時代劇を安っぽくなく見せた手腕。真剣で勝負す
ほかげ(2023日本)監督/脚本/撮影/編集:塚本晋也美術:中嶋義明音楽:石川忠出演:趣里、塚尾桜雅、河野宏紀、利重剛、大森立嗣、森山未來①「戦後」を描いた作品たち「戦後」を描いた作品が続いています。特攻命令を生き残ってしまった男が、自身を特攻に引き戻す力に抗い、生きることを選ぶ「ゴジラ−1.0」。二度の玉砕命令を生き延びた男が、「急速な戦後復興」が弱者の犠牲の上に築かれていたことに直面する「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」。いずれの映画にも共通してあるのが、戦争というものが、いかに
https://www.straightener.net/discography/?category_id=1&id=13CREATURES|STRAIGHTENER.NETCREATURES|STRAIGHTENER(ストレイテナー)の公式ページ。活動情報、プロフィール等。www.straightener.net公式ベージより。「生き物」https://ja.m.wikipedia.org/wiki/CREATURESCREATURES-Wikipediaja.m.wikip
『<お知らせ>ホラー小説「悪い月が昇る」5/23発売!』皆様すみません!今回は映画の話ではなく、このブログ著者の個人的なお知らせです。このブログ著者はここでは観た映画の感想を書いておりますが、「海藤文字」のペ…ameblo.jpこのブログ著者の初のホラー小説が現在発売中です。全国の書店、または通販サイトにてお求め頂けます。ぜひよろしくお願いいたします!missing(2024日本)監督/脚本:吉田恵輔製作:井原多美、菅井敦、小林敏之、高橋雅美、古賀奏一郎企画:河村光庸
ラブラブな頃のひばりとアキラ。ひばりさん、嬉しそうだな。
驚いたー😭映画センティエントゲームで映画復帰する?!↓SENTIENTGAME|劇場公開映画|センティエントゲーム平野莉玖初主演映画2025年春劇場公開予定「SENTIENTGAME」センティエントゲーム、日本棋院協力www.sentientgame.infoダイヤモンドさんページニュースより↓PARKYUCHUN(パク・ユチョン)NEWALBUM2024.12.18発売!パク・ユチョン待望のNEWALBUMが2024.12.18に発売!diamond-m.jp20
■『HANA-BI』やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]1997年/日本映画/118分監督:北野武出演:ビートたけし/岸本加世子/大杉漣/寺島進/白竜/薬師寺保栄/逸見太郎/芦川誠/大家由祐子/渡辺哲/西沢仁D.B.G.生涯の映画ベスト10■第7位:『HANA-BI』1997年第54回ヴェネチア国際映画祭■金獅子賞:『HANA-BI』[ネタバレ注意!]※見終わった人が読んで下さい。■やりすぎ限界男優賞:ビートたけし■やりすぎ限界女優賞:岸本加世子[北野武監督第7