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今回は、論文の処理手順(方法論)がどのように進化してきたのかを辿ります。ちなみに、論文の方法論には、①思考過程をパターン化したものと、②答案構造をパターン化したものがあります。以下、いちいち指摘はしませんがご了承ください。【方法論前史】司法試験の歴史で、論文の処理手順の必要性が受験生の間に広く自覚されるようになったのは、せいぜいこの十数年くらいの話です。それまでは、いわゆる「論証パターン」が幅を利かせていました。実際の採点基準が論点中心だったかどうかはともかく
【お知らせ】●現在(2022年)、ブログ全体の誤字脱字の最終チェックをしています(といってもどうせ大部分は直らない)。なるべくスマホでも見やすいように修正するつもりですが、10年前はPCからのアクセスがほとんどで、図などは「PCありき」で書いてしまったものが多いため、修正に限界があるのが残念です。●ということで、当ブログをお気に入り登録されている方に新着通知が行ってしまうことが考えられますが、できれば気にしないでください。しばらくご迷惑をおかけします。●記事の内容を大きく変える
闇屋になりそこねた哲学者(ちくま文庫)/筑摩書房¥756Amazon.co.jp戦後の混乱期、東京の闇市で働いていたエピソードが有名な哲学者の自伝です。実存的な問題意識から哲学を志し、20歳を過ぎてから大学に入学した人です。ちなみに、哲学の話はともかく、今回のテーマと関係するので少し触れておくと、実存的な危機意識や不安といったものは、何も哲学者の専売特許ではなく、程度の差はあれ全ての人間が共有する問題だと思います。著者は、本当に学びたいことができて、そこではじめて学問を志し
ブログを始めてから1年半、途中中断した時期を除けば、実働期間は1年くらいでしたが、実質的な更新は今日で最後です。なお、このブログ自体は、今後も(Amebaが置いてくれる間は)消さずに残しておきます。これから先も、新しい教材が次々と出版されていくと思います。長い目で見れば、試験傾向はもちろん、制度自体も変わっていくことになるでしょう。ブログで書いた内容の多くは、十年も経てばそれなりに古くなっているだろうと思います。そこで、十年後にこのブログを読む受験生に対して、いくつかメッセージを残
この記事は前の続きとなります。前の記事をまだご覧になってない方は、必ずこちらからご覧ください。「うちの子は幼い?」言うまでもなく、完全な子供を、いきなり大人扱いするのは単なる無謀行為です。それは荒れ果てる成人式を見れば分かることですよね?(笑)大人になるだけの精神的修養や、人間的な成長が土台に無いと、大人扱いしても、権利ばかりを振りかざして暴走するのが落ちです。元服というのも、それさえすれば大人になるというほど簡単なものではなく、そこに至るまでの子育てやしつけや教育があればこそなので
書き始めて12年目になるブログ「自分を変える“気づき”ロジカルシンキングのすすめ」のテーマは、まさにブログタイトル通りで「自分を変える」=「なりたい自分になる」ことにあります。「なりたい自分になる」方法としては、「なりたい自分を想像する」とか「鏡の法則」とか「言霊の法則」といわれる「自分の人生に起こる問題の原因は、すべて自分の中にある」という考えによるものが主流ではないかと思います。私も、この考えには、基本的に賛同です。では「自分の中にある問題の原因は何か」は、どうやっ
いわゆるジャズの曲を演奏する時に、何が難しいかと言えば、アマチュアの皆さんの殆どが「アドリブ」と答えると思います。確かにテーマのコード進行の中で、アドリブで的確なラインを創出することは、なかなか難しいことと言えます。ですが、自分では「アドリブ?もちろん出来ますよ」と思っている人の大半が、実は見落としていることがあります。それはイントネーションとか、アクセントとか、客観的にその演奏がジャズらしく発音できているかという問題です。つまり、アマチュアの皆さんの大半は、無意識に「はぁ?オラ、訛って
かなり、定着しつつあるヒューズによるチューニングです。装着された方は殆ど皆さん満足していただいています。私は、マジカルヒューズ以前のチューニングヒューズ時代から手がけてきました。チューニングヒューズでも交換すると、従来の通常ヒューズ使用車輌とは一味違う乗り味に変化した、と沢山の方からお喜びの声と口コミによる広がりがありました。本当に嬉しいことです。(車種にもよりますが、ノーマルヒューズで吊るしのROMを入れるより効果が高いです。安全ですしね。)その時代(まだ2~3年前ですが)、