ブログ記事290件
新聞小説「国宝」まとめ2017/1/1~2018/5/29(1~500)作:吉田修一画:束芋レビュー一覧1234567891011121314151617181920朝日新聞朝刊で連載されていたもの。世襲が一般的な歌舞伎の世界で、ヤクザの息子から人間国宝にまで上り詰めた男の人生を描いた。全体感想ヤクザの家系に生まれ、数奇な運命で歌舞伎の世界に入り、世襲の壁を越えて「人間国宝」まで昇りつ
朝日新聞小説「人よ、花よ、」(13)終章「人よ、花よ、」542(2/25)~576(3/31)作:今村翔吾挿絵:北村さゆり感想とうとう迎えた最終章。連戦連勝で、和議のための下固めを万全にした多聞丸。年末に訪れた虎夜叉丸にも、必要な時には必ず力を貸してもらうと約束。これがあとになって効いてくる。そして親房による、帝を無視したまさかの「京攻め」の綸旨。戦は避けられぬと悟った多聞丸は帝に、吉野を捨てて紀伊への動座を進言。親房を抑え、それを受け入れた後村上帝。多聞丸は、帝と民を移
朝日新聞小説「人よ、花よ、」一章前半1(8/15)~25(9/8)作:今村翔吾挿絵:北村さゆりレビュー一覧連載前情報1前半1後半2345678910感想予習のおかげで、楠木正行がどういう人生を歩んだかのレイヤーは整った。そして物語は多聞丸(正行)の二十一歳から始まる。この小説も従来同様、弊ブログ「ブックマーク」の「羊と猫と私」でレビューが始まっている。こちらは毎日の連載状況をリアルタイムで熱く語っており、弊方とは賑わいが段違い。ご訪問あれ
朝日新聞小説「人よ、花よ、」第十二章「東条の風」492(1/5)~542(2/25)作:今村翔吾挿絵:北村さゆりレビュー一覧連載前情報1前半1後半234567891011感想決起の地と決めた隅田。堅い守りと言われていた隅田城を簡単に落とした楠木党。だが北進する先の紀見峠で邪魔をする吉野衆。情報がなく疑心暗鬼だった灰左が何ともカワイイ。だが南朝というより、主上に尽くすとの姿勢に感じ入る多聞丸。そして細川軍との衝突。まずは八尾城を中途半端に攻め
昨日から連載が始まった、大沢在昌サンの「棺の狩人」。舞台は大沢氏十八番の新宿歌舞伎町。新聞小説📰苦手ですが、読み慣れた大沢さんなので毎朝、読み続けられそう…これまで読んだ大沢作品…新宿鮫毒猿無間人形屍蘭絆回廊北の狩人夏までの長い旅六本木を1ダース氷の森アルバイト探偵まだ有るかな🤔『大沢在昌サンの小説が新聞連載で始まる…』大沢在昌サンの小説が新聞連載で始まるのを、昨日知った。本は好きだけど新聞小説は苦手。でも好きな大沢サンだから読むだろうなぁ…これまで読んだ大沢作品…新
新聞小説「国宝」(13)11/5(301)~11/30(325)作:吉田修一画:束芋レビュー一覧1234567891011121314151617181920全体まとめのあらすじはこちら感想俊介、喜久雄それぞれが演ずる「鷺娘」が、高い評価を受ける中で迫る綾乃の危機。小説でも、映画でも子供にシワ寄せが来る話は、切ないものだ。徳次も幼い頃から面倒を見て来た綾乃を、自分の娘の様に感じていたのだろう。
新聞小説「国宝」(20)5/4(476)~5/29(500:最終回)作:吉田修一画:束芋レビュー一覧12345678910111213141516171819全体まとめはこちら感想辻村の告白と、最終章を締めくくる演目「阿古屋」の描写。中国大陸に渡って成功した徳次は、結局皆の前に姿を見せることなくドラマが終わった。父、権五郎を殺した仇でもあった辻村。だが辻村自身は喜久雄の親代わりとして、彼の大事な
新聞小説「国宝」(16)1/22(376)~2/16(400)作:吉田修一画:束芋レビュー一覧1234567891011121314151617181920全体まとめのあらすじはこちら感想俊介の復活に手を貸してくれた、小野川万菊の死。喜久雄の側は綾乃の結婚、出産とめでたい事づくめだが、俊介の側には悲惨な試練が重なる。両足を無くして、果たして歌舞伎役者を続けることが出来るのか。それにしても
気がついたら2週間もブログを書いていなかったんですね。ありがたいことに仕事が充実していて時間がありませんでした。そこで今日は新聞に載っている小説を紹介したいと思います。新川帆立さん作「ひまわり」という小説ですが、主人公の女性は20代ですが自動車事故で首から下が動かなくなってしまいました。職場に復帰を望みますが叶わず弁護士になる為のロースクールに通うことになって順風