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白い菊の容色が衰えて、だんだん紫色に変化していく様を平安貴族は最も愛した。「うつろう菊」という。紫を珍重したという事由もあるだろうが、ボクは日本的美意識の何たるかを知る思いだ。平安貴族のこうした美意識が、その後、下々の日本人にまで達したとは考えられないが、特権階級である1000年以上前の王朝人の美意識を少しでも理解するのは悪いことじゃない。賛美の言葉を思いつかないので、よく知られた蜻蛉日記から。「藤原道綱の母」として知られたこの女性は藤原兼家の妻。道綱の異母弟に
私が住んでいる市の図書館にない本でも兵庫県内の違う市にその本があれば借りる事ができます。兵庫県内図書館横断検索www.library.pref.hyogo.lg.jp手元に届くまでに少々時間はかかりますがとても便利です。ただ一つ例外なのが漫画に分類される本は借りられません。え、これも漫画になってしまうのか!という借りたかった本がこちら。有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。【電子書籍
私が今、最もハマっている「物書き」が居る。それが、「書評家」「文芸評論家」として、ベストセラーを連発している、三宅香帆(みやけ・かほ)という書き手である。私はここ最近、三宅香帆が今まで書いて来た本を片っ端から読んでみたが、どれも大変面白かった。そこで、今度はこの私が、大変僭越ではあるが、三宅香帆が書いた本の「書評」を書き、「三宅香帆本」の魅力を、皆様にご紹介したいと思い、このような記事を書かせて頂いている。『書評家・三宅香帆の本の面白さを語る②~「書評・文芸評論編(2)」
なんとも切ないYoutubeで消息不明の歌手を紹介する動画がお勧めに出てきた。歌手の名は錦城薫。沖縄出身で南山王の末裔とのこと。活動期間は1988年から1990年のわずか2年間。その後は一切の消息を絶つ。彼女が脚光を浴びたのはテレビ朝日・木曜ドラマ「避暑地の猫」(1988)のエンディング曲「紅い華」(1stシングル)だった。このドラマは宮本輝原作で軽井沢の別荘が舞台。毎年、避暑で別荘に訪れる財閥一家とその別荘番の家族の物語。もう37年前のドラマになるがあらすじを読むうちに自分もリアルタイム
映画を観終わったときに表示される「fin」や「end」という言葉。どちらも「終わり」を意味しますが、その表現がもつニュアンスや文化的背景には違いがあります。特に、クラシック映画や海外作品では「fin」が使われていることも多く、「end」とどう違うのか気になったことがある人も多いのではないでしょうか?この記事では、それぞれの語源や使われ方・映画の演出における役割の違いをわかりやすく解説します👍️「fin」はどこの言葉?フランス語で「終わり」を意味する表現「fin
こづかい万歳9巻を読んで共感する話こづかい万歳9巻は6月23日に発売しました何故?俺が共感するかと言うとこの話に「文学フリマ」と言う話を読んで俺は大変気に入った!俺も読書好きなので他の読書好きな人も気に入る話だと思いますネタバレ防止にちょこっとだけ見せますね登場人物は普通の会社員で既婚者。毎月のお小遣いは2万円で文学を使っている読書好きで図書館をよく利用している図書館だから無料でお小遣いにも優しい小さい頃から読書家なのかと聞いてみれば大学生の頃で友人が遊びに来ていたようだが
皆様は、三宅香帆(みやけ・かほ)という「物書き」をご存知だろうか。三宅香帆は、今、日本の出版界で最も注目されている書き手の一人であり、「隠れたベストセラー作家」でもある。実は、私は最近、この三宅香帆という人が書いている本に、とてもハマっている。三宅香帆の肩書きは、「書評家」「文芸評論家」であり、三宅香帆という人は、一言で言えば、「本の『書評』や『評論』を書いて、発表している人」である。そして、三宅香帆が書いている「書評」や「文芸評論」は、とにかくメチャクチャ面白いので
古典教養アカデミ学長広告会社の営業マンだった著者が、出社拒否、売上獲得、独立など、様々な局面で古典の名言が背中を教えくれた体験を語ることで、古典の有効性、有益性を読者に伝える、という本。確かに先人の言葉は役に立つ。勇気を貰える。著者の体験、独立の下りは、確かにそうだろうな。シェークスピア「ハムレット」のあの有名なセリフ、tobeornottobe,thatisaquestion.この新約(小田島雄志さん)「このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ」を
ようこそ!道後温泉と“坊っちゃんの間”の世界へ♨️✨こんにちは〜!この記事を読んでくれてありがとうございます💕私、温泉旅が大好きな20代女子なんですけど…正直、道後温泉に行ったときのテンションは人生でトップクラスでした(笑)。なんてったって「日本最古の温泉」って呼ばれてるんですよ?3000年の歴史ってスケール大きすぎ😂しかも道後温泉って、あの夏目漱石の小説『坊っちゃん』とめっちゃ関係あるんです。建物の中には「少年部屋」と呼ばれる一室があって、いまは“坊っちゃんの間”として公開されていま
1984年、リチャード・ブローティガンはピストル自殺した。翌1985年、リチャードの生前に出版された最後の小説「ハンバーガー殺人事件」の翻訳書が刊行された。もちろん読んだけど、ずいぶん昔のことだ。ストーリーは憶えていない。ただ、読後の寂寥感だけは憶えている。時を経て、2025年末、去年の暮れに「風に吹きはらわれてしまわないように」という小説が刊行された。「ハンバーガー殺人事件」の新訳だった。翻訳者は松本淳で旧訳と同じだったが、改題されていた。改題の理由は、巻末の訳者解説に記されていた。
以下、『新編日本古典文学全集42・神楽歌/催馬楽/梁塵秘抄/閑吟集』(小学館、2000年)より。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー巻第一今様[いまやう]p.18512新年春[はる]来れば門[かど]に松こそ立てりけれ松は祝ひのものなれば君の命ぞ長からん13春の初めの歌枕[うたまくら]霞[かすみ]たなびく吉野山[よしのやま]鶯[うぐひす]佐保姫[さほひめ]翁草[おきなぐさ]花を見捨てて帰る雁[かり]p.18614聞くにをかしき和歌の集は後
今日もあれこれよくやった。たぶんよく眠れるだろう。その前にブログを。ジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」を読み始めて4か月くらいになる。時間を見つけてはちびちびと読み進めるが、まだ半分も行かないくらいだ。ダブリンの1904年6月16日を舞台に様々な人々が交錯しつつ、物語は進む。予想はしていたが、手ごたえがありすぎ。読むのにいろんな手がかりがいる(そのために注釈が厖大にあるのだが)。ジョイスの他の物語と重なっていたり、一章がシェイクスピア論議だったりする。かなり挫けそうになったりするが、
小説を書いていると、そのうちに賞が欲しくなる。自分の小説は、どのレベル迄いったのか知りたいのだ。◆文学賞とは何か文学賞は、出版社・新聞社・文学団体などが主催する優れた文学作品を顕彰する制度です。目的は主に2つです。優れた新しい文学の発掘作家を世に送り出すための場文学賞の存在は、文学の更新・読者の開拓・出版社の活性化につながります。◆文学賞の種類(大分類)①新人賞(デビューの場)まだ世に出ていない作者を対象とする賞。雑誌と強く結び
前の記事で、『ダロウェイ夫人』の意識の流れと《即興曲90-3》について書きました。私は、弱い終止が区切りや境い目を曖昧にすることが、文学における意識の流れと同様の効果だと考えました。意識の流れと言えば、プルースト『失われた時を求めて』も有名です。プルーストは、ワーグナーに影響を受けています。『失われた時を求めて』は[ソドムとゴモラ]か[囚われの女]辺りまで大学生の時に読みました。大分忘れています…かなりの長編で、この作品を理解するまで読み込むのは大変ですね。そんな訳で、考察としては中途
K.R.Bイベント開催日程【2月】○2月14日(土):第94回K.R.B読書会:会議室4@13:10-17:00【3月】○3月21日(土):第95回K.R.B読書会:会議室4@13:10-17:00※第3土曜日【4月】○4月11日(土):第96回K.R.B読書会:会議室4@13:10-17:00●春の宴(酒豪連隊):詳細は団員各位にメールにて連絡【5