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また金田一耕助シリーズの感想です。タイトル「人面瘡」。まず、人面瘡とは何かというと。わたしが初めて人面瘡のことを知ったのは、漫画ブラック・ジャックでした。人面瘡とは日本だけでなく外国の文献にも見られるのですが、体の一部に、人間の顔をした腫れ物ができて、人語をしゃべるという奇怪な現象。人間だけではなくヒキガエルバージョンもあるみたい。切り取っても切り取っても同じものがまた出来るので、これができた人は悲観して気が狂ってしまうこともあるらしい。人面瘡こわい…ブラック・ジャックのマンガの
「隠し事のある人にとっては、会話はいつだって危険なものですよ」((((゜д゜;))))💦直前に読了したロスマクの「さむけ」は1963年発表の俗にいうハードボイルドもの、トリックよりも洒落たセリフや人間関係に根ざした事件をメインに置いているイメージ🤔?でもなぁ人間関係というなら、、「人は他人のことをなにひとつ知らないというのがほんとうじゃないかしら」と、イーヴリンがいった。「たとえいちばん身近な人のことでさえも・・・・・・」翌1964年の発表にな
【私立探偵アーク・トンプソン時々助手イケメン】事件編いつもこの「ラクーンシティの多目的ホール」にご来館頂き、誠にありがとうございます。今回の企画は、ご存じ、レオン・S・ケネディの親友…私立探偵のアーク・トンプソン(バイオハザードガンサバイバー1の主人公)が主役。本業の探偵特有の推理力を発揮して事件を解決していきます。サブタイトルの「時々助手イケメン」の意味は…「時々」登場する「助手」の「イケメン」…つまり、レオンのことですね💧それでは実験的なこの企画…探偵小説&謎
従来探偵小説に使用せられた、おびただしいトリックの中に、「顔のない死体」と名づける一連のトリックがある。-「顔のない死体」江戸川乱歩被害者の死体が、実は犯人だと思われていた人物の遺体だった、死体の顔を認識できないほど傷つけておいて、被害者と加害者が入れ替わるというのが探偵小説における「顔のない死体」トリックの基本だが、これには様々なバリエーションがある。上記引用した乱歩の随筆では、内外の作品例を挙げた上で、文学史におけるこのトリックの起源は何かということも考察
こちら読みましたトミーとタペンスが登場する作品2つめだそうで前作のあとで結婚したようです探偵小説の主人公みたいに探偵をするのが1番面白かった危険な目にあったりして読んでてもドキドキしちゃいました
戦後の推理文壇を本格ひとすじの立場で牽引し、2002年に亡くなられた鮎川哲也さん。没後15年の今年、久々の新刊が発売になりました。比較的マイナーな探偵小説作家の作品や有名作家の拾遺集を刊行してきた論創社の「論創ミステリ叢書」シリーズの一冊としての刊行になります。今回の目玉は、何と言っても未完のままになっていた『白樺荘事件』が収録されたのと、そのオリジナルである『白の恐怖』も同時収録になったことです。さらに私家版で少部数しか出回らなかった、鮎川氏の未収録短編(掌編)を集めた『夜の演出』を再録