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8月20日は、司葉子の生誕89周年にあたります。それを記念して、司葉子の作品を取り上げています。『乱れ雲』(1967)監督成瀬巳喜男撮影逢沢譲美術中古智音楽武満徹共演加山雄三、草笛光子、森光子、浜美枝【あらすじ】自分が妊娠していることを知った由美子は、通産省に勤める夫の宏と幸せな生活を送っていた。夫はアメリカ派遣も決まり順風満帆に見えていたが、交通事故で命を落としてしまう。宏を轢いた三島史郎は無罪となったが、青森へ左遷させられ、常務の娘との婚約も破棄された。
ひとつ前の当ブログで書いたように、八千草薫さんは「宝塚歌劇団」を退団後、東宝に入社、特撮映画でも活躍されます。そして、円谷英二さんが特撮を担当した『乱菊物語』(1956谷口千吉監督)で出会った谷口千吉監督と結婚されます。当時、八千草さんは25歳。谷口監督は44歳でしたから19歳の年の差がありました。しかも、谷口監督には若山セツ子さんという妻がいましたから、不倫、あるいは八千草さんの略奪愛、という感じでスキャンダルになりました。結局、谷口監督は若山さんと離婚、『乱菊物語』公開の翌年、1957年
来る6月17日は原節子の生誕104周年です。(1920年6月17日生誕-2015年9月5日死去)それを記念して原節子の作品を紹介します。『めし』(1951)監督成瀬巳喜男撮影玉井正夫共演上原謙、島崎雪子、杉葉子、小林桂樹、杉村春子、二本柳寛【あらすじ】大阪でささやかに暮らす、岡本初之輔と三千代の仲良し夫婦。周囲の反対を押し切り、大恋愛の末に晴れて結ばれた2人だったが、結婚して既に5年が経ち、夫と妻の間には微妙な隙間風が吹くようになっていた。そんなある日、初之輔の
来る6月17日は原節子の生誕104周年です。(1920年6月17日生誕-2015年9月5日死去)それを記念して原節子の作品を紹介します。『山の音』(1954)監督成瀬巳喜男撮影玉井正夫共演上原謙、山村聡、長岡輝子、杉葉子、中北千枝子【あらすじ】信吾は息子夫婦と同居しているが、息子には愛人がいて、妻を省みようとしない。やさしい嫁を不憫に思う義父は、夫婦の関係を何とか修復しようと誠意を尽くすが、やがて義父は嫁から夫と別れると打ち明けられる・・・■成瀬巳喜男が演
乱れる(追記)1964年作品/日本/98分監督成瀬巳喜男出演高峰秀子、加山雄三こちらの感想は以下、リブログのとおりです。結婚後まもなくして徴兵され戦死した夫に代わって、酒屋を切り盛りしていた未亡人・礼子が、店を手伝う夫の弟・幸司から恋心を打ち明けられる、というお話です。にっちもさっちも行かなくなった礼子は家を出て故郷の山形へ帰ることを決心するのですが、それが幸司との道行きになるこのに。この二人が人知れず訪れたのが山形県の大石田にある〝銀山温泉〟でした。《記録です》11月に家