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プロポーズされた翌日に恋人の啓久(ひらく)が電車内で盗撮したと連絡が•••示談で済んだもののうろたえる主人公の新夏(にいか)新夏に逃げられまいと懐柔しようとしていた啓久の母はなぜか次第に新夏を責めるようになるし幼い娘を持つ啓久の姉は新夏に同情しつつ激しく弟を非難&拒絶逆に「別れるほどの大ごとではない」と言う友人•••当の新夏は自分がどうしたいと思っているのか分からず嫌悪感を抱きつつも理解したい思いもあり葛藤する日々を送ります「自分ならどうするだろう•••」と誰しも考
一穂ミチさん著『恋とか愛とかやさしさなら』のレビューになります。本屋大賞2025ノミネート作品。出版当時から「面白い」「泣けた」と超話題だったので、積読してあった本をハイスピードで読んで、ようやく本書にたどりつきました。結論からいうと、とてもよかった。さっそくですが、あらすじ&感想をどうぞ。恋とか愛とかやさしさならAmazon(アマゾン)評価4.5/5今まで一穂ミチさんにハマれなかった私ですが、前作『光のとこにいてね』で評価が変わり、本書では完全にファンにな
恋とか愛とかやさしさなら一穂ミチあらすじプロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。カメラマンの新夏は啓久と交際5年。東京駅の前でプロポーズしてくれた翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久とやり直せるか、葛藤する新夏。啓久が“出来心”で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。信じるとは、許すとは、愛するとは。男と女の欲望のブラックボックスに迫る、著者新境地となる恋愛小説。一章は新夏