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前回の続きです。隔離室で朝を迎え、看護師さんが部屋に来ました。血液検査をしましょうとなり、ナースルームに連れていかれました。ナースルームで血液検査の準備がされている時に、何となくですが、周りに看護師さんがぞろぞろきて、見張られているような、私が暴れだしたら取り押さえることができるような距離に近づいてきたように思います。恐らくですが、私が薬物をやっていないか確認するための血液検査だったのではと考えています。もし薬物をやっていたら、暴れだしたりするので、取り押さえるために複数の看
2週間の入院を経て退院し、自宅に戻ってきました。入院中はすっかり元気になったと感じていましたが、自宅に戻ると特に息子が大はしゃぎで大声を出し、その音で頭が痛くなりました。また、息子が矢継ぎ早に話してきたり、外の世界は情報量が過多だと感じ、「情報処理についていけない」と感じました。入院中には全く感じなかったことですが、日常生活はとても情報量が多いんだと改めて思いました。そのため初日からぐったりしてしまい、眉間に皺を寄せながら過ごしました。そんな感じで自宅療養をスタートし、家事して育児するだ
私のお薬の変遷をまとめます。まずは発症してすぐクリニックに行った時に処方されたのは、オランザピンOD錠5mg、ブロチゾラム錠0.25mgでしたが、妄想などであまり服薬できていませんでした。入院した精神科の病院では、アリピプラゾールOD錠12mg、不眠時にはデエビゴ錠5mgが処方され、入院から1ヶ月半くらいはアリピプラゾール12mgでした。しかし1ヶ月半過ぎた頃の診察で、「副作用なのか調子が悪いので、薬をやめたいです。」と主治医に伝えたことで、薬をやめることはできないけど、減薬なら良いですよ
今日は睡眠について書きたいと思います。病気を発症した頃は、夜間授乳もしていたので、浅い眠りで3,4時間程度しか夜寝ていなかったと思います。症状が出ている時はずっとその程度の睡眠時間しか取れませんでした。必ず夜中に起きてしまい、それから眠れなくなることが普通でした。入院した日の夜、安心して久しぶりに爆睡でき、朝までずっと眠ることができました。入院した数日くらいは夜中に起きることはありましたが、その後また眠ることができ、夜まとまって寝て、昼寝などもできていました。しかし入院し
入院後の話になりますが、主治医になぜ私はこの病気にかかってしまったのか聞いたところ、急性一過性精神病性障害は、強いストレスがかかったときかつその人がなりやすい因子をもっていると発症すると教えてもらいました。こちらでは、私の場合の、なってしまった原因と考えられる5つを書きます。〇第一の原因寝不足だった→これが私の場合は最大の原因と考えています。以前のブログでも書きましたが、私はその当時、育児、家事と自宅での仕事で睡眠時間が毎日3,4時間という状態が産後から8ヶ月くらい続
精神病棟で保護してもらえると安心して入院し、初日は爆睡、2日目もゆっくり寝て過ごしていました。入院して2日目くらいに、廊下を歩きながら休憩スペースにあるテレビをちらっと見た時、また私に向けてのテレビが流れているように思ったので、まだ症状は続いていました。入院した翌日に夫が面会に来ました。鉄格子越しに話したのですが、いろいろ荷物を持ってきてくれて、「入院生活は大丈夫?」と非常に私のことを心配している様子だったので、「夫は私を殺そうとはしていないんだな。」と思いました。また毎日病棟から自
入院して数日で全て妄想だったと目覚め、それ以降は少しずつ他の患者さんと交流を深め、3食しっかり食べて、たくさん睡眠してゆっくり休むことができていました。退院する数日前からは、新しく救急で入ってきたうつ病の患者さんDさんと仲良くなりました。私より若いDさんはうつ病で、諸事情により救急で別の病棟にいたのですが、私がいる病棟に移ってきました。何でも話してくれる方で、信頼もできる方だったので、「私はよくわかっていないから、いろいろ教えて欲しい!」と伝え、相談事などはDさんにしていました
私は大事な娘を亡くしてしまったと、立ち尽くしていると、トイレから出てきた夫に「どうした?」と後ろから話しかけられ、振り返りました。息子もリビングにいるので、息子がいる前でこんな話できないと思い、夫を寝室に誘導して、二人きりで話しました。ここの記憶が少し曖昧なのですが、夫に「娘を殺したの?」と直接は聞けないと思い、「娘が死んじゃったよね…」ということを話したと思います。夫は「いや、寝ているだけだけど…」というので、嘘だと思いながら夫とリビングに確認しにいきました。する
こんにちは!豆腐です!一過性精神障害が出始めた頃を振り返ろうと思います。当時、私は仕事が大好きで休みの日も仕事の勉強をしたり作業を行っていました。その他にも趣味が沢山あったのでカレンダーはびっしり毎日埋まっていて24時間足りないと思うほど毎日が充実していました。そんな日常の中、私生活でストレスになる問題が起きました。今までで一番悩んだと思います。どうすることもできないような内容のストレスを私はずっと一人で誰にも相談せず、頭の中はそればかり考えて過ごしていました。そこから悲しくないのに
前回の続きです。幼馴染のNちゃんが私が病気であることを把握したこと、夫が未来から来ているのではないか、別人なのではないかという妄想が始まっていたこと、夜に玄関外で元同僚が見守ってくれている幻覚を見て、眠りにつきました。パッと早朝(5時位)に目が覚め、「そういえば、同僚の〇〇さんが玄関外にいるから、いったん出てみよう。」と一人でこっそり起き上がり、家着のままスマホだけ携帯し、玄関を開けて外に出ました。昨夜見えた人影はおらず、そこには誰もいません。(幻覚なので当然です)それにまず
下の記事に書いたように、『最初の幻覚?発症し始めたと思われる日の出来事』最初に幻覚らしきものを見たのは、当時0歳だった娘の寝かしつけをしていた時のこと娘の寝かしつけをしながら、自分も何となく隣に横になったんですが、一瞬ですが寝落ち…ameblo.jp睡眠不足に気づかず生活していて、ある日寝落ちして夢のような幻覚のようなものを見た数日後の夜の出来事。仕事の関係でSNSで知り合ったAさんとのコミュニケーションに少し悩んでおり、夜間授乳しながら考え事をしていたのですが、思考が止まらな
私が急性一過性精神病性障害を発症し経験した主な妄想話をまとめておきます。小さな妄想ではなく、大きな話の妄想だけに絞ります。今後その話を書いたらリンクを貼っていこうと思っています!この病気の人がどんな妄想を抱くのかさくっとわかると思いますし、結構共通の妄想も多いと思います。例えば、監視盗撮盗聴系、滅亡系、革命系、殺される系とかでしょうかね。〇世界があと数秒で滅亡する『精神病を発症した最初の日の出来事⑤』私は大事な娘を亡くしてしまったと、立ち尽くしていると、トイレから出てきた夫に「ど
本日も他の患者さんと過ごした入院の日々について書いていきます。今までに書いたことのある、隣室のBさん。廊下を歩いている時、彼女が休憩スペースから私を睨みつけてきたことがあり、もともと何故か嫌われているんだなと思っていたわけですが、廊下ですれ違ったときに、何か暴言を吐きながら蹴られそうになったので、(そのエピソードはこちらに書きました。)『精神病棟に入院した後①』前回の続きです。隔離室で朝を迎え、看護師さんが部屋に来ました。血液検査をしましょうとなり、ナースルームに連れていか
最初に幻覚らしきものを見たのは、当時0歳だった娘の寝かしつけをしていた時のこと娘の寝かしつけをしながら、自分も何となく隣に横になったんですが、一瞬ですが寝落ちしたようで…その時に、ピンクや黄色の綺麗なお花畑にいる夢?幻覚?を見て、とっても心地よい、幸せな気持ちになり、まるで天国にいるかのような感覚がありました。また、その時仕事で悩んでいたことの解決策が神から教えられるような感覚があったんです。「あ!そうか、私はこうしたら良いのか」そう思った瞬間、目が覚めました。今のって
現在40代で三人の子どもを育てる主婦です。今は0歳児を育児しているので主婦ですが、育休中でパートで復帰予定です。今の空いている時間に私が経験した急性一過性精神病性障害の話をブログに書いていこうと思います。急性一過性精神病性障害を発症するまで、一度も精神疾患にかかったことはありません。大学を卒業して就職し結婚、結婚後も仕事をし、出産後も育休を取りつつパートで働く本当に普通の人生を送ってきました。仕事では新卒から3年目で管理職をするようになり、バリバリ働いてきた方だと思います。
前回の記事の続きです。土曜日の朝、朝ごはんの準備ができていなかったので、コンビニに買いに行きました。何買おうかな~と選んでいると、まるで神様から語りかけられているような声が聞こえてきたのです。幻聴が始まったのです。「あなたが今一番したいことをしなさい。」「あなたは今、何がしたいの?」こんな声が聞こえてきました。「え?とりあえずこれが食べたい!これを食べさせたい!」そんな風に神様の声に答えながら、買い物かごに朝ごはんをポンポン入れていきました。レジに向かうときに
先日、3ヶ月に1度の精神科の通院日でした。病院の診察時間は短いので、当日スムーズに話せるように医師と話したい内容についていつも事前に考えておくのですが、今回は「自分の病気は統合失調症ではなく急性一過性精神病性障害ではないか」という事を質問しようと思っていました。実は入院中にも主治医に「私の病気は急激なストレスがかかった事による一時的なものなのではないですか?」と質問した事があったのですが、その時は「そうかもしれないね。でもそれは3年位経ってみないと分からない」と言われていたのです。統合失調
最近、外来でタイトルのような場面があったので、今回記事にすることにした。その患者さんはまだ若く、外国人ながら長く日本に住んでいることもあり、日本語はネイティブと変わらない。新聞や雑誌は知らないが、少なくとも会話では普通に喋っており、外国人っぽい妙なイントネーションもなく、日本人と差がわからないほどである。その患者さんは、初診時、見事なほど緊張病性興奮状態を呈しており、幻聴や妄想も活発で、路上で唄を歌ったり、叫んだりしている状態で保護されて精神科病院に初診した。初診時の第一印象は
本日は入院中の他の患者さんと過ごした日々について書きます。まずは前回のブログに登場した小柄なお人好しそうなおじさんAさん『精神病棟に入院した後①』前回の続きです。隔離室で朝を迎え、看護師さんが部屋に来ました。血液検査をしましょうとなり、ナースルームに連れていかれました。ナースルームで血液検査の準備が…ameblo.jp前回のブログに書いたように、数日間は夜中に私の個室の前に座り込んでいて、私が何かしないか監視していたようですが、私が無害の人間だとわかったようで、それ以降はいな
前回の続きです。大きな精神科のB病院に到着しました。そこで今後の主治医となる先生と看護主任さん、私たち家族で診察となりました。主治医が夫に私の状況について質問し、夫がこういうことがありましたと話していました。夫に質問した後は、その時私がどう思ったのか、なぜそうしたのかということを私に質問してきました。主治医は淡々と傾聴し、状況を確認していました。一番記憶があるのは、真夜中に警察に通報した件です。なぜ通報したんですかと質問され、私は「強く抱きしめてきたんですが、絞め殺
前回の続きです。私は一体誰に迎えに来てもらうんだろう…?わからず、娘を抱っこしながら立っていると、S薬局に来た年配の女性に、「あらあら、赤ちゃんに日光が当たっていて可哀そうよ。」と注意を受けました。この時「あぁこの人は敵組織の人なんだ。」そう思いながらも、娘になるべく日光が当たらないよう気を付けつつ、誰かわからない迎えに来る人を待ちました。駐車場にいる人がこちらをちらっと見てきます。「あの人がお迎えに来た人?」そう思い、車の方に行って、「私のことわかりますか?」と聞きま
数年前に突然、幻覚、幻聴、妄想などを発症し、精神病棟に入院しました。急性一過性精神病性障害と診断され、退院後は服薬治療し、約8ヶ月で断薬、元の自分を取り戻しました。100人に1人がなる病気ですが、全然情報がなく不安な日々を送ったので、記録としてブログに書きます。当事者の方やご家族の方に少しでも参考になればと思います。現在、0歳を育児中なので、ゆっくり書いていきます。
この頃夫は、私がかなりおかしくなっていると思っていました。早く病院に連れて行たくて、いくつかの病院に診てもらえないか電話で聞いていたようです。しかしどこも一杯でなかなか予約がとれずにいました。この時点で無理矢理にでも病院に行っていたらまだよかったのかもしれません。夫とは常に喧嘩のようになり、私は「夫から毎日監視されている。部屋に監視カメラがあるのかも!」と思うようになりました。夫が帰ってくると監視の嫌悪感を感じ、ぞくぞくしました。つづく。
警察署から警察の車で精神科に運ばれる時の幻覚は。。。私はアセンションに間に合うように時計となり時間を調節していました。そして、残された時間の中で、最後の審判をして人々をアセンション組と、ディセンション組に分ける閻魔大王のような役目をすることになりました。ディセンション組には、地獄へ落とすみたいに「奈落の底~」とドスの聞いた声で叫んでいたと思います。アセンション組は、アセンション後の世界で一緒に暮らす仲間で、そこはまるで竜宮城だと認識していました。また、仲間とはテレパシーで話せました。竜
前回の続きです。夜中に目が覚めてしまい、処方された眠剤を飲むよう夫に言われますが、S薬局の方が何か混ぜたに違いないと妄想している私は拒否します。そこから私の妄想は止まりません。押し問答をしていると、寝室からガタンと音がしました。その瞬間「息子が娘を殺したかもしれない!!」と妄想してしまいました。そうなるともう息子と娘のことが心配で、寝室を見に行きたい衝動にかられます。夫にも、息子が娘を殺したかもしれないから確認しに行きたい!と話しますが、夫は「そんなことないよ。こども達
『精神病を発症した最初の日の出来事⑥』スーパーに向かうときに、同じアパートに住む上の階の方に偶然あったのですが、じろりと見られた感覚があり、(これも病気の症状だと思います。ちょっと見られただけでも…ameblo.jp上記、前回の続きです。スーパーから帰宅しても、ずっとそわそわしていました。妄想が止まらず、最初の方で話した元上司『精神病を発症した最初の日の出来事①』下の記事に書いたように、『最初の幻覚?発症し始めたと思われる日の出来事』最初に幻覚らしきものを見たのは
そんな私にまず異変を感じたのは最も身近な家族でした。もともと勘の鋭い夫はすぐに「何か隠している」という眼差しを向けてきました。そんな時「ただのエンタメだよ~」と、とぼけてやり過ごし続けた私。この時、内心では「私はスターシードだということを隠さなければ!」とまるで正義感のように考えていました。また、スターシードについてもネットでたくさん調べ、その度にからだ中に力がみなぎるような感覚でした。つづく。
こんにちは!豆腐です!今日は一過性精神疾患で通院し始めてからどう変化していったか書いていこうと思います。相談した周りの人達に真剣に休むことを勧められて離れた実家に帰った私は家の中でも妄想症状に悩まされていました。家の中にカメラが仕掛けられている。自分の身につけている時計に盗聴器が設置されていて職場に全て声が筒抜けになっている。テレビのニュースも自分の話を遠回しにしている。そんな風に感じている私の様子を見て家族は病院に行こうと勧めてくれました。その後、病院に行き最初のヒアリングでも
こんにちは!豆腐です!ペロスピロンを1日おきに減薬して二週間が経ちました。今の所は特に症状の再発もなく平和に過ごすことができています!気になるとしたら薬を抜いている日は若干吐き気がすること、入眠するのに時間がかかるくらいです。話が変わるのですが、この病気を克服された方のSNSやブログの情報って結構少ないですよね。。大体の方が途中で更新が途絶えていて、その後は元気なのか再発していないのかわからないと思うことがよくあります。私がずっと疑問に思っていることはこの三つです・断薬して病前の
前回のブログで、最初の日の夜中の出来事を書きました。『精神病を発症した最初の日の出来事①』下の記事に書いたように、『最初の幻覚?発症し始めたと思われる日の出来事』最初に幻覚らしきものを見たのは、当時0歳だった娘の寝かしつけをしていた時のこと娘の寝…ameblo.jpこの日は土曜日だったと思います。朝目覚めて、何となく母親に電話してみたのです。まだ通信障害が起きていたので当然通じませんが、それに気が付いていないので母親と連絡が取れないことに超不安になってしまったのです。