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『雪柳光の王冠』より池田大作「光」が噴き上がっていた。「命」が噴き上がっていた。「咲きほとばしる」と言うべきか、抑えても抑えても、抑えきれない春のエネルギーが、真っ白な「光の噴水」となって、勢いよく湧き出していた。雪柳は「雪」であり「花」だった。「冬」であり「春」だった。光の中に、春と冬が溶け込んでいた。まるで、希望と苦悩が渾然一体になっている青春時代のように。青春は、苦しい。悩みばかりだ。しかし、悩みがあるから、心は育つ。うんと悩んだ日々こそ、一番不幸
ひねくれおじさんや放課後等デイサービスの方針に対して湧いてくる嫌悪感は、鈍感にならずに済んでいる証拠という意味では考えの違いを徹底出来て良いのだが、やはりそこから逆算をかけて荘子の姿の方を見つける作業はなかなか骨が折れる。その過程で嫌悪感を味わねばならないから当然である。しかし、その嫌悪感は、絶対にあのような大人になりたくない、ならないようにするために必要なセンサーである。嫌悪感や違和感を感じなくなったら最期だと思う。デイサービスのある高3が、ひねくれおじさんから職員から“あいつはあかん
私はからだからのアプローチで、心の不安や生きづらさを軽減するためのワーク(クラニオセイクラル・バイオダイナミクス)を提供しています。ですが…、からだという非言語からのアプローチのほか、ことば、思想や哲学、仏教思想やキリスト教の教えなどにもずいぶん助けられてきました。先週末、クライアントさんから、「効果的だったセラピーは何ですか?」と質問され、ふっと出てきたのが、「空(くう)」の概念でした。(※空(そら)の画像ですが、空(そら)ではなく
~教学~男子部LIVE講義西方男子部長(要旨)「四条金吾殿御返事」(八風抄)本日は「四条金吾殿御返事(八風抄)」を学びます。この御書を送られた四条金吾は、大きな悩みを抱えていました。主君の江間氏を折伏したのですが、結果として主君から疎まれてしまったのです。主従関係が厳しい時代であり、生活でも仕事でも主君との強固な人間関係の中で生きています。主君から遠ざけられることは大変な困難をもたらすわけです。~同僚からのデマ~江間氏から疎まれたことには、大きく二つの背景が
「人間の心は庭のようなもの」(坂本貢一訳)とはイギリスの思想家ジェームズ・アレンの言葉。庭は手入れを怠ると荒れてしまう。人の心もそう。だが地道に耕し、花の種をまいて大切にすれば、美しい心が育まれ、人生は豊かになる。山あいの町で40年間、本紙を配達した婦人の体験を聞いた。幼い頃に父が他界。働きずくめの母を助けるため、“早く手に職を”と美容師になった。結婚し、念願の美容室を開店した時、報恩の心で配達を始めた。旧習深い地域。無理解の声を浴びたことも。それでも
しなやかな枝ぶりに、無数の小さな白い花をつけるユキヤナギ。「雪柳」と書くが春の花である。花言葉の一つは「けなげ」歌手のMicroさん(DefTechのメンバー)は、この花をモチーフに曲を作った。冬を耐え、春になって自分らしく精いっぱいに咲くユキヤナギは周りを照らす存在となる、と歌う。人もまた、試練の季節を勝ち越えてこそ人生の春は開く。その姿は、これまで信じ、励まし続けてくれた周囲の人々に希望の光を届ける福島の女子未来部員は、原発事故の影響で避難を強いられた。狭い仮設住宅では、布団2枚
今後のフェミニズムに学者女性学から距離を置き右左等の思想を排除した真に女性の力になれるものを切望します。研究論文に加え、一般人には小説、詩、エッセイ等で女性を援助する創作が世界的に評価されることが求められます。平座でパジャマ女子会ができる気さくな関係も。
【教学】兵衛志殿御返事(三障四魔事)研さんのために大きな苦難は大きく変わるチャンス――日蓮大聖人は、三障四魔を勝ち越える「賢者の信心」を教えられています。ここでは3月度座談会拝読御書である「兵衛志殿御返事(三障四魔事)」の研さんのために、池田先生の指導と解説を掲載します。(「大白蓮華」3月号も参考にしてください)拝読御文しをのひると・みつと月の出づると・いると・夏と秋と冬と春とのさかひには必ず相違する事あり凡夫の仏になる又かくのごとし、必ず三障四魔と申す障いできたれば賢者はよ
俳句で「花」といえば「桜」を指す。「花を待つ」と詠めば「桜の開花を待つ」ことを意味するという。「待つ花や藤三郎が吉野山」と松尾芭蕉が詠んだのは、奈良の桜の名所のことだった。紀行文『奥の細道』で知られる俳聖の足跡は、東北だけでなく京都や奈良、滋賀から兵庫まで関西各地にも及ぶ。春を待ち、開花を喜ぶ歌が少なくない。京都は特に“桜の都”ともいうべき様相だったようで、芭蕉もその光景を愛でる俳諧を残している。吹きさらしの裸木を眺めると、春をただ待っているだけのように見
不安や恐れといった“マイナスの感情”は、生活のあらゆる場面で生まれるもの。では、どう対応すればいいか。映画「ツレがうつになりまして。」の原作者・細川貂々さんは、「水たまり」に例えて説明する。心にマイナスの感情という「水たまり」ができた時は、感情を外に流す「川」をつくる必要がある。その「川」に当たるのが“身近な誰かに話を聞いてもらうこと”という。(『わたしの主人公はわたし』平凡社)コロナ禍で、誰かと話をするのも控えがちになる。しかし、意思疎通の機会が減れば、“心の水た
沖縄研修道場の“香峯子蘭”が開花し、学会創立90周年を寿ぐように咲き誇っている。2007年、シンガポール国立植物園が池田香峯子夫人の“平和への貢献”をたたえ、命名した新種の蘭。その後、海を越え、同道場でも育まれてきた。栽培には当初から困難が伴った。気温、湿度、養分や水分の調整、害虫や病気との闘い。栽培に携わった人たちは試行錯誤を重ね、細心の注意を払いながら育ててきた。その苦労が実り、香峯子蘭は見事な花を付けている。若き日の池田先生ご夫妻は、立ち寄った夜店で蘭を買い、
都内の新年勤行会で目を引く光景があった。妙音会(聴覚障がい者の集い)の友に寄り添い、手話通訳を行う「ピースハンズグループ」のメンバーの姿である。唱題が始まると、右手を自らの顔の高さまで掲げてから、下へ向かって宙をたたくようにトン、トン、トン、トン、トン、トンと、リズムを刻んでいく。妙音会の友の口元も「なん、みょう、ほう、れん、げ、きょう」と動く。導師が鈴を鳴らして唱題を終えるまで、それは続いた。妙音会の友いわく、「唱題の声がハッキリ聞こえなくても、皆さ
元々ブログを書かれているのですが、最近アメブロでも書きはじめられました。私が敬愛する備前長船助光(森光秀)刀匠。まあ、この記事とか他の記事を読んで頂ければわかると思いますが、かなり危ない思想の人です。まさに令和の危険人物。狂気の刀匠です。そして、そんな刀匠が作る刀も相当ヤバいわけです。こんな時代に、美しい刀より頑丈な刀、斬れる刀、人間を殺すための刀を作るために心血を注ぐ刀匠です。かつて玉砂利を切って石斬丸と呼ばれた刀がありますが、刀匠の刀は玉砂利どころ
これは面白かった。幼稚園の成り立ち。創立者の思い。時代背景(戦前、戦後の混乱期)に、子供の教育についてきちんとした基盤を提唱できる過去の偉人達。我が息子の幼稚園はフレーベル教育をいまだに取り入れている部分があり、フレーベル反対派の私にはなんとももどかしい話で聞き入ってしまった。今の自体は、フレーベルの恩賜教育を主体とする現場はほぼないのに、教材の全てがフレーベル館が幼稚園と取引している…まあ、最近は、フレーベル館とは名ばかりで、フレーベルの思想は
さて、相変わらず(当然)私は伝統気功と伝統思想の中で日々を送っているのですが、ようやく春らしくなって、気温も上がってまいりましたね。こうなると、長い冬が終わって活動的になった人々の中で、新しく勉強を始めたいと思った方々がうちにもいらっしゃってくれる機会が増えます。だいたいうちに来て下さる人というのは、他所でなにがしかをやってらした方が多いです。私としてはまったく何の経験もない人が大歓迎なのですが、きょうび新しく身体操法や伝統武術などを始めようという人も多くはないようで、どうしてもい
埼玉で開かれた座談会の「一人一言コーナー」。地区部長が手作りの大きな“マイク”を取り出すと、会場が一気になごむ。参加者は順番に回し、近況を語った。これは、アルミホイルやラップの芯で、地区部長が未来部員と一緒に作ったもので、名付けて「幸せのマイク」。いつもは発言を遠慮する人も、マイクを手に、笑顔で話していたのが印象的だった。体験発表、御書講義、学会歌の合唱、未来部や青年部のコーナー――充実した座談会のために準備すべきことは多い。内容や進め方など工夫したいことや改善した
ルーマニアの思想家=E.Mシオランの名言コーナー。久しぶりだね。今回は「涙と聖者」ひとつひとつのアフォリズムは短めで読みやすいが、宗教色がかなり強め。①生に意味があるかどうかいまだにいぶかしく思っている人々がいる。実際にはこれは、生が耐えうるものかどうかという問いに帰着する。ここに問題が終り、決断がはじまるのだ。(51P)②哲学を信ずることは、健康のしるしである。考えはじめることは健康のしるしではない。(55P)③生まれつき幸福でない者が知る幸福といえば、絶望の危機の結果と
こんにちは。近頃つくづく思うのは、ぱっと見て不遇に思える物語が、長い目で見て幸せだったという結末が実際にあるという事です。幸せって必ずはい幸せですよ〜という顔をしてやって来るとは限らないですよね。私にも、あれあれどうして〜という事はあります。どうリアクションするか試されているのかな、と思う事象も起きます。ただ、理由は全くわからないけれどこの先の展開をむしろ楽しみに待つ、くらいの機嫌の良さは、持っていて決して悪くは無いと思うんです。希望を持つ。自分というまたと無いユニーク
「法華経題目抄」日蓮大聖人御書1173ページ13行目~16行目人身は受けがたし爪の上の土・人身は持ちがたし草の上の露、百二十まで持ちて名を・くたして死せんよりは生きて一日なりとも名をあげん事こそ大切なれ、中務三郎左衛門尉は主の御ためにも仏法の御ためにも世間の心ねもよかりけり・よかりけりと鎌倉の人人の口にうたはれ給へ、穴賢・穴賢、蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり、此の御文を御覧あらんよりは心の財をつませ給うべし~通解~人間として生を受けることはまれであり、爪
こんにちはスピリチュアル講師の照ですこのブログでは私のスピリチュアルな経験した事や膨大な本を読んで来たこと、リアルに経験してきた不思議な体験を霊的な存在と繋がりながらスピリチュアル神仏や神社仏閣引き寄せについて分かりやすく皆様のお役に立てる内容をお伝えしています。初めての方はこちら↓↓↓照さんのプロフィールページ☆誰でも守護霊からのメッセージを受け取れるようになれる。☆人生が上手く行かないと悩んでいるあなたへ。本当の自分を知り人生を18
アートマカラカこれはVedicのバースチャート(出生図)においてラーフ・ケートゥを除く7惑星のうち一番度数が高い惑星のことを言います。*Vedicでは天王星・海王星・冥王星といった土星外惑星は使いません*ラーフ・ケートゥを入れるという説もありますアートマカラカアートマとは魂のことそしてカラカとは指標(目印)のことを言います。アートマカラカから魂の指標を見ることができるわけですね。魂それは今私たちは
ナンバーガールのアヒトイナザワがネトウヨであるとして、左派の人たちから集中攻撃に会っている。2010年に発表され、アヒトイナザワが作詞したVOLA&THEORIENTALMACHINEの曲「Flag」は、右翼思想に満ちた歌詞だ。「左に傾く君の姿勢の悪さを修正」「特A(=特定アジア)に媚び売る君の姿勢の悪さを修正」「子供たちのlevelの低下原因作ったの誰だ二区競争(=日教組)」など、左派を批判する歌詞になっている。また、アヒトイナザワがツイッターでフォローしているのが、杉田水脈など
ある未来部員が中学校生活を終える際に語った言葉が、今も心に残る。「野球部員でした。一度もレギュラーになれませんでした。でも3年間、辞めませんでした。」攻守に優れた後輩がレギュラーを獲得し、悔しく思ったこともある。それでも走り込みや素振りなど、地道な練習に明け暮れた。“起用する選手を決めるのは監督ですが、野球を頑張り続けるか、諦めるかを決めるのは自分です”と努力を重ねた。現在、彼は地域の青年部リーダーとして、後継の友を育む。ある女子部員は体調不良による不安感に苦しめられ
人通りが少ない路傍にタンポポを見つけた。誰もが見上げる華やかな桜に負けまいと、足元で懸命に“春の到来”を告げている一輪の花がいとおしい。タンポポはアスファルトの隙間や崖など、あらゆる場所でかれんな姿を見せる。その秘密は地中深く伸ばした「根」にある。長いものでは、1メートルに達するものもあるという。花が咲いた後の綿毛は風に乗り、土さえあれば、その場所に根をおろし、再び花を咲かせていく。タンポポの英語名は「ダンデライオン」。語源はフランス語で、“
2017.12.26に、再投稿したもので、名字の言>2017.12.14です。誠実に生きていても、人は時に、不運としか言いようのない環境に翻弄され、悩む。そんな時に有効な処方は「目薬」である、と精神科医の帚木蓬生氏は説く。(『ネガティブ・ケイパビリティ答えの出ない事態に耐える力』朝日新聞出版)点眼薬ではない。「あなたが苦しむ姿は、私がこの目で、しかと見ています」と、当事者が立ち上がるまで寄り添い、共に耐え続ける、周りの人々の慈悲の心と姿勢のこと
集団ストーカーを調べる探偵業をしていた古牧和都さんの親としての子育ての側面に注目です。この人は本質に沿ってものを考え行動する人で、親としても優れているな、と思いました。↓の記事をご覧ください→「私は子供に勉強を強いる事には疑問を持っている。その為、勉強を強要した事はほとんど無い。その代わり、将来の目的を持たすようにしている。勉強などは、自分で目標が出来れば自分で勝手にするようになる。何の為に勉強するのか?そこの所を自分で見出させる。そして目標を持った勉強は、質が違う。但し、学校の成績は悪く
前回の記事の最後には、今回からコロナに罹った後の話について伝える、と書きました。今回の記事は確かにその後の行動に関する話ですが、正確には昨年から始まっている事です。表題の人物の名は、私の住んでいるマンションのすぐ近くを通る大通りの名前、「マスフェレール・ノルテ(MasferrerNorte)」で知りました。マスフェレール・ロータリー交差点(ロータリーの中は大型国旗掲揚塔のある公園になっています)の北にある通りなので、こう呼ばれています。その他、彼の名を冠した学校が、大学を含め、幾つもありま
人生を「航海」に例えた名言は多い。松下幸之助氏もこんな言葉を残している。「風が吹けば波が立ち、波が激しければしぶきを受ける。波を受け、しぶきをかぶっても、舵取りさえ確かなら目的の港に入ることができる」(『松翁論語』PHP研究所)ある壮年部員の話。彼を襲ったのは烈風と言ってもいいだろう。コロナ禍により業績が悪化した勤務先で、200人の希望退職者を募る発表があった。59歳の彼は該当者にされた。“40年間、真面目に働いた結果がこれか”と落胆した。だが彼は、どうなろうとも最