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ここに、岡田惠和さんの、「TVドラマが好きだった」という本があります。名脚本家、岡田惠和さんが、心に残る名作ドラマについて書いたものなのですが、向田邦子さんの一本として挙げているのが、「冬の運動会」です。1977年ですから、いまからほぼ半世紀前の作品です。私など、高校時代にリアルタイムで見て以来の再会です。昨日、ついに初回が再放送されました。まいりました。一時間が、あっと言う間でした。向田邦子、恐るべしです。クレジットのトップは、木村功ですが、実質の主役は根津甚八です。当時としても大抜擢
しかし、昨日書きました、「冬の運動会」に関するブログが、記事ランキング4位です。このブログの読者は、やはり変わっております。さて、改めて見直すことで、半世紀も昔、このドラマを初めて見た時、なぜ私が驚いたかを、少しづつ思い出しました。向田邦子といえば、当時はホームコメディのひとでした。「だいこんの花」、「寺内貫太郎一家」など、私は好んで見ておりました。だから、「冬の運動会」も、その延長だと思っていたのです。それが、家族というものの欺瞞とでもいいますか、表と裏をリアルに描くということに、衝撃を
先程、二番煎じさんから、貴重な情報を頂戴致しました。いま、朝の七時から、「時間ですよ」が再放送されているのですが、次は、「冬の運動会」なのだそうです。「冬の運動会」!!私が、見たくて見たくて仕方なかった、向田邦子さんの傑作で、私はリアルタイムで見て以来ですから、半世紀くらいぶりです。木村功と加藤治子の夫婦、その息子の菊男が根津甚八、恋人になるいしだあゆみ、菊男の祖父の志村喬、菊男が慕う、靴職人の夫婦が、大滝秀治と赤木春恵、このキャスティングだけで、わかるひとにはわかると思います。後に、
黒澤明にしては珍しく小市民的な題材だが傑作。<ストーリー>市役所の市民課長の渡邊勘治(志村喬)は、毎日、書類の山を相手に黙々とハンコを押すだけの無気力な日々を送っていた。ある日、体調不良で受診した病院で医師(清水将夫)から胃潰瘍と告げられたが、勘治は他の患者との会話で胃ガンで余命いくばくもないと悟る。絶望した勘治はそのまま夜の街に出て、飲み屋で知り合った小説家(伊藤雄之助)と一緒に様々な歓楽に興じるが虚しくなるだけだった。翌朝、勘治は退職届を出しに来
「かげろう絵図」「かげろう絵図」プレビュー1959年9月27日公開。徳川家斉の治世晩年を舞台にした時代推理映画。山本富士子は美人姉妹を一人二役。原作:松本清張「かげろう絵図」脚本:衣笠貞之助、犬塚稔監督:衣笠貞之助出演者:市川雷蔵、山本富士子、黒川弥太郎、志村喬、滝沢修、木暮実千代、河津清三郎、柳永二郎、坂東簑助、阿井美千子あらすじ:徳川十三代の家慶は将軍とは名ばかりで、実権は大御所・家斉(柳永二郎)が握っていた。更に勢力をはっていたのは、家斉
「冬の運動会」、ご覧になりました?やはりこれは、向田邦子の傑作です。もう、面白いなんてものではありません。この、半世紀前のドラマに、今放送されているもので、勝っているものがあれば教えてほしい。それくらいの完成度です。まだ、四話ですが、早く続きが見たくて仕方ありません。もうね、志村喬が良くって良くって。藤田弓子扮する加代のアパートで、どてらを着て毛糸をほどくのに、両手を貸している謙吉が絶品です。根津甚八扮する菊男は、いしだあゆみ扮する日出子を、家族が留守のときに、自宅に連れていくのですが、
冥途の土産~ilmiocinemaparadiso~第71回『生きる』(1952年)(ウィキペディより)監督黒澤明脚本黒澤明橋本忍小國英雄出演者志村喬小田切みき藤原釜足日守新一金子信雄<解説・あらすじ>市役所の市民課長・渡辺は30年間無欠勤、事なかれ主義の模範的役人。ある日、渡辺は自分が胃癌で余命幾ばくもないと知る。絶望に陥った渡辺は、歓楽街をさまよい飲み慣れない酒を飲む。自分の人生とは一体何だったのか……。渡辺は人間が本当に生きる
観たい映画が見つからなかったので昭和のテレビドラマを幾つか見てみました。向田邦子脚本『家族熱』1978年7月~10月までTBSテレビで放送されたドラマです。1978年というとジャスミンは13歳、じゃなくて31歳。もう立派にテキパキと主婦をこなしていた頃でよほど忙しかったのでしょうこのドラマは見ていなかった。違う番組を見てたのかな・・今回、配信で見ましたよ。47分×14回・・まあ何十時間になるので
私は、若い頃、黒澤明監督(以下「黒澤監督」と言います)の映画に魅了されていて、このブログのVol.74【映画黒澤明の映画①】でお話ししましたが、黒澤監督の30作品のうち25作品を見ています(見ていない作品は、戦時中に製作された「一番美しく」(1944年)、戦後すぐに公開された「わが青春に悔いなし」(1946年)、「影武者」の次に製作された「乱」(1985年)、晩年の「八月の協詩曲」(1991年)と「まあだだよ」(1993年)です)。Vol.116【私にとっての黒澤明の映画②(終わり)】で
ながながと、お付き合い、ありがとうございます。今回は、今さら、あらすじということではないと思いますので、勝手ながら、私の好きなシーンの話しを時系列で、しようと思います。引き続き、お付き合いください。【タイトルバック】●不気味な野武士のテーマが流れます。「志村喬三船敏郎」のクレジット次が、現在ならば、他の侍たちのクレジットになると思うのですが、「津島恵子島崎雪子」なんですね。【プロローグ】●野武士たちが、村を見下ろします。麦の刈り入れが終わる頃に村を襲おうと話をします。ちょ