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連載形式は負担が大きいので避けたいところですが・・・前回の続きです。(注:これはただの日記であり、作業をするにあたってメモを取っているだけなので、特に新しい発見や情報はありません。)さて、指板(フレット)と弦を横から見た図です。12フレットで合わせた弦高よりも最終フレットの弦高の方が高くなってます。この弦の傾斜ってどのくらいまでが許容範囲なのか。言い換えると、最終フレットの弦高は何mmが標準なのか?ということです。まず、SFR-50の弦高を見てみます。12フレットで2mm
前回コメントを頂いて、あたかも「分かりました。お騒がせしました。」みたいにお返事しましたが、よく考えたらやっぱり理論が破綻していておかしいままでした。なんか振り回してしまって申し訳ありませんです・・・また、よく考えて結論を出してから結論だけを簡潔に書けばいいのに、自分でもまだ考えている途中でダラダラと作業の途中の様子を書いてしまったり当たり前のことを説明したりしているので、起承転結も無いまま、自由に彷徨ってしまっていて、お見苦しいかと思います。すみませんです。今年の抱負は「ブログは短く
日曜日の午後・・・西日の当たる出窓に置かれた水槽の中で、四つん這いの小さな恐竜が水面から甲羅を出してたたずんでいる。その姿はまるで、海に浮かぶ無人島のようだ。ダー博士はその恐竜に向かって「じゃぁねー、ばいばーい(笑」と言いながら、慌ててこっちを振り向く恐竜をよそに眩しい西日を遮る為にカーテンを閉め、ダークブラウンの洋風な食器棚からコーヒーフィルターを1枚取り出してコーヒーメーカーにセットした・・・ずっとあのことばかり考えている。「おし、買おう。」そう決めてからもなお、ダー博士は中
こんにちは、GOLDSTAR松原です。空いた時間が出来ると、ギターのメンテナンス作業のクオリティをアップさせるための練習と作業手順の見直しをしています。なぜかというと”より正確かつスピーディーな作業”ができる様にしたいからなんです。個人店ということもあり、自分でやらなければいけない事が多くあります。同じ作業でもスピーディーに作業が出来れば他の事にまわす時間が出来ますし、お客様にもより早くギターをお戻しできます。そして、せっかく任せていただいたギターですので、丁
Barclayシーズン2「レスポール・ゴールドトップ」(前回までのストーリー)・レスポール・ゴールドトップ・レスポール・ゴールドトップ2・レスポール・ゴールドトップ3続きです。前回、極端に描いた絵で説明したように、リアピックアップが高過ぎるのはネックの仕込み角度のせいもあると思いますので、これを調整します。(うーむ、極端過ぎたかなぁ・・・)ネックを外します。ネックエンド側にシムが3枚ほど重ねてありました。ということは、まさに絵で描いたようにわざわざヘッド側が下に傾くよ
指板R(ラディアス)とは、指板の丸みの指標です。吉田はギターを買うときにあまり指板Rはそんなに意識しないのですが、先日、指板Rの異なるストラトキャスターを弾き比べて改めて思うところがあったので、ちょっと紹介します。1.指板Rのおおまかな種類と特徴前述の通り、ギターには指板Rというものがあり、この指板の丸みの度合いによって弾き易さが変わります。また、Rの数値は小さいほど径が小さくなるため、指板より丸みのある形状となります。Rが小さい順から特徴を説明します。184RFe
さて、リッケンバッカーベースモデルのメンテナンスの続きです。ネックはあまり外したり付けたりを繰り返したくないので、入手してから今まで外しませんでしたが、ピックガードを外したついでに、やっとネックを外します。シムは無いですね。加工の精度を信用する方針という感じで、仕込み角の調整はしていませんね。それでも弦高が調整可能範囲内に収まるのならいいわけですが、このリッケンバッカーモデルの場合は一番低くセッティングしてもちょっと高いんです。どのくらいかというと・・・ばらす前に測っておいた弦
連続でフルシアンテのネタで恐縮です。先日こちらのブログで紹介したインタビューで『フルシアンテの’62ストラトの謎』レッチリのフルシアンテ(以下John)が使ってる’62ストラトなんですけどDuncanのSSL-1と広く信じられてますが、どうやら違うようなんで…ameblo.jp「求めるサウンドのためギターのセッティングは変えてますか?」という質問に変えてるよ。メインギターの弦はダダリオの0.1~0.46で弦高は中間くらい。弦高が低いと強くピッキングした時と弱
こんにちは😃あこあこと申しますしばらくブログから離れていたらあっと言う間に一ヶ月半が過ぎていましたまた細々と続けて行きたいと思います。よろしくお願いいたします相変わらず、進歩はユルユルたけど楽しく続けているアコースティックギター。2人の先生に習いながら楽しく弾いています1人は主に弾き語り中心で習いもう一人の先生はたたき系(スラム)↑全然できないんだけど、とても良い先生で懇切丁寧に教えてくださいます。頑張らなくては💦目指せ、押尾コータローさん(っぽい感じ)wwwと、
新しくギターを購入しました、アイバニーズのAZES40、カラーはPRBです。まだ少ししか弾いていませんので第一印象的なレビューをしたいと思います。今自分が所有しているRG6HSHMTRと比較してのレビューになります。RG6HSHMTRが日本製で売値が約14万、AZES40がインドネシア製で売値が約4万くらいです。まず全体やパーツの見た目がRG6HSHMTRの方がずば抜けて綺麗です、もうここは文句のつけようがなく、さすが10万以上する日本製のアイバニーズだなと思いました。対してA
ギターの弦高。これが低いとタッピングの反応は良くバシバシ決まるし、フルピッキングは軽いタッチでスイスイピロピロ、チョーキングなんかヒョイヒョイ弦を押し上げられます。これだけで相当なアドバンテージがあり、弾くだけであれば低い弦高は速弾きに向いていると言えます。しかしながら、演奏を聴かせるという点ではどうでしょうか?弦がビビり易いことで雑味が入り、ハリと粒立ちが弱く、平面的でペラッとしており、良いサウンドかという点では少々難があるように思います。また、弦高を低くするだけというお手軽
アコギを買うには、初心者の方に限らず必ず楽器屋さんに行って調整をしてもらい、ご自分で試奏を何度か確認されることをお薦めする上で申しあげます。そしてどのような奏法で演奏されるのかを要請されることが当然ではないでしょうか?ギターというのは一般的に云うのならば、先ず体型や手の大きさに合うことが重要です。そして奏法によって大きく変わりますが、コードストローク主体のアコギの弦高が重要だと考えます、これも標準的な事は云えませんが、店頭では3mm程度以下でありましょう。弦や、ピックの種
今回はMARTINBACKPACKER(マーチンバックパッカー)の修理ですね。ネックの酷い順反り状態で入手した物でした。このギターはバックパッカーっていう名前の通り旅行用のコンパクトギターで持ち運びに便利。スケールもちょい短いながらレギュラースケールとほぼ同格に扱えるギターなのでとても便利に使えます。ただ、ネックにトラスロッドと呼ばれる金属の棒が入ってないので強度的に弱くなってます。使用弦もメーカー指定でエキストラライト弦推奨となってますので細い弦でないとネ
せっかくギターを始めても、弾きにくいとつらいですよね。実はキチンと調整したクラシックギターは、かなり弾きやすいです。もしギターが弾きにくいと感じたら、まず弦高を調べてみるといいでしょう。弦高は弦の真下からフレットの頭までの距離のことです。弦を押さえこむ幅というとわかりやすいでしょうか。クラシックギターでは12フレット上で測ります。現在は、音と弾きやすさのバランスで、1弦で3mm、6弦で4mmというのが標準です。6弦側が広いのは、弦の振れが大きいからです。ギターが
これはカルロジョルダーノのVS-2というバイオリンで先日、魂柱を倒してしまって必死に立て直したやつですが、購入した時の状態は弦高が高くて測ったのがノギスじゃないのでだいたいですがG線7.1mmD線7.0mmA線6.1mmE線5.1mmという状態でした。高過ぎですよね。一般的にはG線で5〜6mm、E線で3〜4mmあたりが標準なので、もっと下げたいと思います。しかしギターと違って駒を削って調整することになるので、失敗したら大変です。そこで、とりあえずは
ちょこちょこ動いていたのでこちらのブログに書いてなかったなと思い掲載しておきます…ガツガツお客さん取りたいとかそう言うのでは無くて若い子応援したいし川越で学割メンテなんてやってるんだ!、、と気づいた方は良かったね!と言うお話し。。。では宣伝です↓【学生様限定】中高大の学生さまを対象にギターのメンテナンス当方学割をやっておりますギターの状態は日々変わります・弦高下げたけど上手くいかないなぁ〜・トラスロット回すの怖いなもしそんな場面がありましたらお声掛け下さい基本セットアップ
【年末はブログ更新しまくりだぁーっ!!!vol.2】わたくしK、普段は週5でチャリ通の、しがないサラリーマン。趣味は楽器演奏。ドラム、ベース、ギター、キーボードetc.あらゆる楽器を低レベルで弾きこなすマルチ・プレイヤー。今回は、ベースの話。ちなみにこのベースを購入したのは2020年。それまではベース経験ゼロ。購入以来、何の疑問も抱かずに弾いていたのだが、ある日ふと思った。弾きずら…。てか、ベースの弦高(弦の高さ)って、こんなに高いもんなの??
改造したストラトキャスターにチタン製のサドル(KTSPR-11)を搭載してから約1年経ちました。相変わらず綺麗に音を出してくれます。しかし、最近は弦(Elixir)の寿命が短くなった気がします。以前は3~4か月は平気で使ってましたが、現在は2か月ほどで切れてしまいます。いくら丈夫なElixirといえども2か月で切れることは普通にありますが、それがサドル側で2回連続で続いたことが少し引っかかります。うーん、これは何かが起きているはず!いうことで、今回は弦切れの原因を追います。1.現状
チャオ♪(´ε`)目次-著者の左手サイズ(なんだって大切なのは大きさじゃない)-シリンドリカル(単一)ラジアスの弾き心地-コンパウンドラジアスの弾き心地-採用したスペック-コンパウンドラジアスにして良かった点-コンパウンドラジアスにする際の注意点-つーかコンパウンドなの?コニカルなの?誰か教えてプンプン!-コンパウンドラジアスの計算式(だからコニカルなの?)-参考文献手持ちのfenderstratocasterをスリークエリートで
テンションを上げるためには、5通りの方法があります。(1)弦高を上げるこれは、当然弦高が変わってしまいます。弦高調整は、弦高の調整のためだけに使用するほうが良いと私は思います。(2)弦の巻数を増やす巻き数を増やすと、ナットのところで、弦を押さえつける力が強くなります。チョーキング、ビブラートをすると、実は、ナットとペグ間の弦も伸び縮みします。ですので、ナットで弦を強く押さえつければ、その間の弦の伸び縮みが小さくなります。しかし、1回巻き数を増やしても、6弦でも0.1mm
今日は朝の9時から敬愛するベーシストボビー・ヴェガのオンライン・インタビュー🎵色々な質問をMoriyaTomohiroさんに通訳してもらいました。6年前の来日以来でしたが、「息子たちはどうしてる?」と色々気にかけてくれて、とても心優しいボビーでした。僕のERGOPICKのこともシッカリ覚えてくれてました😆スライ・ストーンやTowerOfPowerとの仕事のことなどそを聞いたこのインタビューは次号のベースマガジンに載る予定ですので乞うご期待!これからは
ギター演奏よりもギターを弄ってる方が好きなjoeyです。さて、先日入手したバダスタイプブリッジMontreuxCustomWrapAroundBridge、サドルの溝切りはどうするかはさておき、まずは仮装着してみることにしました。オリジナルのアンカーを外して比較してみます。オリジナルの方が、ブリッジの嵌まる幅がオリ広いのと、長さも長い(=弦高が下げにくい)ですね。オリジナル(右)だと明らかに緩く、ブリッジが傾いてしまうので、アンカーも交換することにしましょう。バーブリッジの場合
フロイドローズ(ロック式トレモロ)搭載でブリッジRよりも指板Rがきつく、1弦の弦高を下げると、2弦・3弦がビビってしまっているギター。ブリッジ下に入れるスペーサー(シム)で調整しました。1弦の弦高を1.2㎜にすると、2弦が1.1㎜位に下がってしまい、どうしても2弦がビビってしまうため、全体の弦高を下げられずにいました。今回入れたスペーサーはこの写真。ESPで準備されているスペーサーは2種類。0.1㎜、0.2㎜、0.3㎜です。私のほうで準備したのは、0.2㎜と0.3㎜。まず、0.3㎜を2弦
おはこんばんちは私、常日頃思っているのですがテクニカルベーシストはどうやってあんなに速くスラップをしているんですかまるで早送りしているかのような動き・・・これは何か秘密があるに違いないということで、今回は凄い人物に質問してきました日本を代表するテクニカルベーシストIKUO氏のベースをセッティングしている当店のチーフリペアマン林宏樹知る人ぞ知るESPの名物クラフトマンですIKUOさんの楽器を調整しているのだからどうすれば弾き易くなるのか
今日はギターについて書こうと思います。アコースティックギターはエレアコのテイラー「414ceES」を使っています。煌びやかな音が特徴で、ネックも握りやすくエレキから持ち替えても違和感がありません。特にESシステムというアンプで出力させるプリアンプが優秀で、エレアコなんだけど、生のアコギ感がアンプで出せるのでかなり良いです。ライブなんかだと特に真価を発揮できるギターだと思います。最近、テイラーのエレアコの修理をしたので、自分用の記録も兼ねて書きたいと思います。自分
どうも、こんにゃくいもです。松岡フラメンコギターの弦高を結構苦労して好みに調整しました。ナットの形状がおかしかったのでかなり苦労しました。調整が終わると指板と弦が良い感じに手に指に馴染みます。あーこれこれ。大満足の出来でした。あれ?そこでふと今所有しているギターの弦高はどのくらいなんだろう?と思ってしまったので居ても立っても居られなくなり早速測ってみました。まずは1番弾いてるエンリケから。エンリケ・エル・メジーソ(廉価ヤマハ)6弦12F2.4mm1弦12F2.1mmすご
1.はじめに今回は右手編となり、前回からの続きになります。『ギター速弾きのコツと練習方法1〜左手の筋肉の構造と脱力によるフォーム改善〜』ギターの速弾き。ギタリストであれば一度は憧れる高等技術。しかし、いくら練習しても速く弾けなくて挫折した人も多いのではないでしょうか?ということで、当ブログで…ameblo.jp前回同様、筋肉の使い方のお話にしようかと思いましたが、ギターにおける右手は左手よりも遥かに高度な動きになるため、そのまま文章で解説すると複雑すぎて腑に落ちず、かいつ
大胆なアーミングができるフロイドローズ(ロック式トレモロ)。バンバン使ってもチューニングが狂わないので私も大好きなブリッジです。弦高調整もブリッジの支えている2本のビスを六角レンチで回すだけと、とても簡単です。しかし、この簡単さも指板RとブリッジRが合っていないと困ったことになります。例えば、ブリッジRよりも指板Rがきついときには、1弦の弦高が下げると、2弦・3弦がビビってしまうなんてことが起こります。また、ブリッジRよりも指板Rが緩いときには、1弦や6弦がビビってしまうけど、その他の弦は高く
9V積層乾電池(006P型)日課の指のトレーニングでは、鉄線弦よりも弦が太くて弦高(指板から弦までの距離)が高いナイロン弦のギターを使ってる。指が弦に当たってノイズを出さないようにする練習と、高く大きく動かすことで指の筋肉が衰えないようするのが狙い。。ライブで使う事は稀だけど、レコーディングでは時々ナイロン弦を使ったりするので、いざという時に指がもつれないようにするためだったりもする(笑)普段は生音で練習するんだけど、時には気分を変えて内蔵されてるマイク(ピックア