ブログ記事544件
もう神様や仏様に祈れない宗教法人、2040年に3分の1が消滅危機-日本経済新聞https://share.google/Wn67BozdFefHVW3i1まあ、昔から廃神社・廃寺はあるわけでして(遺跡の発掘調査等で『尼寺廃寺跡』とかある、大阪の柏原市には同じ名前の智識寺跡がある)、もうそれは仕方がないことです。神様仏様をそこに勧請したのは「人間」であるわけで、「維持管理」「継続」していくのも人間なわけです。以前の記事にも記しましたが、神様仏様から見ると廃神社・廃寺になっても『痛くも
濃尾平野の北西部にあたる岐阜県本巣市[もとすし]。この地は、『続日本紀』に尾張の国人が新羅人を率いて、715年に本巣郡から分割独立させて「席田郡[むしろだのこおり]」を興したとされています。前回の『偽・今昔物語』を書くきっかけとなったのが、この地に残る3つの古代寺院。今回は、これらの古代寺院跡を巡ってみます。ではレッツラゴー!文殊廃寺もんじゅはいじ岐阜県本巣市文殊訪問オススメ度─起点は樽見鉄道・本巣駅。この鉄道は東海道線大垣駅から北に延びるローカル線です。本巣駅で下車し
2025年の元日──その年の初詣は、前々から気になっていた熱田神宮の前身ともされる氷上姉子神社[ひかみあねごじんじゃ]へ行くことにしました。そのついでに、近くにある西大高廃寺にも立ち寄ることに。先に書いておくと、西大高廃寺の現地に何も残っていないことは承知の上。とはいえ、起伏に富んだ立地場所はハイジストとして気になるところだったのです。今回はお正月の風情を楽しみながらの訪問記。ではレッツラゴー!大高城跡からのぞむ西大高廃寺のある丘陵地西大高廃寺にしおおだかはいじ
咲く花の匂う奈良の都──仏教美術品のセレクトショップ<CAPITALEHEIJO>の店内。地方の大豪族が何かを探している様子である。【登場人物】大野爾瑠郎女:<CAPITALEHEIJO>の女性オーナー。かつて社交界の華と呼ばれていた。地方の大豪族:天孫族の後裔で地元宮司を代々務める。最近の台所事情は厳しいようである。「本日はどのようなものをお探しでしたか?」「氏寺の修理用の瓦なんだけど、何かいいものがあれば....」「お瓦でしたら、人気の川原寺式の今期版がリリースされた
刃物のまちとして知られる岐阜県関市──北から流れてくる清流・長良川が池尻山の裾野で西へ大きく流れを変える場所にある「弥勒寺官衙遺跡群」。今回は、〔中篇〕でご紹介した弥勒寺跡以外の遺跡を巡ります。ではレッツラゴー!弥勒寺官衙遺跡群遠望古代の郡役所跡〜弥勒寺官衙遺跡弥勒寺跡から東に向かって歩いていくと、一段低い場所に大きな広場があります。ここが古代武儀郡[むぎぐん]の役場(郡衙)の跡。この一帯は弥勒寺官衙東遺跡と呼称され、郡庁や倉庫などの郡衙の施設がほとんどすべて把握さ
大阪府と奈良県を隔てる金剛山地──二上山や葛城山、金剛山など登山者やハイカーで賑わうこの山地の東山麓は、有名な當麻寺をはじめ、古代寺院が数多く営まれていた地域です。訪問時期はばらばらですが、今回からこのエリアの古代寺院をご紹介していきます。トップバッターは當麻寺です。ではレッツラゴー!東側からみた金剛山地。御所市南部にて【第一番】當麻寺たいまでら奈良県葛城市當麻訪問オススメ度★★★★二上山の東麓にある當麻寺──中将姫とぼたん、それに當
奈良時代・伊勢国の国庁──伊勢国司・櫛越古伎而[くしごしの・こきで]が赴任早々、国分寺造営の責任者である造寺司から懸案事項の説明を受けている。「で、どうすんの?ここの国分寺はさあ」「は、造営地の選定はすでに決まり、現在基本計画を策定中です」「あ、そう。それでどんな寺院にするわけ?」「奇をてらわず基本に忠実な<ザ・国分寺>を目指そうかと」伊勢国分寺創建期復原図。七重塔はあくまで「想定」(早川和子画)「うむ、いいんじゃない。伊勢は大国だし、ここは堅実に進めようぜ」「ただ、ひとつ
伊賀国の郡寺を巡る旅。後篇は伊賀国4つの郡寺の中でも別格の超有名寺院、夏見廃寺です。ここは発掘により明らかとなった特異な伽藍がわかるように整備され、さらに出土品などの展示館も併設されるなど、寺院の規模こそコンパクトではありますが、遺跡としては高スペック!夏見廃寺にはこれまでにも何度か来ていて慣れっこになってしまっていましたが、改めて考えるとスゴい古代寺院跡なのですよ(語彙力)。あえて例えるなら、小柄であまり目立たいけど、よく見ると独創的なファッションセンスに、上等なアクセサリーを身