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井川比佐志さんお誕生日おめでとうございます。井川さんは昭和十一年(1936年)十一月十七日満州国奉天市(現在の中華人民共和国瀋陽市)に誕生されました。俳優座を経て、映画・テレビ・演劇において大活躍されています。昭和三十七年の『おとし穴』では犠牲者の主人公を熱演されます。昭和四十年山田洋次監督『霧の旗』では船員役で出演されます。倍賞千恵子さんとの歴史的競演シーンには感動します。桐子と船員の競演シーンが、恐らく『家族』の原点になったと思います。昭
芸者と寅さんが肩を並べて絵馬を書く。おふみさんは寅さんの絵馬をのぞく。【妹さくらとその一家がしあわせになりますように】今度は寅さんが彼女の手から無理やり絵馬を奪ってのぞく。【弟が幸せになりますように】「おめぇ、天涯孤独だっていってたけど弟がいるのかい?」」妹、弟のしあわせを願う2人の距離がぐっと近くなる。男はつらいよ浪花の恋の寅次郎山田洋次監督1981年松坂慶子渥美清芦谷雁之助松坂慶子さんの演技がもう、たまらなく艶っぽくて可愛くていじら
録画していた『キネマの神様』をみました。こういう、日々の家族の姿や、時間に抗えない人間の切なさを深く描いた映画、大好き。さすが山田洋次監督。思い返せば、こういう雰囲気の映画が好きになったきっかけは、小津安二郎監督の「お早よう」「秋刀魚の味」「東京物語」をみてから。とくに笠智衆が味があって好み。本作でも、北川景子が「東京物語」原節子の演技ををオマージュしたシーンでは、ゾクゾクって鳥肌がたった。寺島しのぶ、宮本信子らの演技も抜群の安定感。映画って本当にいいなって思う。監督:山田洋次脚本:
暑中見舞い、書いたことある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう暑中見舞いは出さないですねえ〜σ(^_^;)年賀状もデザインと文面全てコピペで作ってるし〜6月から郵便はがきが52円→62円に変更されたけど、年賀はがきは現行の52円のまま変更しないとの事年賀はがきの出せる期間とか制約を設けるのかなよく映画などでは、戦時中兵隊は一銭五厘で赤紙を送れば補充がきくので兵隊の命は一銭五厘の価値しかないと比喩されましたが、それは当時のハガキの料金が一
山田洋次監督、渥美清主演の寅さんシリーズ第16作。1975公開、マドンナは樫山文枝、ゲストは桜田淳子。ロケ地は山形県寒河江市ほか。寅さんを訪ねた女学生・順子は、もしや寅さんが実父ではないかと、さくらたちを困惑させる。ひと騒動あって、寅さんはまたもや旅の人。その間に、御前様の親戚の大学助手の礼子がとらやに下宿することになる。柴又に戻ってきた寅さんは、俄然向学心に燃え、礼子が家庭教師となる。伊達眼鏡をかけて猛勉強する寅さんは、やがて礼子の恩師・田所教授と意気投合する
1982年12月公開のシリーズ30作目はこの7年後に結婚する沢田研二&田中裕子夫妻が共演。大分県湯平温泉の馴染みの宿、寅次郎は母が女中をしていたという三郎のために彼女の法事をしてやろうと一肌脱ぐ。たまたま同宿だったデパートガール螢子たちも焼香し翌日三人でドライブへ。シャイな三郎は螢子に一目ぼれし寅次郎は二人の仲を取り持とうとし…たぶん、平成生まれは沢田研二が大スターだった実感がないと思う。これははジュリーが大スターだった時代に出演した作品で、後に結婚する田中裕子との出会いのきっかけになっ
「男はつらいよ」シリーズ50周年を記念して22年ぶりに製作された第50作です。帝釈天の参道のくるまやはカフェに生まれ変わり、その裏手に住む満男は作家に転身し、妻に先立たれ一人娘と暮らしていた。そんな満男のサイン会にかつての恋人泉が駆けつけ…年明けこら毎週1本観てきたこのシリーズもついにラストです。オープニングが満男の夢で始まり、桑田佳祐による主題歌。満男の娘が桜田ひよりなのがちょっと意外です。桜がおばあちゃんと呼ばれることに時代を感じます。編集者役が池脇千鶴なのもこれまでの山田洋次っ
3つ前の当ブログで書いたように、映画『男はつらいよ』シリーズ(1969~2019山田洋次監督ほか)では帝釈天の寺男「源公」を演じた佐藤蛾次郎さんは、それに先立つテレビ版『男はつらいよ』では寅さん(渥美清さん)の義弟・裕次郎の役でした。この「裕次郎」というのは当然「石原裕次郎」さんを連想させますが、では渥美清さんが演じた「車寅次郎」の名前にはどういう由来があるのでしょうか。江戸時代の非人頭「車善七」さんと、松竹の大先輩で喜劇映画の名手「斎藤寅次郎」監督からとったというのが通説ですが、別の説も
1985年12月公開の第36作品目です。マドンナが第4作目以来2度目の栗原小巻さん。ゲストは川谷拓三さんです。タコ社長の娘あけみが夫婦喧嘩で家出してしまう。タコ社長はワイドショーに出演はあけみに帰ってこいと訴えるが帰らず。寅次郎のつてであけみが下田にいることがわかる。寅次郎があけみを迎えに行くが式根島への連絡船で知り合った真知子先生にひとめぼれし…80年代中期の「男はつらいよ」はタコ社長の娘あけみがどんどん存在感をアピールしてきます。今、朝ドラの再放送「はね駒」にも美保純さんが出ていて当時