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『大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」-NHK』の主人公・蔦重がのし上がっていく時代の”田沼時代”を描いた長編小説『山本周五郎長編小説全集6栄花物語』田沼意次時代の後期、松平定信らの巻き返しに苦しみながらも世の中の変革のために最後の最後まで戦い抜こうとする田沼の姿に同情する。栄花物語(新潮文庫)Amazon栄花物語(新潮文庫)[山本周五郎]楽天栄花物語(新潮文庫)【電子書籍】[山本周五郎]楽天レビュー<選書理由>『べらぼう』の主
いつもご覧頂きありがとうございます。あっという間に11月も中旬に!早いですね〜!11月23日日曜日文学×朗読第2回山本周五郎開催致します講師に元小学館編集者・佐山辰夫さんをお迎えし、周五郎の人となりと作品についてお話頂きます。膨大な作品の中から今回は『青べか物語』に焦点を当てます。これは、周五郎の人生や創作の礎となるものだと思います。山本周五郎は、昭和3年夏から1年数ヶ月、千葉県浦安町に住んで、貧しい生活の中、文学修行に専念します。その時の経験を、約
〜男なら、名もなき火鉢や風車となれ――!!〜江戸にある“十六店”という裏長屋の一軒に、松村信兵衛という名の素性の知れぬ一人の浪人が住んでいる。腰の物はとっくに竹光である信兵衛は、絵に描いたようなお人好しの性格で、酒には強いが剣の腕はからっきし、そのくせ武家社会には心底愛想が尽きたと見えて、どこぞへ仕官する気などまるで無いという、およそ武士らしくない男だ。それでも、彼は人から呆れられるくらいにせっせと長屋の他の住人たちや、なりゆきで親しくなった人間をよく助けることから、周りから親しみを込めて
2025●紅鮭すじこ税込み321円ゴハンに具をいい具合にしみ込ませるのが、デイリーヤマザキの必殺技である。すじこから出たほどよくしょっぱい醤油ダレがよーくゴハンにしみ込みわたっている天気がいい日はおにぎりが食べたくなる。幼稚園、小学校の頃の遠足や運動会や釣りに行った時の記憶がそうさせる。山本周五郎の『季節のない街』ではゴハンはあまりかまないで飲み込んだほうがうまい、という人が出てくるが同感だ。周五郎に補足させてもらえば、おびぎりをほおばって飲み込むのが旨い。時間がなくて急いでいて、あま
6月22日がお誕生日の有名人・著名人1793年(寛政5年5月14日)生(1853年61歳没)徳川家慶さん江戸幕府第12代将軍1859年(安政6年5月22日)生(1935年満75歳没)坪内逍遥さん小説家、評論家、翻訳家、劇作家1864年生(1909年44歳没)ヘルマン・ミンコフスキーさん数学者ミンコフスキー空間光円錐1898年生(1970年満69歳没)エーリッヒ・マリア・レマルクさん作家『西部戦線異状なし』1903年生(1982年満78歳没)堀越二郎さ
話す声のボイストレーニング!今日のワークは山本周五郎の「お手洗」についての口述記事を読んで頂きました。山本周五郎氏は朗読する人には大人気の作家さんです。小説ではなく口述記事を読んでいただくのはなかなかないと思います。昭和初期の頃でしょうか、東京では「お手洗」がトイレと通じますが、通じない地域もあり、「お手洗いに連れて行ってください」と言うと、コック部屋に連れて行かれ、コック長から「どうぞどうぞ」と水のいっぱいはってある洗面器が用意され、大笑いになったという実話