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1月28日鍋倉山は、以前から気になっていて、一度滑ってみたいと思っていた山でした。前日に、スキーヤーズプレイスのRYUさんに鍋倉山を案内していただきました。リフトを使わないフルハイクの山でとても楽しかったので、翌日、同じコースを一人で滑ってみました。ここからスタート。テレマークビンディングは、ケーブルが切れまくるG3タルガアッセントとお別れし、ボレーのスイッチバックに付け替えてから初めての使用です。タルガアッセントでは、いつ遭難するかわかりません…葉痕がヒツジに見えることで有名
松本のブンリンさんで山スキー用のブーツを新調した。購入したのは「SCARPAF1」F1F1(24.5アンソラジット)のページです。登山用品・クライミング用品・スキー用品を販売するロストアローの公式通販サイトです。弊社はブラックダイヤモンド、オスプレー、スカルパ、スマートウール、シートゥサミットの正規輸入代理店です。www.lostarrow.co.jpカタログスペックで片足1,260gということで今まで使っていたマエストラーレ(1,440g)より180gほど軽い。バックルは減
パンケ山(中頓別町)ー2024.12.22(3名)15年ぶりとなる中頓別のパンケ山へ。中頓別町豊平の最終除雪地点に駐車。朝は曇り、昼から天気が崩れる予報だったが、雲一つない超ド快晴である。痛いほどに冷えた空気の中での出発となった。真正面にパンケ山のモルゲンロートを眺めて進む贅沢な時間。牧場の最奥まで進んだ後、・181のある小尾根から394を目指す。存在感あるピンネシリ山塊。Co200を超えた程度で大展望が展開されるのは如何にも道北らしい。快晴無風の中、タンネの
今朝、山スキー売り場にやって来た70歳越えたと思われるお客さま昭和16年生まれのトーチャンのトーチャンより、少し若いかな?という感じですで、、『いま、ベガで履けるビンディングって無いのかなぁ』と。《ベガ》というのは、イタリアのスカルパ社が作っている冬山用のプラスチックブーツのこと⬇️コレコレ。実勢売価が40000円を切るくらいの価格で、いまとなっては少し時代遅れなのかもしれないけど《絶対に水が滲みてこない》とか《ワンタッチアイゼンとの相性がいい》というのは昔と変わらず。で、歩き
2月25日志賀高原スキー場から群馬県草津町へ土日を利用して、水上のスキーガイドRyuさんのバックカントリーツアーに参加してきました。お客さんは4名。Ryuさんを含め、他の方はスキー、私はテレマークスキーでした。まず、志賀高原の横手山スキー場から渋峠スキー場へ。ここで-13℃。あまりの寒さでブーツの中のつま先が痛くなってきました。そこからハイクアップして、国道292号線にある日本国道最高地点、標高2172mに到達。その近くから滑走です。私がトップで滑ります。国道の道
有留辺志-閏可山(美深町)ー2024.12.21(3名)国道275号線美深峠の北には、「ウルベシ」の名のついた二山がウルベシ川を挟むように存在する。何れも地形図に山名の表記は無く、578m峰の有留辺志、529m峰の閏可山はあくまで点名である。ブログに載せていないが、578m峰有留辺志は2017年一度敗退した山。2017年12月2日。母子里クリスタルパークから林道歩きでピークを目指したのだが、猛烈なラッセルと激しい降雪に阻まれたのだ。砂のような雪質の上に地獄の腿ラッセルで、
摺鉢山(古平町)ー2025.1.3(単独)2025年初山行は積丹半島の取りこぼした低山を少し。まずは古平の摺鉢山へ。出戸の沢の林道から計画していたが、国道は駐車スペースが無かった。栄に分かれるY字交差点の先に駐車スペースがあり、予定より北側のルートに変更。出戸の沢よりも、山頂に向かってストレートなルートで良い。離農した廃屋の裏に祠発見。安全祈願をして出発する。コンクリの水路には橋が架かっていて運良く渡れた。コンクリの水路って深いことが多く、案外曲者な事が多い。
小喜茂別岳(喜茂別町)ー2024.12.30(単独)小喜茂別岳は中山峠の北西にある標高970mの山で、峠の売店からも山容が良く見える。喜茂別岳とセットで登られると思い込んでいたが、登頂記録を検索すると、それ単独で目指されているのが殆どだ。ルートはいずれも南西尾根を使うものだった。札幌近郊であればヒトと会う可能性もあり、また他人のトレースがあれば使わざるを得ない。静かな登山を好む自分としては、つい他のルートを考えてしまう。その結果、中山峠から林道を使って喜茂別川に降り、北東尾根
伊吹山をシリセードで下っていた方が滑落して救助されるという事案が発生したようだ。尻で滑降していた女性、勢い余って300m滑落…足首と肋骨折る重傷(読売新聞オンライン)-Yahoo!ニュース4日午後0時10分頃、滋賀県米原市の伊吹山(1377メートル)で、斜面を尻で滑降していた甲良町の会社員女性(47)が、勢い余って下方へ約300メートル滑り落ち、同行者の男性が119番。女性は約1時news.yahoo.co.jp「シリセードとはいわゆる斜度のある雪面に足を伸ばして座った形で滑り降り
三角山・388m(共和町)ー2025.1.3(単独)取りこぼした山巡りの三山目は、共和の三角山。積丹周辺にも丸山や三角山はそこら中にあって、いずれも低山が多い。一体どこの丸山や三角山に登ったのか、印象が薄れるのは仕方ないところだ。共和町にも三角山は二山あり、北の三角山479mは2023年に登っている。今回登るのは、南にある三角山388mだ。ニセコパノラマラインゲートの東側、神仙沼へ続く尾根にある。地形図を見る限りは山として存在感は殆ど無いように思える。積雪期に最短で
みなさんお久しぶりです!先月ブログ休止宣言をしたところですが、少しだけ方向転換することにしました。負担にならない程度に気が向いた時だけ書いてみようかなと。笑ということで、板納めのこのタイミングで先シーズンの総括を残しておこうと思います。今シーズン総滑走日数は29日!前のシーズンは40日だったので大幅に減った。雪が少なくてシーズンインが12月にずれ込んだこと、年末年始に屋久島を訪れたこと、4月も天気のめぐりあわせが悪くてハイキングが多くなったことなどが要因として挙げられる。
『様々なターン練習編①』バックカントリーではゲレンデとは比較できないほどの様々な雪質や地形で滑らなければなりませんね。それに対応するのは一つの滑り方では難しく、いくつものバリエーションを持っていた方が断然有利になります。スキー板の性能が上がり、新雪や湿雪、悪雪に対して板が自然に対応してくれるようにはなりましたが、もちろん万能ではありません。様々なターン、それにうまく対応するポジショニングやバランスのとり方を練習してみましょう。I)『ステッピング斜滑降』スケーティングを斜
※しばらくブログ更新が止まってしまっていたため一部の方にご心配をおかけしたことをお詫びします。2月3日(日)、白山での山スキーにおいて我々のパーティーが遭難事故を発生させてしまった件について、今後同様の事故を起こさないよう自分なりの反省点を振り返りつつ本ブログを見てくれている方に今後他山の石として役立てていただけるよう顛末を中心に報告したいと思います。2月3日の日曜日は当初の予報では気温高めの曇り~雨予報だったため平湯、白川郷あたりを行先の候補としていたが、数日前から午前中だけ晴れる
今日はストックのネタです。登山でも山スキーでも山に行く時は必ずストックを使うようにしている。バランス保持はもちろんのこと、膝や足に対する負担軽減や地味に蛇を除けたり雪を払い落としたり…その用途は多様である。特に山スキーでノーストックというのは考えられないが、ゲレンデスキーと違い滑落のリスクを考えるとピッケルの機能が欲しくなる時がある。ピッケルではストックの代わりにはならないので本格的に山スキーを楽しむのであればストックとピッケルの機能を合体させたブラックダイヤモンドの「ウィペット」が
『斜滑降応用編』斜滑降ができたかなという人は次のステップに進みましょう。これができなければまだ斜滑降が甘いという事になりますでしょうか。G)『山足テール上げ斜滑降』斜滑降と同じ要領で、山足のテールを上げ、トップをつけた状態でスタート。谷足一本で滑る感覚が求められるためより外傾そしてしっかりとしたエッジングが必要になり、また山足のトップを雪面に着けていることによりやや前傾を意識することになります。山足を下すことなく、安定した直線を描けるまで練習しましょう。・内倒ぎみの方、後傾ぎみ
今年もSWANSのHEATレンズゴーグル「HELI-XED」、通称「地獄ゴーグル」の季節がやってきた。【11月入荷予定】2020-2021HELI-XEDBK面発熱レンズゴーグルHEATレンズシステム-SWANS(スワンズ)公式オンラインショップ|SWANSnetshop.swans.co.jp38,500円商品を見るUSBバッテリーから電源を取ってレンズ全体を温めて曇りを防止するシステムなのだが、冬山登山、特に悪天の雪山登山では必須装備だといっても過言ではない。晴れて
色々とひと段落し、YSHRセンセー達も記録を公開されたところで先月11月24日に起きた白山での遭難事故について触れたいと思う。まずは亡くなられた髭魔人さんのご冥福をお祈りすると共に、ご家族の方々には心からお悔やみ申し上げます。この10年間それなりに山スキーをやってきた人間にとって「髭魔人」という名前を知らない人はいないのではないだろうか。それほど「髭魔人」という山スキーヤーは自分にとっても特別な存在だった。自分が山スキーを始めたのは2013年、約9年前だが、山スキーを始めるきっかけの
丸山146m(積丹町)ー2025.1.3(単独)積丹町に丸山が2座存在する。572mの丸山と146mの丸山だ。前者は2024年2月に登頂済みで、そこそこ奥深い山だった。もう一方の丸山は、標高僅か146mで、国道脇にある丘みたいなものだ。背後の山並みの方が標高が高い上に存在感もあるのに、なぜこのショボい山に山名がついているのだろう。名がついているからには登らにゃイカンじゃないか。国道から見る丸山146m。国道からの標高差は高だか50m。この山だけを目指すのはコスパ最
山スキークリニック(練習法)バックカントリースキーの両輪は冬山登山技術とスキー技術。私が学生の時は「山スキーはきちんと冬山登山ができるようになってからだ」と先輩に言われたものでした。今現在それを言う人はほとんどいない気がします。とは言え、スキー技術も大事なのは当然のこと。それを得る手っ取り早いのはやはりゲレンデ。ゲレンデスキーの延長でBCを始める人と、冬山登山の延長でBCを始める人といらっしゃいますね。前者の方も後者の方も共々、BCのためのスキー技術練習法というものをご
冬山登山の必須アイテムの一つがバラクラバ、いわゆる目出し帽だ。森林限界を超えたり強風の稜線や雪原などを歩く時はバラクラバがないと簡単に顔が凍傷になってしまう。ついでに晴れた日の日焼け防止にもなるのでありがたい。手袋と同様にとても重要なアイテムで、山行中に濡らしたり出し入れする際に飛ばしたりすると命に関わるので予備も常に持ち歩いている。だが、バラクラバをつけて登る時のデメリットがふたつある。ひとつ目は、呼吸しづらくなること。口も鼻も覆ってしまうので特にハードな登りやラッセルしてる時は辛い
FRITSCHIDIAMIRTECTON12最近、バックカントリースキーで主流になりつつあるTLTビンディングの一つFRITSCHIDIAMIRTECTON12の歩行性について第2回です。比較対象は私が山スキーを始めた20年前からあるSILVRETTAです。この2つヒールが上がる角度が違います。手前がSILVRETTA、奥がTECTONです。明かにSILVRETTAの方がヒールが上がる角度が大きいです。なぜTECTONは角度が相対的に小さいのか…それは、TECTONのトゥー
雪深い冬山に効率的に登ろうと思ったら山スキーが圧倒的に便利だ。まずラッセル力が半端ない。ツボ足だと腰まで埋まるような深雪でもスキーならブーツ~ひざ下くらいで済む。板を滑らせながら歩くことができるので推進力も高い。トレースがあれば更に効果は顕著だ。下りは言うまでもなく滑って下りられるのであっという間だし何より楽しい。だがもう一つのメリットがある。それはヒールリフター、別名クライミングサポートが使えることだ。そもそもなんでこんな話を山スキーシーズンが終わった今のタイミングでしてい
少雪に暖冬、毎年同じようなことを言っているが今年は桁外れだ。先週は春一番が吹き荒れて土砂降りの雨が降った。もう山の雪も死んでしまったかもしれない。だが週末は一時的に気温が下がって雨も雪に変わるかも、だが低い山は厳しい、少しでも雪が多くてパウダーが楽しめそうなところはないか?と考えた結果、新潟焼山に白羽の矢が立った。ルートはもちろん笹倉温泉から。前回は2018年の3月の火打山だったので6年ぶりの北面台地となる。そういえばセンセーや名人さんとの初めての山行もここだったし、パクとの出会い
昨日は厳冬期の立山へ行ってきた。年末年始の地獄旅の最終章となる。立山へ登ろうとすると黒部立山アルペンルートのバスやケーブルカー、ロープウェイを使うのが普通だが、これらの交通機関は4月~11月の期間しか営業していない。よって、それ以外の季節に立山に登ろうと思うと麓から自分の脚だけを頼りに登る必要がある。先月12月に立山に登ったばかりだが、今回はバッチリ条件が揃いそうなので再び立山を目指そうということになった。12月の立山も厳しいが1月は更に雪が増えて気温も低くなるため更に登頂の難易度は
自分が使っている山スキー用のザックは「MAMMUTNirvanapro35」だ。背面アクセスはもちろん可能だが、アバランチギア用スペースがあったりゴーグル用のポケットがあったりして重宝している。35リットルというそこそこ大容量ながら雨蓋がないので後頭部が干渉しないのも良い。リフトを使った日帰りバックカントリーならもっと小さくていいかもしれないが、夜中スタートで行動食多めの山行ではやはり35リットル以上は欲しい。仲間たちはオルトボックスのHauteRoute40を主に愛用しているが
夏山は簡単でも冬山になると一気に難易度が上がる山がある。白山や立山、それと先週登った燕岳のように単純にアプローチが長くことで難易度が上がるケースはわかりやすいが、シンプルに技術的に難易度が上がるパターンがある。日曜日に登った空木岳がそれだ。アルプスの山々は基本的に雪が降れば登山道もブッシュも覆い隠してしまうのでどこでも歩けてしまうイメージがあるが、中央アルプスや南アルプスは積雪量が中途半端なので冬でも登山道をトレースしなければならない山が多い。空木岳もほぼ夏道トレースが必須。樹林
幌内山(深川市)ー2024.12.14(2名)12月に入ってまとまった降雪があり、今シーズンもようやく山スキーの季節を迎える。肩の調子は相変わらず悪く、スキー山行でも全く自信はない。痛くなったら終わりのサドンデス山行を考慮し、札幌方面の未踏峰は諦めて旭川近郊の幌内山に転向した。急なお誘いにもかかわらず、同僚の岳友にお付き合いいただく。自分はこれまで異なったルートで幌内山に3回登頂している。勿論4回目も別ルートでの計画とし、深川市幌内地区を出発点としてみた。計画ルートは
5年程前、FritschiTectonの歩行性についてブログを書きました。内容は、トゥーピースのバンパーと呼ばれる部品のために歩行性が極めて悪いという内容です。『FRITSCHIDIAMIRTECTON12(1)』フリーライドスキーにTLTビンディングをつけた時の歩行性の話フリーライドスキーはELANRIPSTICK94、TLTビンディングはFRITSCHIDIAM…ameblo.jp『FRITSCHIDIAMIRTECTON12(2)』FRITSCHIDIAMI
今や知らない人はいないくらい有名な「ひろゆき」氏。にちゃんねる創設者でありYoutuberとしても活動している。そのひろゆき氏が山屋について熱く語っている動画があったので興味深く見せていただいた。ざっと文字に起こすとこんな内容だった。山屋はすぐに死を考える。きつい道でも「死なないから行ける」という判断をする。辛い思いをしたら二度とやりたくないと思うのが普通だが山屋はそれを好き好んでやっている。お金を払って命をかける頭がおかしい人。合理的じゃないことをあえてやる。コスパが
自分にとって山スキーの必須アイテムと呼べるものがいくつかある。GPS、ビーコン、プローブといった定番装備はもちろんだか、電熱線ゴーグル…別名「地獄ゴーグル」や、防寒テムレス、プラズマ1000ダウンジャケットなんかがそれに当たる。特筆して重要なのがブラックダイヤモンドのウィペットポール。いわゆるピック付ストックというやつだ。カーボンウィペットポールカーボンウィペットポール(97-140cm)のページです。登山用品・クライミング用品・スキー用品を販売するロストアローの公式通販サイトです。弊