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読む速度がぐんと落ちていますがゆっくり楽しみながらよみました『いえ』以前は図書館で借りて読んだけど今回は単行本を購入して読みました『ひと』『まち』『いえ』となんとな~く続いているような感じです図書館でお借りしたこちらはもうすぐ読み終わりそうです合間にちょこちょこ読んで癒されています帽子が苦手な孫ちゃん先週はカラー帽子を被った写真が送られてきました先生はさすがですね頭の上にちょこんと乗せてくれていますまだまだ泣いてしまうけど少しずつ慣れてきたようですたくさん遊んで大
東京の下町、堀切菖蒲園近くにある日比野豆腐店の人たちのじんわりと心に沁みるゆるい物語。【目次】第1章日比野初断章日比野福第2章日比野咲子断章日比野福第3章神田七太断章日比野福第4章日比野令哉断章日比野福【あらすじ】日比野豆腐店の二代目店主・勇吉が癌で亡くなったあと、妻の初と息子の清道で豆腐店を続けていた。しかし、三代目店主の清道はコロナに感染して亡くなってしまう。スーパーの豆腐は大量生産で安価。それと比べてしまうと、味は良くても値
小野寺史宜さんの「日比野豆腐店」を図書館から借りてきました下町の商店街にある個人経営のお豆腐屋さんの日常をポラロイドカメラで撮影して切り取ったような独特な味わいがある作品です素晴らしいのは老人は老人、母親は母親、若者は若者、子供は子供、猫は猫、書き分けがうまく、あたかもそこに存在しているかのようで、ストーリーがスーッと心に沁みてきますドラマは作りものっぽい中国ドラマをが好きなんですが、そこでもキャラ被りはなく、巧く描き分けられていて、日本のドラマでは論外なコ
こんにちは読書日記85冊目(2025年7冊目)「まち」小野寺史宜さん小野寺さんの作品を読むのはこれが2冊目前回「ひと」を読んで一度で好きになってしまった作家さんです読書日記記事を遡ってみたら「ひと」を読んでから1年半も経っていました!時が経つのが早過ぎてびっくり「ひと」と同じで主人公が恵まれない境遇だったり悲しい出来事が起こったりはするのだけど決して絶望は描かれなくて主人公が良い意味で淡々としていて動じないその思考や言葉がとてもテンポの良い文章で綴られているのが
『みつばの郵便屋さん二代目も配達中』小野寺史宜シリーズ第3弾。郵便配達員となって9年目の秋宏。みつば郵便局には女声配達員・美郷が配属され、何かと考えさせられることも・・・。秋宏の仕事ぶりに興味を示して大学生の荻野もバイトにやって来た。相変わらず配達先の人との距離が近く、時にはトラブルも・・・。配達してくれる人との接点なんてほぼないけど、中には秋宏のように親しく話をする人もきっと居るんでしょうね田舎の方に行くとお年寄りの方たちの見守りも兼ねてるよ
いやぁ〜いいお話だったなあ〜読んでいて心が温かくなる感じでした✨夫の突然の事故死から立ち直るため、近くに店を借りて「子供食堂」を始めた松井波子子供は無料大人は300円という値段で、ボランティアの力を借りながら月2回の営業をしているそこにやって来る子供達や親、ボランティアの人々、波子の息子航大……みんな様々な事情を抱えながらも前向きになろうとしているそのきっかけを、「クロード子供食堂」が作ってくれたんですよネ作品の最後に、頑張っている松井波子への最高のプレゼントが用意されていて…良
小野寺史宜さんの新刊です📖ネタバレというほどではありませんが、ある程度の内容に触れないと感想が書けないので…これから読む方で先入観無しに読みたい方は、この先を読まないでくださいね(笑)父が遺した日本そば屋を継いだ鳴樹が主人公の物語です。そしてその場所が…蜜葉市みつば…なんか嫌な?予感(笑)予想通り、次々と《みつばの郵便屋さん》の登場人物が…もうこの本のタイトルは《みつばのおそば屋さん》でいいのでは?と思っていたら、後半に《みつばのおそば屋さん》と《みつばの郵便屋さん》が並んで文中に