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小野寺史宜さんの「日比野豆腐店」を図書館から借りてきました下町の商店街にある個人経営のお豆腐屋さんの日常をポラロイドカメラで撮影して切り取ったような独特な味わいがある作品です素晴らしいのは老人は老人、母親は母親、若者は若者、子供は子供、猫は猫、書き分けがうまく、あたかもそこに存在しているかのようで、ストーリーがスーッと心に沁みてきますドラマは作りものっぽい中国ドラマをが好きなんですが、そこでもキャラ被りはなく、巧く描き分けられていて、日本のドラマでは論外なコ
『みつばの郵便屋さん二代目も配達中』小野寺史宜シリーズ第3弾。郵便配達員となって9年目の秋宏。みつば郵便局には女声配達員・美郷が配属され、何かと考えさせられることも・・・。秋宏の仕事ぶりに興味を示して大学生の荻野もバイトにやって来た。相変わらず配達先の人との距離が近く、時にはトラブルも・・・。配達してくれる人との接点なんてほぼないけど、中には秋宏のように親しく話をする人もきっと居るんでしょうね田舎の方に行くとお年寄りの方たちの見守りも兼ねてるよ
こんにちは読書日記85冊目(2025年7冊目)「まち」小野寺史宜さん小野寺さんの作品を読むのはこれが2冊目前回「ひと」を読んで一度で好きになってしまった作家さんです読書日記記事を遡ってみたら「ひと」を読んでから1年半も経っていました!時が経つのが早過ぎてびっくり「ひと」と同じで主人公が恵まれない境遇だったり悲しい出来事が起こったりはするのだけど決して絶望は描かれなくて主人公が良い意味で淡々としていて動じないその思考や言葉がとてもテンポの良い文章で綴られているのが
------------------------------------------------------------【ひと】著者:小野寺史宜さん★★★★☆------------------------------------------------------------あらすじ(裏表紙)女手ひとつで僕を東京の私大に進ませてくれた母が急死した。僕、柏木聖輔は、二十歳の秋、たった独りになった。大学は中退を選び、就職先のあてもない。そんなある日、空腹に負けて吸い寄せられた
子とイオンに向かっていたら、人生初後ろの車に煽り運転され、めちゃくちゃ怖かったですすぐ追い越されたので、大した時間ではなかったですがとても長く感じました(ちなみに追い越し禁止の道)さて最近読んで面白かったのは小野寺史宜さんの「ひと」故郷の肉親を失い、天涯孤独となった若者それでも東京で出会った心優しい人達との交流に心温まる最後も胸にぐっときて、とても良かった続編?の「まち」もテーマは同じであるがそれぞれの生まれた町、生活がありこちらも前向き、広がりを感じるラストでとても良かっ
今日は対面販売の日暖かく天気もいいので期待していたがお客さんは少なく用意した半分くらい残ってしまった残念物置の蛍光灯がつかなくなり近所の電気工事士さんに相談したら器具だけ買えば交換できるよ、と言うのでネットショップで購入して交換をお願いしたものの10分くらいで作業終了とても明るいこんなことなら物置の照明全部をLED器具に交換したくなる器具が用意できればいつでもやるよ、と請け負ってくれることになったありがたい今日の工賃を取ってくれないので残って
逆転美人藤崎翔☆☆☆☆☆逆転シリーズの第一弾よく考えられているというか第二第三弾を先に読んでいるためストーリーの違和感を考えながら読んでいましたがやはり最後は何度もページを捲り返します#真相をお話します結城真一朗☆☆☆5本の短編集ブラックミステリーちょっとエグい探偵AIのリアルディープラーニング早坂吝☆☆☆☆カバーのキラキラに惹かれて購入AIが事件を解決しながら成長する話あきらめません垣谷美雨☆☆☆☆垣谷美雨さんのお話は本当にありそうでイライ
何となく、映画好きに対して主張するような表題でタイトル買いしてみた本、さらに言えば「あと◯◯円で送料無料」と言う要件を満たすための1冊だった気もするwそんなんだから買ってからも後回しにされていた小説なんすけど、短編集と言う事で・・・ここ最近の何かとバタバタしている日常の中に「読書の時間」を挿入するのには一役買ってくれましたね内容紹介は↓結婚を控えた地下鉄の運転士、酔って駅のホームに立つDV男、仕事を辞め恋人も失った無職の若者……狙いをつけた人間の行動に絶妙なタイミングで介入し、運命の調整
好きな作家、小野寺史宜さんの新刊。これは一番乗りまさに”小野寺ワールド”私が好きなタイプに戻ってきてくれて嬉しいディア・オールド・ニュータウン内容は書籍の案内よりお借りしましたひととまちを描いてきた著者の新境地。ニュータウンが舞台の感動小説。町も変わる。人も変わる。変わることは、始まることだ。「歳をとったニュータウン。オールド・ニュータウン。おれが育った町。離れて、戻った町。離れる前よりは根づけたような気がする」母が亡くなったことを機に会社をやめ、父が遺した日本そ
金曜日はかなり凹んでいたけど、少しずつ浮上中。こんな事でいつまでも凹んでいたら時間がもったいない。早めのお昼ご飯を済ませて筋トレへ。先週はトレーナーさんと都合が合わなかったのと、予定を詰めたくなかったので筋トレは1週間ぶり。身体が少し鈍った感覚があった。それでも始めてしまえばちゃんと反応してくれた。脳と筋肉が繋がるのが少しずつ早くなってきてる様な気がする。(前も書いたかも)筋トレの後のマッサージの時にちょっと愚痴る。絶対に会う事のない人達だから良いかなと思って。体の中から言葉を出
こんにちは。銀座に来ています。昨日は、銀座が舞台となっていた小説を読み終えました。「ミニシアターの六人」著者:小野寺史宜さんhttps://ginza-books.com/blog20250326/下記のお店でランチしていました。Brasserieニーケ/奥銀座のカジュアルフレンチブラッスリー・ニーケは奥銀座エリアのカジュアルなフランス風・酒場。本格フレンチをお気軽にお楽しみいただけます。ni-ke.aflo.comハンバーグランチ1,300円お
日比野豆腐店小野寺史宜あらすじ東京の町なかにひっそりと佇む「日比野豆腐店」。店主の清道を亡くした日比野家は、厳しいながらも手を取り合って店を切り盛りしていた。店を終わらせようとしている祖母の初。店を継ぎたいのかどうか、将来に悩む令哉。そして、「ある人」と一緒に三人を見守る飼い猫の福。「日々の豆腐」という意味も込められた豆腐屋で、ひたむきに生きる人たちを描いた心揺さぶる家族小説。あっちの町では30冊まで予約できた本ですが、こっちの町では10冊だけ。週に1冊位
☆アクセスありがとうにほんブログ村☆ランキングに参加してます☆昨日の札幌みぞれ最低気温、1.3℃最高気温、4.3℃野菜が高いので、もやしの出番が増えてます気になるから、ひげ根は取ります1袋、10分くらいの時間が掛って飽きちゃうからリビングに持ち込みテレビを見ながらの~んびり、取ってます根を取り終わったらサッと洗って保存容器にこれだけで、3・4日は長持ちしてくれます以上、貧乏くさい情報を失礼しましたー3月20日読了本日も教官なり益子豊士、
小野寺史宜『ディア・オールド・ニュータウン』です。私の好きさレベル5段階評価の『5』です。ひととまちを描いてきた著者の新境地。ニュータウンが舞台の感動小説。町も変わる。人も変わる。変わることは、始まることだ。「歳をとったニュータウン。オールド・ニュータウン。おれが育った町。離れて、戻った町。離れる前よりは根づけたような気がする」母が亡くなったことを機に会社をやめ、父が遺した日本そば屋を継いだ鳴樹。父の時代にやっていなかった出前サービスで商機を
本屋大賞ノミネート常連作家である「ひと」や「まち」で知られる作家のエッセイです。家賃5万円を条件に、東京23区で住んでみたい街を選び、実施にその街をそこで生活すること想定して歩きます。ややもするとワンパターンに陥りがちですが、毎回共通するのは美味いコーヒーを飲ませる店に立ち寄ることです。カフェではないです、喫茶店です。それ以外は本当に住むための生活に必要な環境を求めて街を歩き回ります。それでも面白いです。東京は本当に色々あります。どの町にもいろいろあります。
下町荒川青春三部作の三作目ひとまちいえ一気読みいえ小野寺史宜著社会人三年目の三上傑の大学生の妹若緒は特に良くも悪くもなく普通しかし最近傑は妹のことばかり気にかけている傑の友だちであり若緒の恋人でもある城山大河がドライブデート中に事故を起こした後遺症で、若緒は・・・以来、家族ぐるみの付き合いだった大河を巡って三上家はどこかぎくしゃく教員の父は・・・納得いかない母は・・・ハンデを追いながら若緒は就活に苦戦中家族に友にどう接すればいいのか思い悩む
こんにちは❗❗ご覧頂きありがとうございます。いいね👍励みになります。久しぶりの小野寺史宜さん読みました📚タッグ得意技バタフライ・プレスを武器にプロレス界のスターとして活躍する戸部栄純。充実した日々の中、最愛の妻・美鶴が急逝する。残された2人の子どもを育てるため、プロレス界から引退し妻との約束だった居酒屋を始めた。あっという間に10年が過ぎ、子どもたちは親離れの時期を迎える。大学入学、就活、親しい人との別れ。それぞれの契機に、「これから」を共に生きる相手を見つけていくー。まっ
☆アクセスありがとうにほんブログ村☆ランキングに参加してます☆昨日の札幌曇り最低気温、-1.8℃最高気温、3.4℃今年の阪神、強いですね一昨日も昨日もメジャーのチームに快勝ですもん世界一だよねーそして、日曜の夕方のお楽しみは笑点昔と変わらぬ面白さに癒されてますの思い切り笑って、新しい週への活力を頂いてます昨日はね、懐かしい方が登場したんですよつぶやきシローさん日常のムカつくことを独特の栃木弁で語ってくれましたゲラゲラでしたわ、今週も元気に過ごせそ
いえ小野寺史宜著4人家族の三上家、教員の父専業主婦の母スーパー勤務の兄大学4年生の妹妹はデートのドライブ中に事故で怪我をして足を引きずるようになってしまった。そしてその妹の彼氏は兄の友達だった。家族それぞれの心のモヤモヤ、こうなってしまった責任を彼氏のせいにしないと納得がいかない母親、色々な心の葛藤の中家族の関係もギクシャクする。兄は、自分の仕事の人間関係や彼女との関係を事故をきっかけに色々考えるようになる。最後の方に妹が、「歩けるだけでいい」と現状をそう
下町荒川青春三部作の二作目まち小野寺史宜著『ひと』からつながる物語「東京に出ろ。人を守れる人間になれ――」じいちゃんの言葉に背中を押され単身上京した江藤瞬一誰ひとり知り合いのいない街は、僕を受け入れてくれるのか?両親を亡くし、尾瀬の荷運び・歩荷を営む祖父に育てられた瞬一は後を継ぎたいと相談した高三の春意外にも「東京に出ろ」と諭されたよその世界を知れ。知って、人と交われ――。それから四年瞬一は荒川沿いのアパートに暮らし隣人と助け合いバイト仲間と苦楽を共にして
皆さんこんばんは。夜の小説紹介。「食っちゃ寝て書いて」小野寺史宜大好きな小野寺ワールド。さてどうでしょうか?主人公は中年の男性作家。昔はソコソコ売れていたんですが、ここ数年鳴かず飛ばずの状態が続いていました。50を前にそろそろ出版社から声がかからなくなるのでは、との不安を感じていた矢先、担当編集者から自信作をボツにされます。そんなタイミングで、長年の友人女性から癌になったと告白されます。その事で、今後の自分の身の振り方を考えはじめます。
おはようございます。2025年の1月からの1年間毎日ブログ投稿チャレンジ中のてんです昨日から刺し子はお休み中2月の本「同士少女よ敵を撃て」逢坂冬馬「みつばの郵便屋さん・あなたを祝う人」小野寺史宜「みつばの郵便屋さん・そして明日も地球はまわる」小野寺史宜「同士少女よ敵を撃て」は難しかったー歴史の勉強ちゃんとしてこなかったのこの本読んではじめて後悔したわ←でも読んで良かった、、重い話ではあるけれどそこは敢えて考えすぎずに映画を観るような感覚で、、こちらは漫画本も出て
小野寺史宜著『いえ』。社会人三年めの三上傑には、大学生の妹・若緒がいる。若緒は傑の友人・大河と付き合っており、大河の車の助手席に乗っている時に事故に遭う。その事故が原因で、若緒は左足を引きずって歩くようになる。それ以来、大河へのそれぞれの思いから、三上家はぎくしゃくしてしまう。小野寺さんらしい1冊でした。三上家はあの筧ハイツのご近所。小野寺さんの小説にたびたび登場するあの筧ハイツ。もちろん、これまでの登場人物もちらほらと。傑はスーパーの正社員。パートさん達のシフトを組むのも仕
やっぱり小野寺さん、いい!豆腐店を継いだ清道がコロナで亡くなり…清道の母初、妻の咲子、息子の令哉、ハチワレ猫の福。みんな、いい!じんわりほんわか、、いい!
最近お気に入りの小野寺史宜さん。30分ドラマを見るような感覚で心地よく読める。こちらは東京近郊の「みつば市」という埋立地に建設された新興住宅地を舞台にした10編の短編集。平凡な人々が繰り広げる日常の悲喜こもごも・・・。何気なく交わされるやりとりがドラマの1シーンのように目に浮かぶ。一波乱ありそうでいて、どれもが穏やかなハッピーエンドで締めくくられている。離婚の話と引っ越しの話がよく出てきます。これって、昨今ではそれが普通の日常ってことなのかもしれないね。夜、眠りにつく前に1話ずつ読
☆アクセスありがとうにほんブログ村☆ランキングに参加してます☆昨日の札幌曇り最低気温、-1.4℃最高気温、2.4℃昨日の朝、湿った雪が積もってました⛄今日も雪の予報が出てるんですたくさん、積もらないことを願ってます3月5日読了ホケツ!みつば高校3年生の大地は5歳の時に離婚して母と暮らし始めその母は12歳の時に病気で亡くなってしまうそんな訳で、それ以後は母の姉の絹子伯母さんに引き取られ二人暮らし中学からサッカー部に所属しているが1度もレ
2時間ほど福原食堂で過ごし、津南駅の駅ナカ温泉に入る。開店時刻が14時になってからだから久しぶりだ。内湯だけの何の変哲もない造りだが、入る機会がなくなると無性に恋しくなる。(写真/のれんをくぐり3階へと上がる)浴室の入口にはたくさんの靴が並んでいる。長靴率が高いのが、ここが雪国であることを物語っている。この温泉が地元の人に愛されている証拠で、何ともほのぼのする光景だ。風呂に入って、再び、福原食堂に戻る。列車までまだ1時間ほどある。しかし、もうこの1本を飲むのがやっと。入浴前に飲み過ぎ
心配していた雪は朝起きたら雨に変わっていた。それでもこんな日は電車が遅れるだろうからと少し早めに家を出た。やはり少し遅れてたけど10分ぐらいの遅れだから大したことはなかった。会社ではちょっとモヤっとする事はあったけど、大きな事ではなくて。まぁ最近は落ち着いていたからちょっとザワザワしたけどね。一緒に働いているアルバイトさん、時々急に攻撃的になるのが怖い。まいったまいった。そしてとりあえず娘の卒業が確定したという事で、フーッと肩から力が抜けていった。モヤモヤもザワザワもどうでもいいや。
ひと小野寺史宜著たった一人になったでもひとりきりじゃなかった交通事故死した調理師の父女手ひとつ学食で働きながら一人っ子の僕を東京の大学に進ませてくれた母その母も急死二十歳の秋たった一人に全財産は百五十万円奨学金を返せる自信はなく大学は中退。仕事を探さなければと思いつつ動き出せない日々が続いたそんなある日の午後空腹に負けて吸い寄せられた砂町銀座商店街の丸八通りから約2分の総菜屋さんおかずの田野倉で買おうとした最後に残った五十円のコロッケ見知ら
『みつばの郵便屋さん』小野寺史宜シリーズ第2弾。みつば郵便局で配達員をしている平本秋宏。一つ年上の兄・春行はイケメンの人気タレント。顔がそっくりなのでよく本人と間違われる秋宏。配達先の住人とのやり取りに兄やその恋人との関わり。秋宏がホントにいい人。いつもお世話になってる郵便配達員。書留の受け取り以外で接する事って今までなかったな~。毎回手渡しで顔を合わせると親しく話をする事はあるかもしれないけれど、郵便受けに入れてもらうだけではな