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俳句の言葉の特色として季語、俗語を挙げましたが、実はこれらが特色になったのは俳句が575だからです。つまり、575という短い表現が季語や俗語を要求したのです。取り合わせという俳句の基本的な方法も575が要求した、と言ってよいでしょう。575というわずか17音の表現はきわめて片言的です。季語や俗語はその片言を補完しますが、補完するより大きなものは読者の読みです。俳句の表現は読者に補完されて完成、成就するのです。小説や現代詩だって読者なしにはありえないのですが、俳句では読者の比重がことに大です
みなさんこんばんは。今日も資金巡りに迷走しているレンです。さて、今日は何のお話をするのかというと・・・小説を書こうと思ったのですが、気付いたら深夜の2:00で、本当に時間の経過は早いもので、レンタルフレンタのお仕事が終了した後に帰宅したのですが、速攻で就寝しました。今回のレンタルフレンタのご依頼をしてみて思ったのですが、自分でも思った以上に真面目に行いました。フェスのお買い物と設営だったのですが、設営は本当に軽作業で楽でした。日雇いの10倍以上は楽でしたね。作業員が多い
本を貸したお礼にエシレバターもらいましたお父さんありがとう〜貸した本は、小説のバターBUTTER(新潮文庫)[柚木麻子]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}読んでる最中もエシレバター登場するので、バターとフランス料理が食べたくてしょうがなかったです【若くも美しくもない太った女が、どうやって四人の男から結婚をちらつかせ交際し、大金をせしめ、殺害したのか】実際の事件平成の毒婦、木嶋佳苗をモチーフに作られた作品です取材記者目線で物語が進行し毒婦で世間から
昔、ふぶきの部屋という皇室ブログがあり、小説「天皇の母」長編小説を書いていた、ふぶきの部屋ブログ主さんに、昔、私の友人がコメントをしたことがありました。今は読めなくなっているので、その小説の結末は知らない。フィギュアスケート小説再開は、もう少しお待ち下さい。😊すぬうぴい🦛🤭愛子さまラオス🇱🇦公式訪問は成功ですね…👐
宮島未奈著、新潮社。成瀬シリーズの最新刊にして最終巻。らしい。嫌だ、もっと続いて欲しい。やあだやあだ。第一巻では中学生だった成瀬あかりは、本作ではもう大学生。時の流れを作品中でも感じます。大学生は大学生でも、なんと京大生!ということで、本作のメイン舞台は京都です。新キャラが続々出現しておきながら過去作のメンバーもしっかりと抑えてあり、フィナーレはまさに大団円。まるで宴。前にも似たようなことを書いた気もするのですが、成瀬たちの成長が随所からこっそりと、でもはっきりと伝わるので
ご訪問ありがとうございますちょっと遅れましたが、話題のNetflixドラマ『イクサガミ』全6話見終わりました。本作は、今村翔吾による時代小説「イクサガミ」シリーズを原作としています。小説は、全4巻構成で、「天」「地」「人」「神」の順に刊行されています。【4冊全巻セット品】「イクサガミ」岡田准一さんが主演・プロデューサー・アクションプランナーを務めるNetflixシリーズ作品の原作Amazon(アマゾン)4,980円舞台は明治11年。かつて刀を振るっていた武士たちは、廃刀令などによっ
達成1a1セット評論1セット同志社英語理系2023情報少し気づき評論小説がめっちゃ安定してきた(30後半から満点)。意識してるのは早めに切りすぎず、ちょっとでも間違っていると断定できない選択肢は保留にして全部の選択肢を見てから判断すること。これをすることで無いと思い込んで「選択肢すら持てなかった」状況を無くせる。今日やった1aもめっちゃ難しいやつらしいけど8割取れて成長を実感。特に三角比図形でコツを掴んで安定感が出てきた。嬉しい。お疲れ様です今日神大オープンの点数他見れたんです
小説「慶余年」第1章在澹州その2范慎がこの世界に転生して四年がたった。さすがに夢ではないと自覚する。この世界は、かつて彼が生きていた世界と似たところもあれば、違うところもあった。屋敷の使用人の会話を盗み聞いたところによると、彼は司南伯こと范大人の私生児なのだそうだ。王侯貴族や豪商によくある話で、正妻からの攻撃を避けるために、范大人が遠くの澹州へ彼を送ったのだろう。この四年で范慎は新しい身分に慣れ、現実を受け入れられるようになった。もちろん、大人の魂が赤子の体
今日は映画はお休み。小説レビューです。綾辻行人の『殺人鬼』は、1990年代のある夏、山中の合宿に集まったサークル〈TCメンバーズ〉のメンバーたちが、突如として現れた殺人鬼により一人また一人と残虐に殺されていくスプラッタホラー小説です。登場人物は、物静かな女子大生・茜由美子、サークルのリーダー磯部秀二とその妻、スポーツマンの大八木、軽薄なイケメン洲藤、男遊び好きの千歳、オタク気質の沖元、そして中学生の麻宮ら8人。彼らは双葉山で合宿をしている最中、夜の焚火で「百物語」を始めますが、その直後
イクサガミ口コミから見える世間の評価販売ページはこちらNetflixシリーズイクサガミOfficialBookSPECIALEDITION[講談社]楽天市場5,280円${EVENT_LABEL_01_TEXT}イクサガミ(2)【電子書籍】[今村翔吾]楽天市場792円${EVENT_LABEL_01_TEXT}イクサガミ人(講談社文庫)[今村翔吾]楽天市場1,067円${EVENT_LABEL_01_TEXT}イ
神田神保町の三省堂、書泉グランデ、岩波書店、東京堂やたくさんの書店はほとんど北向きに並んでいる。これは売物の書物が日に焼けぬよう配慮されていると、昔から言われているが、小学館、集英社、岩波書店、有斐閣などの出版社は、北向きでなく近隣に散在して、秋葉原という電気街に対して神保町という本屋街を形成している。ほぼ半世紀以上前から、水道橋の大学から毎日仲間たちとこの界隈をうろついていた。食堂、パチンコ屋、映画館、喫茶店、本屋などは大方知り尽くし、その後も今までずっと、気が向くと放浪徘徊している。初
最近、何度か、このブログで触れているZINE。気になると、調べたくなるのが学ビストの性分で、しかも、それはネットでは満足できず、紙媒体の本だったりする。笑野中モモさん関連で、図書館で以下の本を借りて、流し読みしました。日本のZINEについて知ってることすべて:同人誌、ミニコミ、リトルプレス―自主制作出版史1960~2010年代Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}この本で、ZINEが、大昔のSF系のファンの作った仲間同士の同人誌を「ファンジン」
元々はSNSの短文で短すぎるからまとめるつもりはなかったけれど、何となくまとめたもの…https://www.nhk.jp/p/ts/8P12XJWKJK/episode/te/6G291WVJ7J/明日NHKで、近藤正臣さんの奥さんの死や老いや孤独に関するドキュメンタリーがあるそうだけれど、ふと思い出すのが耕治人さんの「そうかもしれない」NHKで多分海外ドラマを観た後に、かなり古い耕治人さんのドキュメンタリーが突然放送されてつい見入ってしまった。著書自身の病気と今でいう奥さんの認
王谷晶さんの『ババヤガの夜』のレビューになります。こちらは、柚木麻子さんの『BUTTER』と共に、ダガー賞翻訳小説部門にノミネートされている作品でもあるのですが、そのジャンルはバイオレンスアクションなので、少々読者を選ぶことになるかもしれません。『柚木麻子の『BUTTER』が海外で人気の理由』今海外で人気があるという柚木麻子さんの『BUTTER』。特にイギリスでは高い評価を得ており、2024年には日本人初の「WaterstonesBookof…ameblo.jp↑こちらは
語り手はヒトのオス個体に宿る○○目線?!今回は朝井リョウさんの衝撃作『生殖記』のあらすじ&感想をご紹介します!生殖記Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}評価3.8/5内容にはめちゃくちゃ共感できるものの、物語としては語り手がずーっと主人公の生態や行動を解説し続けるだけなので、やや退屈するところが。個人的には読みやすさで言えば『正欲』、内容の良さでは『生殖記』という感じ。ちょい読みづらい進化版『正欲』と言えば「しっくり」くる(それでも私は
こんばんはデジタルデトックスしたい1年マネージャーの遠藤です暇さえあればスマホを手に取って通知が来てないかと連絡を確認したり、XやInstagramをなんとなく見てたり、、、📱気づけば、スマホを見ていると逆にストレスが溜まっていると感じるようになりました「これは良くないっ!」と思い、最近はスマホから離れる時間を作るために映画と本を見始めました最近見たものは📖小説『ナイフ』・重松清🎥『チェルノブイリ1986』どちらもちょっと重めのテーマではありますが、興味のある方はぜひ
前々からSNSで面白いと話題になっていた小説、原浩さんの『火喰鳥を、喰う』を読んでみました。さっそくですが、感想・考察・評価を交えた簡単なレビューをどうぞ!あらすじ舞台は信州の旧家。主人公の久喜雄司は幼い頃に自動車事故で父を亡くしている。現在は妻の夕里子と、母・伸子、そして祖父の保と三人で暮らしている。そんなある日、久喜家の墓が何者かによって破壊される事件が発生する。なんと棹石の側面に刻まれていた大伯父・久喜貞市の名前が削り取られていたのだ。貞市は太平洋戦争で戦死した保の兄で、そこに
真梨幸子さんの「殺人鬼フジコ」シリーズの最新作『フジコの十ヶ条』を読む前に、おさらい用として、シリーズ一作目『殺人鬼フジコの衝動』のレビューをしていこうと思います。ちなみに読む順番は、『殺人鬼フジコの衝動』⇒『私は、フジコ』⇒『インタビュー・イン・セル殺人鬼フジコの真実』⇒『フジコの十ヶ条』になります。まず、本書の冒頭には「はしがき」として、この小説はある女性が死の直前に書き上げたものだということが説明されています。小説の主人公は、フジコという少なくとも十五人を惨殺した殺人鬼であ
今村翔吾さんの歴史小説新刊、読みました。ひとまず上巻のみです。この作品は少し前に新聞で連載していたのですね。楠木正成の子である楠木正行を主人公にした物語です。楠木正成があまりにも有名人なので、そういえばその子供ってどうしたんだっけ?と、うろ覚え・・・確か『逃げ上手の若君』にも出てきてたと思いますが、あまり記憶がない。楠木正行というと、「桜井の別れ」が有名ですね。こちらは吉野に行った時に撮影した石像。みなさん手で撫でるから、もはやツルツルやん・・・そんな感じで
住野よるさんのか「」く「」し「」ご「」と「のレビューになります。ちなみに、こちらは映画ではなく、原作のほうのレビューになりますのでお間違えなく!それでは、さっそく簡単なあらすじ紹介から入ります。特殊能力を持つ5人のクラスメイト登場人物は同じクラスの仲良し五人組の高校生。しかし彼らには互いに隠している特殊能力があります。以下にそれぞれの秘密をまとめてみました。京(大塚京)・・人の頭上に、。!?といった記号が見える。しかし自分の記号を見ることはできない。ミッキー(三
烏は主を選ばないネタバレ徹底まとめ!核心と展開を全解説「烏は主を選ばないネタバレ徹底まとめ!核心と展開を全解説」として、物語の最も衝撃的で感動的な展開を一気に振り返っていきます。楽天最安値で買いたい方はこちら↓【エントリーで全品ポイント10倍!】[新品]烏は主を選ばない(1-5巻最新刊)全巻セット楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}【3980円以上送料無料】烏は主を選ばない/阿部智里/著楽天市場814円${EVENT_LABEL_01_TEXT}
翻訳の仕事に関して、今年一年で大きく変わったことがひとつあります。小説に限って言えば、フランス語のほうが、日本語より早く読めるようになりました。いえ、決して、わたしのフランス語読解力が向上したと言いたいわけではありません。単に、読み方が変わっただけです。まず、あくまで「小説に限って」です。実用書やノンフィクションなら、今も日本語で読むほうがずっと早いですし、ずっと楽。新聞記事やネットの記事なんかも、やっぱり日本語のほうが断然早いし、意味もよりきちんと把握できる。どう
「おくんなまし」という言葉を聞いたことがありますか?一度聞くと耳に残る独特な響きですが、実際にどういう意味なのか、どこで使われていたのかを知っている人は少ないでしょう。実はこの表現、江戸時代の遊郭で使われていた特別な言葉なんです!本記事では、「おくんなまし」の意味や歴史、現代における使い方について詳しく解説していきます。「おくんなまし」の意味と語源「おくんなまし」はどういう意味?「おくんなまし」は、「ください」や「~してください」という意味を
数年ぶりに近所の激安スーパーに行って来ました自由に楽しく美しく生きる経済自由人のモデル主婦まっきーです💖どうしても長ネギが買いたくて、(グリーンコープさんは長ネギ欠品中で手に入らず。。。)普段行かないスーパーへ昔からいつ行っても激混みなのですが、今日も激混み午前中から人がたくさん居ることにビックリしながらも、かなり久しぶりだったので、店内をグルグルしちゃいました物価高だから、ありがたいっちゃありがたい皆さん、カゴを2つ3つパンパンになる程お買い物していました
一穂ミチ著、文藝春秋社。一穂ミチさんの最新作。一昨日発売で、たった今読み終えました!今回の作品は、今までの長編よりもドキドキハラハラミステリー要素強めになっております。とはいえ、いつもの人の心を抉る鋭い心理描写も一切手抜きがありません。毎度の事ながら、こんな風に人の心を書き表してみたいと羨ましく思います。大人の恋愛小説と宣伝文にありましたけど、単なる恋愛小説だと思って侮っていると痛い目に逢います。愛が深すぎる・・・。ちなみに、物語は、恋人が旅行に行ったまま行方不明になり、その
小説紹介のけんごさんがオススメしていたので読みました。織守きょうやさんの『ライアーハウスの殺人』。内容は、ミステリ小説の王道=館×クローズドサークル×計画犯罪といったものになっております。さっそくですが、以下にあらすじと見どころをレビューしていこうと思います!<注意事項>二度読み必須の結末!表紙と裏表紙、そして帯にも重要な意味が隠されている!登場人物みんな嘘つきという筆者からのヒントを忘れずにお読みください※表紙の絵を担当されている平尾アウリさんのキャラクターカードを
本屋大賞2025の3位は、野﨑まどさんの『小説』に決定しました。いやぁ~、こういう小説がトップスリーに入るのは嬉しいですね(ちなみに1位はわたしゴリ押しの『カフネ』でした)。本書は「私たちはなぜ小説を読むのか」というテーマを掲げている壮大な物語になります。さっそくですが、あらすじと感想を書きつつ、内容を整理していこうと思います。作品紹介:小説を読む意味とは?文学少年の内海集司は人生を読書に捧げています。十二歳のとき、小説の魅力をわかち合える生涯の友・外崎真と出会い、二人は小説
小説「イクサガミ」蠱毒参加者ひとりひとりを監視する"木偏"と呼ばれる担当者たち。みんな"きへん"の漢字なのですが、難しくて😅覚書として。槐:えんじゅ橡:つるばみ柙:はこ杜:やまなし椒:はじかみ杣:そま柊:ひいらぎ椪:はえ栂:つが樗:おうち梔:くちなし樒:しきみ榭:うてな樮:ほくそ櫻:さくら椹:さわらイクサガミ天(講談社文庫)[今村翔吾]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}イクサガミ地(講談社文庫)[今村翔吾]
昨日読み終わった本は630ページの大作。新聞の書評欄や新刊広告で面白そうだなと思ったら、図書館にリクエストします。これは広告だったかな。綿矢りさの本は初めて。女性同士の恋愛物語です。京都を舞台に、中学の入学式で出会い、惹かれ合って手探りの性愛、そして別れ。17年後、東京での再会。再び愛し合うも、裏切りと不信、それからー。私は同性愛には特別な偏見も共感もなく、ただ、気づかないだけで自分の周りにもきっといるのだと思うから理解はしたいと思っていて、同性婚の問題など、新
ファン友さんから、先月レターパックで届いた『国宝』の小説。上・下2巻で、それぞれかなりボリュームがあったのですが私にしては珍しく、数日で読了しました。この小説を読んだ後、あらためて映画館でもう一度観たい。上映期間に間に合わせたい。という時間的な縛りがあったこともありますが小説としてもやはり読み応えがあって面白く久しぶりに時間を忘れて夢中で読みました。けれど、今度はなかなか映画を観に行く時間が取れずやっと昨日、2回目を観に