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ドラマ「長楽曲」第40集大結局後編<第40集大結局>後編顔府の前で沈渡は待った。しかし出てきた管家に彼の持参した贈り物を突き返された。「大閣領、離縁したのだからお帰りください、と六娘からことづかりました」それだけ伝えると、管家は門の中へ消える。門前払いはこれで九回目だ。それでも沈渡は諦めなかった。贈り物を買い直して何度も出直す彼の姿に、㐮安城の青年たちは声援を送る。宮中にいる太皇太后の寝殿まで、その噂は届いた。妻を怒らせたら怖
ドラマ「長楽曲」第25集後編<第25集>後編顔幸は飲んだくれる藩馳から酒を取り上げ、甘南道の名物、羊肉麺湯を注文した。運ばれた羊肉麺湯をひと口すすっただけで藩馳の顔色が晴れる。「仰天大笑去、高歩踏神州…」いきなり顔幸が漢詩を読み上げた。これは弘文館の入試試験の際に藩馳が詠んだ漢詩だ。今では茶楼や酒楼に通う者たちの誰でもが知っている檄文で、民の悲哀が詰まった詩である。「希望を捨てない限り、寒門にも門が開かれると信じているわ」「うどんから
ドラマ「長楽曲」第22集前編<第22集>前編顔采薇の体調が回復し、顔家は無事に晴れの日を迎えた。ところが、顔府で小さいがもうひと波乱起る。婚礼のために幼い双子の息子ふたりを連れて実家に帰ってきた顔怡嬌が離婚を考えていたのだ。「戻って六娘みたいに勉強したら、繍娘として宮中に出仕できるかも」夫を頼るのではなく、自立したいと言う。そんな前向きな顔怡嬌に対し、父の顔濶は家の面子にこだわる。自らも離縁を控えている顔幸は、たまらず父に反駁した
ドラマ「似錦」第19集後編<第19集>後編求められるままに離縁状を書いた朱子玉は、その夜、ひとりで街を歩いていた。不意に襲撃され、路地裏に引きずり込まれる。そして殴る蹴るの暴行を受けた。やったのは余七と龍旦だ。余七は、徐雨児の身売り契約書を渡すよう迫った。「いいか、今後、徐姉妹にちょっかいを出したら、こんなものではすまんぞ!」脅して去る。朱子玉はよろよろと立ち上がった。路地を出ようとして、今度は大きな麻袋を頭から被せられた。
ドラマ「似錦」第40集大結局前編<第40集大結局>前編背後から崔旭に斬りつけられた長公主は、涙を溜めた目で彼を振り返った。握ったかんざしは彼女の腹部に深々と刺さっている。長公主は兄を害するつもりはなかったのだ。駆け寄った崔旭は、倒れた長公主を抱き起した。行き違いや諍いがあっても、崔旭にとって長公主は妻だった。それは妹として彼女をいつくしんだ景明帝も同じだ。栄陽長公主は崔旭の腕の中で息を引き取った。長興侯曹勇は謀反
アニメ「有獣焉」第21集<第21集>今日は中秋節だ。夜空に浮かんだ満月を四不像と金角銀角は眺めた。「四不像、月餅は無いの?」食欲のかたまり、皮皮がやってきた。月餅は中秋節に食べる縁起物のお菓子だ。突然、四不像は皮皮の口を塞いだ。「兎爺に聞かれたら大変だ!」「どうして?」「月宮のウサギは女上司からこき使われた過去があるから、月餅の名前を聞くだけで発狂するっ言われてるんだ」その時、四不像は背中に冷気を感じた。「いま月餅と聞こえたけ
ドラマ「似錦」第22集後編<第22集>後編翠螺山の陣営の警護は金吾衛と疾風衛が担う。疾風衛指揮使の韓然は崔旭に激しい対抗心を燃やしていて、彼とまったく同じ訓辞を垂れて部下を鼓舞した。陣営に続々と官吏が集まってきた。七品以上の位階を持つ官吏だけが受付を通過できる。甄珩と余七は通過できたが、従者の龍旦は陣営の外で待機することになった。この時、すでに火が点かないろうそくは甄珩の指示ですべて交換済みだった。あとは尚食局の阿泠だ。尚食局の宮女なの