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ドラマ「長楽曲」第40集大結局後編<第40集大結局>後編顔府の前で沈渡は待った。しかし出てきた管家に彼の持参した贈り物を突き返された。「大閣領、離縁したのだからお帰りください、と六娘からことづかりました」それだけ伝えると、管家は門の中へ消える。門前払いはこれで九回目だ。それでも沈渡は諦めなかった。贈り物を買い直して何度も出直す彼の姿に、㐮安城の青年たちは声援を送る。宮中にいる太皇太后の寝殿まで、その噂は届いた。妻を怒らせたら怖
短劇「狸猫書生2」第6集<第6集>「友人のあいだには誠実さが重要だったんじゃないか?」「君だって…」言い争いになった時、突然ふたりの姿が幼い黄月の前から消えた。猫妖神君と陶然は夜の図書館に戻っていた。時刻は深夜の午前1時ちょうど、外では雷鳴が轟いている。尻餅をついた陶然は猫妖神君が差し出した手を払い、代わりに尋ね人のチラシを突き出した。「両親は健在だろう!?」「子供の頃の黄月が、なぜ大人のきみを知っている!?」見られてし
短劇「狸猫書生2」第4集<第4集>王浩之は20年前の2005年に失踪した。それなのに猫妖神君が陶然と再会したのは2025年だ。下山を始めた猫妖神君は肩に乗せた子猫に訊ねるが、当然ニャーニャーとしか鳴かない。思考に捕らわれていた彼は、突然背後から肩を掴まれて、とっさに相手を突き飛ばした。「なんでここにいるんだ!?」驚いたことに、相手は図書館で居眠りしていたはずの陶然だった。目が覚めて猫妖神君がいないと気付いた陶然は、スマホの追跡アプリで
ドラマ「焚心」第1集<第1集>永夜族は永遠の命を持っている。それは親しい人や愛する人々との別れを繰り返す罰であるとも言える。しかし、そんな哀しみに倦んだ永夜族が人生を終わらせる方法が無いでもない。自らの心臓を用いた蝕夜花を咲かせばいい。蝕夜花が満開になれば、彼らの呪縛は解かれるのだ。いま、永夜族の崇陽はその金色に輝く蝕夜花を雪の残る川岸に植えた。時は巡り、王朝が入れ替わって民国時代へと突入する。その夜、炎族の娘、季南星は水榭の屋
アニメ「有獣焉」第13集<第13集>年が明けた鹿人店は閑古鳥が鳴いていた。四不像はじめ皮皮や兎爺、金角銀角は、することが無くて店先でまったりくつろいでいる。四不像は、新しい企画を考えてほしいと皆に頼んだ。一番に手を挙げたのは皮皮だ。「純金の貔貅像ってどうかな?」きっと美味しいだろうなぁと皮皮はヨダレを垂らす。四不像は、自分の像を食べるつもりなのかとツッコんだ。「哥哥の抱き枕がいいよ」八斤は二両の抱き枕を提案した。だが欲しいのは八斤だ
ドラマ「長楽曲」第31集前編<第31集>前編太皇太后の口諭が徐婉から沈渡へ伝えられた。汝寧長公主と賢王の身辺を調査し、御察司を監視するよう命じられる。来羅識にも口諭を伝えるため、徐婉は来府を訪れた。「密かに周家を調べ、英王殿下の一挙手一投足を報告せよ。また内衛府を監視し、異常があれば即刻報告するように」来羅識は徐婉に茶を勧めたが、彼女は断って帰った。これまでの沈渡の動きは賢王府に筒抜けだった。賢王と張行微は、沈渡が営州城か
アニメ「有獣焉」第30集<第30集>鹿人店の横の台所で、四不像は揚げ豆腐を作った。あまりに美味しそうなので皮皮はヨダレを垂らす。「手を洗っておいで。犬小屋…いや保安室の前に置いておくから」皮皮は走って手を洗いに行く。しかし犬小屋、ではなく保安室へ戻ってみたら、油にまみれた皿だけが残っていた。「豆腐が無い!?四不像、揚げ豆腐が無いよ!!」四不像が駆け付ける。保安室近くに子ぎつねの石像があった。四不像も知らない石像だ。石像がひっく
アニメ「有獣焉」第24集<第24集>二階のベランダで天庭と連絡を取った四不像は、運動会を開くよう命じられた。仕事が無く、怠惰に過ごす店員たちの健康を案じての処置だ。四不像は、優勝者には高価な副賞を贈ると言って皮皮たちを集めた。兎爺や戦虎のほか、二両八斤、吐宝鼠、桃桃までも参加する。まずは100m走。走るのは四不像、二両八斤以外の全員だ。「おまえ、足が無いのに走れるのか?」皮皮はとなりのレーンの桃桃を不思議そうに見た。桃桃はどれ
アニメ「有獣焉」第11集<第11集>今日は夕方から鹿人店で忘年会が開かれる日だ。朝から浮かれている皮皮は、四不像を起こしに行った。ところが、四不像は高熱を出してうんうん唸っている。「待ってて、すぐ体温を下げてあげるから!」皮皮は急いで階下へ下りた。「はぁ~い、四不像…うわっ!」ベランダから四不像の部屋を覗いた兎爺は、ベッドの上で氷漬けになっている彼を発見した。氷漬けにしたのは皮皮だ。案の定、四不像の体調は悪化した。「体
ドラマ「似錦」第3集前編<第3集>前編孫巧娘の存在は、弟の尻ぬぐいをする季崇礼の知るところではなかった。姜似は季崇易との縁談を破談にしたい。一方の孫巧娘は正妻として安国公府の門をくぐりたい。ふたりのあいだで話は決まっていた。甄珩から証言を求められた孫巧娘は、緊張した面持ちで季崇易が姜似を河へ突き落したと話した。「では訊くが、故意だったか、過失だったのか?」その場の全員がかたずを飲んで見守る。大堂の奥で茶を飲む余七も聞き耳を立てた。
ドラマ「似錦」第40集大結局後編<第40集大結局>後編互いに忙しい日々が続いた。姜似はまめに便りを寄越したが、余七というといつも”想你”(会いたい)の二文字だけを伝書鳩に託す。けれども姜似が教育のための書物が欲しいと書き送ってくると、余七は姜湛や龍旦を連れて街へ繰り出し、あちこちの書店で書物を買い漁って南烏へ送った。斉王が北方に赴任することになった。出発の前日、彼は賢妃に挨拶するため後宮を訪れた。「北辺と陵安は風土が違うか
アニメ「有獣焉」第19集<第19集>ラジオから、動物園で飼われていた白虎が逃げ出したというニュースが流れた。「四不像、ここまで白虎は来ないよね」皮皮はひっくひっくとしゃっくりを繰り返しながら訊いた。しゃっくりが止まらないのは、変なものを食べたからに違いない。「何でもかんでも食べるから」都会にある動物園からは距離があるので、鹿人店まで来ることは無いだろうと四不像は言う。何気なしに四不像は引き戸を開けた。巨大な白虎が四不像を見下ろしてい
ドラマ「似錦」第23集後編<第23集>後編毒耳と含芳は、姜似に教えられた廟で桑奇を待った。寒さに弱い毒耳は焚火のそばで震えている。「姜似は信用できないわ。夜鶯門の一員だと言ってみたり、師弟を救うと言ってみたり」「しかし地下賭博場から逃がしてくれた時の彼女の目は、嘘を言っているように見えなかった」待ちくたびれた頃、精根尽き果てた桑奇がよろめきながら入ってきた。「姜似が助けてくれたのか?」「誰だ、それ」姜似の名を知らない桑奇は綺麗な
アニメ「有獣焉」第48集大結局<第48集大結局>混沌は、若木の前の地面を掘り始めた。「姐姐大人、トイレなの?」トイレなら離れていようか、と窮奇が訊く。そこへ四不相に乗った辟邪と天禄がやってきた。辟邪と天禄は混沌に駆け寄る。「やっと会えた!」ふたりは地面を掘る混沌を手伝った。「おまえたち、誰だ!?姐姐大人はオレたちと一緒に村を襲ったんだぞ!」「うるさい!おまえらよりボクたちのほうが先に友達だったんだ!」言いがかりをつけ
ドラマ「長楽曲」第22集前編<第22集>前編顔采薇の体調が回復し、顔家は無事に晴れの日を迎えた。ところが、顔府で小さいがもうひと波乱起る。婚礼のために幼い双子の息子ふたりを連れて実家に帰ってきた顔怡嬌が離婚を考えていたのだ。「戻って六娘みたいに勉強したら、繍娘として宮中に出仕できるかも」夫を頼るのではなく、自立したいと言う。そんな前向きな顔怡嬌に対し、父の顔濶は家の面子にこだわる。自らも離縁を控えている顔幸は、たまらず父に反駁した