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小林正観さんの心に響く言葉より…これまでに、交通事故にあってしまった、財布を落としたなど、いろいろな相談を受けてきました。そのとき、私はニッコリ笑い、「よかったですね。代償先払いですよ」と答えています。宇宙の法則の中には、「代償先払い」というものがあります。いろいろなことが起こる人は、神さまが見こんだ人。神さまはその代償に見あったプレゼントを用意したあとに、愚痴を言いたくなるような現象を起こします。その現象に対して、愚痴や不平不満を言わずにいると、後日
小林正観さんの心に響く言葉より…「幸せ」というものを追い続けていった結果、私の中でわかったことがあります。それは、すべての人が指をさして「これが幸せだ」と言える事物や現象は地球上に(宇宙にも)存在しない、ということでした。「幸せ」というのは、その人が「幸せだ」と思ったら、その人にのみ帰属して存在する、というのが私が到達した宇宙的な結論なのです。では、「幸せ」は「感じるもの」であるならば、なぜ皆がそれを感じることができないのでしょうか。「幸せ」の構造は
曹洞宗徳雄山建功寺住職、枡野俊明(しゅんみょう)氏の心に響く言葉より…「ゆずる」とは、自身の人間としての器を大きく育てていくことです。人間の器とは「度量=受け入れる心の広さ」のことです。器が小さければ水がすぐに溢れてしまうように、他人の意見や考え方をほんの少ししか自分に取り入れることができません。器を大きくしていけば、これまで溢れていたさまざまな意見も取り入れることができるようになります。これまで見えなかったこと、感じられなかったことがわかるように
小林正観さんの心に響く言葉より…心の不健康は、「他者を責める」か「自分を責める」か、そのどちらかによって生まれます。他者を責めれば、攻撃的になり、時には人を殺したり、傷つけたりします。自分を責めれば、うつ状態になります。そのどちらも、現象を否定しているところから始まり、やがて、「なぜ?」「誰のせい?」と問いかけるようになります。聖書の中に「汝(なんじ)、なぜかなぜかと問いかけることなかれ」という言葉があります。よく相談や質問をされる方は、「な
目には見えない、科学では証明されていない人生を、豊かで楽しく幸せにしてくれる不思議な力の究極形は「感謝」の気持ちと「ありがとう」という言葉。ということを考えていたら、久しぶりに聞きたくなった「ありがとう」井上陽水さん、最近見ませんが、「お元気ですか?」なんでも「ありがとう」と言っていると腹も立たず、だんだんと自分も周囲の人も愉快になって来て笑っちゃうみたいです。笑う門には福来る、です。
小林正観さんの心に響く言葉より…あちこちでこの事例を紹介しているのでご存知の方も多いと思いますが、ある病院の副院長(もちろん医師です)が、こんな話をしてくれました。「乳ガン、子宮ガン、卵巣腫瘍の女性たちには人格上の共通点がある。それは、女になんか生まれてこなければ良かった、男に生まれたかった、今度生まれるときは絶対に男、と思い続け、言い続けてきたということだ」。つまり、そう思い続け、言い続けてきた結果として、体自体がこう反応したのではないか、と推測できるのです。…
小林正観さんの心に響く言葉より…誰でも、日常でできる「悟り」訓練法があります。それは、「五戒」を守ることです。五戒とは、「不平不満」を言わない、「愚痴」を言わない「泣き言」を言わない、「悪口」を言わない、「文句」を言わないということ。この五つを口にしなくなって、三ヶ月(人によっては六ヵ月)ほど経つと、突然まわりから「あれをやってくれ」とか「こういうところに顔を出してくれ」と頼まれたり、たまたま無職であったりすると「こういう仕事があるのだけれど・・・」など
小林正観さんの心に響く言葉より…「思い」を持たなければ、どこにも悩み苦しみなど生じないのです。それを私は「おまかせ」と名付けました。たとえば、病気をしても、「この病気を治すぞ。絶対に克服してみせるぞ」というような強い思いをもたなければ、悩み・苦しみにはなりません。すべてを受け入れて、すべてをゆだね、ただベッドの上でのんびりしている。体中の力を抜いて「おまかせ」をしていると、体に力が入っているよりは治りが早いようです。この話をすると反論
小林正観さんの心に響く言葉より…お釈迦様によれば、「苦」とは、自分の思いどおりにならないこと、の意でした。あれが欲しい、こうしたい、こうなりたいという思いが強ければ強いほど、「苦」は大きくなります。悩み苦しんでいる人ほど、強い思いを抱いているものです。なぜ思いが強いのか。幸福とは、自分が欲しいものを手に入れること、望みどおりのものを手に入れることと定義され、それを受け入れてしまったからです。自分が望むものをリストアップし、それを手に入れたら幸
小林正観さんの心に響く言葉より…もし自分のなかに、いろんな勉強をしているのに、なかなか自分が一歩成長できない、二歩成長できない、なかなか飛び越えることができない溝があるとしたら、そのことについて、自分を責める必要はまったくありません。そこを克服しようなんて思わないで。金平糖というのがありますね。金平糖って、全体がとげとげですね。とげとげを全部削ったら丸くなりますけど、小さくなりますね。もう一つ丸くする方法ありますね。とげとげの間を全部埋め
小林正観さんの心に響く言葉より…《女は一人でも生きていけるが、男は生命力が弱いので、偉そうにして強そうに見せてはいるが、支えてくれる人がいないと生きていけない。男は、女が「賞賛」すると、元気になって、やる気になる》雷の日に凧揚(たこあ)げをやっていたバカな男がいた結果として、電気を発見することになりました。男性がそういうバカなことをやってしまうのは、神さまが男をそういうふうにつくったからです。男性と女性がいないと種の存続がありえないのと同様に、時代は、どちらかがバ
ここ数年、僕も、良いことと、しんどいことの両方があったのですが、最近僕もふと、苦手な人や嫌なことにも感謝だなあ、と、少しずつ思えるようになってきました。僕も色々な経験をさせていただき感謝ですし、良い意味で僕のプライドが低くなって人格の成長にも繋がりますし、より寛容な人間になれたり、大切なことに気づけたり、また、過去の自分も、もしかしたらそれと同じことを他の誰かにしていたことも時にはあるかもしれないなあ、これでまた魂の負債が少し返せるかなあ、償いや学びをさせていただけるかなあ、と思うときも今はあ
小林正観さんの心に響く言葉より…《どんなことがやってきても笑顔で生きていくこと。それが今生でのテーマです。》私たちは生まれる前に自分で人生のシナリオを書いてきています。ですから、「私」の魂を磨くために「今生で向上するぞ」とか「人格を磨くぞ」と決意をする必要はありません。ただひたすら「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」を言わないでやってくる現象を「私」がいかに楽しく笑顔でとらえられるか、という訓練なのだということをわかるといいのです。フラン
小林正観さんの心に響く言葉より…昔は人生相談をたくさん受けていました。その中には「毎日がむなしい」という方がいました。仕事で言うと、「毎日がむなしい」「同じことの繰り返しで楽しくない」「やめようと思う」との内容が多いのですが、私はそういうとき、この質問をしてきました。「あなたは自分で自分のことが好きですか」。多くの人は、まずびっくりします。そして考えます。多くの場合、「私は私が嫌いです」との答えです。「どうしたら自分で自分を好きになるん
小林正観さんの心に響く言葉より…菩提樹(ぼだいじゅ)の下で瞑想に入ったお釈迦さまは、12月8日の朝、日の出の時、その日の光を浴びて「わかった、私は悟った」と叫んだそうです。それから、釈迦は、かつて一緒に修行をしていた5人の仲間に会いに数km離れた竹林へ向かいました。この修行仲間たちは「苦行を捨てた釈迦は、堕落した」と言って去っていった人たちだったんですが、釈迦は彼らに開口一番「私は悟った」と言ったんです。するとその5人は、釈迦のことを堕落してどうしようもない奴だと軽蔑
小林正観さんの心に響く言葉より…お釈迦様は六年間山に籠もって、滝に打たれたり、岩の上に座ったり、蚊に刺されたりして、ずいぶん我慢して難行苦行をしてきたんですけど、山から下りてきて「何の役にも立たなかった」と言った。それで竹林の中に入って結跏趺坐をして瞑想をしていたところ、一週間たって、「私は悟った」と叫んだ。それが、十二月八日の朝日を浴びたときだった。それから、三キロぐらい離れたところまで歩いて行きました。そこにはお釈迦様が若い頃からそのときはまだ三十
小林正観さんの心に響く言葉より…私はこの40年間で、3歳児の子どもたち24人に会って話を聞いてきました。子どもたちのなかには、この世に生まれてくる前のこと、生まれてきたときのこと、そしてなぜ生まれてきたかという理由まで、はっきりと覚えている子がいます。私の講演会に来てくださった親御さんからそんな子供の話を聞いたとき、次の日におうちを訪ねてその子どもに会って話を聞いた。その人数が24人だったのです。そうした子どもたちが話すことには、明らかに1つの共通点がありました
小林正観さんの心に響く言葉より…ある人が、私の前に「こんなものがあります」と言って、たくさんのものを見せてくれました。絵、カード、ペンダント、水晶、陶器など、20種類くらいあったでしょうか、それをその人は鞄につめて、いつも持ち歩いているとのことでした。また、その人の話を聞いていると、「あの人も知っている」「このセミナーも受けたことがある」「あの人の講演も聞いたことがある」というようなことで、この世界で有名な人の名前は、ほとんどその人の口から出てきました。その人
小林正観さんの心に響く言葉より…おもしろいことに、「許す」という言葉は「緩ます」という言葉が語源なのです。人に対して厳しい人、自分に対して厳しい人というのは、なかなか笑いません。つまり、笑いとは肯定なのです。ダジャレでも許すというのが肯定です。「そんなつまらないこと、誰が笑うか」というのは否定です。肯定している人の周りには人がどんどん集まってきます。そして、笑っていることによって、免疫力がものすごく高まるということです。実はこれは科学的
小林正観さんの心に響く言葉より…一説によれば、「光」という文字は「人」の頭の上から五方向へ光線が発している、という様子が元になっている象形文字です。この「光」はどういう人から発しているのか、というと「明るい人」。いつもニコニコしていて、楽しい話題や情報を話す人は明るいのです。電気がない時代、昔の人は楽しくて笑いのたえないことを「明るい」と言いました。今のように電球や街灯のない時代には、夜の闇の中で、その明るさを確認できたのでしょう。世の中の
小林正観さんの心に響く言葉より…こちらの側に落ち度がないのに、一方的に酷いことを言われた、されたことを、「理不尽」と言います。だんだんと理不尽度が増していき、それでもああじゃこうじゃと言わずにいると、神様は「合格」と判を押してくれます。理不尽度10で文句を言わずにいると、理不尽度20の現象が起きます。だんだんと増していって、最後は理不尽度100パーセントの現象が起こります。ある人が、5000坪の敷地の中に、100坪の建物の一室を借りて、キャンドル体験工房
【自分の幼児性を削って大人になる】小林正観さんの心に響く言葉より…人はさまざまな経験を通して幼児性が抜けていき、一人前の人間として大きく成長していきます。どんなに大変な状況であっても、チャンスをいただいていると考え、「自分はついている」と考えられたら、人は大きく変われるのではないでしょうか。「命」という字は、「人は一度叩かれる」と書きます。本当の漢字の成り立ちは違いますが、そのようにも読めますよね、という話です。叩かれたとき「有り難き」
小林正観さんの心に響く言葉より…私はものの見方を「見方道」と呼ぶことにしています。というのも、ものの見方というのは一生涯かけて会得すべきものだと考えているからです。そして、その道を極めた人を「家元」と呼ぶことにしました。私は「見方道」の家元で、「うたし焼き」の窯元になりますが、「うたし焼き」とは、うれしい話、楽しい話、幸せな話、役に立つ話、興味深い話の頭文字をとったものです。自分が何かを言うときは、こうした話に限定して、不平不満、愚痴、泣き言、悪口、
小林正観さんの心に響く言葉より…悩み・苦しみというのは、こうでなければならないとか、ああでなければならない、こうすべきだ、という「とらわれ」や「こだわり」が自分の中に色濃く残っているがゆえに、自分自身を縛りつけて苦しんでいるということになりそうです。「仏」という言葉は、すべての束縛からほどけた人、自由になった人という意味でした。「ほどけた人」から日本語の「ほとけ」が始まったらしいのです。ある方が、私にこんな質問をしました。「私は夫が死んでから、7年
小林正観さんの心に響く言葉より…相談される人に重要なことですが、すべての相談者の悩みに同化して浸り込んでいったら、多分大変だと思います。私は、年間3万人ほどの人とお会いしますから、どんなに大変な悩みを抱えている人が現れても、淡々と「で、何が問題なんですか?」と言えないと、ノイローゼになってしまうでしょう。皆さんも、人から相談を受けることがあると思いますが、ひとつ覚えておいていただきたいことがあります。仏教には、大乗(だいじょう)仏教と小乗(しょうじょう)仏教
ひすいこたろう氏の心に響く言葉より…「人生とは嵐が去るのを待つ場所ではなく雨の中でもダンスをして楽しむことを学ぶ場所である」(ヴィヴィアン・グリーン/アメリカの作家)漫画家として、描いても描いてもボツになる。自分は才能がなかったのかもしれないと挫折し、部屋で立ち上がる気力もなくなった・・・。としたら、それは最悪の日ですか?実は、その最悪の日に、運命が変わって描きあげたのが尾田栄一郎さんの国民的人気漫画『ONEPIECE』(集英社)です。
小林正観さんの心に響く言葉より…思いを持つということの百八十度の対極には何が存在するか。それは「ありがとう」という言葉です。いいですか?私たちは、あれが欲しい、これが欲しい、こうならなければ、ああならなければ、達成目標、努力目標などと言っている間は、実は感謝の心と一番遠いところにいるのかもしれないのです。今、自分がどれほど恵まれているかを気づかないのです。そう言うと、七十歳ぐらいの人がこう言いました。「正観さん、そうは言うけれども、自
小林正観さんの心に響く言葉より…3人の方から、相談を受けました。「2年間、就職活動をしているのですが、まったく採用されません。どうしたらいいでしょうか?」という30代男性。「早く結婚したいのですが、どうしたらいいでしょうか?」という30代女性。「末期ガンで余命3ヵ月なのですが、どうしたらいいでしょうか?」という50代女性。この3つの質問に対して、私は、同じ回答をしました。「今、『自分がどういう状況に置かれているのか』について感想を持つ必要はないし、評価
小林正観さんの心に響く言葉より…刺し言葉とは、私が勝手にそう呼んでいるのですが、人をチクチク刺す言葉のこと。「嫌味」や「皮肉」のことです。あるとき、こんな言葉が浮かびました。「嫌味や皮肉でチクチク刺せば、ひと刺しごとに相手は離れる」もしその相手に無関心だったら、嫌味も皮肉も言わないでしょう。嫌味や皮肉は、もっと自分に関心をもってほしいから言ってしまうようです。例えば、いつも仕事で遅くなる恋人に待たされている人がいるとします。我慢し続けていたけれど、あると
小林正観さんの心に響く言葉より…ある一級建築士の人が、自分の今頼まれている仕事が済んだら、次の依頼がなくなるんじゃないか、その場合はどうやって生活していこうと思いながら、心配しながら仕事をしていました。その仕事が納まったときに、次の仕事は来なかったといいます。なぜならば、その仕事を誠実にやっていなかったから。今頼まれている建築設計の仕事を本当に心を込めて身を込めてやっていなかったのです。頭はいつも、この仕事が終わったら次の仕事はいつ来るのだろう、どんな仕