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昨日のこと。なんとなく神保町を覗きたくなって出かけてみると、なんか様子がおかしい。(^^;昼過ぎに現着して、まずオヤと思ったのは、明倫館書店の斜め前の車道側に臨時の棚が設けられていたこと。これは何なんだ?その明倫館のワゴンには本が溢れていたけれど、ピンとくるものがなく、靖国通りの先を見やると、古本まつりのように臨時ブースが立ち並んでいる。のぼり旗を見て、ようやく合点がいった。◆【春の古本まつり】だったのだ!2025年神保町さくらみちフェスティバル-BOOKTOWN
映画『復活の日』(1980年)がGYAOで無料配信されたので、40年ぶりに懐かしく見た。今見ると新型コロナウイルスの全世界的感染拡大と似ている所もあり、非常に興味深かった。原作の小松左京著『復活の日』は、映画よりも遥に詳しく描写しているので、映画を見た後に読み直した。原作のあらすじを紹介する。使用したのは昭和49年(1974年)発行のハヤカワ文庫版(写真)である。『プロローグ(1973年3月)』原子力潜水艦ネーレイド号は東京湾浦賀沖に侵入する。テレビ気球を上げ、地上の様子を映す。白骨
映画版のわだつみ号…いいですよこれは完成度が高い長年欲しかっただけにねバージョン違いもありまして新品状態小野寺の会社に飾ってあったバージョンと謎の乱泥流により汚れたバージョンこういうバリエーション展開は嬉しい通常ですとアニメカラー原作カラーとか合金カラーなんていうカラーバリエーションは好きではないのですが使用前使用後みたいなのは面白いこれはテレビ版映画版をそのまま使えばいいのに、何故か形を変えてしまい映画のバンクシーンを使えなくしているのですよ(不
アラスカでの火山噴火調査に出かけたため田所博士不在の中、中田は人工衛星に監視カメラを取り付けてロケットで打ち上げる事を発案小野寺はロケット発射場のある天草に向かったしかし天草でも異変が発生し、巨大地震のため天草は海中に没してしまっただがロケットの打ち上げは成功し、日本列島の上空撮影に成功そこには、沈みゆく日本列島の姿が写っていた第18話危機迫る小河内ダム東京都奥多摩では、ここ数日間異常気象で豪雨が続いていたその頃D計画本部では、D2計画の会議
知らない作品が多いです。見たいアニメを見尽くし。YouTubeも激見し。…でも、喰っちゃ寝、吞んぢゃ寝ルーチンから抜け出せず。ブログに向かう気殆ど皆無。年末にアップしようと思っていたネタがこれ。1.3.4.5.8.9.11.14.16.17.20は読んだ作品ですね。書評書いてないのもあるけれど。なんとか、半分以上は読んでいるものの、知らない作家さんも多数。伊藤計劃はわかるけれど、なんで「ハーモニー」がトップなんだろう。まだ、「虐殺器官」の方が私は好みだ
1964年に小松左京はSF小説『復活の日』を書き下ろしで早川書房から発表します。『復活の日』では作品中に地震予知のエピソードが描かれており、その為に小松は地球物理学の資料を大量に入手していました。小松は『復活の日』刊行後、その地球物理学の資料を利用して新しい小説が書けないかと思索します。1964年(昭和39年)は東京オリンピック開催の年でもあり、日本は戦後の復興を果たし高度経済成長期に突入していました。この日本の繁栄が一瞬の内に消えるとしたら………小松左京は、大地殻変動によって日本列島が海面
1973年の作品。1970年代に入るとオイルショックがあり、ユリ・ゲラーや「エクソシスト」などのオカルト・ブーム、「ノストラダムスの大予言」などの終末論がベストセラーになって人々が漫然と不安を抱いていた時代。日本列島が丸ごと沈んでしまうという大胆不敵なアイデア、実際には起こらないにしても、それなりの科学的な背景も書かれていた“知の巨人”小松左京の小説は大ベストセラーになっていた。映画も大ヒット。特撮場面は当時としてはなかなかの出来序盤の
『さよならジュピター』37年ぶりに「さよならジュピター」をオンライン配信で観た。1984年の3月の公開当時高校生だった僕は映画館でこの作品を観た。その頃はすでに映画ファンを自称しており、特にルーカス、スピルバーグの影響を受け、SF映画を好んでよく観ていた。当時は1977年の「スター・ウォーズ」の空前の大ヒットを受け、毎年のようにSF映画の大作、話題作が公開されていた。ちなみにその頃公開されていた主なSF映画の話題作は「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」「ブレードランナー」「遊
「日本沈没(1973)」「日本沈没(1973)」予告編1973年12月29日公開。小松左京の同名小説の映画化。興行収入:約40億円。原作:小松左京「日本沈没」脚本:橋本忍監督:森谷司郎特撮監督:中野昭慶キャスト:田所雄介博士:小林桂樹山本勇(内閣総理大臣):丹波哲郎小野寺俊夫:藤岡弘阿部玲子:いしだあゆみ邦枝:中丸忠雄結城達也:夏八木勲花江:角ゆり子野崎特使:中村伸郎吉村秀夫運行部長:神山繁幸長信彦助教授:滝田裕介三村秘書官:加藤和夫
1970年代の後半から邦画界を席巻した角川映画。大量のテレビCMと物量作戦で大ヒット作品を量産していたが、作品的には第1作の「犬神家の一族」はまあまあの評価だったが、1作ごとに作品の評価は低迷していった。その後、薬師丸ひろ子や原田知世の登場でアイドル映画や低予算の作品の制作にシフトしていき、遂に「蒲田行進曲」では映画賞を独占するほどの評価を得るようになった。この作品は角川映画の大作路線の集大成で、南極ロケや実物の潜水艦を使っての撮影、海外スターの大量動員が当時、話題にな
(因幡の白兎:久保さんは、寝る前に必ず枕元に、ペンとスケッチブックを置いているという。夢でみた物語や、風景などを忘れない間に残しておくためだと、「切り絵で描くジャポニスム」という本の中に書かれている。この波の上を走っている兎の夢を見たそうだ。)”「久保さんが切り絵にたずさわるようになったのは、どういうきっかけだったのでしょうか?」”私の実家は、山口県の美祢(みね)市で建築事務所をやっていました。私は長男です。1970年に、大阪の大学に行き始めました。当時は、学生運動の残りが感じられ
阿蘇の大噴火に見舞われながらもなんとか帰京した小野寺だが、田所から阿蘇の測候所が全滅し所員全員が死亡したと聞かされ愕然とするそんな中田所は支援者渡老人によって、D計画の全権を握る事になったそれで大騒ぎのD計画本部だったが、更に東京上空にオーロラが現れるという異常現象まで発生するその頃小野寺のマンションでは、管理人のおばさんがよりにもよって京都に夫婦で銅婚式(結婚7年目)の記念旅行に行くという「なあ玲子はん、あんたらもいつまでも同棲やのうて結婚したらどないです?」
ジャニス・イアンの1980年リリースのシングル。邦題「復活の日のテーマ」、映画「復活の日」主題歌。「復活の日」は小松左京の同名SF小説を映画化。近年その内容ゆえに話題となった映画(ネタバレするので知りたい人はWikiで)。映画はTVで観たような記憶があるのですがイマイチ覚えておらず。主題歌は日本での人気の高いジャニス・イアン。作中でオープニングとエンディングで使用、当時TVCMで本曲が良く流れていたそうです。今回記事化したのは↓の日本人アーチストによるカバーが気