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次作に取り掛かりました。93作は、魚龍一字。魚龍一字は、6作目ですが、彫り埋めと半半くらいかと思いますが、今回は彫り駒です。字母は、ご依頼により、太めにして出来る限り大きくしたもの。木地は、薩摩黄楊孔雀杢。元々入手して有った孔雀杢一組を使い、王サイズ一枚だけ成形して追加して三玉仕様にしました。恒例のはじめの一歩。孔雀杢系の木地は、真ん中の色が濃い所が硬いので、この歩の意匠はちょっと辛いですね〜。一枚彫っただけで、また腱鞘炎になりそう😅硬い所は、何回も何回も印刀を入れないと(回数
12月14日(日)に、今年最後の将棋駒研究会の例会が有り参加しました。寒い一日でした。電車で行ったので、今年一番の厚着で行きました。この寒さでしたし、いつもより若干少ない人数でしたが、良い駒も集まりました。今回は、源兵衛清安。清安のみの銘は、俗に言う源兵衛清安タイプ。明確な違いは、歩兵に有ります。Xのリンク12/14将棋駒研究会、例会~♪いつものメンバーで始まりました。pic.twitter.com/kXcyjJ203k—将棋駒研究会@浅草(@komaken_asaku
昨年より、彫りを教える機会が増えて、どの様に教えたら良いかとずっと悩んでいまして、自分でもいろいろと試しながら考えた結果を今回掲載したいと思います。ご自身で思い当たる節が有りましたら、実際に試して頂けたらと思います。彫り駒をどなたにも楽しんで頂ける様に、一昨年〜昨年の年初にテキストを作りました。(私の作り方です)初級編として彫り駒制作の工程と、必要なもの、ちょっとした注意点やコツなどを記載して、駒研の彫り駒体験教室でお配りしてます。実は、このテキストには、もう少し突っ込んだ実践編が有り
完成しました。第91作は、島黄楊虎杢の木地に、巻菱湖書。本来太字なのですが、ご依頼によりやや細くして、大きめの文字に変更して制作致しました。三玉仕様で、玉将の裏にお名前の一字を追加しております。虎杢の木地は、磨くととても綺麗。文字を大きくしたおりますが、字母紙を作成して切って盤に並べて、窮屈そうに見えない所まで大きくしたので、違和感なくお使いいただけると思います。面取りは、文字が大きいので小さめ。漆は、いつもの様に艶消し。黒く見えるまで4回入れました。平箱に並べると、文字が大き