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夏休みの課題にホームプロジェクトを出しました1学期の期末考査後に課題を出し、2学期始業式の提出日まで約2ヶ月。今年は、夏休み直前に、テーマ設定→調べ学習の時間を1時間取り、つまずいている生徒には個別にアドバイスすることができたので、全体的に充実したホームプロジェクトの実践ができていました。2学期最初の授業は、ホームプロジェクトの発表会です。50分授業の流れです。①男女混合の5〜6人班を作り、各自3分のリハーサルタイムをとります。②プリントに沿って、発表会の流れを説明し、評価の仕方を確
2学期の裁縫実習では、てぬぐいからあづま袋を作ります。てぬぐいもあづま袋も、江戸時代から続く、日本の伝統です。2学期に入ってからすぐの授業で、プリントを使って20分程度、てぬぐいやあづま袋の歴史を話し、裁縫実習の予告を行って、てぬぐいの準備をお願いしていました。てぬぐいは、種類が豊富な所も楽しい今年も新作がたくさん出ていました。自分で準備できなかった人は、110円で買ってもOK。持ってきたてぬぐいより気に入ったものがあれば、物々交換もOKです🙆♀️※間違えてバンダナや普通の端切れを
裁縫実習は、2学期2時間、3学期4時間の合計6時間計画しています。裁縫実習は、考査前に入れるようにしています。今回も中間考査前。生徒たちは、5教科の勉強に追われ、頭の中は飽和状態です。そこで、家庭科では、無心に集中できる裁縫実習が、この時期に最適だと思います。2学期の裁縫実習は、てぬぐいからあづま袋を50分で作ります。しばらく裁縫から離れていた生徒もいるため、本時は基礎縫い(玉結び、なみ縫い、ぐし縫い、玉留め)を練習します。簡単にクリアできる生徒には、日常生活で今後、一度はするであろうボタ
コロナで休校とか分散登校とかあり、対応に追われていたらいつの間にか1月が終わっていました…授業カットで時数が減った分はそのままで、時間のゆとりは多少できたけど、その分3年の面接練習が入ったから、結局、何やってたかなぁという感じです。家庭科の授業は、学年末試験まで各クラス3〜4時間ほどしか残っていなくてソックモンキーまだ完成してないし…(でも、今回は休校という緊急事態だったから、残りを宿題にすることについては生徒も分かってくれるはず)卒業式とか入試で家庭学習日が続くので、その間の宿題に
衣生活の授業です。表示の見方→洗濯の種類→洗剤について学習します。板書です。まずは表示から。衣類には、組成表示や取り扱い表示、サイズ表示、原産国表示などがあり、読み取る知識が必要になってきます。取り扱い表示について、詳しく見ていきましょう。2016年12月以降に作られた製品には新表示がついています。それ以前に作られた製品には、日本語入りの表示になっています。表示が新しくなった理由の1つに、衣類の輸出入をしやすくすることが挙げられます。現在、衣類の約98%が輸入されていたり、古着をア
たんぱく質の授業です。板書はこちら学習プリントです。最初に、日本型食生活「一汁三菜」のススメ。主食、汁、主菜、副菜、副副菜を整えると、五大栄養素がまんべんなくとれることが、一汁三菜のよさです。小中学校の給食もこの形になっていましたよね。みんなには浸透しているこの食事スタイルですが、日本と外国では大きく違います。私は、学生時代イギリスとオーストラリアにホームステイをしたことがあるのですが、食生活の違いを実感しました。日本は主食が米ですが、イギリスのホストマザーに聞いたところ
食生活3時間目は、栄養素(炭水化物)の授業です。板書次時から調理実習が隔回に入るので、オリジナルレシピ集を配って、残り10回の調理実習について写真を見ながら軽く説明しました。『令和5年オリジナルレシピ集』今年も生徒たちに、オリジナルレシピ集を配布しました。(印刷代の198円/人は、実習費から支出)これからの授業は、五大栄養素を炭水化物から1つずつ、学んでいき…ameblo.jp見通しを持って実習ができることは、モチベーションアップにもつながります。最初の調理実習は、ミルク餅です。こ
りんごの皮むきテストです。11月に一度予告の模擬テストをしていました。※皮むきテストの詳細は、こちらをご覧ください↓『ミネラルの調理実習(フルーツヨーグルト)』ミネラルの実習です。不足しがちなカルシウムをヨーグルトで補います。今回の実習目的はもう1つ。1月に行う予定のりんごの皮むきテストの練習です。一度、授業で練習を…ameblo.jp一度授業で模擬テストをしておくと、自分の現状が分かるので、家で練習する意欲につながります。今回も、かなりの生徒の上達が見られました✨テストは、教師用調理
10年前に教えていた生徒から、連絡がありました私の連絡先を探して、フェイスブックにたどり着き、連絡をとってくれたそう。何やら恐縮していて、直接話したいと言うので電話をかけました。高校時代に受けた家庭科の授業を、SNSに書いたら大きな反響があったとのこと。女子高生の私が同級生と学生結婚した話タイトルだけで面白そう読んでみて、大爆笑芸術コースだったエムコちゃんは絵もとっても上手ですあの時の家庭科の授業が、生徒を通して、10年間の月日をかけてこんな風に熟成されたのね…と、感慨深く思いま
こんにちは保育分野の子どもの事故予防のところで、今年はじめてチャイルドビジョンの体験を入れてみました。チャイルドビジョンとチャイルドマウス、どちらも知ってはいたけど、やはり体験の力って大きいというか、「実感を伴う」理解って大事だなと思いました!授業の流れは、【導入】子どもの頃、事故に遭ったり、ケガをしたりしたことはあるか?それはどんなケガだったか?↓なぜ子どもは事故に遭いやすいのだろう?↓【グループワーク】(jamboardでグループごとシートに入力)子どもの年齢別事故
エシカル消費に関する内容は、衣生活のみではなく、全分野で、意識して話すようにしています。私が影響を受けた書籍を2冊紹介します。エシカルに関心を持っても、何から始めたらいいか分からない。そんな人に読んでもらいたい本です。私もこれを読んで、調理実習で使う食器用洗剤を「やしのみ洗剤」に変えました。本の一節にある「自分の持っているお金の1%を社会のために使う。自分が持っている時間の1%を社会のために使う。もし両方とも持っていなければ、自分の心の1%を社会のために使う」大きなことはできなくてもい
令和5年度の調理実習を振り返ってみたいと思います。※⑧りんごの皮むきテスト以外は全て50分調理実習です。①ミルク餅、煎茶の美味しい淹れ方(炭水化物の実習)みるく餅byAtsukoCafe身近な材料で、きちんと和菓子♪小腹がすいた時、作ってみてください。cookpad.com②アーモンドクッキー&紅茶の美味しい淹れ方(脂質の実習)ビニール袋で簡単♪アーモンドクッキーbyAtsukoCafe材料を全て入れてもむだけの、バター不使用ヘルシークッキーです☆cookpad.com③サバ
食生活の座学がほぼ終わりました。※3学期の最初に、フェアトレードチョコレートを題材に英語イマージョン教育(ネイティブのEASが行うallEnglishの授業)をします。まとめとしての食育カルタ尊敬する家庭科の先生お2人が中心になって作られたこのカルタ。私もその開発に一部関わらせていただいた、思い入れのある教材です。食生活の全ての内容がまんべんなく入っています。このカルタ、以前は印刷会社のご厚意で、印刷代のみで販売していただいていましたが、今はしていません。※使いたい方は、このブログ
冬休みの課題です。お題は「ごはんと味噌汁に合うおかず」3学期の調理実習(50分)で作るので、調理時間は10分以内としました。美味しそうな料理ばかりです😋長期休暇の課題は、その後の授業で活用できるようにすると、やり甲斐を感じやすく、回収率が高くなるようです。一汁三菜調理実習。例年、年度最後の3月に行うのですが、今年度は3月に全クラスを入れるのが難しいため、1月末に3クラス、3月に3クラスすることにしました。みんなが腕をふるう姿を見るのを楽しみにしています。
時間に余裕があるクラスで、3回目のマイクロディベートをしました。1回目のテーマは、生活設計の分野「人は結婚するべきである」か否かでした。『マイクロディベート2023.5』中間考査前です。時間に余裕があるクラスで、マイクロディベートをしました。「ディベートをしたことがある人はいますか?」パラパラと手があがります。予想外の少数です…ameblo.jp2回目のテーマは、家族の分野「選択的夫婦別姓制度を導入すべき」か否かでした。『マイクロディベート2(夫婦別姓)2023.6』時間に余裕があるク
裁縫実習を始めました。2学期にあづま袋を作り、基礎縫い(玉留め、玉結び、なみ縫い)は既習済みです(裁縫実習①。50分でできる!手ぬぐいを使ったあづま袋『裁縫実習①(吾妻袋)2023.9』50分授業で、「てぬぐい」から「あづま袋」を作ります。お店での生地選びから縫製まで自分ででき、日本の文化も学べるため、とてもお勧めな教材です。生徒たちが作った…ameblo.jp3学期の裁縫実習はクロスステッチを5時間計画しています。学習の目的は、クロスステッチの習得ではなく、「針と糸に慣れることで裁縫
本時は、食品表示と安全についての話です。導入はペットボトル飲料の表示読み取りから。無果汁のオレンジ風炭酸飲料の表示から、添加物や砂糖の多さを読み解きました。栄養成分表示の炭水化物の量から、ジュースに入っている砂糖は計算できます。100mlに12gだから、500mlで…えー60gも入ってるのーそうです。ペットボトル1本に、コーヒーシュガー(1本3g)20本分入っています。教科書の食品群別摂取量の目安の表で確認すると、高校生が1日に必要とする砂糖の量は、10g。ペットボトル1本のオレン
家庭基礎の授業で50分×12回の調理実習をしました。12回の調理実習でかかった費用は1人あたり1521円でした。※自由献立を3回しているので、1人1〜2回の手出しがあります。調理実習後のアンケート結果です。調理実習前後の比較です。調理実習前には料理を好きではない生徒が3割弱いましたが、調理実習後には99%の生徒が料理好きになりました。調理実習前は、料理に自信がない生徒が7割以上いましたが、調理実習後は2割弱に減りました。半数以上の生徒が、家で料理する機会が増えたと答え、ほぼ全員