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「じゃあ、今日は会場で落ち合おう」「う、うん」シンがチェギョンを見つめると、妻は何故だか頬を赤くしている。「熱でもあるのか?顔が赤いよ」「ちょっとこの部屋が暑いからよ」チェギョンにうまくはぐらかされてしまった気がするが、シンの出勤時間が迫っている。「無理しないで。ダメだったら僕に連絡するんだ」「分かってる。もう行く時間でしょう?」そう言ったチェギョンが、彼の肩に手を置いて背伸びをしてきた。軽く唇を合わせるだけでは物足りない。つい1時間前まで、ベッドで睦あっていたというのに。シン