ブログ記事13,400件
そんなわけで、一句詠んでみました。「才能あり」だと思います。季語は…ええと……「点検」です…。宜しければこちらに受領印をお願いします!↓↓↓↓
2021.5.19一日一季語麦の秋(むぎのあき)【夏―時候―初夏】麦秋や出土の土器に指のあと田中佐知子最新の考古学の世界では、「縄文時代から農耕が始まっていた」という新事実が発見されたという。『タネをまく縄文人最新科学が覆す農耕の起源』(吉川弘文館)第5回古代歴史文化賞大賞受賞。発売日:2015/12/18より。日本でいつ頃から「むぎ」が栽培されていたかを知るには、遺跡の発掘調査で見つかる炭化麦が大きな手掛かりになるという。麦は土器などの底に炭化した状態で残っ
2024.5.11一日一季語風薫る(かぜかおる《かぜかをる》)【夏―天文―初夏】大川の薫風かよふ相撲部屋池森昭子先場所優勝の尊富士など、注目の五月場所は12日が初日きごさい歳時記によると、夏に吹きわたる風をほめたたえた季語であるが、新緑、若葉のころの風として使いたい季語でもある。語源は漢語の「薫風」で、それを訓読みして和語化したものである。とある。三夏の季語としている歳時記が多い。しかし、こうした解説を読むと、初夏の季語としたい。*2024.5.10地元の郷土資
能登半島地震により、被害に遭われた皆様、避難されている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。第87回大阪北句会2024年4月例会240513兼題:薄暑・柏餅・当季雑詠秋月:投句92男系のはなしになりぬ柏餅6点秋月🌸🌸[美智子◎]こどもの日より発想を飛ばし天皇家の跡目の話になったのでしょうか?🌸[敦子・]🌸[富士子・]🌸[好子・]🌸[蛙堂・]111喉仏ごくりとうごく薄暑かな6点秋月🌸🌸[敦子◎]飲み物がごくりと喉を過ぎて行きま
野茨(茨の花)写真は今朝の散歩の途中で撮った野茨です。野茨は蕪村の次の句で知られる日本の在来種です。今の時期、道端でよく見かけます。花いばら古郷の路に似たるかな愁ひつつ岡にのぼれば花いばらこの野バラとは別にバラ(薔薇)として時めいているのは西洋種ですね。四季咲きですが五月の夏のバラが特に人気です。ボクの句集『ヤツとオレ』には次の句があります。白バラの白からやってきたか、君バラの名はマチルダ君は山田さん「野茨」「バラ(薔薇)」はともに夏の季語、自然界における開
▷笹だんご紐解く午後や春まぢか季語……春まぢか……冬友人が、新潟の笹団子をお土産に持って来てくれた。TVで観たことはあるけど、正直手にしたのは初めて❗️何やら、細い藺草のような紐がぐるぐる巻き付けてある。「ハサミは?」家人は、速攻文明の利器(古っ)に頼ろうとするけど、私はフムフムと指を動かし、何とか解こうと頑張る。すると、スルスルといとも簡単に、紐が解
花を俳句にするのは難しい花はたいてい、季語になってる。そして、季語の説明をしてはいけないし、当たり前の表現も避けたい。。とか考えると、私には花を詠む力量がない山の中で、こんなにも素敵な花を見ても芍薬の茎の高さや風そよぐのぞき見る大山蓮華蘂の色/すなみ
全品370円になってから初めて鳥貴族へ行ってきた。トリキではカップ酒、と言っても赤ワイン、を飲むことが多いからか、グラス一杯ほどの小さなカップワインが高く感じる。まあ、いわゆる『ふつう』になっただけのことと思えばそれまでだけど。元々安上がりで舌音痴にできているせいか、トリキとサイゼリヤの通常の赤ワインはいくら飲んでも翌日残らないうえ、どんな料理にも合う。どうかもうこれ以上値上げしないでください。先日ソムリエ氏と仕事をする機会があった。ここ数年ソムリエもしくはワインエキスパートの資格取
今年はノキシノブが元気沢山とりついていると本体の木は大丈夫?と気になるが心配ご無用☝️単に場所を借りてるだけで害はないそうです。人にとっては止血、解熱、利尿などの薬効もあり古木にノキシノブが付いてる様は風情があってよろしなぁ〜さて、植物園には年配者もぞろぞろいてはりますが写生道具を担いだ高校生もあまたおいでです制服から見て4〜5校かなグループで騒いでいたり隅っこでひたすら絵を描いていたりふむふむ皆さん、才能ナシ!!だすおっ!これは!薄暗がりに若い『マムシグ
2020.5.15一日一季語鉄線花(てっせんか《てつせんくわ》)【夏―植物―初夏】白衿にとほす生涯鉄線花岡本差知子「留袖・振袖・訪問着」などのフォーマルの着物では白半衿が正式となるのだという。句に出てくる白襟は、格式や、外見をキチンと正している作者の生き方が表現されているようにも感じます。鉄線花は、室町時代には日本に中国から渡来したとされています。洋風な見た目から感じにくいですが、約400年もの長い間、たくさんの人々に親しまれてきた植物です。この句の芯の太い生き方、伝統
2024.5.14一日一季語蟻(あり)【夏―動物―三夏】木洩れ日の蟻の門渡り一里塚堺昌子蟻の門渡りとは、尾根の幅が狭く左右に切れ落ちた地形。登山者を蟻に見立てたもの。戸隠山・登山八方睨コースルートでは、蟻の塔渡り20m・幅20cmの難所。命を落とす人も多い。「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」宗純禅師『狂雲集(きょううんしゅう)』という詩集に掲載されている。宗純禅師とは、とんちで有名な、一休禅師。年が明けたばかりの正月ムードの京の町を、竿の先に人
蝸牛俺横に居ていいのかなスパイダーマンの練習家の蜘蛛解ってる山椒魚は根が真面目短夜に獏と旅する夢を見る畳の目素足が数え夏近し「一つの季語に首を突っ込む。詩の表現って難しいようなカンタンなような。創るのも嘘つくのもありだし。いい加減な空想もいい感じだし。滅多にないけどふと俳句のいいフレーズが浮かんだり。ワタシの本質って何なのかって探ったり。俳句を作る難儀と他薦の不思議とか推敲も楽しむことがヤメラレナクなるのかなって感じる五月です。」と京都市右京区の廣田さん。以上の廣田さんの感想、い
2019.5.29一日一季語メロン【夏―植物―三夏】食べ了へしメロンは小舟匙は櫂林翔このような美しい言葉で詠まれる句。翔先生の人柄がでている句だと思いました。沖で指導を受けた際、句会の後日本酒を美味しそうに飲む翔先生の姿を思い出しました。【傍題季語】マスクメロンプリンスメロンアンデスメロンアムスメロン夕張メロン(ゆうばりめろん《ゆふばりめろん》)【季語の説明】ウリ科の一年草の実。アフリカ原産のメロンが南欧で品種改良
おはようございます。今朝は伊勢丹新宿店本館7階古衣傳よりこの時季だからこそお召しいただきたいお品物をご紹介させていただきます。初夏麦の穂がたわわに実り麦畑が黄金色の染まる5月下旬から6月初旬麦の秋とも言う麦秋という季語がございます。麦の穂を描いた付下げにこの麦秋という季語が浮かびました。和装ならではのこだわりをお楽しみいただければ幸いです。季語をまとう・麦秋付下げ/大村禎一袋帯/よねざわ新田重ね染単彩で洗練された線が際立つ麦の穂の付下げです。光や風
2019.6.27一日一季語結葉(むすびば)【夏―植物―初夏】祝・春燈800号結葉や脈々と継ぐ師の余情小局昭夫歴史有る句誌の一つ、「春燈」の800号(平成25年7月号)に対する挨拶句。季語の持つ、力強い生命力が結社の繁栄をと継続をたたえている。「春燈」は、安住敦(あずみ・あつし)と大町糺(おおまち・ただす)が、久保田万太郎(くぼた・まんたろう)を擁立し、戦後の混乱のさなかの昭和21年1月1日に創刊されました。久保田万太郎、安住敦、成
2017.06.01一日一季語十薬(じゅうやく《じふやく》)【夏―植物―仲夏】どくだみの花の白さに夜風あり高橋淡路女1890-1955大正-昭和時代の俳人。明治23年9月19日生まれ。「ホトトギス」をへて,大正14年から飯田蛇笏(だこつ)に師事し,「雲母(うんも)」同人。阿部みどり女の「駒草」にも参加した。昭和30年3月13日死去。64歳。兵庫県出身。上野女学校卒。旧姓は織田。本名はすみ。初号はすみ女。句集に「梶の葉」「淡路女百句」など。
2023.4.11一日一季語花水木(はなみずき《はなみづき》)【春―植物―晩春】亜米利加は遠くて近き花水木稲畑廣太郎1912年、日米友好の印としてアメリカ合衆国にソメイヨシノの苗木を寄贈した返礼として、北米原産であるハナミズキの苗木が日本に贈られた。この中の原木1本は、百年越えたた今でも東京都立園芸高校に生き続けている。この句の、遠くて近きには、こうした、日米友好の絆を感じる。アメリカから渡ってきた当時、日本の山法師に似ていたことから、アメリカ山法師と呼ばれる
能登半島地震により、被害に遭われた皆様、避難されている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。戦争やめてもう薔薇が足りません24年5月16日(木)(せんそうやめてもうばらがたません)【季語】(ばら)初夏【子季語】西洋薔薇、しようび、花ばら、薔薇園、そうび【解説】薔薇は初夏、美しく香り高い花を咲かせる。茎には鋭い棘がある。観賞用に植えられるほか香水などにも利用される。花の色も形もさまざまで、園芸登録されているものでも一千種を超える。和名の「ばら」は、棘のある
このブログもオリンピックが終わって、元の俳句の記事に戻しますが、興奮冷めやらぬので、今日は、オリンピック特集でいきます。先ずは、私の拙い川柳から見てください。ジョコビッチ負けてしまってもうしょ(猛暑)がないジョコビッチは猛暑を理由に試合変更を提案しました。「もうしょ」が掛詞です。東京の聖火点灯大坂さん東京オリンピックなのに大坂さんとは・・制裁でも露出度多い露西亜人露で韻を踏んでみました。ロシアは制裁受けているのに目立ち過ぎ、強過ぎ?札幌で暑
2020.6.28一日一季語蓮の花(はすのはな)【夏―植物―晩夏】沼底の泡立ち上る古代蓮河口仁志行田市の“天然記念物”に指定されている行田蓮(古代蓮)は原始的な形態を持つ1400年~3000年前の蓮であると言われています。沼底の泡は、古代の息吹のようにも感じます。【傍題季語】はちす白蓮(びゃくれん《びやくれん》)紅蓮(べにはす)蓮華(れんげ)蓮池(はすいけ)【季語の説明】蓮はハス科の多年生水草。観賞用・食用として池・沼・水田な
既にタイトルからヒステリック気味で、まったく読む気がしない。最近この手の『うまく行きかけているのにわざわざ揺さぶりをかけてくる』ようなご提案が多くてうんざりする。黙っててくれる?今いいところなんだから、と言い返しても、言えばいうほどおもしろがられて第二弾第三弾と助長してくるので、こういう脅かしには裏を向けて、できるだけ見ないようにしておくしかない。それに、わたしたちはもうとうの昔に知っている。女の敵は女だということを。敵を味方につける。その味方は世界最強で、これは生きるうえでの極意な
気がつけば公開模試の素点が出揃ってました。結局理科は72点で社会は94点。社会はよくとれましたねでも150点満点の国語ですっ転んだので87点総合点的には過去最低でした・・・383点/500点やっぱり季語と季節を全部落としたのは痛かったです・・・3点✕5問漢字も1個2点を6個落としてるし季語と漢字だけでマイナス27点ですよオソロシヤしっかり見直ししないとな〜。ところで今日はムスメたんの小学校で引き渡し訓練がありましたこの引き渡し訓練、毎年とにかくグダグダで
2020.3.18一日一季語鷹化して鳩と為る(たかかしてはととなる《たかくわしてはととなる》)【春―時候―仲春】鷹化して鳩となる日の見合いかな夏井いつき*2018年1月浜離宮にて愛媛県松山市在住の著者の「絶滅寸前季語辞典」にも掲載しているという、今回の季語。死にかけた季語の再生・保存を呼びかけているという作者。“俳句にはやってはいけないことは何もない”といつも言っている作者。俳句一本で食っていくことを決意した作者。2回目の結婚の相手がCMデ
2024.5.12一日一季語水喧嘩(みずげんか《みづげんくわ》)【夏―生活―仲夏】提灯を胸につきつけ水喧嘩西村果畝地元の郷土資料館の展示に、水番人の展示があった。これは水が自然に流れ落ちる力によって江戸まで水を引いている、玉川上水に必要だったそうです。多摩川の水を用水とした水田もあり、昭和三十年代には、水喧嘩もあったようだ。2030年には、世界の水の需要量が供給量を約40%上回ると予測されています。水は人々の生活はもちろん、農業・工業に必要不可欠なもの。使いすぎたり汚れ
映画『無名』の先行上映会が、5月2日、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催されるとのこと。ネット予約で、あっという間にお席がほぼ埋まりました。夜分で、しかも、渋谷なので、私は申し込みませんでした。ここにきて多様なグッズが、ネット販売に続き、劇場でも販売されることが発表され、劇場によってはコラボドリンクまであるようで…。急なイベント化?に、少々戸惑いを感じています。お祭り騒ぎは似合わない作品と思いますし、しみじみ堪能したい私は、地元のミニシアターが合っていますね。
ただいまの、5日間の小さな暦「七十二候」の麦秋至(むぎのあきいたる)について、ご紹介します。この時期、水が張られた田んぼの、やわらかに伸びゆく苗代の隣に、黄金色の麦畑を見かけます。なんとなく、麦畑には秋のイメージがありますが、麦は、初夏に実る穀物で、この時期の実りに、お百姓さんが少し満足することから、この時期の二十四節気は、「小満(しょうまん)」と呼ぶようになったと言われています。
2021.5.30一日一季語卯波(うなみ)【夏―地理―初夏】あるときは船より高き卯浪かな鈴木真砂女51歳で銀座に小料理屋を開き、店の女将と俳人という二つの道を歩んできた。店の名前は自作の句「あるときは船より高き卯浪かな」から取った「卯波」。2度の結婚と離婚、40年にわたる恋愛など真砂女は正に波多き人生を送ってきた。俳句を心の支えに歩んできた96年の波乱の人生を語る。NHKアーカイブスあの人に会いたいより引用https://www.nhk.or.j
2017.07.13一日一季語目高(めだか)【夏―動物―三夏】緋目高の生れていまだ朱もたず五十嵐播水五十嵐播水(いがらしばんすい、1899年1月10日-2000年4月23日)は兵庫県出身の俳人、内科医。本名は久雄(ひさお)。姫路市鍛冶町に生まれる。大学在学中の1920年より句作をはじめ、京大三高俳句会で高浜虚子と出会い師事する。1922年、「京鹿子」同人。1930年、山本梅史の跡を継いで「九年母」選者。1932年、「ホトトギス」同人。193
ソファーにもタイプがあって…ついうっかり寝てしまうタイプ絶対寝かせないという実直なタイプピザやポテトチップスの油がついても平気なタイプピザやポテトチップスの油がついても平気だとうそぶくタイプテーブルまでの距離を醸し出してくるタイプテーブルの方から寄せて欲しいタイプいちゃいちゃする以外しょうがないタイプ(ここで)いちゃいちゃしたら犯罪になるようなタイプなどなど…撮影ならわたしにおまかせタイプ脱脂綿に裂ける方向あをあらし漕戸もり
2018.05.26一日一季語植田(うえた《うゑた》)【夏―地理―仲夏】象潟の島を残せる植田かな五十嵐義知*2018.05.20あずさ号の車内からみた田植えの風景五十嵐義知一九七五年(昭和五〇年)八月二二日、秋田県横手市(旧平鹿郡雄物川町)生まれ高知大学理学部地学科卒業後、日本郵便(旧郵政省)入社、現在に至る一九九九年(平成一一年)「金浦吟社」入会二〇〇一年(平成一三年)「天為」入会二〇〇八年(平成二〇年)「にかほ俳句