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遂に南北朝のラスボス声優が公開!!…いや長かったよ…本当にどれだけこの日を待ち焦がれたことか。長らくシークレットキャスト扱いで6月初頭の発表会でも遂に明かされなかったのですから。6月23日といえば、鶴岡八幡宮でプレミアム公開された日。つまり秘匿が不可能になるギリギリまで伏せられたことになります。それだけ公開がギリギリまで伏せていたからにはよほどの大物でないと説明がつかないと半ばイライラの気持ちがこもっていました。CV:小西克幸最初、正直言うとですね…「いや、確かに小西さんはベテランだし、演
『逃げ若』は大河ドラマ『太平記』を意識していているように思えてならない。今回の大楠公と後醍醐帝とのやり取りがかつての『太平記』と構成がよく似ているのですね。後醍醐帝が持つ多くの人々を惹きつける魅力とそしてその長所を台無しにしてしまう欠点が露呈する『太平記』第3話で主人公である南北朝のラスボス足利尊氏が初めて一目見て一目惚れに近い形でゾッコンとなったように、後醍醐帝という帝王は多くの人々がその魅力で惹きつけるほどの稀代のカリスマ帝王でした。実際、多くの人が「この御方なら乱れ切った世の中を変えて
今回の話のメイン感想はやはりこの人と言ってもいいでしょう。第1回人気投票で3位を獲得した皇子武将・護良親王初登場時から松井センセイも凄い感情移入している様子が絵越しからもヒシヒシと伝わってきました。鎌倉幕府倒幕においても彼もまた不可欠な武将として活躍した存在。にもかかわらず、南北朝時代の絶対的主人公・南北朝のラスボス足利尊氏によってその存在は霞んだものとなってしまい、おまけに本作では誰よりもラスボスが「人間にあらざる存在」であることを誰よりも看破しながら、尊氏の前に惨敗して、失脚…今回彼は
このところ記事更新が滞っていて申し訳ございません。転倒事故による左腕の痛み、睡眠不足による記事作成中の居眠り、歴史記事執筆のための材料集めetc…ブログ記事書くのがこれほど大変になるとは思いもしていませんでした。『逃げ若』も本来なら毎週木曜あたりを目標にしていながら、いつのまにか日曜日になっていたという愕然の事態。遅筆の大先生を怒る資格ねーじゃん!と言われても仕方なし。いや今回は本当に書きたいことがあったので私自身も忸怩たる思いがしていたのですよ。そんなこんなで遅くなって申し訳ございません。『逃
ゴールデンウイーク明けの待ってましたの少年ジャンプ!!もうね、一番気になる回だったのによりにもよってGW明けという焦らしプレイで気を揉んでいたので、もう逃げ若ロスなんて考えられない状況です。今や月曜日が待ち遠しくて仕方ないこの頃。なんといっても今回は足利尊氏無双という歴史クラスタ大喜びの回となりました。初登場時から頭脳明晰にして文武秀でた完璧イケメンという「お前…本当に尊氏か?」と疑問が湧いていましたが、とんでもない。今回はまさに「カリスマ」の権化・尊氏という史実の尊氏の本質を見事に表
古和田城天守付近今回は紀ノ川市古和田にある中世のお城の話です。お城はローソン古和田から北へこの赤い点線で囲われた部分です。グーグルアースで見ると堤型の綺麗な地形が見れます。城館の中心は現在光円寺がある場所でここは周囲より一段と高くなっています。河内楠木家楠木正康の子楠木親遠がこの地に河内より移り住み和田親遠に名を改めここに築城したことから始まります。鎌倉時代末期頃?その子供和田高遠は楠木正成の妹をめとりその子正遠は楠正成の側近中の側近で、かの太平記では(
なんか凄いお留守になってしまいました…申し訳ございません。『鎌倉殿の13人』『逃げ若』『ノイエ銀英伝』と溜りに溜まった宿題がようやくひと段落しそうなのでようやくの『ナポレオン』再開となりました。本当、遅れた分を取り返さないといけないな…さて今回はあれですよ、やはりこの方の大活躍ぶり敗戦国のくせに戦勝国に要求突き付ける外務大臣タレイランの大活躍なんだか戦に負けたくせに論功行賞を行う某征夷大将軍とクリソツすぎて非常に痛快痛快。もちろんこんな芸当ができるのはよほど「空気の読めない愚
前回からいよいよ胎動してきた佐々木道誉が余りにも大河ドラマ『太平記』の陣内判官殿と(僧体を除けば)そのまんま過ぎる件。流石ラスボス尊氏と生涯をかけたズッ友判官殿今回も実に逃げ若テイスト風味で素晴らしいぐらいです。いや、それにしても子煩悩すぎる判官殿も新鮮すぎて面白!そしていよいよ物語は核心へと迫っていきます。さあどうなる?時行くん?〇ラスボス尊氏にしか見えないもの信濃における反乱の危険性があるからこそ「闘志あふれる国司」が必要ということで、愛の闘魂注入を行うことで麻呂国司に元気にな
たびたび桃井直常を書いているのですが、「だれのことやら???」って、聞こえてきそうなので、ちょっと一休み兼ねて御紹介してみたいなぁ~と云うのが、今回の記事です。もちろん、教科書には出てきません。桃井直常の時代では、足利尊氏や新田義貞、楠木正成は出てくるでしょうが、それを支えた人は出てきません。御輿に乗った人が教科書に出て来るのだと考えれば良いのでしょうか。桃井直常は担ぐ人を途中で変えました。と言うか、担ぐ人を選べた時代と言えそうです。結果、担いだ人が負けてしまい、自分も消えてしまったわ
とりあえず、システムがよく分からない全部で何章構成なのかも分からないし、シナリオ内の選択肢やアバターで好感度が上がっていくので、好感度によってENDが変わってくるというシステムには間違いないんだろうけど…どれくらい好感度を上げれば、何ENDにつけるのかとかもよく分からない。そう思うと、艶ってかなり親切なゲームだったんだなー。攻略メモを公開されてるブログなどを見て、とりあえず、「紅梅END」「萌黄END」「白菊END」の三種類があることが分かりました。白菊E
6月上旬でいったんNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」は休止してしまいますが、BSNHKの大河ドラマ再放送枠の「太平記」は引き続き楽しめます。まだお話も後醍醐天皇が隠岐に流される前なので序盤ですが、キラ星のようなスターが目白押しで大河ドラマに出ることが非常なステータスだった全盛期を思い出させてくれます。関連した本を読んでさらに個人的に盛り上がろうと思っているのですが、種本はこれです。私本太平記文庫全8巻完結セット(吉川英治歴史時代文庫)Amazon(アマゾン)2,565〜5
真田広之が足利尊氏をやった「太平記」は、なかなかの布陣でした。脚本が池端俊策、「麒麟がくる」の原点がここにある、っていうドラマでした。大河ドラマはいつだって「豪華キャスト」ですが。カギカッコつきで。後醍醐天皇の片岡孝夫(現・仁左衛門)がとりあえず豪華でした(天皇がマトモに出てきたのは画期的)。その後、天皇役は歌舞伎俳優ということになり、麒麟の坂東玉三郎に続いています。父親の緒形拳、妻の沢口靖子、弟の高島政伸、新田義貞の根津甚八、高師直の柄本明、このへんを豪華と見るかいつもの常連と見るか。
皆様、ご機嫌YOです!さて、以前の記事で南朝の猛将・結城宗広の生涯を取り上げさせて頂き、同時に彼のシリアルキラーっぷりにも注目して頂いたのを皆様憶えておられますでしょうか。その様は南朝寄りとされる「太平記」においてすら「十悪五逆重障過極の悪人也」「常に死人の頚を目に見ねば心地の蒙気する(↑死人の首を見ないと気が滅入る)とて僧俗男女を云ず日毎に二三人が首を切て態目の前に懸させけり。」「さればかれが暫しもゐたるあたりは死骨満ちて屠所の如く、尸骸積んで九原の如し。」「死して候が阿鼻地獄
遂にラスボス・足利尊氏(ようやく今回からこの字が使えるようになって本当に良かった、変換が面倒でしたので)が本格的始動を開始!!やはり尊氏がいてくれないと話がすすみません。まさに絶対的主人公そして今回はまさかの衝撃的展開が!これは漫画の世界観にかかわる重要な要素だけに非常に賛否両論巻き起こりそうです。それでは本編感想参ります。〇建武政権の英雄『太平記』では日本全国に勢力を張っていた鎌倉幕府執権北条一族は幕府滅亡に前後して、なんと43日間で壊滅した…それだけ北条氏縁戚として有力一門であった
皆さまわしのブログにアクセスしてくれてありがとうございます。そして、『フォロー』や『いいね』をしてくれる心優しき方々、本当にありがとうございます。本日は、雪組の朝美絢さん主演の『ほんもの魔法使』の初日じゃな。無事に初日が迎えることが出来てなによりじゃあ縣さん演じるモプシーもスチールで観る限り可愛らしい感じじゃあな。観劇される方々は感染対策と会話は控えて是非とも楽しんでのぉー。さて、本日は昨日書こうと思っていた月組公演の『桜嵐記』の登場人物である高師直について書きた
牛糞氏・・・鹿児島県伊佐市大口に住んだ武士。大口市には、平安時代から牛屎院(荘園)があったとされる。平基盛の子信基が保元の乱の軍功で薩摩国牛屎院を賜わり、子孫は代々院司となり牛屎氏(うしくそし)を称した。「牛糞」で、「うしぐそ」の他に「うぐそ」「うぐつ」「こごえ」「ごこえ」などとも読む。今、「太平記」を読んでいますが・・・牛糞と称する武士が出てきました。「太平記」第33巻の「菊池軍の事」という話に出てくるのですが・・・牛糞刑部大輔(うしくそぎょうぶ
昔、鎌倉に来た時は、円覚寺、長谷寺と高徳院の鎌倉大仏と極楽寺の近くの山にある忍性墓にお参りしました。私が尊敬する僧侶の1人に鎌倉時代に貧民救済に障害を捧げた真言律宗の忍性さんがいます。ただこのお墓のある場所。お寺から離れたところにあり、そのお墓のある山が電力会社か?なんかの敷地内になっており、金網フェンスが張り巡らされて近づかないようになっております。下の方からあの辺がそうかな?と首を長くして眺めたことを覚えています。せっかく遠くからお参りしたのに、できませんでした。さて、今回は源
【NHKオンデマンドより】第48回12月1日果てしなき戦い最終回12月8日尊氏の死👆弟を殺したーーッ弟を殺したーーーーッ父上ーッ母上ーーッいやぁ・・・最終回、本当に鬼気迫る演技でした'91頃ともなると、ヒロユキも徐々にアクション俳優のイメージを払拭し、演技派との評価を得つつあった時期だと思うのですが、この作品での魂を込めた演技が、その評価を不動のものにしたのではないかという気がします。それくらい引き込まれる圧倒的なお芝居でしたしかし、大河ドラマというのは、歴史上の人物
南北朝時代を大河ドラマにしてほしい南北朝時代とは簡単に言って、朝廷から武士へと権力が完全に移行した時代です。これまで大河ドラマでは1回しか題材に選ばれておらず、また1991年の太平記では、南北朝が集結するまでは描かれませんでした。大河ドラマは2022年までで61作が決まっています。舞台となる時代には偏りがあり、戦国ものはまだ作れると思いますが、幕末はネタ切れだと思います。これは統計を取った上ではないただの偏見ですが、大河ドラマは、ほぼ毎年見ている視聴者層に支えられて、一定の視聴率を獲
さて第1部が終わっての来る第2部となる今回の話。出だしがどうなるか気になっていたのですが…ちょっと待ってぇぇぇ!!!今回、完全に逃げ若版『太平記』になっているんですけど!?完全に南北朝のラスボス足利尊氏が主役になっているんですけど!?主人公の時行くんが完全に不在なんですけど!?いやむしろ大歓迎なのが困っちゃった所(苦笑)今回の舞台となる1336年はまさに日本史上でもこれほど凄まじいジェットコースターのような勝者が入れ替わる凄まじい逆転!逆転!逆転!はそうはない。そして何よりも南北朝最
2022年8月鳥取米子1泊旅行その③です米子駅近くにあるうまいもんやかっぱで飲み食いして外に出ると20時半まだ時間も早いのでサクッともう1軒飲みに行きました次に行ったお店はJR米子駅から歩いてすぐのところにある居酒屋太平記ですここも米子で人気の居酒屋ですね店内に入り仲良く検温する2人悪そうな表情してるな~ほぼ満席でしたがすぐにテーブル席が空いたので案内してもらいますドリンクメニューです生ビールが319円は安いですね他にも日本酒の種類も豊富
思いのほかぎっくり腰の回復が遅く、悶々とする中で本日もユーチューブの発見ネタです。1991年の大河ドラマ”太平記”に北畠顕家役で登場する後藤久美子(以下ゴクミ)の中性的な美しさに思わずびっくりしました。彼女は1974年生まれですから大河ドラマ出演当時は17才です。南朝側で足利勢と戦った北畠顕家は20才で戦死していますので年齢的にもピッタリだったと思います。動画は父親の北畠親房(近藤正臣)と久しぶりに再会した場面です。これがが父親との最後の別れとなりました。ドラマの中で北畠顕家は弓の名手として登
当ブログ9月18日「1969年レコード大賞最優秀新人賞のピーターさんは『紅白』に出場できませんでした」に書きましたが、「夜と朝のあいだに」の大ヒットを飛ばしたピーターさんはその年の「紅白歌合戦」に出場できませんでした。まだNHKが「女装」やゲイ文化などに寛容ではなかったのです。1974年の大河ドラマ『勝海舟』では萩原健一さんが「人斬り以蔵」を演じました。ショーケンのナイーブな演技で新しい「岡田以蔵」像を作り上げ、とても印象的でした。のちに何かで読んだのですが、脚本の倉本聰さんはこの「以蔵」をゲ
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」北条義時が主人公のドラマですが一昨日から昨日(3/12~3/13)にかけてハードディスクに貯めてたビデオを一気観しました。最近、地上波テレビは朝のニュースと天気予報くらいなど、家事をやりながらながら視聴が多いのですが・・一昨日の晩から、昨日1日中は鎌倉殿の13人を第1話から第9話まで観賞して、午後8時に第10話をリアルタイムで視聴しビデオ録画時代考証的には平安時代鎌倉時
すみません、第6話は事前の予想通りアクションメインの回でしたので、単品で感想記事を書くと非常に分量薄くなってしまいました。それにしてもまさかBS再放送の『太平記』48話でセリフだけでしたが、言及された信濃における小笠原と諏訪の因縁が今回から登場しだすとか…松井先生もしかしてタイミングを狙っている?そう今回の「オニ」は中々のチート感あふれる強敵でした。それでは本編感想参ります。〇これぞ神秘の地・諏訪狩猟に出かけた時行くんに襲い掛かった巨大魔獣、子供たちとはいえ主人公らを圧倒する巨躯、そし