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『逃げ若』は大河ドラマ『太平記』を意識していているように思えてならない。今回の大楠公と後醍醐帝とのやり取りがかつての『太平記』と構成がよく似ているのですね。後醍醐帝が持つ多くの人々を惹きつける魅力とそしてその長所を台無しにしてしまう欠点が露呈する『太平記』第3話で主人公である南北朝のラスボス足利尊氏が初めて一目見て一目惚れに近い形でゾッコンとなったように、後醍醐帝という帝王は多くの人々がその魅力で惹きつけるほどの稀代のカリスマ帝王でした。実際、多くの人が「この御方なら乱れ切った世の中を変えて
さて第1部が終わっての来る第2部となる今回の話。出だしがどうなるか気になっていたのですが…ちょっと待ってぇぇぇ!!!今回、完全に逃げ若版『太平記』になっているんですけど!?完全に南北朝のラスボス足利尊氏が主役になっているんですけど!?主人公の時行くんが完全に不在なんですけど!?いやむしろ大歓迎なのが困っちゃった所(苦笑)今回の舞台となる1336年はまさに日本史上でもこれほど凄まじいジェットコースターのような勝者が入れ替わる凄まじい逆転!逆転!逆転!はそうはない。そして何よりも南北朝最
今回の話のメイン感想はやはりこの人と言ってもいいでしょう。第1回人気投票で3位を獲得した皇子武将・護良親王初登場時から松井センセイも凄い感情移入している様子が絵越しからもヒシヒシと伝わってきました。鎌倉幕府倒幕においても彼もまた不可欠な武将として活躍した存在。にもかかわらず、南北朝時代の絶対的主人公・南北朝のラスボス足利尊氏によってその存在は霞んだものとなってしまい、おまけに本作では誰よりもラスボスが「人間にあらざる存在」であることを誰よりも看破しながら、尊氏の前に惨敗して、失脚…今回彼は
皆様こんにちは。沙貴誉(さきほまれ)です。YouTube動画『吉野桜~後醍醐天皇と南朝皇居~』が公開されました。早速紹介させていただきます。↓こちらの方が見やすい方はこちらからご覧下さい。吉野桜~後醍醐天皇と南朝皇居~おにぎり丸と嵯峨仙識が、吉野へ旅してきました。吉野桜と南北朝時代の先頭に立った後醍醐天皇の歴史に触れた旅となっています。沙貴誉(さきほまれ)の名前でブログを書いていますhttps://ameblo.jp/basara-do
僕の地元は群馬県。なかでもハンカチ王子こと斎藤佑樹さんの出身地に近い。この辺一帯は『太平記』で描かれている『新田義貞』公挙兵の地など国指定史跡「新田荘遺跡」が点在しています。全然興味なかったのですけど、ちょっとぶらぶらしてみようかなと。面白い写真は撮れないけれど、歩いた記録として残しておきたいと思います今は何もないけど。土塁と堀がかなり綺麗に保存されてます右下から中央上に走る溝がお堀跡。右側が土塁です堀の跡と土塁がきれいに残っています
思いのほかぎっくり腰の回復が遅く、悶々とする中で本日もユーチューブの発見ネタです。1991年の大河ドラマ”太平記”に北畠顕家役で登場する後藤久美子(以下ゴクミ)の中性的な美しさに思わずびっくりしました。彼女は1974年生まれですから大河ドラマ出演当時は17才です。南朝側で足利勢と戦った北畠顕家は20才で戦死していますので年齢的にもピッタリだったと思います。動画は父親の北畠親房(近藤正臣)と久しぶりに再会した場面です。これがが父親との最後の別れとなりました。ドラマの中で北畠顕家は弓の名手として登
「史観」などと言ってしまうとアリ地獄の穴に落ちてしまうようで、こわい。だから、深入りせずに簡単に済ませたい。南北朝時代が、多くの著名な歴史上の人物が揃っていながらよくわからない時代なのはなぜか。それは、史観と関係があるかららしい。日本でいちばん有名な史観は「水戸史観」であろう。黄門さま・徳川光圀が提唱した歴史的イデオロギーだ。イデオロギーとは物事に関して歴史的・政治的な立場によって構築された考え方のことである。日本語では簡単に「考え」と訳すケースもある。大義と訳したらどうだろう。
南北朝時代を大河ドラマにしてほしい南北朝時代とは簡単に言って、朝廷から武士へと権力が完全に移行した時代です。これまで大河ドラマでは1回しか題材に選ばれておらず、また1991年の太平記では、南北朝が集結するまでは描かれませんでした。大河ドラマは2022年までで61作が決まっています。舞台となる時代には偏りがあり、戦国ものはまだ作れると思いますが、幕末はネタ切れだと思います。これは統計を取った上ではないただの偏見ですが、大河ドラマは、ほぼ毎年見ている視聴者層に支えられて、一定の視聴率を獲
12日の続きです。金剛山山頂広場から、茶店の前を通って、最高地点へ歩きます。葛木神社大阪の最高峰。平定の際、葛(クズ)の網を賊にかぶせたという言い伝え。葛城山に住むという「土蜘蛛」が、神楽で蜘蛛の糸を投げて戦うのと、ちょっと似ているかも、と思った。コロナの前に、宿泊した葛城山の国民宿舎の遠望。Tさんと、ソフトクリーム一つとコーンだけもう一つ買って、半分こ。食べた後は、ブナの森を通って、下山開始です。今回、千早城址を通るというので、夫は、吉川英