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大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN『Fairytail』に行ってから、智の絵も捗っているようだった。ただ、納期が近づいていたある日から、「何かが足りない気がする……」とパッタリ筆が止まってしまったようで、それから絵の前でしばらく固まってる日が続いた。今こそチョコレートの出番じゃない?見たらまたあの時の雰囲気とか思い出せるし。そう思ってバレンタイン前だけど、買ってきたチョコレートを智に渡した。「智、これ、バレンタインにはまだ早いけど。智、愛してるよ」バ
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN実際にキスを経験したことのない俺は、大野の唇が離れた時に、もう魂抜かれたみたいになっちゃってた。ただボーっと離れていく大野の唇を見つめてた。赤くて艶々の唇。大野って、どのパーツも綺麗。「そんな顔で見んな、止めらんねぇじゃん」そう言って甘い瞳で俺を見つめて、長い指で俺の頬をなぞる。その表情が色っぽくてドキドキしてしまう。いつも塩対応されてたから、こんな表情見たことなかった。…………………………。そうだよ、いきなりどう