ブログ記事6,204件
(少年)冷たい。凍えそうだ。小さな格子窓から見えるのは青く・・・冷たい湖面。それかどこまでも続く青い空。固い床に蹲りじっと・・・ただじっと・・・時が刻々と過ぎて行くのをやり過ごす・・・どうして生まれてきたのかなきっと神さまが間違えたんだろう。だから・・・もうすぐ還るんだ。あの湖の底に・・・あるいはあの青い空の彼方に・・・ただじっとその時を待つだけじっと・・・じっと・・・*ララァさんのお写真です*凄腕で冷徹。その男の仕事には隙がなかった。零「金で解決でき
(BL小説)*ここから新作です*きのうも今日も。|青の薔薇(大宮BL妄想小説)苺チョコさんのブログテーマ、「きのうも今日も。」の記事一覧ページです。ameblo.jp2025年も12月。すっかり師走の雰囲気の町と人を眺める日々。変わらず穏やかに暮らす二人の暮らしです。――――――隣のリビングの方から「おはようございます」とAIスピーカーの声が響いた。まだ布団の中で、モゾモゾと起きられない多野は、寝ぼけながらその声を聞いていた。(ああ、カズ
大宮BL妄想物語。*閲覧注意*O.sideかずに同棲を提案してみたが、遠回しに断られた。俺は毎日かずと過ごしたいと思っているがかずはそうでもないみたいだ。ショックだった。そのことを潤に話したら、和に同棲出来ない理由を聞いてきてくれた。どうやら同棲を提案したタイミングが悪かったようで、潤にちゃんとしなと言われた。ならば、以前仕事での会食時に利用した庭園が魅力的なお店でちゃんと言おうと決めた。思ったとおりかずは庭園を気に入ってくれた。かずの笑顔をみるとホッとする。
大宮のBL小説のブログです受け入れられない、間違えて来てしまった人はそっと閉じてくださいね駄文しか載せられません。更新は不定期です。完全自己満足の世界です。苦情、苦言、凹みますすぐ読み、まとめ読み、感想、喜びます皆さまからの反応がなくイマイチなお話だと判断したら公開停止にします理解した方のみお読みください。フォロー申請についてフォローは成人女性で、嵐ファンの方でお願いします。詳しくはフォロー申請についてをお読み下さい。↓『フォロー申請について』何度も同じ記事あげてすみま
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN『Fairytail』に行ってから、智の絵も捗っているようだった。ただ、納期が近づいていたある日から、「何かが足りない気がする……」とパッタリ筆が止まってしまったようで、それから絵の前でしばらく固まってる日が続いた。今こそチョコレートの出番じゃない?見たらまたあの時の雰囲気とか思い出せるし。そう思ってバレンタイン前だけど、買ってきたチョコレートを智に渡した。「智、これ、バレンタインにはまだ早いけど。智、愛してるよ」バ
(大宮BL妄想小説/吸血鬼幻想)吸血鬼幻想・青の薔薇|青の薔薇(大宮BL妄想小説)苺チョコさんのブログテーマ、「吸血鬼幻想・青の薔薇」の記事一覧ページです。ameblo.jp(5)相場マサキ少年の渾身の蹴りを、男は軽く避けて体を少年から離した。「結構素早いじゃないか。だが、ここまでだな」「はあ?」さっきまで掴まれていた首が痛くて苦しい。だけど、相場は猛烈に腹がたっていた。不審者だったが子供を探しているというから。男に手を
*BL妄想小説につき、苦手な方はご遠慮下さい。《和也視点》夏休みは稼ぎ時だと、バイトのシフトを詰め込みまくった、夏休み前の俺に文句を言ってやりたい。せっかく大好きな智義兄と両想いになれて、あんなにキスして盛り上がってたのに、ベッドに移動した途端に寝落ちするなんて、有り得ないだろ。「ほんと無いわ〜」あの日の事を思い出し、アイス売り場で頭を抱えていると、相葉さんが笑いながらやって来て「またお義兄さんのこと?」と親しみを込めてからかってくれる。相葉さんの恋人が同性だと知ってから、俺は今迄誰
お待たせしました!不定期になりますが再開です💙🧡大宮BL妄想物語。*閲覧注意*N.side「おはよう」おはようの挨拶にしては遅い時間に翔ちゃんが起きてきた。昨日は飲み会だったようで午前様で帰宅。顔が浮腫み気味で、二日酔いのようだ。「おはよう、翔ちゃん!僕、そろそろ出なきゃいけないんだ。朝ご飯は用意してあるからちゃんと食べてね。」「え、あれ?デートは午後からじゃなかったけ?」「うん、予定が変わって、ちょっとお店に寄らなくちゃならなくなって」「そうなんだぁ」ピンポ
💚「あ。起きたねー」リーダーは?キョロキョロと辺りを見渡す。見慣れた光景。Jがスタッフさんと打ち合わせして誰かのペットボトルが机の上に置いてある。💚「今、リーダーと翔ちゃんが撮影中」あ。そ。お腹に掛けられているのはリーダーのジャンバー・・・ちょっと煙草の匂いがしてそしてあったかい・・・💚「あー。また。世界を救いに行くの?起きてすぐ勇者さまになるんだね」💛「・・・うるさい」🎮・・・萎えたじゃん。頭をポリポリ掻いて誰かの水を一気飲みすると💚「それ、リーダーのだ
前にこの女将と会ったのは、まだ僕が小さな頃だけど、この人全然老けないなあ。一体何歳なんだろう?見当もつかないや。『ご無沙汰しております。坊ちゃんもそろそろ大人やさかい、今日は新しいべべお持ちしました』べべ?ああ、着物のことか。『新しい着物なんていいよ。そんなの別に必要ないから……』『今の浴衣もええですけど、それは子どもの物ですやろ?せっかくの機会やし、こう言うのは嫌いどすか?』女将が僕の前に色鮮やかな黄色の肌襦袢を広げる。ややしっとりと落ち着いた、それでいて鮮やかな色味のそれは、手に取
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN実際にキスを経験したことのない俺は、大野の唇が離れた時に、もう魂抜かれたみたいになっちゃってた。ただボーっと離れていく大野の唇を見つめてた。赤くて艶々の唇。大野って、どのパーツも綺麗。「そんな顔で見んな、止めらんねぇじゃん」そう言って甘い瞳で俺を見つめて、長い指で俺の頬をなぞる。その表情が色っぽくてドキドキしてしまう。いつも塩対応されてたから、こんな表情見たことなかった。…………………………。そうだよ、いきなりどう
(BL妄想小説/愛だけのある暮らし💙💛)(このシリーズはこちらから)きのうも今日も。|青の薔薇(大宮BL妄想小説)苺チョコさんのブログテーマ、「きのうも今日も。」の記事一覧ページです。ameblo.jp<第15話>駆け足で去った秋を惜しんでいる間に、もう冬も本番を迎えようとしている。今日は、多野と二之美谷という仲の良い恋人たちが、師走の街へ買い物に出かける日だった。先日、多野のために10着も洋服を買ってくれた二之美谷に、今度は多野が服を買ってやりたかったのだが。