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(少年)中学生の妹がいる。自分の妹だと信じて生きてきた。いや。半分は、合ってる。母親が同じ人だから。自分の父親には会ったことがない。物心ついた時には母さんひとり、そして赤ん坊の妹がいた。高校生になって母親のところにあの男が通うようになった。毎日酒をあおり母親に暴力を振るいとうとう・・・とうとう・・・妹「お兄ちゃん!お兄ちゃん!助けて!!!」気が付いた時にはここ(塀の中)にいた。妹は・・・無事かな・・・って母親は・・・無事かな・・・ってそればっかり考えて
(一条帝・和)それは宮中園遊会の時だった。何やら多くの支那人が来ていて道長殿をはじめ翔君、雅君、潤君は手前で人を選ることに忙しく珍しい人が話し掛けてきた。東宮である三条殿(智)にも別の支那人が話し掛けていた。🧌「コロコロとすぐに帝がお代わりになった頃に比べ一条帝の御代は長いですね」それは摂政・関白が祖父の兼家、義父(定子の父)道隆そしてこれまた義父(彰子の父)道長と東宮である三条殿(智)がさらに翔君、雅君、潤君・・・と皆が力を合わせて支えてくれたから。🧌「とこ
(少年)冷たい。凍えそうだ。小さな格子窓から見えるのは青く・・・冷たい湖面。それかどこまでも続く青い空。固い床に蹲りじっと・・・ただじっと・・・時が刻々と過ぎて行くのをやり過ごす・・・どうして生まれてきたのかなきっと神さまが間違えたんだろう。だから・・・もうすぐ還るんだ。あの湖の底に・・・あるいはあの青い空の彼方に・・・ただじっとその時を待つだけじっと・・・じっと・・・*ララァさんのお写真です*凄腕で冷徹。その男の仕事には隙がなかった。零「金で解決でき
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「本当の口調は、こっちだ」グイッと力強く俺をソファから起き上がらせながら智は渋々というように言った。ちょっと強引な感じに少しドキッとした反面、いつもと違い過ぎていて余計に智が別人になってしまったみたいに感じてしまった。「何で?じゃあ今まで俺と生活してた智は嘘なの?俺は本当の智をどうして見せてもらえなかったの?」穏やかで、俺にとって優しい言葉で俺を甘やかしていた智は作られていたものなんてショックだった。俺が好きになった智
(BL小説)*ここから新作です*きのうも今日も。|青の薔薇(大宮BL妄想小説)苺チョコさんのブログテーマ、「きのうも今日も。」の記事一覧ページです。ameblo.jp2025年も12月。すっかり師走の雰囲気の町と人を眺める日々。変わらず穏やかに暮らす二人の暮らしです。――――――隣のリビングの方から「おはようございます」とAIスピーカーの声が響いた。まだ布団の中で、モゾモゾと起きられない多野は、寝ぼけながらその声を聞いていた。(ああ、カズ
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN実際にキスを経験したことのない俺は、大野の唇が離れた時に、もう魂抜かれたみたいになっちゃってた。ただボーっと離れていく大野の唇を見つめてた。赤くて艶々の唇。大野って、どのパーツも綺麗。「そんな顔で見んな、止めらんねぇじゃん」そう言って甘い瞳で俺を見つめて、長い指で俺の頬をなぞる。その表情が色っぽくてドキドキしてしまう。いつも塩対応されてたから、こんな表情見たことなかった。…………………………。そうだよ、いきなりどう
大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN俺たちも一目惚れだと思っていた。だって、出逢ってすぐに結婚を決めたんだから。あれは違ったの?俺だけがそう思っただけだったの?『小さい頃の気持ちなんて、変わってしまうからね』昔、父に言われた言葉が頭に響いた。「父さんの言うとおりだったのかな……」でも、俺の気持ちはずっと変わってないんだよ。ずっと智が好きなのに……。だから、なんだかんだ言っても、智も好きでいてくれてるんじゃないかって勝手に信じてた。苦しい、辛い、胸が
大宮妄想小説、BLです。ご理解のある方のみ、どうぞ。苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。先日お伝えしておりましたMIRRORMIRRORシリーズのおまけ的な続編(本編はこちらから♡↓)『MIRRORMIRROR1』大宮妄想小説、BLです。ご理解のある方のみ、どうぞ。苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。*こちらの世界の設定*☆男女性の他に「アルファ・ベ…ameblo.jp本日から始めたいと思いまーすヾ(
(BL妄想小説/愛だけのある暮らし💙💛)(このシリーズはこちらから)きのうも今日も。|青の薔薇(大宮BL妄想小説)苺チョコさんのブログテーマ、「きのうも今日も。」の記事一覧ページです。ameblo.jp<第15話>駆け足で去った秋を惜しんでいる間に、もう冬も本番を迎えようとしている。今日は、多野と二之美谷という仲の良い恋人たちが、師走の街へ買い物に出かける日だった。先日、多野のために10着も洋服を買ってくれた二之美谷に、今度は多野が服を買ってやりたかったのだが。
大宮妄想小説、BLです。ご理解のある方のみ、どうぞ。苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。こちらはMIRRORMIRRORシリーズの続編です♪(本編はこちらから↓)『MIRRORMIRROR1』大宮妄想小説、BLです。ご理解のある方のみ、どうぞ。苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。*こちらの世界の設定*☆男女性の他に「アルファ・ベ…ameblo.jpPM18:17に毎日更新予定です♪よろしくお願いしまー
一つ前に、大野くんのHAPPYBIRTHDAYのメッセージを挙げています。よろしかったら、そちらもどうぞ🙇『大野くんお誕生日おめでとう』HAPPY🎂BIRTHDAY2025/11/26祝45歳おめでとう!💙♥️💚💛💜嵐のリーダー一番の最年長は、今年で45歳最近の嵐Movieでは年齢について『お…ameblo.jpそして、こちらは素人が書いた大宮妄想小説ですBLの意味がわからない方はご遠慮ください💙顔に弱い光が当たっている感じがする…段々と強くなっていくその光で夜が明けて
大宮妄想小説、BLです。ご理解のある方のみ、どうぞ。苦手な方、不快に感じる方はご遠慮下さい。和也side「ハァ……ハァ……」「……ハァ……」サウナみたいに、部屋中に広がる。達した後の熱気と、乱れ切った息。しばらく経ってから何も言わず、後ろを向いて重ね合うのは。交わった後必ず二人で交わし合う、穏やかなキス。求め合ってる時の激しいキスとは、また違う。俺の
素人が書いた大宮妄想小説ですBLの意味がわからない方はご遠慮ください💛「あのっ!大野さんですよねっ!歴史映画の刀を造ってらしたっ…。あの映画、3回見ましたけどやっぱり大野さんの造る刀があってこその良い作品になっていましたっ!」いきなり商店街でこんな風に声をかけられ、足を止めたのはもう何回目……?それもほとんどが若い女性…。普段なら、智は仕事の依頼だとしても必要以上に喋んないし、女性とも接点がないのに……「……そっ…そう…かな…」「そうですよっ!主人公が少し剣の向きを
(ON&AS&MS・BL妄想小説)(14)授業が始まる時間。可愛い恋人の王野智志を送り出した管理人の二之美谷は、外出の用意をしていると誰かがやって来た足音がした。ノックの音に無視を決めていると、勝手に扉は開いて立っていたのは藍波先生だった。「おはよう。あの子は授業?」「朝から、アンタも授業じゃないの?」「俺、今日は暇なの」「俺は忙しい」「冷たいなあ。あの子がやきもち焼くからでしょ?」「それ以外、理由ないでしょ。真面目なんだから、意
こんばんは昨日長くなるとボヤきましたが、何とか完結までいけたので、アップさせていただきます急に書き終えることができたのはイチャコラを省略したからですがそれでも良ければ読んでいただけたら嬉しいですあと、季節をハロウィンに戻してくださいー🎃あ、でもそんなにハロウィンっぽくもなかったり大宮妄想小説ですBL要素含みますパラレルですsideN「大野先輩ーっ」大学構内で見知った後ろ姿を見つけて駆け寄る。後ろからその腕にぎゅっと自分の腕を絡み付けてその相手を見つめる。「今日
今日は「青の薔薇」は、2本目です。吸血鬼幻想・青の薔薇(7)🔗を先にUPしています(←色っぽいので注意)(8)遅刻の罰としての掃除や教師の手伝いを終えた桜井少年と相場少年の二人。「ああ、遅くなっちゃたね〜ショウちゃん」「本当、働かされたわ〜疲れたあ」言葉とは裏腹に、高校一年生は元気がたっぷりだ。二人で鞄を持ったまま、桜井の学生寮の部屋へ向かう。「ねえ、寮って住みやすい?」「まだ、入ったばっかりだからさ、分かんない」