ブログ記事172件
来る11月8日は若尾文子の生誕92周年です。(1933年11月8日生誕)それを記念して彼女の作品を紹介します。『刺青』(1966)監督増村保造撮影宮川一夫共演長谷川明男,山本学,佐藤慶,須賀不二男【あらすじ】質屋の娘・お艶は、ある雪の夜、いとしい手代の新助とともに駆け落ちを果たす。二人きりで短い蜜月を過ごすが、かくまってくれた船宿の主人・権次は札付きの悪党で、新助を殺しお艶を売り払ってしまおうと考えていた……※原作:谷崎潤一郎『刺青』『お艶殺し』■
増村保造さん増村保造(ますむらやすぞう)1924年8月25日生まれ、1986年11月23日、満62歳没。山梨県甲府市出身の映画監督、演出家、脚本家。1947年、大映に助監督として入社。1957年、『くちづけ』で監督デビュー。監督第2作『青空娘』より若尾文子とタッグを組み、『妻は告白する』『清作の妻』『「女の小箱」より夫が見た』『赤い天使』『卍』『刺青』などの佳作にして重要な作品群を残す。また『兵隊やくざ』『陸軍中野学校』と、それぞれ勝新太郎、市川雷蔵の大ヒ
『動脈列島』は1974年に光文社から発売された清水一行の執筆による小説が原作。1975年に映画化され東宝邦画系劇場で公開されましたが、製作は東宝映画でも東宝映像でもなく、傍系の東京映画です。1975年9月6日の公開。前の前の東宝の上映番組が7月12日公開の『東京湾炎上』『がんばれ!若大将』であったので、当時の私は「東宝のパニック映画が連続して公開される」と勝手に盛り上がっていました。話は少し逸れますが…当時、地元の東宝邦画系劇場の支配人が私の父親の知人であり、その方からは8月2日公開の『花の