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昨日に引き続き、昔のことなのに、新しい息吹を感じる旅に出かける。「恵美須ヶ鼻造船所跡」。「大板たたら製鉄所跡」。寄る予定のない所が増えて、忙しい。道の駅で、休憩をとった。景色がいいのが、忙しさをかき消してくれる。「津和野城趾」。「太鼓谷稲成神社」。「津和野の街並」。昼は、駅近くのローソンの駐車場で、おにぎりを食べたのを覚えている。小洒落た店が多く、口にしたいものがなかったからだ。このままだと味気ないので、観光看板を見て、気になる場所があった。「
「明倫館」から「萩博物館」。ここも見やすくて、飽きさせない展示内容。博物館にあるレストランで、昼食をとった。お腹ごなしに、「萩城趾」。どの街でも、シンボル的存在な城が多いが、萩では、そんな感じがしない。「鍵曲(かいまがり)」。「松下村塾」、「松陰神社」、「吉田松陰歴史館」。ボクの中では、圧倒的に京都を超えていた。これで、おしまいにはならない。「萩反射炉」。見て、回って、消化していくいつもの旅とは違い、見て、回って、増えていく。ましてや、その一つ一つの
関ヶ原から高速に乗り、西に西に。途中、高速のサービスエリアで、法人契約しているガソリンスタンドに立ち寄る。24時間営業でなかった。調べると、次の出口でおり、国道を戻った所に、同じ系列の24時間営業の店があった。給油を済ませると、高速には戻らず、そのまま下道で日本海側に出る。朝4時。西の方では、よく見かける24時間営業のファミレスに入った。ボクはいつも通り、生中と1品、妻はパンのモーニングセットを頼んだ。車に戻り、仮眠。妻の寝顔を見ながら、毎回疲れる旅に、よく
2日目。朝6時。両親はまだ寝ていたが、居間で起きていた、新聞を読んでいるおじさん、朝食の支度をしているおばさんに挨拶をして、出かけた。昨日、来た道を戻り、高速に乗り、南下した。桜島サービスエリアに入り、軽く食事をとり、桜島を眺めた。ずっと来たかった鹿児島の空気を、大事に大事に吸い込んだ。とうとう来た。やっと来た。そして、先を目指した。「知覧特攻平和会館」。駐車場に車を止め、「三角舎」を覗く。出撃、2、3日前の若い特攻隊員が壮行会などをしたり、寝泊まり
「安土城天主信長の館」を出ると、「安土城考古博物館」に向かう。こういうところに来ると、意外にも、興味のあるボクより、妻の方がじっくりと見て廻る。ボクは、展示物と説明書きがあるものは、興味のない限り、チラッと、見る程度だ。そして、「安土城跡」を訪ねる。【天守台】跡が、あるのも知らなかったが、城好きの間では、人気ランキング1位だと聞き、来てみた。このお城から、建造物のないお城を、巡るようになる。これで一気に、行きたい場所、いや、城が、増えたのだった。天守台までは、い
2日目夜。駅の周りや中をぶらつき、駅の一階にあった居酒屋で夕食。高いビルなど無く、人も車もまばらな街だ。今日、1日を振りつつ、ビールをぐびり。鹿児島に来れたことも含め、グビリが止まらない。ろれつが回るうちに帰ろうと、「お会計おねがいしまぁ〜す」。ホテルの手前に気になるモニュメント。綱引きを表してるようだった。薩摩川内市は、綱引きと西郷さんの連れている犬のつんの街だった。翌朝、ホテルのモーニングを食べ、8時に出発。「人吉城跡」。ここも来たくて堪らなか
今回は、全体的に移動距離が短いので、体が軽く感じる。遠くへ来たんだなという旅情はないが、身近にある発見が楽しかった。「長浜城歴史博物館」。以前なら、模擬天守なるものを、鼻で笑っていたが、いくつもの街にある城を見るたびに、充分に街のシンボルだと、思うようになった。「豊公園」。車を運転するようになるまで、彦根は知っていても、長浜なんて知らなかった。ボクの心の中の白地図が、少しずつ埋められていく。次は、「長浜鉄道スクエア」に向かう。「旧長浜駅舎」。「長浜鉄道文化館
3日目続き。もう少し見て回りたいと思ったが、人吉を後に、八代に向かう。「八代城趾」。余り前知識がなく、思い入れがなかったからか、サクッと見て回り、駐車場から車を出した。これだけでは、寂しいと、商店街を覗く。ボクの地元と一緒で、そのうち廃墟となる雰囲気が、漂っている。旅人は、余計な事は言わず、考えず、お邪魔しましたと立ち去るのみ。昼2時に、夜勤明けで京都から来る弟を拾う。国道を熊本市内に向かって、北上。青看板の白抜き文字の地名を見るたびに、寄り道したくなるが、
40歳前後、仕事とは関係なく、週末は、ビジネスホテルに、泊まっていた。それも、アパートから、車で10分くらいにある、駅前のビジネスホテルに泊まったりした。挙句の果てに、駅前のいつも泊まるホテルの部屋は、よほどのことがない限り、毎回同じ部屋をあてがわれた。週に一回、糊の効いたシーツのベッドで寝るのに、幸福感を得ていた。今回は、次の日の朝から旅に出ればいいのに、当日の日曜日に仕事を終えて、下道で彦根に行った。宿に入る前に夕食をと、国道沿いにあった回転寿司店に妻と入った。気に