ブログ記事405件
第6回ことばカフェ松山4月26日(土)1、講演俳句のことば・坪内稔典(「窓の会」常連)芭蕉、子規、虚子、草田男、波郷、赤黄男、不器男、そして現代の俳人のことばには共通点と違いがあります。俳句史を見渡しながら俳句のことばの特色と魅力を具体的に考えます。「俳句が俄然おもしろくなる、そんな講演をするつもり」とねんてんさんは言っています。2、句会ライブ(当日、受付で自由な1句を出す)◇コメンテーター江崎紀和子(「櫟」主宰)、田中泥炭(芝不器男俳句新人賞受賞)、谷さやん(「
産経新聞(大阪夕刊)連載。下のURLで読めます。https://www.sankei.com/tag/series/life_150/
かきもり文化カレッジ「講読コース』②。毎月第一金曜日、午後1時30分~3時。講師は坪内稔典+岡田麗。テキストなどはその都度に配布します。定員30名。講座日/5月2日(開講)、7月4日、8月1日、9月5日、10月3日、11月7日、12月5日、(2026年)1月9日、2月6日、3月6日(全10回)。会場は市立伊丹ミュージアム講座室。講座料は1回毎1000円(柿衞文庫友の会会員は半額)。※ねんてんさんを中心にして鬼貫、そして俳句・俳諧、文化などについて幅広く考える講座です。大学のゼミの雰囲気です
しっぽまで赤くて人参身がもたん希望とは道のほとりの枇杷の花冬バラをのせてニトリの白い椅子人はみな誰かの死後を生きて雪石蕗咲いてあれが貝類研究所句集『リスボンの窓』(ふらんす堂)から。今日からしばらく今年出た「窓の会」常連の句集から冬の句を紹介する。ボクの『リスボンの窓』は意外に好評(?)、575がこんなに自由なんだ、と思ってくれた人が多かったようだ。
ボクはイメージで高浜虚子は嫌いであった。俳句本を読んでいると必ずその名前と作品が出てきて、知らず知らずのうちに虚子の俳句作品はいくつか覚えてしまっている。考えてみると、虚子の作品を自ら鑑賞したりじっくり解析したことがない。作品を鑑賞したり、批評したりした文章がボクの虚子のイメージを作ってきた気がする。その多くの文章が虚子を必要以上にあげつらったりしている気がして真正面から作品を捉えることがなかった、きっと。高浜虚子が嫌いというイメージはそれらの批評文、解説文のいやらしさから醸
「聖教新聞」2025年4月2日(水)。
79歳になって今さら、という気がしないでもないですが、晩節の言葉を磨く場があってもよい、と考え、このところの「窓と窓」の活動を「窓の会」に集約、新しい結社を仲間と立ち上げます。詳しい事は順次、公表しますが、今のところ6月1日に発足の予定です。晩節、すなわち晩年に焦点を当てた結社です。「窓の会」の会員の呼称は「常連」です。常連の活動の自由を支える結社でありたい、と思っています。
「河馬」といえば坪内稔典氏。坪内稔典氏といえば「河馬」。その坪内稔典氏の河馬、カバ、かば・・・が「100句の句集」シリーズに登場。河馬燃えるおから煎る日を遠巻きに(1980年)から始まってごろ寝して冬のあの河馬空海か(2025年)100句ぜーんぶ河馬。水中の河馬が燃えます牡丹雪桜散るあなたも河馬になりなさいお馴染みのこんな句ももちろん掲載。ネンテン先生が描く河馬のいろいろに楽しくなったり、寂しくなったり哀しくなったり、うれしくなったり。
文旦か河馬になったか知らんけどツツパッパカバはカバ語を生きて春ぐちゃといて河馬かも春の余りかもカバ浮いて老人も浮き春だ春カバ浮いて春の地球がやや軽い句集『河馬100句』(象の森書房)から。この句集は定価1500円+税。Amazon、楽天などのネットの本屋で買える。
3月30日(日)東京ことばカフェの案内坪内稔典さんを囲んで、「互選・互評の醍醐味」をテーマに、句会ライブを行います。今回は、坪内さんにたっぷりと「俳句」「言葉」について語っていただきます。その後、句会に移り、各々の句について、じっくりと互評を展開していきたいと思います。ご興味のある方々のご参加を、ぜひお持ち申し上げます。常連でない方の参加も大歓迎です。また、事前にお申し込みの際、俳句2句のご投句(当季・雑詠)をお願いいたします。■内容:「たっぷり句会―互選・互評を楽しむ」●第一部:「
4月8日(火)窓・大阪句会午後2時~4時投句締切は1時45分自由な2句場所:箕面船場生涯学習センター地下鉄(北大阪急行)箕面船場阪大前駅下車、駅は会場と直結です会費1000円※互選・互評の句会です(今回の進行係/坪内稔典)※二次会(居酒屋)があります(自弁)※毎月第2火曜日の予定です※常連でない方の参加も大歓迎です問い合わせ072-737-6795(鶴濱節子)
かきもり文化カレッジ「購読コース』②。毎月第一金曜日、午後1時30分~3時。講師は坪内稔典+岡田麗。テキストなどはその都度に配布します。定員30名。講座日/5月2日(開講)、7月4日、8月1日、9月5日、10月3日、11月7日、12月5日、(2026年)1月9日、2月6日、3月6日(全10回)。下の写真は伊丹市猪名野神社境内の鬼貫の句碑(鳥はまだ口もほどけず初桜)。会場は市立伊丹ミュージアム講座室。講座料は1回毎1000円(柿衞文庫友の会会員は半額)。※ねんてんさんを中心にして鬼貫、そし
咲き始めた辛夷本書には、2025年の最新作から1980年代の作品までを含むねんてん先生の河馬100句が並んでいます。2025年の最新作からぐちゃといて河馬かも春の余りかもアンドロメダ銀河のかけら秋の河馬「月光の音」(2001年)から秋の夜の河馬は鞄になったまま河馬は、春には春の余りで、秋にはアンドロメダ銀河になったり鞄のままだったり、、、。カバが季語と出会い、響き合ってアートの言葉になっています。「ぽぽのあたり」(1998年)から河馬までの冬の日踏んで恋人は冬の日の
待つ人のありて藤菜の道いそぐ苦手なる社交の顔にたんぽぽ黄蒲公英と空とぶ鳩を仰ぎけり泣くなよといへどかなしきたんぽかな新顔の猫の目まろし鼓草「蒲公英(たんぽぽ)」は、三春の季語。「たんぽ」「鼓草(つづみぐさ)」「藤菜(ふじな)」はいずれも傍題(子季語)。蒲公英の俳句を詠むのは楽しいです。大好きな俳句も多いのです。まず、初めに頭に浮かぶのが、次の句です。たんぽゝと小声にいひて見て一人星野立子どうしてなのでしょうか、春になって初めて蒲