ブログ記事522件
さて、前々回の記事で、行政書士試験に合格した後、司法書士試験に挑戦する方にはどれだけのアドバンテージがあるかと言うことを書きました。今日は、土地家屋調査士試験に合格した後、司法書士試験に合格できた経験をもとに、こちらの有利性についても書いていきたいと思います。まず初めに言っておきますと、土地家屋調査士試験の勉強内容で、司法書士試験の得点がグッと伸びるようなものは、残念ながらほとんどないかなという感じです。民法や不動産登記法の総則など、カブっている論点は多々あります。多々あるんですが、
注:予備校の解説をめくりながら読んでいただけると、より共感していただけるかと思います^^←モウエエガナここに来て、ようやくリンクの貼り方わかりましたw受験記を目次的に載せてみま-す。令和2年度土地家屋調査士試験を受けてきました⓪【悲報編】(ameblo.jp)令和2年度土地家屋調査士試験受験記①【勉強量編】|まーしーの挑戦記〜sun&moonブログ〜(ameblo.jp)令和2年度土地家屋調査士試験受験記②【前夜までの睡眠のお話】(ameblo.jp)令和2年度土地家
㉗のつづき前回、択一過去問の周回表を公開しましたもみじ君。実は、もう一つ学習の軸となる周回表を作成しました。もみじ君の予備校では「登記申請書例」という分野がありました。50題(番外のものも入れたら60題位)の土地、建物の登記申請書例が問→答え→解説という形で示されています。学習初期からこれに取り組んでいたのですが、あくまでサブメニューとしてサラッと流して周回していました。これを9月9日(金)から、設問部分だけを見て、全くの白紙にすべての申請書記載事項を
㊱のつづき10月の死闘、本試験を終えたもみじくん。筆記試験の合格発表まで、どう過ごすか思案しました。せっかく身に着いた学習ルーティンを維持し受験学習を継続する?これは無理と考えました。ラストスパート的に異常に高いテンションで3か月間やってきた。そのテンションはとても継続できないと考えたのです。ではペースを落として受験学習を継続する?これも良くないと思いました。キンキンに張り詰めたテンションを徐々に緩める事も難しいだろうと。そこで、
㉚のつづき調査士学習3本の柱に没頭するもみじ君。3本のうち、最も大切と言っても過言でない1日1ヵ年分の択一・記述過去問演習(早朝。120分程)について結果を記録した表がこちら↓(H17からだと莫大になるので近年分のみ切り取ります)年度ごとに11周目までの記録を残しています。(前半の数周は記録していません)また、実際は全国公開模試や実線答練を受けたものも、この表に盛り込み、繰り返し解きました。が、それらは本試験1か月前までとし、その後一切触れていませ
⑫のつづき⑪で択一過去問を挫折してしまった失敗談を書いたのですが、もみじ君の場合、11月半ばの同じタイミングに並行して複素数計算と作図練習にも取り組みました。早めに記述学習の準備をしておきたかったからです。(注記:記述式過去問にかかる前までに済ませればいいので、もみじ君のスケジュール的には2~3月頃までに取り組めばいいことになります。)↓作図については、講義動画やテキストだけで理解・実践できました。(2カ月間繰り返しテキストの地積測量図、土地所在図、各階平面図、建物図面をトレ
㉙のつづきこうして、工夫を凝らした学習法を確立したもみじ君1:1日1ヵ年分の択一・記述過去問(早朝。120分程通しで)2:他の年度の択一1ヵ年分を徹底追及(スキマ時間で)3:登記申請書例千本ノック(スキマ時間で)の3本立てを1日のルーティンとして、朝から晩まで(仕事中を除く)ひたすらこれに没頭しました。最後の短期計画がこちら↓結局、択一・記述共に11周回したことが分かります。そして、10月1日に10月10日以降の具体的な計画を練
まーしーこと中村しんじは、この度土地家屋調査士試験専門の予備校「まいれぼ」を開講しました!!まいれぼのホームページです。↓↓↓http://myrevo-school.com思えば、ほわほわっと予備校的な事をしたいと思い、早や4年!ここまで来るのはかなり大変だったし、ぶっちゃけ今も大変💦でも、本当にたくさんの人の支えがあり、なんとかスタートラインに立つことができました!協力して頂いた多くの皆様!そして、現に協力をして頂いている方々!もう、感謝してもしつく
「予備校はどこがいいか?通信か通学か?」との趣旨の質問をいくつか頂きました。予備校選びについては、もみじ君はあまり色々考えずに、テキストの作りと講師の親しみやすさで選びました。2社に資料請求したら、どちらも実物のテキストの一部とか、講師の紹介とかを送ってくれましたので、多分どこの予備校もテキストの一部などは公開していると思います。本格的に学習を始めたら、テキストは毎日見るし、当然講師の先生ともやりとりが必要になってくるので、フィーリングの合いそうな所にしたのです。学習の過程で、他校の講
前々回の記事で択一編を書いてから、書式編までひと月以上も空いてしまいました。ごめんなさい。←誰も待ってないので謝る必要なしwそういえば先週択一の基準点が発表されましたね。14/20とのこと。私は13/20だったので書式を採点してもらうには1問足りませんでした。もちろん書式もミスだらけなので仮に採点されたとしても万に一つも合格の目はないのですが、単に己の実力を知りたかったのと、ミスした箇所は分かっているので、これらのミスに対して試験委員がどういう点数をつけるのかが知りたかった
⑦のつづき時は流れて、令和3年10月も後半になりました。今(令和4年11月)振り返ると、このころ令和3年度の調査士試験があったのでしょうが、もみじ君は目の前の学習に集中し、まったくR3年度試験についての情報を見ませんでした。なぜかというと、模擬試験の機会が惜しいからです。もみじ君は、R3試験を本番の最終シミュレーションとして取っておくつもりなのでした。ゆえに事前にR3試験の情報に触れると、模擬試験としてR3年度を解いた際に、純粋な成績分析ができないと考えたのです。ま
⑬のつづき途中までやった択一過去問を挫折して、再度講義に逆戻りしていたのですが、やっと択一過去問を再開することにしました。(並行して複素数計算と作図の練習はやっていた)この頃作成した短期の学習計画表がこれです↓これを見ると、以下のように学習していたことが分かります。1:複素数最終例題と作図練習を10日に1題づつ。2:登記申請書例を日に2.2問程度。3:択一過去問を4日で1か年分。(試験形式でやって、解説動画を閲覧し、テキストに書き込みを行う)2の登
⑥のつづき次に、前に示した全体計画の前半戦の部分、民法・不登法・土調法についての具体的な短期スケジュールを作成しよう。とはいえ全くの手探りなので、ネットで学習の進め方について情報収集をしました。(他の予備校やブロガーの方などの情報を収集)なになに、不動産登記法(総論)については、一通りインプットが終わったら(倍速でもいいので)再度インプットすればより効果的だってさ。ウヒヒ…こりゃいい情報を拾わせてもらったゼ。⑤で書いたとおり、予備校から各講義動画のチャプター別時間表
⑨のつづき9月半ば~11月半ばまでは、ひたすらインプット学習。具体的には民法→不動産登記法→土地家屋調査士法→不動産登記法(総論復習)といった順で、配信されている講義を見ながら、テキストを確認しました。後から思うに、このインプットはもっと短期に、1カ月程度でもよかったんじゃないかなーと思いました。なぜかというと、はっきり言ってほとんど頭に入らなかったからです。もみじ君の予備校では、過去問で問われた論点を軸に講義やテキストが作られていたため、系統立っているとは言い難く、今何の学習
⑪のつづき…という訳で(どんなワケじゃい!?)11月半ばから約1か月間取り組んだ、択一過去問が全く身につかず…かなり落ち込んで、どうするべきか悩んだのだけど(1日だけ)とりあえず3法のテキストと講義に戻ることにしました~いや~これは痛かった(涙)だけど、とにかくやらないとどうにもならん。再度1月半ばまでの1カ月で、講義動画の視聴とテキストの精読をすることに。これってリセットやん。トホホ…こうして、途中まで進めた択一過去問をうっちゃって、再び受講す
㉑のつづき令和4年7月13日の全国一斉模試に再び惨敗したもみじ君。1週間ほど考え込んでしまいました。到底、受かりそうもないので、受験を止めようかとも考えました。が、踏みとどまるだけでなく、かえって歩を強めることができました。なぜでしょう?それはスクール代を家計費から出してもらっていたからです。キリッ調査士受験を決意した時、もみじ君はこう考えました。「調査士試験はかなりの難関で、何年も何年もかかってやっと合格する方や、途中で諦めてし
②のつづきそんな訳で、さっさと予備校を決定したかったのです。(すぐに学習スケジュール組みたい!!!!!)とある資格を保持しているので、午後の部のみに絞って検索しました。結果、TH学院さんとAルートさんに資料請求をし、それらを確認。まずはTH学院さん。ペアペラ・・・ほーう、落ち着いたパンフレットの佇まい。いかにも百戦錬磨といったベテランの講師陣。うむ、信頼と実績のある老舗なのだろう、間違いなさそう。迷ったら此処がよさそうだな。次にAルートさん。
㊲のつづき令和5年1月11日の土地家屋調査士筆記試験合格者となったもみじ君に、1月13日合格通知が書留で届きました。合格通知(おもて)口述試験受験票(うら)そして、週が明けて1月16日に成績表が普通郵便で届きました。成績通知表御覧の通り、択一式47.5点、土地19.5点、建物20.0点の合計87.0点でありました。自己採点が、択一式47.5点、土地22.5点、建物21.5点の合計91.5点でしたので、不安だった自己採点も案外シビアに算出できていたの
①のつづき思い立ったが吉日という事で、早速ネットで法務省の過去の調査士の受験案内を確認しました。フムフム・・・・何々、試験は例年10月?という事は・・・ちょうど一年後ではないか!?ラッキー(何が?)学習スケジュール立てるのに1年間はキリが良いやん?待てよ、逆に言うとさっさと予備校決めないと、それだけ取っ掛かりが遅れるではないですか!!!(注記:もみじ君は、仕事や試験ものなんかは、キッチリスケジュール組んで、進捗管理をしなければ何もできない「ス
㉛のつづき調査士本試験に向けて、準備万端整ったもみじ君。講師の先生の「試験当日は、試験以外の事に脳のリソースを使わないようにした」との経験談を真似し、以下のような行動予定を立てました↓さすがにここまで来るとなにか恥ずかしいものがありますが、ご説明します。試験前日の朝目覚めてから、受験後帰途につく迄の行動のすべてを綿密に組み立てているのがおわかりでしょうか?コイツ頭大丈夫か?とお考えの皆さん、わかります。でも真剣に考えてこうしたの
㉞のつづきなんとか全ての回答を書き切ったもみじ君。試験終了と同時に集中力の限界を迎えました。会場では、試験官の方から解答用紙を回収する旨説明があり、係の方が粛々と作業を進められます。もみじ君はというと、虚脱状態。なんとか完投できたな~って位しか考えられませんでした。ふと気付けば、会場一杯の受験生は誰もが退出していました。試験官の方たちも所在なさそうに整理された答案用紙を触ったりされています。それでもサッサと動く気がせず、緩慢な動作で
⑤のつづきとりあえず全体的なスケジュール感を把握したくて、作成したのが以下の図。見えるかな?しかし随分大まかな…(涙)。さんざんスケジュール魔だ何だと自称しておいてこの始末。でもいい。先ずは全体を見渡せる地図が必用なのである。そして、今後この全体スケジュールは数週間ごとに見直し、修正して行くことになるのである。臨機応変ってことで許してね。では次に、9月から翌2月までのインプットの具体的なスケジュールを作成するよ。⑦につづく
⑰のつづき慢心という悪魔をお祓いしたもみじ君。全国答練模試Ⅰを受けて、いくつか大切な事に気付きました。1:試験会場には早く到着するとにかく1分でも長く試験会場の席へ座っていれば、自然と心落ち着いてゆくものです。人の緊張というのはそんなに長続きしない。2:長考はしないたとえ土地の座標が算出できなくても、自分の決めたタイムリミットを過ぎるようなら、割り切って書き進めましょう。択一も長考は×。時間が余れば見直せばよい。絶対に全部回答する。3:ブ
注:本試験問題を一緒にめくりながら読んでいただけると、より共感していただけるかと思います^^←ハイハイさてさて、今年の本試験の本題です。そう、書式です。前の記事にも書きましたが、魔物というかゾーマ(ドラクエⅢのボス)やデスピサロ(ドラクエⅣのボス)がいたというのが、率直な感想です。択一も30分で終わり、パラパラっと土地を眺めてみると、印象としてはまあ普通かな?複雑な感じではなさそうだ。ただ、得意な放射計算がない・・・。どうやって計算させるのかな。直感的には先に解き
㉖のつづきR3過去問を使った自主模試にて思わぬ高得点を達成し、さらなる飛躍を誓ったもみじ君。早速8月後半~9月後半までの短期計画を改定しました↓このころから、1日1ヵ年分の択一+記述過去問を通しで1セットに加え、スキマ時間を用いた超重要な学習を二つはじめました。それは、1日1ヵ年分の択一過去問(上記の1セットとは別の年度のもの)の過去問について、すべての肢に少しでも説明できない・解けない肢があった場合、その問いをマークし、繰り返し学習していくという訓練です。これは非
㊴のつづき令和5年1月26日の口述試験を終え、最終合格者の発表を待つばかりとなったもみじくん。日々淡々と実務に関する学習を行いました。口述がマズくて、落ちてないかな…?とかは殆んど考えませんでした。沢山の先輩方が普通にしてたら落とされないよ、と教えてくれてたからです。そして、あっという間にやってきた令和5年2月17日の最終合格者発表。法務省のサイトにいざ、アクセス!!………?ないっ!?途端に心臓がドキドキとしてきて、頭の中がまっ白になりました。
注:本試験問題を一緒にめくりながら読んでいただけると、より共感していただけるかと思います^^←シツコイようやく最後、土地編ですね。択一が30分、建物が65分だったので、残り時間は55分でした。この時点では、択一アドバンテージ取っていたのにも関わらず、時間が少なかったので、結構ショックではありましたが、残り時間55分なら、模試なんかでも大体このくらいの残り時間だったので、見直しに時間かけられるかわからないけれども、完答はできるだろうと思っていました。土地は、建物行く前に
⑱のつづき7月の全国公開模試Ⅱでのリベンジを誓ったもみじ君。例のごとく模試Ⅰの結果分析を含む模試Ⅱまでの短期計画を策定しました↓登記申請書例を1日5問程度、過去問2年度分を3日程度で解いて、6月後半からは、最後の再インプットに取り掛かっています。全国公開模試Ⅱまでに、択一を6周、記述を4周回しています。また、このルーティンには全国公開模試Ⅰの択一・記述も入れています。仕上がりの感覚としては、択一は6割位、記述が3割位仕上がっているといった具合でしょうか。特に択一に
⑩のつづき早いもので11月、インプットは何事もなく終わりそうなので、↓の全体計画を睨みつつ、次のステップをどの様に進めるか思案します。うーん、複素数と定規(作図練習)については後述するとして、択一過去問をどう取り組むか…うーん。もみじ君の入った予備校では、平成17年度分から過去問が示されており(それ以前は問題そのものが現在とは全く異なる形だったみたい)令和2年度分までを繰り返し解くとして、20問×16年度分=320問となり、これを受験までに5周回す計画としてみました。
⑮のつづき朝晩が暖かくなり、学習にも取り組みやすい季節となりました。本試験迄あと半年となり、一体自分にどの位の力がついているのか、いないのか、非常に気になります。予備校の講師の先生のアドバイスもあり、東京法経学院さんの全国公開模試Ⅰ+Ⅱに申し込みをしました。(5月と7月)先生曰く、「会場で模試受ける緊張感を味わっておくのもいいよ~」ってことでしたので、全体計画にも盛り込んでいます↓なので、そろそろ記述式にも取り組もう、と作成したこの短期計画表↓3月から5月