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「悩みのるつぼ」朝日新聞be2024.3.30.相談:「推し活」をやめてつらい相談者:女性50代回答:構造的な問題と捉えなおしてみては回答者:文筆業清田隆之さん相談内容:最近、「推し活」をやめた。7年も推してきたアーティストの言動に心が折れた。作品はもとより、グッズや出演しているCMの商品なども購入し、随分お金も使った。いわゆる「痛いファン」だったかもしれない。コロナ禍でワンマンライブは一度も行けなかった、いつかそのときのためにとお金
離婚うつからの立ち直りカウンセラー原つよしです。「もうダメだ」「自分には価値がない」「未来に希望が持てない」など、離婚後はどうしても悲観的なことしか考えられないかと思います。人間は強いストレスを感じたり、心理的に追い詰められた状態のときは、周囲の声も素直に入ってこないし、自分の中の思考は、悲観的な考えしか浮かびません。思考は「生きるか死ぬか」のように2者択一(白黒思考)で、悲観的な「生きる価値がない」「死ぬしかない」の考えを選択してしまいます。このような状態を心理的
福岡で喪失で起こる悲しみ、つらさ、苦しみ等から自分や人との繋がりの問題を扱っているグリーフ専門士の前田ひとみです。美味しそうな弾ける桜を見たかと思えば桜の花びらがキレイに降ってもう葉桜となりました。季節が確実に変わりましたね。桜を見てワクワクする人もいれば切なくなる人もいます。わたしのようにポップコーンに見えて美味しそうに見える人も(それはとても少数)います。それぞれの桜に込めた気持ちやその思
離婚うつからの立ち直りカウンセラーの原つよしです。前回の「悲嘆」の続きです。最近は「グリーフケア」という言葉も、浸透してきています。医療、看護、福祉の分野から広がってきたかと思います。「グリーフ」を「死別」という意味合いで捉えている人も多いですが、離婚、失恋、ペットなど大切な人や動物との別れ、事故や災害などで身体的機能の喪失、転勤や転校、引っ越しなど慣れ親しんだ環境を離れる状態、あるいは人生に起こるショックな出来事が原因で生きがいや存在価値、希望や未来や夢などを失ってしまった状態、つま
離婚うつからの立ち直りカウンセラー原つよしです。久しぶりに「嫌われる勇気」(アドラーの教え)を読み返してみました。発売からもう10年以上も経っています。以前、読んだときは、まだカウンセリングを始めて2~3年ぐらいの時でしたので、頭の中での理解でした。今、改めて読み返してみると、実践で積んだ経験と本の内容が繋がり、感情面からの理解ができたように思います。アドラー心理学の中に「課題の分離」という考え方があります。簡単に説明すると、たとえば、「子どもが勉強をしない」「遊
第一子は早産ながら出産できましたが、その後4回連続で初期での稽留流産を経験しています。これまでの経緯についてはこちら→はじめに(ブログ開始時点でのこれまでのこと)***自分が休職する1年弱前の話ですが、同じ部署の同僚(男性)の奥様が第一子を臨月死産になりました。旦那様である同僚はしばらく(1ヶ月とか)有休で休んでいったん復帰しましたが、ずっと心療内科に通っており、数ヶ月後にメンタル理由で休職しました。同僚も奥様も30歳そこそこだと思います。お子様が生まれるのをとても楽しみ
離婚うつから立ち直りカウンセラーの原つよしです。相談者さんの離婚までのプロセスは当然ですが様々です。カウンセリングに来られる方も様々です。有責配偶者、無責配偶者、あるいは円満離婚という方もいます。信じていたパートナーに裏切られた相談者さんは、憎しみ、恨み、怒り、嫌悪感に苦しみ・・・逆に、パートナーを裏切ってしまった相談者さんは、後悔、罪悪感、自己嫌悪に苦しみ・・・たとえ、円満離婚とは言えども、寂しさ、孤独感、不安感で辛い気持ちに・・・などなど、どのようなケースでも、離婚後は、様
福岡で喪失で起こる悲しみ、つらさ、苦しみ等から自分や人との繋がりの問題を扱っているグリーフ専門士の前田ひとみです。先日、散歩をしているとステキな70代くらいのご夫婦に遭遇しました。まだ公園にいるネコ殿ですが居てくれる間にたくさんジャレておこうとデレデレとデレまくっておりましたらあら、ネコちゃん。と声をかけられました。その方もここを通る度にネコちゃんいるかな、と探しているのよ。久しぶりに会え
私は2007年11月に結婚しました。義両親には病気のことは承知済みでの結婚です。かつ、同居でした。2008年3月に義母が仕事の話(派遣社員)を持ってきて、嫌々ながらも働く羽目になりました。実はその仕事は苦手な接客業でして、最初に職場の人から説明を受けた時は、「絶対にやりたくない」と思ったのですが、義母のこともあるのでやらざるを得ませんでした。病気のことは当然クローズです。家庭教師のアルバイトと中学校の臨時講師くらいしかやったことのない私。民間企業で働くのは当然初めて
アドラー心理学チャンネルで岩井俊憲さん×井手敏郎さんの「グリーフケアの世界①」対談がとても印象的でした。岩井俊憲さん「嫌われる勇気」で有名になったアドラー心理学の日本での第一人者対談では…井手敏郎さんが自らの喪失体験がきっかけで「人生このままじゃ終われない!」とグリーフケアの研究を始め日本グリーフ専門士協会を立ち上げた経緯をお話しされています。井手さんのように…大きな痛みを抱えた方が傷つきを糧として成長し
離婚うつからの立ち直りカウンセラー原つよしです。離婚後に抱える感情は、様々です。悲しみ、孤独感、絶望感、後悔、罪悪感などは自分に向けての感情です。怒り、恨み、憎しみなどは、元パートナーやその周囲の人間に向けての感情です。自分に向けての感情は、自分自身で向き合っていくことができますが、他者に向けた怒りなどの感情は、どう処理していいかわからないため、いつまでもひきずってしまいます。そして、元パートナーに対する「怒り」は、瞬間的な怒りではないので、アンガーマネージメントとか
ご無沙汰しております。久しぶりすぎて、いつからブログ書いていないのかわかりません。とりあえず今年はまだ書いてなかったと思います。最近はInstagramに投稿することのほうが多くて、ブログからは遠ざかっておりました。これだけ書いていないと、何を書いたらいいか悩んで余計に書けないループにはまります。でも今日は書きたいこと、記録に残したことがあったので、書きました。今日、息子が亡くなってからずっと通っていたリエゾン外来を卒業しました。全部で54回。今日がその54回目。3
離婚うつからの立ち直りカウンセラー原つよしです。今回のブロックは、「孤独」です。「孤独」は、離婚を経験したほとんどの人が、抱えてしまうと思います。本の中には以下のようなことが書かれています。・孤独な境遇になれば、それまでに知らなかったこと大切なことがあるのがわかる。・あなたには身を隠したいと言う気持ちと同時に、感情的な温かさを強く求める気分がある。・中には結婚生活でも孤独だった人もいる。関係が終わってホッとする人たちもいる。相手に対する苦痛、怒り、不満でふたりの関
こんにちは!助産師のあおちゃんです今日のテーマは産後・育児についてです。バースレビューって?「出産前にはバースプランを考えよう」で記載したバースプランについては知っていただけたかと思いますが、バースレビューという言葉はあまり聞きなじみがないかもしれませんね。実はバースプランとバースレビューはセットで考えられています。妊娠中にバースプランを考える目的は、主体的にお産を考えて頂き、一生に数回しかない
グリーフサポートあいちこどもの森第23回ワンデイプログラムを以下のように開催いたします。今回の会場は、いつもの教西寺さんではございませんのでご注意ください。☆日時:2025年3月20日(木・祝)13:00~16:15頃(12:45受付開始)※13時までに受付をお済ませください。☆会場:名古屋市青少年宿泊センター〔名古屋市緑区大高町字蝮池4-6〕JR南大高駅東口より徒歩10分※駐車場の数が限られていますのでなるべく公共交通機関でお越しください。☆参加対象:身近な人を亡くした小