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我ながらほどなき夜やはをしからむ猶山の端に有明の月(藤原経家朝臣『千載集』)おはようございます。すこやかにお過ごしでしょうか?昨晩は、旧暦七月二十七日。有明月。雨のため、お月さまは雲の向こう側。細い有明月を探す、朝の視力検査もできません。今日も過去の写真から。先月(8月)の二十七日目の月。夜ふかししたのか超早起きだったのか、夜空に撮影できました。関東は、ここのところ涼しいです。体調を崩しません
いろはにほへとこの文言は七五調ですいろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせすん若干字数が異なる部分もありますが概ね七五調つまり、和歌や俳句のリズムなんです何かあるのではありませんか?
本日もご訪問いただきありがとうございます。今日も朝から一生懸命、研修会の募集要項の印刷です。連休前にはお届けできるように頑張りますね。お昼は、大豆ハンバーグとウインナーのロールパンサンド、レーズンヨーグルトブルーベリージャム添え、アールグレーのミルクティー。1ヶ月ぶりに百人一首の会です。残念ながら吉田山荘の桜はもう散っていました。先生と一緒に・・・先生は着物も帯も小物もとっても淡い色合いで統一された春らしいお召し物。帯びには蝶が飛んでいます。とっても素敵ですね。吉田山荘の大女将が
『伊勢物語』の第82段です。桜に関する有名な和歌の贈答があります。桜が散るのを見て嘆く歌を詠んだ在原業平に対して、「桜は散るからこそ良いんだよ」という歌が返ってくる。桜が散る写真はスマホの写真フォルダにありませんでした。生活圏で見られる桜は、今年は既に散りに散っておりますが、写真に撮るような綺麗な感じでは最早なく。笑さておき、桜って確かに咲いたと思ったらすぐに雨が降って散っていきますよね。春に三日の晴れなし昔から言われることですが、春の天気はそも
「いろは歌」と「即身成仏」の謎その4空海を追っていたら「八咫烏」が登場したが、まさか柿本人麻呂の謎を追いかけても「八咫烏」が登場するとは全く考えてもいなかった。柿本人麻呂の終焉地と伝わる島根県の益田市には鴨島の人丸社の後身「高津柿本神社」(たかつかきのもとじんじゃ)がある。この神社が鎮座する場所は、益田市高津町鴨山(高角山)という。「鴨」は島だけでなく山にもなっているのだ。「高津柿本神社」の社殿"鴨山の岩根(磐根)し枕(ま)ける吾をかも知らにと妹が待ちつつあるら
★Instagram11月笠間教室茶道稽古炉が開きました『10月茶道稽古~開炉~/海老澤宗香茶道教室』夏にお世話になった蓮こんなにきれいなドライフラワーになりました10月21日海老澤宗香茶道教室のお稽古急に寒くなりましたね茨城ではもう美しい紅葉が街中で見ら…ameblo.jp『【ぜんざい】なぜ先生が【炉開き】に振る舞うの?男の茶道/沼尻宗真』【炉開き】の日になると大きな鍋に粒餡の汁を作り先生がぜんざいを、お弟子さんに振る舞ってくれますね。私も美味しく頂
こちら⇩の記事の続きです。『神社仏閣巡りで学んだおみくじの意味①』今回は、神社仏閣には欠かせない「おみくじ」についてのお話です。神社仏閣巡りを本格的に始める前まで、私は、「おみくじ=偶然の産物」だと考えていました。良いこと…ameblo.jp『神社仏閣巡りで学んだおみくじの意味②』こちら⇩の記事の続きです。『神社仏閣巡りで学んだおみくじの意味①』今回は、神社仏閣には欠かせない「おみくじ」についてのお話です。神社仏閣巡りを本格的に始める…ameblo.jp『神社仏閣巡りで学んだおみくじの
藤原行成の和歌について。調べるだけ調べてそのままになっておりました。まとめます。極めて、マニアックな、研究メモ。***三蹟として名高い彼の「うた」(和歌)作品について勅撰集に一桁しか入集していない、というこの事実に着目し、この入集する作品についての個別の分析と解釈を行います。全く個人的な作業です。先行研究等々その他、全く未確認の状態。追々機会が許す際に確認していく予定。勅撰集それぞれの編纂立場の観点はもとよりその時代における彼の作品への評価
基準化ルーシーFXこの人の言っていることは、、人に自分の概念を説明できてこそ一人前。理解しているあやふやな世界を説明できてこそ一人立ちできる。アウトプットの大切さを説いている。あやふやな世界はカモられる世界。見えないから、いいようにやられる。勝ち続けなければ命を亡くすからだ。覚悟の無い人間は来るなと言っている。他責思考。諦めが早い人。会話を重視している。確かに・・どんな難題が来るのか自分でも楽しみな部分があるのだろうなーそうでなければ楽しくないもの。
第432話こんにちは菊水千鳳ですつい数日前、部屋でスピ友Sさんとラインしていたら、いきなり崇徳天皇さまの気配をキャッチしました。一瞬にして、部屋にお越しくださいました。(突然神仏などがご挨拶に来られたりします。こちらは予期しないので驚きます(笑)。たまに、人間の生き霊も来ます。俺『崇徳天皇さま、お久しぶりでございます。おはようございます。』崇徳天皇さま【何分朝晩は冷え込んできたなー寒い季節へと早々写り変わる外に出れば小さな花を咲かせている気候が難しくとも
歴史上の人物の中で一番情が行く人物は?と問われれば、この国の歴史の中でも稀にみる激動の時代に幕府を背負いながら夭折した悲運の将軍「徳川家茂」を梅之助は挙げると思います。そして日本史の中で一番好きなのは、やはり「幕末の公武合体から家茂の死と、徳川家存続に奔走する女性たちの人間模様」の辺りでしょうか。ちょっと切なくも悲しい部分ではありますが、何とも感無量な所でもあります。皇女・和宮と14代将軍・徳川家茂、及び天璋院・篤姫の物語は、幕末の一つのエピソードとして知っておられる人も多いと思いま
主人が、抗がん剤の点滴をしている間に、一度病院を出て、申し込んであった「万葉集をよむ」という講座に行ってきました。今日は、橘諸兄と大伴氏(1024〜1028番歌)の話。何年か前に、市の講座で、万葉集のこと勉強したのが、思いの外おもしろくて、興味を持ちました。無料でお話が聞ける講座、お得です。詳しくはなれないですが、話を聞いてきて、面白いなあと思うことや、天平時代に生きていた人々の生活を垣間見るような気がします。今後も講座は、あるのですが、中々予定が合わないのが残念。
・言霊と和歌の徳「三千世界の立直しをして、元の昔に返すぞよ」ということが筆先にあるが、元の昔とは、神代にするということである。神代にするということは、第一に言霊を純粋に、正しくするということである。世が乱れて来たもとのいっさいは、みな言霊の乱れ、にごりからである。ヨハネ伝、第一章に「初めに道(ことば)あり、コトバは神とともにあり、コトバは即ち神なり、万物これによりて造らる。造られたるものに一としてこれによらで造られしはなし」とあるように、いっさいの大本は言霊である。神代には
『和歌マニア』和歌のバースデーソング特集!?之巻和紙エンターテイナー、黒子の吉三(きちさ)です吉三のおすすめ和歌ラジオの時間です和歌マニアとは…【毎週水曜ごろ配信!】ええっ!?「百人一首」に「古今和歌集」、日本人なのに日本文化の王道「和歌」を知らない!?それは人生、損してますよ!春夏秋冬の「雪月花」や「恋」の話など、「古典和歌」を爆笑エンターテイメントとしてトコトン遊び倒していくラジオ番組です。ニンマリ笑って、けっこうタメになる!平成和歌所の“和歌マニア
YouTubeの貼り付けがエラーのためできないのでリンクを載せます見ぬ世まで見ぬ世までyoutu.be今日は、室町時代の勅撰和歌集である風雅集の中から藤原良経が詠んだ見ぬ世まで思ひ残さぬ眺めより昔にかすむ春のあけぼのを読んでみました自分が見たことのない時代に想いをはせ、きっとこの美しい眺めはいつの時代も変わらないだろう。いや、変わらないでほしい。自分の過去、現在、未来、すべてがこの春の光の中にとけ込んで行く。それをなんとも想うことなくこの景色を眺め、霞んで
今朝はオーディナリーのベーグルで幸せ朝ごはん。今日は部活お休みして書道でした。行書のコツ、早くつかみたい。仮名のお話も聞けて勉強になりました。平安の時代のお話。恋愛から和歌や仮名文字など日本の日本らしい文化が発展するなんてすごいです。人間って。NHKプラス、良いです!見逃した番組が見られるなんて。アンという名の少女。小説のまんまで素晴らしい!赤毛のアン、大好きです。
こちらでお届けする百人一首は、和歌の解説ではなく、作者そのものにフォーカスし性格、時代背景などからどんな性格で、どういった人生をすごしたかを私の個人的な見解や感想を交えてお伝えしています。古典のお勉強ではなくお茶でもゆっくり飲みながら、百人一首の世界を楽しんで頂けたら嬉しいです。《百人一首は親子がいっぱい!》百人一首は百首の歌が順番に並んでいますよね。その順番は、おおよそ作者の生まれた年や歌の制作年数の古い順番になっていますが何か
一条天皇が11歳で即位すると、14歳の藤原定子が天皇のもとに入内して中宮となった。一条天皇と定子のその後を、詳しく見ていこう。藤原定子は976年貞元元年、道隆を父、高階貴子を母として生誕した。一方の一条天皇は円融天皇と藤原詮子の第一皇子として980年天元3年に生まれている。定子の祖父の兼家が摂政太政大臣になったとき、その嫡子道隆と定子ら一家の栄華は約束された。定子は14歳になった990年正暦元年の正月、11歳で元服した一条天皇の添臥として入内し、2月には女御となっている。添臥とは、東
午前五時過ぎに目覚めた。鳥が啼く声が聞こえる。「とりがなく」は「東(あずま)」の枕詞。その係り受けのわけは諸説あって「東国の言葉が鳥の鳴き声のようにわかりにくいから」という説もあるが、東から明らんでいく空を眺めながら鳥の声を聴いていると「鶏の声と共に東から夜が明けていくから」という説が妥当に思える。もっとも、ここで言う"とり"は鶏だが。いずれにせよ、その枕詞が使われたのは『万葉集』においてそれも九首のみ、平安以降の和歌には全く見られない…そんなことを寝床
亡き母の小学校同窓会に、私は遺族として参加した。その学校は母が最終学年で閉校した。だから母の世代が一番若い。毎年一回開かれる同窓会で母は亡くなるまで参加していた。かつては参加者は何十名もいて、現役政治家が来賓で来ていたりもしてた大きな会だった。幹事は男女1人ずつ2名いて、女性は参加者5名になるまで同窓会をやると言っていたが、彼女は数年前に亡くなり最後の5名に残れなかった。男性幹事は99才。あと半年で百歳だ。彼が今年もこの同窓会の幹事を行った。参加者は9名だが、うち私を含め4名は遺族
2020年5月22日(金)〈Eテレ〉📺️おじゃる丸▽23ー24:おじゃる丸電ボの恋ガタキになる【初回2020年5月22日(金)】▽脚本:神山修一▽絵コンテ:西田章二▽演出:佐藤真人▽作画監督・原画:ときながよしゆき▽動画:尾島ちづる・松本伊吹・おじゃる丸のおせわがかり・電ボに恋(こい)ガタキあらわる!その相手はなんと、おじゃる様(さま)~!2人が恋したのは、野に咲(さ)く花“お花”。電ボが、カラカラにしおれていたお花に水をあげたところ、みるみるうつくしい花が咲きほこった。
NHK大河ドラマ『光る君へ』脚本/大石静音楽/冬野ユミ語り/伊東敏恵演出/中島由貴×佐々木善春×黛りんたろう×中泉慧──────────────────────────────────────────お久しぶりの『光る君へ』です。「乱」とか「変」とか起きないと筆が進まない質なのをご容赦ください。待ってんですけどねえ、「長徳の変」まで今少しかかりそうですねえ…。そんなこんなしてる間にまひろと三郎は別れるわ(想定内)三郎が結婚するわ、然も源氏の姫二人と(史実)道隆んとこの息子・
ようこそのお運びで。人生の無駄遣いをしたくないので、虚無や怠惰に取り込まれそうになると一人旅をします。◎京都・八坂神社の節分会、祇園の舞妓はんの舞の披露・豆撒き。撒かれた豆。キャッチできた背の高い外人さんが譲って下さった。お題「紫にかごとはかけむ藤の花まつよりすぎてうれたけれども」(源氏物語・藤裏葉)夕霧をめぐる歌⑩◎夕霧は、内大臣邸の藤花の宴に招かれたことを源氏に報告する。源氏は、内大臣から折れたことに満足し、夕霧に麗しく身支度
桂に侍りける時に、七条の中宮のとはせ給へりける御返事に奉りける伊勢久方の中におひたる里なれば光をのみぞたのむべらなる〈古今和歌集巻第十八雑歌下968〉++++【古今和歌集(片桐洋一著、笠間文庫)の訳】++++月の中に生育しております桂という名を持つ桂の里に住んでおりますので、月の光、すなわちお后様のご慈愛のみを頼りにしているのですよ。+++++++++++++++++++++++++++++□□□□□□□
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「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」平安時代の天皇家を中心にした律令制度の中で右大臣まで上り詰めた菅原道真が左遷先の太宰府で詠んだ代表的な和歌です。私は2年前に道真と縁の深い太宰府跡と太宰府天満宮を訪れたことがあります。(太宰府正殿・政庁跡、現在建屋の基石のみ残存)道真は藤原氏と源氏が官職を独占する世において菅原姓で出世した稀代の貴族と言えます。官職8省で式部省大学寮に学び、その後はとんとん拍子に異例の出世を遂げて太政大臣、左大臣に次ぐ官職No.3の地位を
遅くなりました米原ー敦賀間は大雪の影響を受けることが多くて敦賀駅は今まで通過するだけでした日本一高い場所の駅舎明治期には欧亜国際連絡列車で東京から敦賀港そしてウラジオストク港へシベリア鉄道でウラジオストクからモスクワそしてベルリンやパリまで一枚の切符で行ける直通ルートがあったそうです与謝野晶子も乗車して夫鉄幹のいるパリへ向かいましたコンコースの柱の絵に金ヶ辻子山車を飾った水引幕に関連する中国の故事『二十四孝にじゅ
*:..。o○○o。..:*梶間和歌プロフィール小説『短歌往来』2020年4月号に評論を執筆しました。「梶間和歌の評論の載っている4月号を」と言い添えてご注文くださいませ。ご購入はこちらから第零歌集『生殖の海』の予約販売を開始しました。ご予約はこちらから*:..。o○○o。..:*関路花をあふさかやこずゑの花を吹くからに嵐ぞかすむ関の杉むら宮内卿新古今和歌集春下129【現代語訳】ああ、逢坂よ。杉や嵐に名高い逢坂の地だが、春の嵐が
おはようございますあいです。・・・・・・・・・・・・・・・【原文】「命長さの、いとつらう思うたまへ知らるるに、松の思はむことだに、恥づかしう思うたまへはべれば、百敷に行きかひはべらむことは、ましていと憚り多くなむ。・・・・・・・・・・・・・・・今日は「高砂の松」のお話です☆ーーーーーーーーーーーーーーー【これまでのあらすじ】いつの時代でしたか、多くの妃たちの中、桐壺更衣が帝の寵愛を一身に受け、周囲の反感を買い、幼子を1人遺してこの世を去りました。桐壺を忘れられず、
ようこそのお運びで。この頃、睡眠薬を飲むと目がぎらぎらに冴えてくる。枕元の骨壺を見てじわり涙目になり、全く眠れない。いけないと思いつつ、ためてあった他の睡眠薬も飲んでみる。眠れない。安眠など4年間経験していない。ところで、こんなことを書くと、この人、大丈夫?と思われそうで、黙っていたが、夫が亡くなって半年間、毎晩きっかり3時にオカルト現象のような感覚を味わった。まず、嵐の音がごうごうごうごうと聞こえてくるのだ。その辺のものを吹き飛ばす。目は開いている。金縛りで身体は動かない。夫の気配がやってく