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平成元年(1989年)から行動を共にしているモノ。「ニーベルングの指環」に興味を持ったときに買った本。『オペラへの招待』・「フィガロの結婚」・「椿姫」・「ニーベルングの指環」・「カルメン」・「ばらの騎士」について解説されている。その中で「指環」はCDでも15枚必要な楽劇で、この本では著者が4週間にわたって指環を制覇するスケジュールを組んでいて、その通りに聞いていけば1カ月後には全曲をすべて聞いていることになる、とのこと。その取組が面白くて買ったんだろうな。私はそのスケジュール
私の好きなLEDZEPPELINブートレッグアルバム10選『AsLongAsIHaveYou』めちゃカッコいい!最近ではロジャー・ダルトリーもやってますな。オリジナル曲が少なくカヴァーでライブをしてた時期ですが、この頃のペイジ師匠の演奏は本当カッコいいです。このライブ、個人的にはオフィシャルでリリースして欲しいと思うくらい好きです。929です。このライブの全長サウンドボードを聴かなきゃ死ねないってくらい良い内容のライブです。『Friends』のライブはここ
Stackridge/TheManInTheBowderHatスタックリッジ/山高帽の男1974年リリース◆様々なジャンルの音楽が見事に融合したプログレッシヴポップの最高傑作◆ザ・ビートルズの遺伝子を受け継ぎ、その高い創造性と屈折した英国的なユーモアのあるポップな音楽を作り続けるスタックリッジが、1974年にリリースしたサードアルバム。本アルバムは第2のビートルズと最大級の賛辞を贈った元ザ・ビートルズの名プロデューサー、ジョージ・マーティンをプロデューサーに迎え、ロック
Kansas/Monolithカンサス/モノリスの謎1979年リリース◆カンサスが新たなる道を模索し始めた1970年代最後のアルバム◆大ヒットアルバムとなった『永遠の序曲』、『暗黒の曳航』に続く、古代インカ帝国のモノリスの伝説をテーマにした1979年リリースのカンサス6枚目の作品。スタジオ作ではグループ初のセルフプロデュースであり、コンパクトながらもドラマティックなプログレッシヴハードとなっており、普遍的なメロディが散りばめられた非常に完成度の高いコンセプトアルバムになっている。
今回の個人的アルバム・レビューは、1988年発表のTMNETWORKの6枚目のアルバム「CAROL」です。TMNETWORKとして、最大のヒットを記録した、80年代を代表するまさに名盤です。オリジナルアルバムでありながら、ベスト盤に引けを取らない、非常に完成度の高い、小室哲哉氏率いる、TMNETWORKの傑作コンセプト・アルバム。1980年代を代表するまさに名盤。それは単にセールスが凄かったというのではなく、楽曲が素晴らしいという意味での名盤です。世の中、クォリティー
Focus/HamburgerConcertoフォーカス/ハンバーガー・コンチェルト1974年リリース◆クラシック的手法を取り入れたスケール感のあるシンフォニックアルバム◆すでに世界的なグループとなり、絶大な人気を誇るオランダのプログレッシヴロックグループ、フォーカスの5枚目のアルバム。名盤と誉れ高い『フォーカスⅢ』、ライヴ盤『フォーカス・アット・ザ・レインボー』と続くオリジナルアルバムということで、大きな期待を寄せられた作品であり、クラシック的手法を取り入れたこれまでにないス
Island/Picturesアイランド/ピクチャーズ1977年リリース◆突然変異の如く出現した超絶技巧のチェンバープログレッシヴロック!◆H.R.ギーガーのジャケットが目を引く本アルバムの『ピクチャーズ』は、スイスのメモリアルなグループであるアイランドが、1977年にリリースした唯一のアルバムである。音源は徹底した構築的なアンサンブルと超絶技巧ともいえるシンフォニックなサウンドとドラマティックな曲展開でありながら、なじみやすいメロディラインを極力排除しているという、他のプログレ
Triumvirat/IllusionsOnADoubleDimpleトリアンヴィラート/二重えくぼの幻影1974年リリース◆ロマンティックな音色を湛えた極上のコンセプトアルバム◆ドイツのEL&Pと呼ばれたキーボードトリオグループ、トリアンヴィラートのセカンドアルバム。そのアルバムはユルゲン・フリッツのピアノやハモンドオルガン、モーグシンセサイザーを駆使したクラシカルなエッセンスを散りばめたキーボードロックになっており、バッキングヴォーカルにドイツの女性歌手ウラ・ヴィース
Gracious!/Gracious!グレイシャス/グレイシャス1970年リリース◆多彩なキーボードによるプログレの美学を体現したヴァーティゴ・レーベル初期の名作◆ピアノやオルガン、メロトロン、ハープシコードといった多彩なキーボードを駆使し、クラシカル&ブリテイッシュ然としたロックサウンドを披露したグレイシャスのデビューアルバム。そのエレクトリックギターによるハードな一面とキーボード類によるシンフォニックな一面があり、まさにクラシックとロックのせめぎ合いの中で生まれる美しいサウン
Atoll/L'araignee-Malアトール/組曲「夢魔」1975年リリース◆耽美なメロディと緻密なアンサンブルを湛えたフレンチプログレッシヴロックの名盤◆ダイナミックかつ、緻密なアンサンブルと独特のメロディに定評があるアトールが、1975年にリリースしたセカンドアルバム。本アルバム『組曲「夢魔」』は、ジャズフュージョン的な技巧とヴァイオリンやメロトロン、ストリングを駆使したシンフォニック的な壮麗さが組み合わされたサウンドに人気が高まり、フレンチプログレッシヴロックシーンの頂
今や、多くのコンサートで取り上げられるようになったショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番。物思いに耽るような第1楽章や、諧謔的な偶数楽章、そして、美しい旋律と緊張感のあるカデンツァが大変印象的な第3楽章で構成され、この作曲家の魅力を堪能できるだけでなく、演奏効果も高く聴きごたえのある曲なので、よく取り上げられるのもうなづけます。個人的に、この曲に親しむうえで外せないと思うのが、初演の組み合わせでもあるオイストラフとムラヴィンスキーとの録音です。この演奏を一言で表現すれば、どこまでも曲
TheMoodyBlues/EveryGoodBoyDeservesFavourムーディー・ブルース/童夢1971年リリース◆メロトロンとオーケストラを駆使し、圧倒的なメロディセンスを誇った歴史的名盤◆当時、世界でもっとも美しいアルバムジャケットと評されたフィル・トラヴァースのファンタジックなイラストが象徴的なムーディー・ブルースの7作目のアルバム。彼らが創造の自由を求めて自ら設立したレーベル“スレッショルド”の作品としては3枚目となる。ロックとクラシックをいち早く融
TheMoodyBlues/OnTheThresholdOfADreamザ・ムーディー・ブルース/夢幻1969年リリース◆その美しい旋律が恍惚感を誘う完成度の高いトータルアルバム◆ロック界において最古参に位置し、プログレッシヴロックの草分け的存在であるザ・ムーディー・ブルースの4枚目にあたるスタジオアルバム。セカンドアルバムの『デイズ・オブ・フューチャー・パスト』ではオーケストラと共演し、サードアルバムの『失われたコードを求めて』では精神世界の探求をテーマにしたコン
RobertWyatt/RockBottomロバート・ワイアット/白昼夢1974年リリース◆半身不随となる重症から復活を遂げ、音楽家としての新境地を開いた傑作◆ソフト・マシーンやマッチング・モウルの名ドラマー兼ヴォーカリストとして遍歴を重ねたロバート・ワイアットの2枚目となるソロアルバム。本アルバムはマッチング・モウルの『リトル・レッド・レコード』のリリース後、1973年6月にパーティの席上で酔ってそのまま4階の窓から転落して下半身不随となり、ドラマーとしての道が断たれてしま
PinkFloyd/AtomHeartMotherピンク・フロイド/原子心母1970年リリース◆前衛性を含む複雑かつ抽象的な楽曲構成、プログレの要素を全て集約した歴史的名盤◆ロジャー・ウォーターズ、リチャード・ライト、ニック・メイスン、デヴィッド・ギルモアの4人編成となって、5枚目にして全英1位を獲得し、音楽的にも商業的にも成功を収めたピンク・フロイドの歴史的なアルバム。デビュー時の1960年代はサイケデリック色から脱却したものの、アンダーグラウンドで実験的要素の強い難解な
Genesis/ATrickOfTheTailジェネシス/トリック・オブ・ザ・テイル1976年リリース◆楽曲に洗練さとスリリングさが増した4人編成で織りなすジェネシス中期の傑作◆フロントマンだったピーター・ガブリエルが抜けて、スティーヴ・ハケット(エレクトリックギター、12弦ギター)、フィル・コリンズ(ドラムス、ヴォーカル)、マイク・ラザフォード(ベース、12弦ギター)、トニー・バンクス(ピアノ、シンセサイザー、オルガン、メロトロン)の4人編成となった7枚目のスタジオアル
バンドのオフィシャルサイトからでないとCDが買えなくなりつつある昨今。気が付いたら販売終了、なんてことも増えてきていて、なんなら気が付いてすらいないCDもたくさんあるのだろうなと暗い気持ちになったりもする日々です。そういう意味では、手が届いた範囲内で、となってしまうものの、だからといって紹介したい音楽がなくなるわけではありません。上半期に聴いてきた音源の中から、これは聴いても損はないよ、というCDを厳選していきますので、是非2023年現在のヴィジュアル系に触れるきっかけにしていただけたら。
ジョルジュ・ビゼー(GeorgesBizet/1838~1875)フランスのおじさんです。歌劇《カルメン》はビゼーの作品中最も有名なものです。このオペラにはいくつかの版がありますが、ギロー版とアルコア版しか聴いたことがありません。アルコア版はかったるいのでギロー版の方が好きです。さて、歌劇《カルメン》第1幕への前奏曲は、オペラ中の2つの印象的なメロディーが組み合わさってできています。グラモフォンの解説を引用すると「ドラマの舞台となるアンダルーシアの風土と情熱的気質を描きなが
今回の個人的アルバム・レビューは、1990年8月に発表された、チェッカーズ通算8枚目のアルバム「OOPS!」を。前作から「SEVENHEAVEN」から、1年ぶりのアルバムで、チェッカーズの、1990年代、最初のアルバムです。当時のクラブシーンで流行っていた「ハウス・ミュージック」を大胆に取り入れたアルバムです。その為、今までのバンドサウンドとは大きく異なり、コンピューターよる打ち込みにて、アレンジを構築した作品となっています。本作品には、「OOPS!」という、インストゥルメンタルの楽曲
HatfieldandTheNorth/TheRotter'sClubハットフィールド&ザ・ノース/ロッターズ・クラブ1975年リリース◆知性と感性が散りばめられたカンタベリーミュージックの最高峰であり歴史的名盤!◆集合離散を繰り返すカンタベリーシーンにおいて、奇跡のグループと評されたハットフィールド&ザ・ノースのセカンドアルバム。シンプルでポップでありながらも、ストーリーのような計算された流れの中で、多彩な楽器によるユーモアあふれる緻密で独特な楽曲(ハーモニー)は、聴
今回の個人的アルバム・レビューは、1990年発表の尾崎豊さんの2枚組アルバム「誕生」を。尾崎豊さんの通算5枚目のアルバムで、唯一の2枚組アルバムです。(ライブ・アルバムは除く)前事務所との契約トラブルから解放され、創作意欲に溢れてますが、力が入り過ぎて、バランスが悪いのが、このアルバムの明確な欠点だと思います(あくまで、個人的感想です)しかし、遺作となった次作では、曲がコンパクトに戻り、この問題は解消しています。詞・曲とも、全20曲を、ひと続きで聴かせる大作を狙い、成長ドキュメントの連続
今回の個人的アルバム・レビューは、1990年に発表された、長渕剛さんの「JEEP」を。長渕剛さんの通算12枚目のアルバムで、ギタリストの矢島賢さんと長渕剛さんとの共同プロデュース作品で、47万枚を売り上げ、オリコン1位を記録しました。このアルバムからは、「しょっぱい三日月の夜」と「JEEP」の2曲がシングルになっており、「しょっぱい三日月の夜」は、34万枚を売り上げ、オリコン1位を獲得しました。1曲目「女よGOMEN」シングル「JEEP」のカップリング曲に「女よ、ごめん」と
IPooh/Alessandraイ・プー/ミラノの映像1972年リリース◆甘美なバラードの中に一抹の切なさを秘めた珠玉の名盤◆プログレッシヴロックの枠を飛び越えて、イタリアンロック&ポップを代表するグループとなるイ・プーの5作目であり、CBS移籍2作目にあたる作品。本アルバムは前作で極上のラヴポップを披露した『オペラ・プリマ』を踏襲しており、イタリア然とした切ないヴォーカルによる甘美なバラードや華麗なるオーケストラを全編にわたって活用した珠玉の名盤となっている。イ・プーは本アル
KevinAyers/JoyOfAToyケヴィン・エアーズ/ジョイ・オブ・ア・トイ1969年リリース◆ユーモア感覚あふれるアレンジが心地よいデビュー作にして傑作と誉れ高い1枚◆ソフト・マシーンを脱退後、ソロに転じて1969年にリリースされたケヴィン・エアーズのデビューアルバム。そのアルバムは自由を謳歌するかのようなカラフルで陽気なサウンドとなっており、ソフト・マシーン時代からメロディメイカーとしての才能が高かったケヴィン・エアーズと、各曲の持つ個性を万華鏡のように多彩なア
黒田和良さんと深尾多恵子の英語歌詞ニュアンス雑談会、第8弾は「バードランドの子守唄」1955年の名盤“SarahVaughanwithCliffordBrown”の一曲目として有名な、ジャズボーカルの定番曲。歌詞について解説しながら、黒田さんと二人で楽しくお話ししています。"billandcoo"てどういう意味でしょう?ビルちゃんと、クーちゃん??サビでCryて言葉が出てくるけど、悲しいの?↓こちらどうぞ↓歌詞を知っ
Jerusalem/Jerusalemエルサレム/エルサレム1972年リリース◆後のNWOBHMの布石とも言える英国アンダー系ハードロックの名盤◆ディープ・パープルのイアン・ギランに見出されて初プロデュースした英国のハードロックグループ、エルサレムのデビューアルバム。そのアルバムはブルージー臭はあるものの、攻撃的なギターリフやアグレッシヴなシャウトを聴かせたヴォーカルなど、当時の英国の空気感が漂うヘヴィかつストレートなハードロックとなっている。その疾走感あふれるビートやダークな曲
こんばんは(*^-^)/昨日アップした記事の続きも書きかけだし、テムちゃんのMetaMorphのリストリーミング見るんでまだノルトは見れてないけど、先にお祝いします!!(もっと早く書きたかったけど外出から帰ってきてすぐ夕食の支度してすぐテムコン見始めたんでこんな時間に...(^o^;))ビルボードが選んだ"2023年K-POP最高のアルバム25"で、オニュさんの『Circle』が堂々の1位!!!\(^o^)/おめでとう(o≧▽≦)ノhttps://www.billboard.co
1201番から始まるPACIFICJAZZレーベルは、途中でWORLDPACIFICに変わり1299番で一旦終了、再びPACIFICJAZZとしてPJ-1からスタートします。1200番台初頭は如何にも西海岸風の軽量で上品なジャズが大半を占めていましたが、PJ-1以降は西海岸らしくない黒いジャズが台頭します。裏名盤2回目は、その辺を中心に・・・。SUNSETEYES/TEDDYEDWARDS(PACIFICJAZZPJ-14)正直、COLTRANEやSONNY
レコードプレーヤー、セイコーエプソン製Σ2000のメンテナンスはとうに終わっておりましたが、水平器などのグッズが揃わず。待っていられないので、DAISOの水準器でXY軸の水平をフットのネジを回して調整。それに普通のレコードプレーヤーとはまるで違って、ターンテーブルはたしか1.5度か3度傾いていています。この傾きに合わせるようにすり鉢状のV型のターンテーブルにレコードを載せて、数kgのちょっとしたダンベルのような専用の重いスタビライザーを乗せるとレコードが真鍮むき出しのターンテーブルに押し付
2024年、IRONMAIDENを予習し、EUROPEを復習する女、ときぺです。昨日ぺぺみがSevenDoorsHotelのギターソロを延々と口ずさんでました。80年代北欧メタル(しかもギターソロ)を口ずさむ幼稚園児...びっくりするわい!念のために言うと、とくに普段から聴かせてるわけではないです。何かと母の趣味に興味津々のぺぺみ。『幼児語録』いつもスマホに買い物メモしてスーパーに行くんですが、さっきふと見たらちくわ各方面ってメモしてありました、ときぺです。各方面て何。寝ぼけてた