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この短編集は、「男と女のすれ違い」がテーマになっている作品が面白い。有名な人物としては、岩見重太郎、伊藤七蔵、宮本武蔵と戦った吉岡憲法・又市郎兄弟、藤堂高虎に仕えて大坂の陣で戦った渡辺勘兵衛が登場する。この男と女のすれ違いは岩見重太郎と一夜だけ神社の官女として祭りに参加することになった女の話である表題の「一夜官女」、「雨おんな」、「女は遊べ物語」、「侍大将の胸毛」である。「一夜官女」では、さる旅の女が従者の病気のために足止めになった地で、祭りのために「一夜官女」となることを求められる。その女
【主な乗り物:予土線「清流しまんと」号、特急「あしずり」】桂浜の真っ白な砂浜も、押し寄せる白波も、そしてぎらぎらと太陽の光を反射している海原も、油絵のように色彩が鮮やかだった。体感として、砂浜と海の広さは比例するのではないだろうか。黒潮踊る太平洋を水平線の彼方まで見通せば、気持ちが大きくなって、柄にもなく国家の行く末などを考えたくなる。坂本龍馬、中岡慎太郎、後藤象二郎、岩崎弥太郎など、土佐の人々が我が国の歴史に最も巨大な足跡を残したのは幕末と言って良いと思うのだが、桂浜に立てば、この地に
「山田風太郎は嘘つきだ、ガッカリだ」という人って、いませんよね。伊賀忍法帖とか、魔界転生とか。「バジリスク」は甲賀忍法帖を原作とした漫画です。あのテの話を「史実だ」と勘違いするヤツは、そもそも居るはずないから。司馬遼太郎という人も、もともとは同じようなテイストの小説家だったんですよ。スーパー忍者が荒唐無稽な活躍をする伝奇小説「梟の城」で直木賞を取った、山田風太郎とたいして違わない作風のエンタメ作家だった人です。初期の作品は(特に短編は)忍術だか魔術だか催眠術だか超能力だかを駆使する主人
「関ヶ原の戦い」のとき、大坂城の秀頼は、というより現実に秀頼の行動を決めていた淀殿は、本当に石田三成の西軍を後押ししていたのか?そんなのあたりまえじゃないか?いえいえ、意外と、そうではない、という説もあるんですって。石田三成が蜂起して大坂城を占拠すると、淀殿は徳川家康に「石田、大谷が叛乱を起こした、上方に戻って鎮圧するように」と書簡を送っているんです。これを根拠に、「淀殿は実は東軍(徳川)寄りだった」と言う人も、世の中にはいます。つまり、司馬遼太郎の「関ヶ原」をはじめとする、東軍=徳川方
大ファンの映画俳優、栗塚旭さんの訃報を2025年9月13日の朝日新聞で知り、驚きました。<2025年9月13日(土)朝日新聞・朝刊より>昭和40年、私が高校生の頃、東映京都テレビプロダクション・NET(現テレビ朝日)制作のTV映画「新選組血風録」の大ファンで、全26話をリアルタイムで観ていました。「新選組血風録」はモノクロ作品のためか再放送もされず、やっと東映からβⅡ(ベータ・マックス)のビデオテープが発売されました。SONYのβⅡご存知でしょうか?2話分収録で9800円と高価でした