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ラ・サールでは、生徒たちが現代文の授業でより深い理解を得られるよう、独自の教育方法を採用しています。この記事では、その授業スタイルや使用される教材、演習方法についてご紹介します。授業スタイルラ・サールの現代文授業では、数学の授業と同じく、黒板を使ったインタラクティブな学習スタイルが取り入れられています。現代文の授業では、東大型の設問を教師が出題し、生徒が5~7問ずつ黒板の前で解答を書きます。生徒は黒板に向かって自らの答案を書き、その場で教師からの添削と解説を受けます。この方法により、
◆高校入試過去問(熟語・文法・慣用句・敬語・日本語表現等を集めてみました)追加③追加②追加①こたえ其の壱其の弐こたえ其の参こたえ其の四こたえ其の伍こたえ其の六こたえ其の七こたえ→其の他←おまけひたすら古文はこちらです>>>>>ひたすら漢文はこちらです>>>>>各教科実力テスト過去問はこちらです>>>>>
あはれに、「何処かさして」と思ほしなせば、玉の台も同じことなり。ーーーーーーーーーーーーーーー【源氏物語イラスト訳】あはれに、訳)しみじみと、「何処かさして」と思ほしなせば、訳)「どこをさして(これこそ我が宿といえるだろう)か」とお考えになると、玉の台も同じことなり。訳)立派な御殿も同じことである。【古文】あはれに、「何処かさして」と思ほしなせば、玉の台も同じことなり。【訳】しみじみと、「どこをさして(これこそ我が宿といえるだろう)か」
[予習・復習]予習の際は問題を解くことよりも全訳する方が良いだろう。復習では講義でやった解釈の仕方を再現するとともに設問が置かれている理由を考えてみるとよい。以下、参考書籍を紹介する。・古文解釈の方法(著:関谷浩駿台文庫)関谷先生の講義を書籍化した本。この講座の副読本として指定されている(ただし、先生曰く自分の所持している教材であればどれでもよいとのこと)。夏の陣は敬語のところまで予習しておくとスムーズに講義に臨める。なお、「古文解釈の実践」(同上)という問題集
人や見つけむと苦しきを、女はさも思ひたらず、「君し来ば手なれの駒に刈り飼はむ盛り過ぎたる下葉なりとも」と言ふさま、こよなく色めきたり。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏18歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は宮中の女官に手を出すこともなかったのですが、年増の源典侍(げんのないしのすけ)に
諸先輩方の意見を基に買ってきました↓アドバイス、本当にありがとうございました🙇これを毎日、コツコツやらせる事にしました。今まで学校の宿題と国語塾の宿題しかやっていない娘にとっては酷カモ‥因みに国語塾(年少児から入塾)では漢字、古文、漢詩を習っているため、漢字と単語に関してダケ、強い娘。なので、読解力さえついてくれたら言う事なし!?諸先輩方に1年生は算数云々より、読解力がポイント!!とアドバイスを頂けたので、読解力に注力します。そして、娘には賢くなってほしい理由が、賢い学
前回のあらすじ中宮様から歌を詠むことは免除された清少納言。その頃、中宮の兄・藤原伊周が庚申の徹夜の準備を張り切っていました。夜が更けるころに、内大臣伊周様は題を出して女房に歌を詠ませなさったわ。みな顔をしかめながら苦心して歌を作り出すけれど、私は中宮様の近くに控えて、お話を申し上げたり、歌と関係のないことばかり言っていたのを、内大臣様がご覧になって、「なぜ歌を詠まずにひどく離れて座っているのだ。題を取れ」といって題をくださるけれど、「中宮様のお許しを得て、歌は読まなくてよいこと
【古文】「光る君といふ名は、高麗人のめできこえてつけたてまつりける」とぞ、言ひ伝へたるとなむ。ーーーーーーーーーーーーーーー「光る君といふ名は、訳)「光る君という名前は、高麗人のめできこえて訳)朝鮮人がお褒め申し上げてつけたてまつりける」訳)お付けしたそうな」とぞ、言ひ伝へたるとなむ。訳)と、言い伝えているとのことである。【古文】「光る君といふ名は、高麗人のめできこえてつけたてまつりける」とぞ、言ひ伝へたるとなむ。【訳】「光る君という名前は、朝鮮人が
~前回までのあらすじ~①丹後国で釣りをしながら両親を養っている青年、浦島太郎。ある日、一匹の亀を釣り上げたけれど、気の毒に思って海に帰してやりました。次の日、また釣りに出かけると、今度は一人の女性が小舟に乗って近づいてきました。事情を聞いてみると、大荒れの海で乗っていた舟が難破して、どうにか小舟に乗り換えて漂流してここまで来たとのこと。浦島はこの女性を故郷まで送り届けてやりました。②その名も“竜宮城”という邸は、銀の塀に囲まれ、金の屋根瓦が並び、筆舌に尽くしがたいほど豪勢なものでした。四方を
尽きせぬ好み心も見まほしうなりにければ、語らひつきにけり。この君も、人よりはいとことなるを、【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏18歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は宮中の女官に手を出すこともなかったのですが、年増の源典侍(げんのないしのすけ)には少し興味を持って、ちょっかいを出して
前回に引き続き、まだ新参者で宮廷生活に馴れていない清少納言の姿が描かれます。自己申告なのでホントかウソか知りませんけど記述は、前回の「夜にばかり参上していた」というのを受けて始まっています。夜明けが近づいてくると、早く部屋に下がりたい、と気がせいて仕方ないの。そんな時、中宮様は、「葛城の神も、もうちょっといいでしょう」なんておっしゃるけれど、斜めからでも顔をお目にかけたくない、と思ってやはりうつむいているくらいだから、御格子もお上げしないのよ。女官たちが参上して、
今日も勉強お疲れさま~このブログは、難関大学受験から初歩の初歩まで、古文を勉強していく方ならどなたでも、「ふ~ん!」って思ってもらえる箇所があるように、読み応えのある記事を心がけています。ぜひ古文学習の日課としてご活用くださいね◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇■【内裏(だいり)】…宮中■【わたり】…~あたり■【旅寝】…よそで寝ること、外泊■【すさまじ】…味気ない、おもしろくない■【べく】…推量の助動詞「べし」の連用形■【気色ばむ】…気取る、格好つける■【る】…完了の助動詞「り」
古文の長文読解はそこそこでいいよ。でも、傍線部が出て来たら、きちんと品詞分解しましょ。毎日少しずつ、逐語訳の練習を積み重ねるんです!源氏物語イラスト訳重要古語【古文単語の主なパターン】1.古典特有語…現代にない古語。2.古今異義語…現代と意味の異なる古語。3.死語的現代ワード…高校生がほぼ使わない死語?【今回の源氏物語】「…慣らひたまへりや」とのたまふ。女、恥ぢらひて、「山の端の心も知らで行く月はうはの空にて影や絶えなむ…」
国語講師について予備校選びで気になるのはやっぱり講師陣だと思います。特に地方民の私は関東圏の人気講師等が全く分からずめちゃくちゃググった記憶があります。河合塾wiki河合塾大学受験科に関する情報をお願いします。kawaijuku.wiki.fc2.com河合Wikiにもたくさん情報は載っていますが、せっかくなので私が受けた講師陣の感想を書いていこうと思います。良いところ悪いところありますが私はどの先生も本当に凄い方々だと思っているし、授業も1度も切りませんでした。また、あくまでも超
姉、一般入試対策に四谷学院に通ってます。数学と古文。算数時代から苦手な数学と、文系で足を引っ張る古文。模試を何度か受けていますが、(自己採点はするけど、結果は数ヶ月先。夏休み前の模試が、秋になってから結果わかるとか。秋に見たいのは夏休みの頑張りを踏まえた成績なんだがなー)、この二科目はなかなか大変。夏前から四谷学院の55段階に。通常授業は受けていません。55段階で出来てないとこ確認。そして、最近の模試の手ごたえは、といえば古文はかなり出来るようになってきたとのこと。行かせた甲斐あ
後目に見おこせて、「光ありと見し夕顔のうは露はたそかれ時のそら目なりけり」とほのかに言ふ。ーーーーーーーーーーーーーーー【源氏物語イラスト訳】後目に見おこせて、訳)横目でこちらを見て、「光ありと見し夕顔のうは露は訳)「光があると思って見た夕顔の上の露はたそかれ時のそら目なりけり」とほのかに言ふ。訳)夕暮れ時の見間違いでしたわ」とかすかに言う。【古文】後目に見おこせて、「光ありと見し夕顔のうは露はたそかれ時のそら目なりけり」
「瓜作りになりやしなまし」と、声はいとをかしうて歌ふぞ、すこし心づきなき。「顎州にありけむ昔の人も、かくやをかしかりけむ」と、耳とまりて聞きたまふ。【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子として生まれた光源氏でしたが、源氏姓を賜り、臣下に降ります。亡き母の面影を追い求め、恋に渇望した光源氏は、父帝の妃である藤壺宮と不義密通に及び、懐妊させてしまいます。光源氏18歳冬。藤壺宮は、光源氏との不義密通の御子を出産しました。源氏は宮中の女官に手を出すこともなかったのですが、年増の源典侍(げんの
姉、6月末より四谷学院に通っています。姉、55段階をとても気に入っています。段階を踏んでテキストの問題を塾の予習として家でやり、塾ではその予習してきた中からテストをします。で、できていないところを個別で解説してもらうシステムです。これは本当に良い!と姉の感想です。苦手を潰していくのに本当に良さそうです。ややこも受験前には四谷学院へと思っています。その四谷学院で第一回実力テストがありました。集団授業のクラスを決めるテストかと思います。うちは集団授業はとってないですが。テストは、英数現文古
中宮定子に呼び出された清少納言がモジモジしていたところ、に定子の兄・藤原伊周がやってきて、兄妹でおしゃれな会話を繰り広げていたのが前回のお話でした。中宮様は白いお召し物を重ね着した上に紅の唐綾を羽織っていらっしゃったわ。それに御髪が掛かっていらしゃる美しさといったら、絵に描いたのは見たことがあったけれど、現実にはこれまで見たことがなかったから、まるで夢の世界にいるような心地がしたの伊周様は女房と話をして冗談をおっしゃるの。女房はそれにお返事するのをちっともきまり悪いとも思わずにお答え
ダジャレの話の続きです。清少納言がはなったダジャレに対し、式部丞信経が「今のはおれのアシストがよかっただけで、あなたの実力ではない」という、ある意味で現代的なことを言いました。サッカーにせよバスケにせよ、ゴールを決めた人だけでなく、アシストをした人もちゃんと評価しますもんね。まあ、信経はアシストしたおれを褒めろ、とは言っていませんが。これに対し、清少納言は村上天皇の時代の例を挙げ、ダジャレの素晴らしさを語りました。今回はそれに対する信経の言葉から始まります。「それもま
をかしと思しなす。げに、うちとけたまへるさま、世になく、所から、まいてゆゆしきまで見えたまふ。ーーーーーーーーーーーーーーー【源氏物語イラスト訳】をかしと思しなす。訳)おもしろいとお思いになる。げに、うちとけたまへるさま、世になく、訳)本当に、気心を許していらっしゃる様子は、世にまたとなく、所から、まいてゆゆしきまで見えたまふ。訳)場所柄、なおさら不吉なまでに美しく見えなさる。【古文】をかしと思しなす。げに、うちとけたまへるさま、世になく、
前回、まずは花山天皇の人生をダイジェストで端的に書き記し、その中でも中心的な出来事、すなわち花山院が出家するまでのいきさつを今回から詳述していくわけですが、語り方として洗練されているように思います。しみじみ悲しくおいたわしいことといったら、御退位の時は、藤壺の上の御局の妻戸から抜け出しなさったのだが、有明の月がとても明るかったので、帝が、「丸見えであることよ。どうしようか」とおっしゃったのを、「だからといって、出家をおやめになるわけにもいきません。八尺瓊勾玉と草薙剣も皇太
ユウとは大河ドラマ「光る君へ」を一緒に見ています。親子で見るには気まずいシーンもたまにあるのですがそこはまぁなんとか。光る君へは源氏物語を書いた紫式部が主人公で源氏物語を知っているとよりドラマを楽しめると思うのですがユウは源氏物語をよく知らないと。なにか源氏物語を知るのにいいものはないかな?と探して見つけたのがこちら。大掴源氏物語まろ、ん?[小泉吉宏]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}これを読めば「源氏物語」全部を読んだ気
古文単語は、①現代語のニュアンスから想像して覚える②漢字をあてはめてそのイメージで覚える③ゴロを利用して丸覚えするの3つのどれかで覚えましょう♪源氏物語イラスト訳重要古語【古文単語の主なパターン】1.古典特有語…現代にない古語。2.古今異義語…現代と意味の異なる古語。3.死語的現代ワード…高校生がほぼ使わない死語?【今回の源氏物語】後目に見おこせて、「光ありと見し夕顔のうは露はたそかれ時のそら目なりけり」とほのかに言ふ。
藤原実方さねかた(生年不詳~999)このおじさん、清少納言と恋仲だった時期があったとか言われます。また、「実方中将」という呼び名で古典文学にチラホラ名前が出てきます。父親は藤原定時、母親は源雅信まさざねの娘だそうな。実方中将は歌人として名高いおじさんです。かくとだにえやはいぶきのさしも草さしも知らじな燃ゆる思ひを(後拾遺集)小倉百人一首にも選ばれているこの↑歌が有名です。かなり技巧的な歌です。●いぶき・・・伊吹山。現在の滋賀県と岐阜県にまたがる山で、さしも草(
春休みは、普段できないことを1つチャレンジ!子どもでも楽しめる五色百人一首を100均で作ってみたい。今年のはじめから取り組んでいる、百人一首のその後のお話です。お時間あるときに、よかったらどうぞ→①まさかの小2で、レッツ百人一首→②マンガで覚える百人一首五色百人一首とは大学受験でもお役立ちはじめは、五色百人一首大会で1勝もできなかった小2の息子は、あれからコツコツ取り組んで、クラスで5番目の順位まで昇り詰めました
秋ですね道に散っている落葉や虫の音など、何となく寂しさを感じさせるものです。一方で、紅葉や名月など、見るべきものもあるので、冬ほど絶望的に荒涼としているわけでもありません。冬なんて「春遠からじ」と励まして慰めるしかないですからね、絶望の季節です。笑枕草子秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛びいそぐさへあはれなり。まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。日入りはてて、風の音、虫の音など、
【古文】「さやうならむ人をこそ見め。似る人なくもおはしけるかな。ーーーーーーーーーーーーーーー「さやうならむ人をこそ見め。訳)「そういうふうな女性こそ、結婚したいものだ。似る人なくもおはしけるかな。訳)似ている人もなくていらっしゃるなぁ。【古文】「さやうならむ人をこそ見め。似る人なくもおはしけるかな。【訳】「そういうふうな女性こそ、結婚したいものだ。似ている人もなくていらっしゃるなぁ。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇■【さやうなり(左様なり)】■【む】■【
『徒然草』の仁和寺シリーズ第2段です。前回の章段の次に置かれており、第五十三段でございます。これもまた多くの人に親しまれている有名な章段です。これも仁和寺の法師のこと。ある時、それまで稚児としてお寺に上がっていた子が正式に法師になるというので、その記念としてそれぞれが出し物などをして遊びに耽ることがあったのだが、酔って興に入るあまりに、ある僧がそばにあった足鼎をとって頭からかぶったところ、きつくてなかなか入らないのを、鼻を平らに押し込めて強引に顔をさし込んで舞って出たところ、一同が大