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2025年の元日──その年の初詣は、前々から気になっていた熱田神宮の前身ともされる氷上姉子神社[ひかみあねごじんじゃ]へ行くことにしました。そのついでに、近くにある西大高廃寺にも立ち寄ることに。先に書いておくと、西大高廃寺の現地に何も残っていないことは承知の上。とはいえ、起伏に富んだ立地場所はハイジストとして気になるところだったのです。今回はお正月の風情を楽しみながらの訪問記。ではレッツラゴー!大高城跡からのぞむ西大高廃寺のある丘陵地西大高廃寺にしおおだかはいじ
イズルが帰省先から戻ってきた。どこか浮かない顔をしている。【登場人物】日乃イズル:県立考古学研究所N市分室古代寺院調査員。妄想癖がある常呂アーデルハイト:日乃の同僚。母は関西系ドイツ人。愛称はハイジ「あ、おかえりイズルくん。この間はありがとう。<ソノノソセキ>はどうやった?」「それが......見れなかったんです....」「見れなかった?なんで?」「近くまでは行くには行ったのですが....近寄れなかったんです」「どないしてん?“瀬戸の不思議な石”を見てから帰ってく
金剛山地・東山麓の古代寺院をご紹介するシリーズ、第3回は只塚廃寺です。これまでの當麻寺や石光寺と違って、ここは土盛りが残るだけの寺院跡──しかし、ここは見た目と違って、両者に劣らず興味深い遺構なのです。ではレッツラゴー!【第三番】只塚廃寺ただつかはいじ県指定史跡奈良県葛城市染野訪問オススメ度★★只塚廃寺はかつて「首子7号墳」との名称で、長らく周囲に点在する古墳のひとつと思われていました。現在も周囲から盛り上がった墳丘状の形をしており、現地に設けられた案内板
三重県中勢部──鈴鹿川左岸に広がる広大な台地上に造営された伊勢国分寺。伊勢国分寺は、30回を超える発掘調査により寺院跡の遺構が概ね判明し、現在歴史公園として整備されているほか、併設された鈴鹿市考古博物館と合わせて、この地域の古代史を学ぶうえで絶好のスポットになっています。今回は伊勢国分寺とその周辺の古代寺院跡を訪ねます。では、レッツラゴー!伊勢国分寺跡全景。歴史公園として整備されていますプロローグ:伊勢国分寺に塔は存在したのか!?国分寺と言えば「七重塔」。史