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【トミヤビメ/ニギハヤヒの妻】@art.mochida.daisukeトミヤビメ(登美夜毘売)は『古事記』ではトミヤビメ(登美夜毘売)、『日本書紀』ではトミヤヒメ(鳥見屋媛)と表記されます。『古事記』では書いてありませんが、『日本書紀』ではトミヤヒメが「別名」で、本名はミカシキヤヒメ(三炊屋媛)とあり、もう一つの別名がナガスネヒメ(長髄媛)とされます。記紀神話においては大和地方の族長ナガスネヒコ(別名トミビコ)の妹で、ナガスネヒコが奉じるニギハヤヒの妻となっ
昨日は京都古事記塾でした。古事記に日本人の生き方を学ぶ「華都子塾」昨日は「ことよさし」の意味からでした。この世の全てのことが「こと」、「よさし」は依任する事。簡単に言えばこの世での神様からの頼まれごとは何かという事です。特別な人や、特別なことではなくて、あなたの目の前の事を、あなたが出来る方法で出来るだけやりなさい。そこで起きる困難なことを引き受け、悩み苦しみながら、考え必死で実行していくうちに思いもよらない力をつけてもらっている。きょうのシェアで感激した事があります。先月、私達
今、クナト王とヤマト王権との繋がりの謎が解けなくて苦しんでいますが、分かった事もあります。富家の伝承では、大名持(オホナムチ)が菅之八耳(素戔嗚尊)→八島士之身[八島篠]→兄八島士之身[八島手]→布葉之文字巧為(ふはのもじくぬす)→深渕之水遺花(ふかふちのみずやれはな)→臣津野(おみつぬ)→天之冬衣→八千矛(大国主)、となっています。ここで八島士之身(やしましのみ)とはオホナムチの事だとホツマツタヱでは伝えています。では富家の伝承では八島士之身が二代続いています
今回は「闇淤加美神」についてお話します。毎回どの神を取り上げるか悩みます。この神様『京都・貴船神社』で祀られている祭神です。神名は違いますが同じ神様です。『闇』なんて文字が使われているのでイメージが悪いですが誤解です。そのようなことは有りません。京都・貴船神社~闇淤加美神とは~高龗神(たかおかみのかみ)と闇龗神(くらおかみのかみ)が同一神という説も貴船神社社記にあります。今回は同一神かは不問として《高龗神》は扱いません。【高龗神(たかおかみのかみ)とは?】※京都・貴船神社HP
Hickey超訳・古事記《下つ巻》⬇️Hickey超訳・古事記《上つ巻》⬇️『Hickey超訳・古事記《上つ巻》』Hickey超訳・古事記《上つ巻》まだ【Hickey超訳・古事記トリセツ】を読んでない人は下をクリックして御覧ください⬇️『Hickey超訳・古事記トリセ…ameblo.jp⬇️Hickey超訳・古事記《中つ巻》⬇️『Hickey超訳・古事記《中つ巻》もくじ』Hickey超訳・古事記《中つ巻》もくじ東征〜熊野から吉野へまでの話が【Hickey超訳•古事記15
【ハヤサスラヒメ/祓いの女神】@art.mochida.daisuke『大祓詞(おおはらいのりと/おおはらえのことば)』に出てくる祓いの女神ハヤサスラヒメを描いてみました。ハヤサスラヒメは『古事記』や『日本書紀』には記載のない神名ですが、全国の神社で奏上される『大祓詞』において、様々な罪穢れを清めてくれる神様である「祓戸四神(はらえどよんしん)」の内の一柱です。6月末に「夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)」12月末に「年越しの大祓(おおはらえ)」として、
【ウムガイヒメ/オオクニヌシを蘇生させた女神】@art.mochida.daisukeウムガイヒメ(蛤貝比売)は、貝の蛤を神格化した神様であるとされます。この女神は、オオクニヌシの神話に登場し、カミムスビの勅命を受けて八十神に殺されたオオクニヌシ(オオナムチ)の蘇生と治療にあたりました。この時にキサガイヒメ(𧏛貝比売)も一緒に遣わされていて、二柱で一対となる関係性がみられます。白兎の託宣により稲羽の女神ヤガミヒメと結ばれたオオクニヌシでしたが、ヤ
『日本の神様カード』講座リーディング編@ひるね香舎お一人様から日時相談にて開催します。お気軽にお問い合わせください。日本の神様カード公式インストラクターあくつくみこがお伝えします。*カードの基本的な使い方*自分や他人をリーディングする方法*日常への活かし方などをお伝えします。〈こんな方にオススメ〉カードは持ってるけどイマイチ活用できてない。家族や友人を占ってみたい。神社や神様、日本に興味がある。ブレない自分軸をたてたい。よくわからないけど、気になる。
【コトシロヌシ/出雲の神であり宮中に祀られた神託神】@art.mochida.daisukeコトシロヌシ(事代主)は出雲のオオクニヌシとカムヤタテヒメとの間に生まれた御子神であり、高天原の神タケミカヅチが「国譲り」を迫った時に、出雲(葦原の中つ国)代表として父から指名を受けて最初に交渉し、「国譲り」を快諾した神です。「恵比寿信仰」とも結びついて「恵比寿様」、「戎さん」とも呼ばれ、「恵比寿と大黒」と言うように恵比寿様と大黒様はセットで呼ばれることが多いですが、この大黒様は父親である
今回は「多紀理毘売命」についてお話していきます。前回から引き続き”宗像三女神”です。一柱だけ紹介って訳にもいきません。市寸島比売命に比べ『多紀理毘売』『多岐都比売命』は知名度がやや落ちます。ですが!この三女神は結構個性的ですから特徴を知るのも楽しいですよ。宗像大社~多紀理毘売命とは~宗像三女神の一柱で天照大御神と須佐之男命の誓約(うけい)により生まれた神です。記紀により生まれた順序が違います。古事記では”長女”になっており、大国主神と結婚して阿遅鉏高日子根神(あぢすきたかひこね)と下照
あることがキッカケとなり、祠の意味を調べていた。私が住んでいる取手市小文間地区には神社だけでなく、農家の庭などにも小さな祠がある。よく「氏神様」とか「屋敷神」といわれているが、それほど単純なものではないようだ。写真は取手市小文間地区の大日堂にある庚申塔です。いわゆる「五穀豊穣」を願うというのは当然なのだが、歴史をたどっていくと、古事記のイザナギとイザナミの話になる。これが「塞ノ神」といって、現世と死後の境の神様で、悪霊を防ぐものであり、
【アヂスキタカヒコネ/賀茂氏の氏神】@art.mochida.daisukeアヂスキタカヒコネ(阿遅鉏高日子根神)を描いていみました。アヂスキタカヒコネは、オオクニヌシと宗像三女神タキリヒメの間に産まれた御子神とされ『古事記』では別名にカモノオオミカミ(迦毛大御神)とあり、地祇系の鴨氏(加茂氏)の祖神とされる神様です。アヂスキタカヒコネの神名の「スキ(シキ)」は鋤のことで、鋤を神格化した農耕神であるといわれ、現在も農業の神、雷神、不動産業の神として
古典叙事詩と非古典叙事詩西洋文学を共通の範疇に従って分類するとき、色々な整理法が使われます。古代文学とかルネサンス文学とか現代文学というように時代ごとに分類する方法、ギリシア文学とかイギリス文学とかイタリア文学というように国別に分類する方法、詩とか小説とか随筆というようにジャンル別に分類する方法、宗教文学とか戦記文学とか恋愛文学というようにテーマ別に分類する方法などが使われて、文学作品の効果的な解明が行われてきました。そして、「詩(韻文)」というジャンルだけに目を向け、さらに「叙事詩
・日ユ同祖論の中の疑問点、「そもそも、なぜ日本にまでやって来たのか?」“出口聖師が、明治時代から古事記を一つの神書としていろいろ解説すると、社会から迷信者の如く笑われたものだが、筆者が入信した頃も、神諭(その頃は神諭とは言わずお筆先と言った)だけで、霊界物語はまだ発表されていなかった。従って、朝から晩までお筆先一点張りであったが、大先生(聖師)が古事記を読めと言われて、お筆先の次に古事記が神書として拝読させられた。また聖師も古事記の解釈をされ、しきりと古事記は神書であると読むように教えら
外の倉庫に、10年間放置の本類ダンボール2箱分息子がほぼ片付けていました。わずか残った本の中で、うわあーこれは置いておきたい1、萩尾望都の続・11人いる2、山口瞳の血族3、古事記あとは、いいです。望都さま、パルムドール受賞されたかたなのよ。しかも11人いる、名作古事記はあ、ま、日本人のルーツとでもいいましょうか、子供の時本でよんだけど山口瞳、この本は、血の繋がってない従兄弟が、読んでいて、自分も読んでみたうちは、山から出て、北海道へ開拓に入り、じいさんがしんで、ま
コチラのHPをご覧ください!レンタサイクル伊勢市観光協会では、伊勢を観光される方にレンタサイクルの貸出を行っております。貸出場所は伊勢市内に4箇所あり、お気軽に自転車での市内周遊を楽しんでいただけます。伊勢にお立ち寄りの際は是非レンタサイクルをご利用ください。ise-kanko.jp私は、伊勢市駅の建物を出て左隣にある手荷物預かり所と伊勢市駅から外宮に向かって歩いて、外宮入り口の手前の道路の横断歩道付近の観光案内所のレンタサイクルを借りたことがあります。125社巡りではとて
『記紀』。古事記と日本書紀の総称である。日本の歴史書として認められているのだ。そんな由緒正しき歴史書『記紀』だが、不思議なことがいっぱいある。日本最大の山『富士山』が出てきていない…とか、全国に伝承が残る、秦の始皇帝の使い『徐福』が出てきていない…とか。名前を変えられたか、あるいは「隠された」か。そんな不思議なことのひとつに、初代天皇『神武天皇』がいる。初代天皇の正式名は『カムヤマトイワレヒコノミコト』。系図を素直に見れば、「あ、アマテラスの血筋なのね」となってしまいそうだが、
熱田神宮第二段。前回は古事記の神代の時代、天皇記の時代に於ける謎を記しました。今回は境内を見ていきます。境内にも謎が数多くあり、これまた解明しようがない話ばかりです。熱田神宮の境内は今でもかなり広く、名古屋市営地下鉄では伝馬町と言う駅が東門鳥居すぐそばで、神宮西と言う駅が西門鳥居がまあまあ近いといったくらいに、熱田神宮の東西に地下鉄駅が存在しています。ただ、昔は今よりもかなり広い境内を有していたようで、伝馬町→神宮西と来て少し離れた次の駅である「金山」のわずか手前近くに熱田神宮境内
ホツマツタヱで紐解く国譲り「われすずかにて」byゑみす平常心常に穏やかな水面の様な心でありたいと思う今日この頃ひなさんの、このブログを改めて読み直した⬇️2024.2.9心新たに幸魂奇魂守給幸給六根清浄「とほかみゑひため」Sittinginthepower🍀🍀🍀
淡路島にある、伊弉諾神宮の次に向かったのは古事記や日本書紀にもある伊弉諾尊と伊奘冉尊の両神々が国産みを行ったとして有名なオノコロ島ではないか?と伝えられている沼島へ向いました。島へはフェリーで向います。ここで朱雀会名物のアクシデントが起こりました。35名がそれぞれの車で集合場所を目指すのですから、1台か、2台は道路事情もあるしフェリーに乗り遅れるだろうと朱雀会の猿田彦こと、旅なれしている和社長が話していましたからそれもあるだろう!と心していましたがなんと!はなゑ社長が乗
こんばんは、ハーモニカッパひとみです☆さるっ、ごりら、ちんぱんじ~♪っていう歌を昔よく口ずさんでいたんですけど、今日このblogを読んでくださっている方、どうでしょうか?歌ったことありますか(^-^)?こちらのサル・ゴリラ・チンパンジーのメロディは『ボギー大佐』という曲だそうです。去年の12月も終わりのころに検索して初めて知りましたこの曲は後、編作曲され『クワイ河マーチ』というタイトルで映画「戦場に架ける橋」で使われたそうです。
こんばんは~出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。初めての方も、よろしくお願い致します。古事記などの神話では神々の世界から神が降りてきて出来上がったのが、地上世界とされています。そうなると、神霊界には人間の創造出来ないような絶対的な創造世界のようなものがあり、視える世界は視えない世界に支配されているようですがその「証拠」を示すのが、
ご訪問ありがとうございます。景行天皇の九州征伐も3回目で、行宮アングウ、カリミヤも福岡県大牟田市に移ります。この辺りは征伐というより巡幸となって、地名起源説話ばかりになりますのでささっと読んでしまいましょう。秋7月4日、(天皇は)筑後チクゴ国の御木ミケ(福岡県三池郡、大牟田市付近)に到着し、高田タカタの行宮カリミヤにご滞在になった。時に、倒れた樹木があった。長さ970丈=約2,930mであった。役人たちは皆、その樹木の上を通って往来した。当時の人は朝霜の御木のさ小橋オバシ
(但馬国久々比神社)■表記紀…句句廼馳記…久久能智神*宮中祭儀「大殿祭(おほとののほがい)」では屋船久久遅(ヤブネククノチ)*他に久々乃之知命など■概要◎いわゆる「木霊」。以下Wikipedia引用『精霊は山中を敏捷に駆け回るとされる。木霊は外見はごく普通の樹木であるが、切り倒そうとすると祟られるとか、神通力に似た不思議な力を有するとされる』◎イザナギとイザナミ神との間の神生み神話で生まれた神。木を支配する神、木の祖神、木の精霊などと言われています。「クク」は木々
今回は「罔象女命~沢山の人から愛されモテモテになりたい貴女へ~」と題してお話をしていきます。罔象女命(みずはのめのみこと)・・・聞きなれない神様かと思います。全国各地に祀られているのですが、マイナーな神様のか有名では有りませんね。東京・愛宕神社~罔象女命(みずはのめのみこと)とは?~日本における代表的な水の神(水神)です。古事記の神生みでは、火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を生んで陰部を火傷し苦しんでいたイザナミがした尿から成れ(物から成った=”物から変わった”ことが示される言い回
【シナツヒコ/風の神様】@art.mochida.daisuke風の神様シナツヒコ(志那都比古神)は、『古事記』では、イザナギとイザナミが夫婦の契りをして産んだ神々の一柱が風の神シナツヒコです。『日本書紀』では、イザナミが朝霧を吹き払った息からシナトベまたの名をシナツヒコ(級長戸辺命またの名を級長津彦命)が産まれたとされています。名前の「シナ」は、「シ」が風の古語とも「息」ともいわれ「ナ」が「多い」や「大きい」という意味を持つので、「大風」あるいは「大きな息
みなさん、こんばんは!おはようございます、こんにちは☀️今日は、前回のブログでみなさんにご紹介させて頂いた「三騎神社」に祀られている一柱の神様。「瀬織津姫命(せおりつひめ)」について解説したいと思います📓🖋️✳️瀬織津姫命(せおりつひめ)✳️「瀬織津姫命」は「古事記」や「日本書記」には登場しない、神道の祭祀で唱えられる「大祓詞(おおはらえことば)」に登場する「祓戸四神(はらえどよんしん)」の一柱の女神様です!!水の女神であり「白龍」の化身とも言われ、なぜか歴史から抹消(封印)された神
古事記と日本書紀の大きな違いは、編者と私は思っています。そんなの当たり前??そうなんですけど、なんというかですね猿人類VS新人類、んー、現地人VS渡来人的な感じの違いなんです。作られた趣旨、目的も違うのはもちろんですがやはり古事記の最大の魅力は、太安萬侶が稗田阿礼の口伝を書にした、というアナログ感と、物語要素が強い所。口伝だからこそ、ドラマチックな展開も入り込みますし、その先は特に聞いてない。みたいになれば、当然にぶつ切りにもなる。このお二人に託されたのは、単に文字がかけるとか、
【白髭神社(しらひげじんじゃ)】(福岡市西区)@art.mochida.daisuke博多湾に浮かぶ能古島(のこのしま)に鎮座する「白髭神社」は、能古島の産土神として崇拝されていて、社伝によると奈良時代の創建とされ、神功皇后(じんぐうこうごう)や志賀明神(しがみょうじん)サルタヒコ、三筒男命(みつつおのみこと/住吉三神)を祭神としています。「神功皇后が三韓征伐の際に住吉の神霊を残した島」なので“残島(のこのしま)”となり、現在の能古島の地名となったといわれ、この神霊を留め祀ってい
こんにちは😃小学校低学年だったわたしにはバイブルがありまして、それが手塚治虫先生の「火の鳥ヤマト編」でございます✨✨詳しく書くと、アニメ映画のほうだったのですが😅今のわたしを作り上げ、のちに長男の名前にもなったくらい、心が震えるような内容だったのです。※火の鳥ヤマト編より出ました、クマソの国のお姫さま、カジカ✨✨この火の鳥ヤマト編は、第12代景行天皇の古墳時代に、皇子ヤマトタケルと九州のクマソの姫カジカが恋に落ちるという、ロマンあふれるにもほどがある内容なのです😅クマソというのは熊