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独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。このブログは僕の体験記の7回目です。今回は、口述試験です。前回の記事を読みたい方はこちら。口述試験とは口述試験とは、試験委員2人から質問を受けて、その場で答えるものです。考える力は一切要求されません。すべて暗記して、瞬時にこたえるだけす。気の利いたことを言う必要はありません。要は、知ってるか知らないかだけです。わからないと、ちょっとだけ誘導してくれますが、それでもわからなければアウトです。
エアーインテイクが詰まったらオルタネートエアードアーが開くがエンジン出力が10%減少する。
ELTについて知っておかなければならないことを書いていきます。・作動条件・121.5と406.01の違いについてです。まずELTの作動条件。いつ作動するか知っていますか?どこのメーカーのELTかによって違うとは思いますが一般的にC172で使われているELTは2.3Gが生じた時に作動します。これはELTのメーカーが出している資料に載っています。おそらくどこのELTのメーカーも仕様に関しての資料は出していると思うので、確認してみてください。次に121.5と406
運航規程は飛行規程と違って人に関することが多い。もちろん飛行機に関係することも飛行規程に上乗せして基準を設けていたりもする。人に関すること、というのは運行管理者の業務内容だったり、客室乗務員の配置だったり、乗組員の訓練の方法、勤務時間の制限など。検索すればどんなことを書けば良いかは出てくる。ここで気になるのが最低安全飛行高度だ。運航規程に書かなければならないものの一つとして出てくる。最低安全高度とはちょっと違う。・最低安全飛行高度最低安全飛行高度は、航法上の誤差、航
G1000のAHRSについてです。AHRS-AttitudeandHeadingReferenceSystemThisvideoexplainshowtheAttitudeandHeadingReferenceSystem(AHRS)works,theinstrumentsfedbythisunit,anditsadvantagesoverconventionalanalog...youtu.beAHRSSYSTEMEXP
この図が一番覚えやすい。
航空機及び装備品等の検査に関する一般方針、というサーキュラーの中に、飛行規程の管理というところがあって、飛行規定に書かなくてはならないことが決まっている。(2)航空機の限界事項航空機の限界事項には、耐空性審査要領に規定される事項及び以下の事項とともに、当該航空機に必要とされる事項が記載されること。(a)「運用様式限界」として、次の運用様式の中から、別表の運用様式限界等判定表により判定した結果、許容されるものについて定めること。なお、その際に「この航空機は必要な装備を施した場合、
運動包囲線図の線はそれぞれ意味が違う。全部一緒だと思ってたやつはパイロットはやめましょう。向いてません。まず緑の線。これの線の意味はその荷重倍数がかかった時の失速速度。緑の点線のように、縦軸の任意の荷重倍数から線を引っ張ってきて、緑の線とぶつかったところの速度を横軸から読み取る。その速度がその荷重倍数での失速速度だ。次に青い線。これは単なる制限荷重倍数で、速度は関係なしに超えてはならない。赤い線はVne。つまりこの線は速度制限を表している。これはいかなる時も超えては
以上。
加速失速とは荷重がかかって失速してしまうこと。普通、失速というと速度が減って迎角が大きくなることで起こることを言うけど、荷重が原因で失速することもある。その荷重がかかっている時の失速速度は失速速度=Vs√nnは荷重倍数例えばVs=10ktの飛行機があるとする。その飛行機に100の荷重倍数がかかっていたとする。この時失速速度=10√100=100ktとなる。この飛行機が仮に50ktで飛んでいたとする。何もなければVs=10ktなので問題なく飛行できる。しかし急に
洋上管制区ではFL55以上〜FL200未満はクラスE、FL200以上はクラスAとなっています。ではFL200はVFRでは飛べないのでしょうか。結論から言うと、民間機は飛べない、自衛隊などの国の飛行機は飛べる、です。洋上管制区って実は日本の領空ではないので日本の法律が及びません。なので日本の法律では上記の問いに対する答えは出せません。しかしICAOの国際民間航空条約でクラスAをVFRで飛ぶことは禁止されています。それゆえ民間機はVFRでは飛べません。しかし国の航空機はこの
航空障害灯の覚え方って面倒だよね、、まず、二つのグループに分ける。高高度航空障害灯、中高度白色航空障害灯、が第一グループ。中高度赤色航空障害灯、低高度航空障害灯、が第二グループ。次に色。第一グループは白。第二グループは赤。次にどんなものに付くのか。第一グループは、60m以上で「細長いやつ、骨組、制限表面系の投影面内にあるガスタンクなどで背景と混同しやすいもの」このうち150m以上のものは高高度航空障害灯。60〜150mは中高度白色航空障害灯。第
・自家用操縦士の範囲・報酬を受けて無償の運行・機長として航空機運送事業のように供する航空機であって、構造上1人で操縦する航空機の操縦・運送事業に供する航空機で、機長以外のものとして操縦をする・航空機使用事業に供する航空機の機長赤字は覚えるのが面倒だから赤字にしてるだけね。事業用操縦士ができるのはすごく大雑把に言えばエアラインの機長以外ってこと。エアラインの機長は定期運送用操縦士ってのが必要。なんでこれが必要かというと、旅客とか貨物を運ぶ飛行機って基本的に大きいよね。つま
エンジンの冷却系統は、空気冷却方式でエンジン・カウリングとシリンダー・フィン及びバッフル(導風板)で構成される。エンジン・カウリングは、上部カウルと下部カウルとに分割取り外しができ、整備性を良くしている。胴体側の取付けは、ゴム製のショック・マウントを介してエンジンからの振動を吸収させている。カウル・フラップは装備されていないので冷却空気流量の調整は出来ない。つまり上昇中とかはエンジンの温度が上がりやすいんだよね。あとはオイルでの冷却かな。こちらはまた別の記事で!
G1000ってよく見ると、スコークの横にALTとかGNDってあるよね?あれって実はGPSで高さと速度を検知して、飛行機が浮いているのか地上にあるのかを判断してるんだ。だからCPLもIFRも実はGPSを使っている。(笑)
弁理士試験の予備校合格体験記を書き終えましたが、予備試験・司法試験との比較という視点から、弁理士試験対策を論じてみます。弁理士試験を最後まで受け終えて、法律系資格試験という点で共通する予備試験・司法試験との比較をしてみようかと。両方受かった上でブログにおいて比較評論をする酔狂な人も稀でしょう。1短答は明らかに弁理士の方が難しい予備試験の短答7科目に対し、弁理士試験は特許法・実用新案法、意匠法、商標法、条約、著作権法、不正競争防止法で、分野の数的にそれほど見劣りしません
Vyは高度が上がるとどうなるでしょう。IASで考えるならVyは小さくなります。理由は簡単。余剰馬力が小さくなるからです。もっというと、必要馬力曲線が上に上がり、利用馬力曲線が左下方にシフトするからです。図で見てみましょう。利用馬力曲線の方から考えます。こんな感じです。必要馬力曲線が情報にシフトするのは大丈夫ですか?時間がある時に足しておきます。んで、この二つを合わせるとVyは下がりますね。
こんにちは、wataです。週末には論文試験がありました。受験された方、本当にお疲れ様でした!早速、口述試験対策に進まれる方が多いのか、論文試験終了後から、口述試験関連の記事へのアクセスが増えています。頑張る方々へ、何か少しでもお役に立てられればと思い口述試験対策について、書いてみます!※ちなみに私は、口述試験は一度落ちています(笑)不合格だった年の対策と、合格だった年の対策が分かるように書こうと思います。合格した年、不合格だった年のいずれも共通して
・特定操縦技能とは?その航空機の操縦に従事するのに必要な知識および技能であって、その維持について確認することが特に必要であるもの。・審査は航空機の種類ごとに行われる。飛行機の単発で審査を受けたら、飛行機の多発も操縦できる。・期間は2年ごとに受けないといけない。しかし期限から45日前から申請できる。その場合は元々の期限に2年を足す。つまり最大で2年と45日の有効期限になる。・どういう人が対象かというと、要は操縦技能証明を持っていて操縦又は監督をしようとする人。AIMの1022
報酬・・・操縦という労働に対する対価を受けること。給料。無償・・・運賃を取らないこと。注意事業用操縦士の業務範囲は全部「又は」で繋がってるからね。「かつ」じゃないよ。②お客様から直接お金をもらって飛行機を飛ばすこと(有償飛行)セスナを買って、お客様からお金をもらって飛行機を飛ばすことはできません。わかりやすく言うと個人タクシーのようなことはできません。無償であればできます。意外にできそうな感じがしますができません。エアラインは運賃をもらってますが、あれは機長がもらって
NOTAMの範囲知ってる?AISJAPANのメニューからAIPを開いて、GEN3.1-4のページに記載されている。ページ左側のランチャー上部にある「JP」を押下しPDFファイルの日本語表示にすると確認しやすいよ。
バンクが大体73°超えたくらいで3.8Gになるね。あと2.3G超えるとELT鳴る。
VxはIASで考えると高度と共に増加します。理由を説明します。その前に物理でいう仕事とは何かを理解してください。一言で言うと、仕事とはその物体を動かす能力、みたいなもんです。力✖️移動距離ででます。この式は人間が勝手に決めただけです。具体的にみていきましょう。スラストTとは力です。単位はN。このTの力をかけたら飛行機がnメートル動いたとしましょう。そしたらこの力Tは飛行機に対してTnの仕事をしたことになります。では一秒間にした仕事を考えましょう。1秒間にAメートル
まずTCDとは「航空機や部品の安全性を確保するために、改造や点検が必要であると航空局が判断した場合、航空局が航空機の所有者に対して発行する。」ものです。法的拘束力があります。ここで大事なのは所有者です。従わない場合は所有者が罰則を受けます。使用者ではなく所有者です。なぜだかわかりますか?整備や点検を管理しているのはほとんどの場合所有者だからです。飛行機をレンタルする場合を考えるとわかりやすいでしょう。レンタルしようとしたら、「その飛行機TCDが出てます」なんて急に言われてもどう
やりたいならこの基準に従っていなければならない。https://www.mlit.go.jp/notice/noticedata/pdf/201107/00005460.pdfざっくりまとめると独立型衛生もマルチ型衛生も、アメリカの基準または航空法施行規則14条の1の承認を受けていなければならない。これらどちらにも当てはまらない時は誤差が0.124NM、地上と上空での決められた検査、他の機器に雑音や不具合を与えないこと、何か問題が起きたら警報が鳴ること、などなどクリアしなければな
バフェットとはある物体に対して、上流で生じた流れの乱れにより、変動荷重が作用して生じる振動現象のこと。例えば、航空機の主翼や胴体から生じた失速渦が、尾翼に作用する流体力を変動させ、機体を振動させる現象などが知られている。つまり機体のどこかで生じた空気の流れの乱れが、機体の別の部分に当たって振動がおこること。これに対しフラッタは、機体のある部分が空気の流れを乱し、その結果機体のその部分がまた振動してしまうこと。『フラッタを少し詳しく』飛行機が地上でタキシングしている時、機内から翼を見
バキュームについて。POHに下の図がある。ポンプとtransducerはどこについているのか。ポンプはこれ。まあ見るからにカウリングの中だね。ポンプの仕組みはこんな感じ。ベーンポンプ説明youtu.be実物はこれ。大体一緒でしょ?次にtransducer。これはバキュームの圧力測ってPFDに情報を送っている装置。下の図を見る感じ、計器パネルのすぐ後ろにある。関係ない図も載っけているけど、頑張って見つけてみて。整備の人たちが見る資料だよ
どちらも日本語では失速速度又は最小定常飛行速度という。これらの定義は知ってるかな?Vsは機体をコントロールできる最小速度。Vsoは最前方重心位置での着陸形態において機体をコントロールできる最小速度。POHに書いてある。
この場合はその航空機の製造者が発行しているSBのオーバーホール等を考慮して使用者が判断する必要がある。試験では飛ばないって言っとけば大丈夫。
図かけるようにしましょう。理屈で描けるように説明します。まずタンクです。ここで知っておかなきゃいけないのは・補給口にはフィラー・インヂケーター・タブがありタブの最低部までの補給で17.5galの使用可能燃料が得られる。reducecapacityFiltertabの下までfuel入れたら17.5ガロンってことです。・フィッティングが左右それぞれ2箇所ある。フィッティングとは液漏れを防いだり、燃料が通るチューブが動かないようにさせるものです。・左右それぞれにタンクドレインバル