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今日はシリーズ3作目、モザイク胚についてです。前回は、「染色体は細胞の中に存在し、PGT(着床前遺伝学的検査)では通常5個ほどの細胞を解析する」という点についてご説明しました。さて、染色体が細胞の中にあるということは、細胞ごとに染色体の状態が同じとは限らないということを意味します。🧬トリソミーとモノソミー通常の染色体は1番から22番までの常染色体が2本ずつと性染色体(XXもしくはXY)の46本から構成されますが、トリソミーとは染色体が3本あること、モノソミーとは染色体が1本し
体外受精の発展により、妊娠率の向上や多胎の減少が実現しましたが、その一方で「使用されない受精卵(余剰胚)」が大量に残されるという新たな課題が生じています。米国では推定62万個以上の胚が凍結保存されており、その一部は所有者が連絡不能となった「放棄胚」とされています。従来の選択肢は、廃棄、研究への提供、他カップルへの提供などに限られていますが、多くの患者がこれらの方法に抵抗感を持ち、受け入れられないケースが多いと報告されています。このような背景から注目されているのがCompassionateE
🌷はじめに妊活を進める中で「子宮の形が少し違う」と言われることがあります。その一つが「中隔子宮(ちゅうかくしきゅう)」。子宮の中が薄い壁(中隔)で仕切られている状態を指します。これがあると、受精卵が着床しづらくなったり、流産しやすくなったりすることが知られています。けれど、なぜそうなるのか――そのメカニズムは長い間、はっきりしていませんでした。そこで今回の研究では、超音波(エコー)で子宮の「動き」=収縮(ペリスタルシス)を定量的に分析し、中隔子宮と正常な子宮の“リズムの違い”を明
体外受精を繰り返しても卵子が成熟しない、受精しない、分割しない、あるいは胚盤胞まで育たない患者さんがいます。これまでは「原因不明」とされることも少なくありませんでしたが、近年の遺伝学の進歩により、その一部は卵子側の遺伝子異常によって説明できることが分かってきました。その代表がOZEMA(Oocyte,ZygoteandEmbryoMaturationArrest)です。今回ご紹介する論文は、このOZEMAについて世界で初めて明確な診断基準を提案した非常に重要なレビュー論文です。OZE
🕊️「少し遅い」だけで、ダメじゃない体外受精の過程で、受精卵(胚)の成長スピードには個性があります。ある胚は5日目にはしっかりと「胚盤胞」になりますが、別の胚は6日目、7日目とゆっくり進むこともあります。この「ゆっくりタイプ」の胚は、以前は「質が低いのでは?」と考えられてきました。しかし、最新の研究はこの考えを少し変えるかもしれません。🔬研究の概要この研究では、正常染色体(euploid)を持つ胚のうち、「発育が早い胚(Day5)」と「遅い胚(Day6〜7)」を比較しました。そし
昨日無事に採卵を終え、本日の朝9時過ぎに杉山産婦人科さんより受精確認メールが届きました!こんなメールを送ってくれるなんて、、、さすが不妊治療最大手のクリニックだな〜と感心といってもまだ受精を確認できただけなので、ここから無事に胚盤胞まで育ってくれるのか自宅採精した精液所見も悪かったので、受精方法をどのようにしたのかも気になるところ今はただ祈るしかありませんが、1つでも多くの受精卵を凍結できますように…!!同じ日に採卵を頑張った同志にも同じメールが届いていますように…!↓初の無
胚移植は不妊治療の重要なステップの一つですこの大切な時期の適切な過ごし方のご紹介です胚移植後の日常生活胚移植後の生活においては、家事やデスクワーク、自転車の利用など日常的な活動は問題ありません。しかし、胚盤胞移植の場合、とくに移植後1〜3日は着床の可能性が高い時期です。この時期には、走ることや激しい運動、性交など、子宮収縮を助長する活動や腹部を圧迫する動作は避けることが推奨されます。安静についての最新の知見安静を保つことが、必ずしも着床率や妊娠率を高めるわけではありません
🌸子宮外妊娠のあと、また妊娠できる?子宮外妊娠(異所性妊娠)を経験された方から、よくいただくご質問があります。👉「もう妊娠できないのでは?」👉「次はまた同じことが起きるのでは?」とても自然で、大切な不安です。今回は最新の研究をもとに、👉子宮外妊娠の“これから”について分かっていること・まだ分かっていないことを分かりやすくお伝えします。🧬子宮外妊娠とは?👉受精卵が子宮ではない場所に着床してしまう状態👉全妊娠の約1〜2%に起こるとされており、多くは卵管に起こります。
東京出張のご案内2026年9月28日(月)〜30日(水)※のこり枠わずかです東京にて対面セッション・本質コード解析・講座を行います。あなたの「原点」に還る時間を、ご一緒に。THEROOTSカードカードのお披露目・販売もできます。発生学・人体構造・自然法則から、生命の設計図を読み解くTHEROOTSカード。実際にカードをご覧いただけます。個人セッションあなたの本質を紐解き、今起きていることや人生の流れを読み解きます。.*·.⟡┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⟡.·*.
「不妊治療による凍結受精卵「廃棄出来ない」、出産後に突きつけられた問い」と題する記事がありました。内容の一部です。体外受精でできた凍結受精卵を、治療後はどうするのか――。不妊治療の普及とともに、多くの夫婦が直面する一方で、治療中にはあまり意識されない問題だ。30代後半で不妊治療を経験した東京都在住の会社員、梨乃さん(仮名、41歳)は2人目出産後、残った凍結受精卵を廃棄するか、もう一度治療で使うかで思い悩んだ。仕事のキャリアや家計、年齢を考えて子どもは2人までと思っていたが
こんにちは!胚培養士の大野です。今回は、培養部のスタッフが2025年8月に名古屋で開催された「日本受精着床学会」で口頭発表させていただいた「前核期人為的透明帯除去法(ZPF)の適応条件の後方視的探索」の内容をご紹介します。以下は、胚培養士中山からのレポートです。先日、生殖医療に関する大きな学会のひとつである「日本受精着床学会」に参加してきました。名古屋で開催され、全国から先生方や研究者が集まり、最新の研究や技術について発表が行われました。会場は熱気にあふれていて
アラフォー専門妊活コンサルタント塾長高橋です。「頑張っているのに授からない…」そんな方に、今日は少し厳しいお話をします。もしかすると…あなたを授かりにくくしている原因は、**体ではなく「執着」**かもしれません。実は塾長は…執着を捨てられずに授からない女性を、これまで何人も見てきました。今日は、その本質についてお話しします。執着って何?「執着」って何(・・?なんて言ったらいいんでしょうか。執着は執着なんで