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乳癌のグレード判定とT分類についてお話してきました。おおまかには書けたかなと思いますがもし追加でご質問あれば教えてください。さて、本日は少し話しが変わって原発不明癌の話を。事の発端は、60歳代女性の大腸の生検でした。内科ドクターの見立ては、原発性大腸癌(大腸から発生した癌)なり。顕微鏡でプレパラートをみると、癌だけど、いつもの大腸癌の顔つきではない。大腸癌は、乳癌や胃癌と違って、高分化管状腺癌や中分化管状腺癌という種類がほとんどなので、『いつもと違う』というのは
2024.7.30前日にかかりつけの耳鼻科から『紹介状書くから明日すぐ行って!』と言われて、しぶしぶ仕事を午前休にしてもらい、朝イチで総合病院へ。総合病院の耳鼻科の部長先生。ちょっと怖かった「たぶん膿疱ですね。今から造影CT撮ってきてください。」いまからですか午後から仕事なんですけど…「今からです」結局仕事は午後からも休ませてもらう連絡を入れました。造影CTは2回目だったけど、前回より体が暑くなって気持ち悪くなってしまったアレルギー反応ではなさそうで、ひとまずホッ「腫れてる
ご無沙汰してます🙇2022年4月、突然の、中咽頭がん宣告の私に、様々なアドバイス応援まで、改めて、御礼申し上げます🙇皆様への、感謝の気持ちを、忘れた事は、1日もありません🙇ブログも、陰ながら拝読させて戴いてます🙇手術、治療後、私自身、心がいっぱいになり…幸い良き担当医に出逢え、治療の一環として、病前のブログも再開、ある資格を取る為の勉強。通院しながら、自分自身を見つめ直してる日々です。本日の投稿は、皆様への感謝の気持ちと、経過観察中の私が、物凄く感銘を受けた事がありましたの
こんにちは前回の術後パニックの話から更新できてませんでしたが、手術で摘出したリンパ節(転移巣)を遺伝子パネル検査に出してて、その結果が出たとの連絡をいただき、急遽通院してきました。この検査について、ネガティブ思考の自分にしては珍しく、良い結果が得られる予感がしてました。ただ、それなら電話でその旨一報くれるんではなかろうかとか、多少の不安要素はありつつも病院に向かいました。ちなみに、検査前の説明では、この遺伝子パネル検査では、癌化に関連する既知の遺伝子異常の有無を調べるもので、ものによっ
こんばんは今日はPET-CTを行いました。CT画像でがん細胞がいる部分が赤色で表示されるものです。結果は、左脇のリンパ節のみで反応が見られました。発病時は首周りのリンパ節でも反応があったと記憶してますが、今回は反応なし。今回の検査でも、特に転移について有益(?)な情報は得られなかったのですが、先生からは、前回の方針どおり抗がん剤治療を再開することとし、開始時期を3月末で提案されました。これから、先生方の内部協議を行い、最終決定後に連絡をいただくこととなりました。一応、覚悟はして
今日は腹水を抜く日でした、何とか一週間我慢できるようになりました。さすがに最後の晩はキツいけど(-_-;)最初は時間も掛かり、量もあまり抜けませんでしたが…今は2時間掛からずに5リットル抜けます。とりあえず終了。そして妻と娘が同席し…緩和ケアの説明が。まさか…余命が…。
今日は通院日でした。前回の記事で書きましたが、そろそろ癌治療再開を考えなければいけない状態になってきました。今日の採血で腫瘍マーカーCEAの数値は230(12月末は130)まで上昇しており、また上げ幅が大きくなりました。ただ、今日のCT検査でも転移を疑うような腫瘤は確認されませんでした。自覚症状もありません。それでもこれまでの経過からすると放置で良いとは判断し難いですよね。クリティカルが場所に転移し、手がつけられない状況になる可能性も0ではないため、そうなるよりは先手を打って治療再開
2024.10.1予定通り、入院しました。朝10時に受付を済ませて病棟へ。執刀医とはまだ会えていません執刀医がいなかったため、オペ説明は外来の主治医が代わりにしてくださったので、安心感があってある意味ラッキーではありましたオペ説明を聞くために、両親(高齢)も来ていたのですが、感染対策で病室には入れないから少し離れたデイルームで待っててもらってたんです。で、『先生来られたので今から説明始まります』と看護師さんから声がかかり、すぐ両親呼んできます!!と行きかけたら、向こうから先生が『見
2024.10.8tue急な退院バナシで不安が膨らんでいたところ、朝、主治医が来てくれました。主治医の顔を見るのが3日ぶりで、顔を見れただけでも安心感が大きかったです開口一番、『だいぶ痛い?』と、聞かれたので、痛いです昨夜も点滴追加しましたし、このまま帰るの不安すぎますと、思いの丈を伝えました。①痛みのコントロールについて→家でも病院でも使えるもの(薬)は同じ病院にいたら励ましてもらえるというオマケがつくだけのこと(そのオマケが大きいのだけどね)②
こんばんはなかなか体調が戻らずそんな中「緩和ケア説明」に行きました。いや〜体力的にキツかった帰宅してヘトヘト久々の🚃でリフレッシュはしたけど体力的に…「緩和ケア」はとりあえず登録などなど事務手続き。今週はもう一件、「セカンドオピニオン」とりあえず行ってみます。体力回復とりあえずくじけないように頑張るぞ[Amazonブランド]SOLIMO栄養ドリンクリオパミン3000100mlx50本[指定医薬部外品]Amazon(アマゾン)2,731円${SHOP_
お久しぶりですまた随分長いことブログから遠ざかっていましが、実は最近、、抗がん剤で死滅したかと思われた自分の毛根たちが、鏡で見ると、ふさふさになってる!「いや、もう以前とほぼ変わらないくらい原状回復したかも」・・・という夢を頻繁に見ています。治療開始つまり外見が大きく変わってからほぼ3年が経過したわけです。あまり意識しないようにしてましたが、やっぱりただの薄毛とは違い、明らかに健常者でない見てくれであり、深層心理でも色々と影響
2024.10.4無事に点滴が外れて、残すはドレーン2本のみ!このドレーン、太さ1㎝弱のものが鎖骨下を縦方向に5㎝くらいに渡り、皮下組織に2本埋め込まれていて、超絶痛いでも、術後の排液のためには必要なんですよね。ご飯の時も、ずーっと自分の血液が溜まってるバッグが視界に入って、なかなか気持ち悪い絵面やなぁと思ってましたこの日は、術後ハイ?もあったし、まだ腫れたり浮腫が出てなかったため、痛み止めの薬を飲みつつ過ごしてました。ただ、切除した扁桃腺の断面に、傷口を保護するシートが貼ってあって
前回投稿したように、入院当日に取りやめになるという事態となり、時間ができたことで改めて色々調べて考え始めました。『発覚まで⑤仕事引き継ぎと驚きの展開』2024.8.27職場の上司に事情を話す。なんせ急なことなので、引き継ぎできるのは1週間しかないでも入院は5日間だけの予定だし、その後の自宅療養を入れても1ヶ…ameblo.jp2024.9.5最初に行った耳鼻科へ行き、事情説明。このまま、今の総合病院でオペするのがいいのか、そもそも悪性の可能性はあるのか?など、意見を伺いました。『取った
2024.7.13朝の洗顔後、顔のスキンケアで手に残ったクリームを首にも塗ろうと首に手をやった時、何これ?右の顎の下あたりに、大きめのうずら卵くらいの硬いしこりに触れました。リンパ節腫れちゃってると思いながら、この時は全く心配していなかった私。というのも、この1年間、ある資格の勉強をしていて、仕事と勉強の両立がとても大変だったのと、その他にも神経を使うことが色々重なっていたので、ちょっと無理しちゃったなと思った程度でした。その2日後に試験を受け終わったので、これでストレスも減って
2024.9.26扁桃腺の生検結果を聞きに病院へこの日も息子は上司に事情を説明し、午前休をとって来てくれましたありがたや。前回の通院後、扁桃腺に癌が見つかりさえすれば、原発が特定できて治療方針も明確になる!と祈り続けて過ごしたので、気持ちは割と穏やかでした。が!!!ドクターは開口一番、『前回の生検からはやっぱり(癌は)出ませんでした』チーンこれは、これからの治療とともに私の人生がハードなものになることを意味していると一瞬で理解し、そこから先は私、意識が朦朧としてどこかにワー
2024.9.17セカンドオピニオンのB病院へ。息子と両親も同席してくれました。感謝です。穏やかそうな先生でひとまず安心。丁寧な口調で説明が始まり、⚫︎細胞診でclass3なので、確定した訳ではないけれど、PETでこれだけ光るというのは悪いものの可能性が非常に高い。⚫︎リンパ節は転移病巣なので、そこだけ手術しても片手落ちになる。原発を特定したいが画像ではわからない。⚫︎場所的に扁桃腺にがんがあることが多いので、今日扁桃腺の一部を採取して生検したい。⚫︎治すことだけを考えたら、容赦
今日はお仕事がお休みだったので氏神神社に参拝しました。今日は敷地内にあるいくつかの神社にもご参拝。平日だから人が少なくてお天気もよくて気持ちのいい時間でした。私なんかが何度も来ていいのか?なんて考えてしまう小心者ゆえ、始終そわそわした不審者に見えていたらすみません(今までのこと→『経緯まとめ』)2019年2月、バルトリン腺嚢胞と言うことで摘出手術を受けたら、摘出したものの中からがんが見つかり、外陰がん(バルトリン腺がん)と診断されました。しかし、2020年7月、がん
2024.8.27職場の上司に事情を話す。なんせ急なことなので、引き継ぎできるのは1週間しかないでも入院は5日間だけの予定だし、その後の自宅療養を入れても1ヶ月後には復帰できるはずなので、最低限の引き継ぎをして9月から休みに入ることになりました。2024.8.28がん相談支援センターへ。悪性かもしれないということで、今後の仕事の両立の不安や、経済的な面、急な展開についていけない気持ちを誰にも相談できず苦しくて相談に伺いました。ところが、「今の情報だけではお伝えできることは何もあり
【2024/11/12(火)】今日は婦人科の経過診察2回目。と言っても、血液検査などはなくて、放射線治療後の経過報告と次回の造影CT撮影の日取り決めのみ。放射線治療の副作用の炎症も回復に向かってるし問題なし。次は年明けに造影CTと血液検査をして経過を見ます。夏の手術から放射線治療を経て、経過診察も終わり、やっとひと段落つきました(今までのこと→『経緯まとめ』)2019年2月、バルトリン腺嚢胞と言うことで摘出手術を受けたら、摘出したものの中からがんが見つかり、外陰がん
こんにちは(^^)昨日は思ったように歩けなく…ショックを受けてへこんでました。身体ってこんなに変化の激しいものなのですね。昨日は出来た事が…今日は難しい。すいませんm(__)m何かへこむ事が…多くて。「夜」更にショックな…入浴後に…(^_^;)のんびり座った浴槽から立ち上がれなくなり…妻に助けを…昨日は普通に自分で出たのに…。ヤバイ…まずは足、何とかもどさなくちゃ。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓オッサンですm(__)m皆さん、いつもありがとうございます(^^)
2024.10.6相変わらずの激痛と、身体を伸ばして寝ると息が出来ないという謎の症状に見舞われて、ベッドのリクライニングを起こして、膝を立てて眠る日々。まるで路上で酔っ払いが座って無防備に眠りこけてるような、そんな感じですでもなぜか、それが一番呼吸が楽なんです。この日は明け方3時にまた激痛で目が覚めたけど、この時間に飲める薬はないとわかっていたので、ひたすら耐えていました。深呼吸をすると少しマシになるので、マインドフルネスしてみたり、ヒッヒッフーーーとラマーズ法の呼吸を試してみたりして
2024年闘病記録12過去にさかのぼって投稿しています2024闘病記録1からどうぞ原発不明の私の骨転移まだまだ検査が続きます…入院22日目には、大腸内視鏡検査朝から下剤飲んで腸を空っぽにして検査ですこれも鎮静剤で眠ってるうちに終わりました大腸は、特に問題無し入院26日目には、膵臓の超音波検査膵臓の超音波内視鏡検査は、胃カメラの先端に超音波プローブを取り付けた内視鏡を口から挿入し、膵臓を観察する検査です。体外から超音波をあてるよりも近い距離から膵臓を観察できるため、詳細
こんばんは4月4日、癌化した左腋窩リンパ節を切除するため全身麻酔での手術を受けました。私の心構えが甘かった。その自責の念を込めて、その日の出来事を書くことにします。手術当日、私の手術に携わってくださる方々が次々と見えられて挨拶をいただきました。癌の方の主治医の先生、今回の手術担当科の先生、麻酔医の先生、薬剤師、看護師の方々。手術直前、オペ着を着た若い男性が見えられて、ささっと早口で若「今日担当します。よろしくお願いします。」我「(よく聞こえんかった。何の担当やろう?)はぁ。。よろし
私は山田さんのYouTubeが大好きで毎週楽しみにしていました。今回は美術ではなく、原発不明がんとの発表がありました。現在の症状、治療、副作用を淡々とお話しくださいました。YouTubeは生きてる限り続けてくださるそう。私も生きている間は楽しみたいと思います。そして影ながら一緒に頑張りたいと思います。-YouTubeYouTubeでお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。youtu.beしょ
2024.8.18息子の引越し完了。息子が居なくなった家に帰った途端、喪失感が大きすぎて自分でも驚くほどに泣いてしまった2024.8.19延期していた、首のしこりの穿刺生検の日。針を刺して、しこりの中身を吸い取ります。先生は、試験管にたまった黄色く濁った液体を見せてくれながら、「膿が沢山でてきました。やっぱり感染ですね。何のウイルスか調べましょう。万が一結核菌だと厄介なんで。」悪性の可能性もあると仰っていたのは???「それはほぼないですね。心配しなくていいと思います。」良かっ
こんにちは左腋窩リンパ節切除の手術が完了しました。が、当初、今日退院予定だったのが、火曜日退院に変更となりました。理由は先ほど説明を受けました。切除した腋窩リンパ節は3個いずれのリンパ節も予想以上に腫脹していたため、リンパ節を取った箇所に大きな間隙が生じた。そこにリンパ液等の滲出液が貯留して傷口から漏れ出てくる可能性があるので、ドレーンを挿入し滲出液が出なくなるまで吸い出す。同時に患部を物理的に圧迫し、間隙が埋まるのを待つ。ドレーンが取れるのが3日後(月曜)の見込みで、その翌日退
昨日、腹水を抜いた後に家族に説明がありました。担当医の見解としては、「原発不明癌は一応6ヶ月を基準に考えています。」と。え?(・・;)6ヶ月?12月からだから…。まだ体も動くし自分であれこれ出来ているし、全然実感も無く…。緩和ケアへの切り替えは前もって準備が必要だからと。正直、ケアマネージャーさんにあれこれ相談していた今日も実感が無く、何か変な気分に。とにかく体力を付けて日々少しでも弱った体を戻すだけ。かな〜皆様、始めたばかりのブログに、「フォロー」「いいね」ありがとうございます
2024年闘病記録6過去にさかのぼって投稿しています2024闘病記録1からどうぞ2024年8月21日(入院3日目)この日も朝からいろいろ検査朝から絶食でまずは、胃内視鏡検査鎮静剤で眠った状態なので知らない間に終わりますそれから、レントゲン検査頭部CT骨シンチそして、最後に骨髄穿刺が待ってました実はこのタイミングで病棟が変わりました救急の病棟から、腫瘍内科病棟に移動です窓際のベッドに落ち着きました一番最初に対応してくれた血液内科のイケメン先生が担当です骨髄穿刺
2024.9.9PET_CTを受ける閉所恐怖症のため、少し苦労する2024.9.11結果を聞きに行く映し出されたPET画像は、右頸部リンパ節がピカーッと光ってました『これだけ光ってるのは悪性の可能性が高いので、手術はおそらくリンパ節郭清になります。まずは腫れているリンパ節を迅速診断に出して、悪性と確定したら郭清します。その場合は命に関わらない神経や筋肉などは全て取ります。首をかしげたり、肩をあげることがしにくくなります。神経損傷により、痺れや麻痺が残ります。』『しこりが頸動
こんばんは先週は、通院で術後(リンパ節郭清)初めてのCEA測定をしました。CT検査で確認できる転移巣は全て摘出してどの程度数値が減少しているか、ドキドキでしたが結果は、270.2→28.4大分下がりはしたものの、やはり正常値までは下がらず。次回通院ではCT検査を行う予定です。