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「百花」を観てきました。ストーリーは、レコード会社に勤める葛西泉と、ピアノ教室を営む母・百合子。過去に百合子が起こしたある事件により、親子の間には埋まらない溝があった。ある日、百合子が認知症を発症する。記憶が失われていくスピードは徐々に加速し、泉の妻・香織の名前さえも分からなくなってしまう。それでも泉は献身的に母を支え続ける。そんなある日、泉は百合子の部屋で1冊の日記を発見する。そこには、泉が決して忘れることのできない事件の真相がつづられていた。というお話です。レコ
7月24日月曜日昨日も暑かったですねぇ昼頃に2階のベランダから庭の花にお水あげなきゃと思いながらも。。。引きこもっていました朝からずっとテレビざんまい午後にはテレビからPCへで、UネクストUネクストでは菅田将暉さんと原田美枝子さん出演の「認知症になる原田美枝子さんが菅田将暉さんの母親役」「百花」を観て(自分に置き換えて)複雑な気持ちになる夕方4時過ぎに窓から外を見ると息子の車があってあぁ無事に釣りから帰ってるのね。。。と
『青春の殺人者』。長谷川和彦監督デビュー作。瑞々しい。そして初々しい。正にデビュー作の刻印を刻み、タイトルの青春に相応しい。画面はどのカットも映画的記号に満ち溢れている。全てのカットに青臭い力んだ意気込みを感じる。そこがいい!中でも母親殺しのシーン。なんせ市原悦子だからね。化け物女優の怒涛の怪物演技に引っ張られながらも映画としての危うい均衡を保っていて痺れました。正に水谷豊=長谷川和彦。ビビりながらも辛うじて生き残る。画面は正に映画的記号に溢れている。映画的アクション
「火宅の人」「火宅の人」1986年4月12日公開。檀ふみの父・檀一雄の遺作「火宅の人」の映画化。小説「火宅の人」が連載中の1960年代半ばにおいては、当時の東映京都撮影所(東映京都)所長・岡田茂(のち、同社社長)が檀一雄の異母兄弟で東映のプロデューサーである高岩淡に「これは東宝向けやから、うちは映画にせんとこうよ」と言い、高岩も「いいですよ」という話で終わっていたという。岡田は檀一雄の東大経済学部の後輩にあたり、檀の無二の親友である坪井与と3人で戦後すぐからよく飲み歩い
1976年の日本映画です🇯🇵1969年千葉県市原市で実際に起こった事件に取材した中上健次先生の小説『邪淫』が原作です。監督は長谷川和彦。厳格な両親のもと、溺愛されて育った22歳の青年・斉木順(水谷豊)。親に与えられたスナックの経営を始めるが、ある日両親にスナックで手伝いをしている幼なじみのケイ子(原田美枝子)と別れるよう迫られる。口論の末、父親(内田良平)を殺してしまい、さらには行き違いから母親(市原悦子)までも刺し殺してしまう……。衝撃的な作品でした。内容は親殺しのありきたりなお
先日、BS1で映画「60歳のラブレター」(2009年)を見た。私はけっこう胸が熱くなった。原田美枝子が出ている映画を久しぶりに見た気がした。私は原田美枝子と同世代である。私は20歳の時に原田美枝子の映画を2本見ている。「大地の子守唄」と「青春の殺人者」(長谷川和彦の監督作品)の2本である。20歳だった私はこの2本の日本映画に圧倒された❗そして文字通り[体当たり]の演技の原田美枝子という女優に釘付けになってしまった。原田美枝子はグレイトだと
原田美枝子の小説を「おくりびと」の滝田洋二郎監督がいとうまい子主演で映画化した1987年公開の作品です。杉野洋子は23歳のOL。横山と石田という大学時代からの友だちがいて、二人は洋子に好意を抱いていたが洋子は真面目な横山に惹かれ、プロポーズを受ける。二人は結婚式場探しをしながらも洋子にはふっきれない思いがあり…いとうまい子は当時伊藤麻衣子で23歳。横山役の石黒賢との濡れ場でヌードにこそなっていませんが、最後の方のシルエットだけのヌードはたぶんボディダブルで別人なのでは。とはいえ直に胸を揉まれ
ご訪問ありがとうございますmiwaです今回はコレを観ました多少のネタバレあります【折り梅】2002年/1時間51分原田美枝子·吉行和子·トミーズ雅それは、ある日突然、平和な家庭にふりかかった…。名古屋郊外のベッド・タウン、愛知県豊明市。サラリーマンの夫・裕三とパート勤めの妻・巴、中学生と小学生の子ども二人の4人家族に、夫の母・マサコが同居することになった。ところがまもなく、マサコが変調をきたし始め、病院でアルツハイマー型痴呆症と診断される。バラバラになる家族、ところが…